TOPアメリカン・プロレスWWE 個人物DVD →WWE:Macho Madness The Randy Savage Ultimate Collection Disc Two

WWE:Macho Madness The Randy Savage Ultimate Collection Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@WWF王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.ショーン・マイケルズ(Rampage 4/19/92)
 5日前も戦った両者が再び激突。
 今度は脚のセルもなく万全の状態でのスタートです。
 既に作った攻防を使いながら
 HBKがヒールとしてインサイド・ワークを、
 サベージも自由度の高いロープ使いで戦いを広げます。
 HBKはまだ完成されていないが、プロレス全般を掴み始めていますね。
 人を食ったような事して煽る事も出来ている。
 ただ5日前に比べると表現性は劣っており、小さくなってしまった印象です。
 中々良い試合。

Aランディ・サベージ、ブレット・ハートvs.ショーン・マイケルズ、リック・フレアー(7/20/92)
 80年代と90年代のトップ・スターが同じリングに立っている、という奇跡的試合。
 スター・パワーでいきなり盛り上げ。
 特にサベージの観客に働きかける能力が際立っていますね。
 試合構築面はHBKとフレアーが主導を握り、サベージが孤立役としての受けで魅せます。
 HBKは元タッグ屋として控えの時でも試合に色彩を加える。
 この中ではブレットは何とかついていく側に回ってしまいますね。
 試合が進むにつれスターをタッグに収束した事は評価できるが、最後は完全に権利を無視していましたね。
 中々良い試合。

BWWF王座戦:ヨコズナ(ch)vs.ランディ・サベージ
 サベージは相手のヨコズナが動けるという事で小さく回数を重ねる受けを披露。
 後半体力が落ちているのかダウン状態がやや過剰でしたが
 ピンチの瀬戸際で粘る見せ方は相変わらず上手かったですね。
 最後はクラッシュの乱入で終わりましたが、通常放送としては十分の出来。
 シリアスに惹きこまれました。
 平均レベル。
 試合後ブレット、ルガーが現れ救い出す。

Cライフガード・マッチ:ランディ・サベージvs.リック・フレアー(Bash at the Beach 7/16/95)
 海岸で行われた事でライフガードになっているだけでランバージャック・マッチです。
 試合はお互い小技の見せ方が衰えているのが序盤の完成度が落ちていますね。
 しかし休むことなく一定レベル以上のアクションを続けているのでクオリティはあります。
 場外に投げられたフレアーをキャッチしたのは面白いものの
 それをアンダーソン介入と一緒に行って1スポットとし他に目立ったランバージャック・スポットがなかったのはいけませんね。、
 せっかく特殊形式になっているのですから
 それで展開を補佐しましょう。
 これではライフガードに名前を変更した事も相まってネタだった感が強い。
 まあまあ良い試合。

DWCW王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ランディ・サベージ(Nitro 1/22/96)
 フレアー張りに美女をつれてきたサベージ。
 それにのっとり試合が始まってからもちょっとした心理戦を仕掛けます。
 序盤はCよりも優れていましたね。
 しかし通常放送という事で早い段階で得意技を出して巻いていきます。
 最後はホーガン介入で小さくまとめあげました。
 通常放送なのだからクオリティはこれで良いけど
 問題は通常放送なのに王座が移動している事で・・・。
 平均レベル。

EノーDQ マッチ:ランディ・サベージvs.DDP(Great American Bash 6/15/97)
 前回PPVの再戦ですが
 打って変わってDDPが積極的に攻めるので
 それをサベージがいなす形で素晴らしい乱闘に仕立てています。
 腹を痛めている設定も補助になりましたね。
 そしてレフェリーなどを攻撃したりパウダーに乱入とノーDQならではの演出で盛り立て。
 只後一歩捻りが欲しいですね。
 それは単純にDDPが勝利する事で得られるハッピー・エンドの後味でも良いし
 キンバリーとエリザベスという華のある奥さんがいるのだから彼女らを活かしても良かった。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:10/8/09)

FWCW王座戦(フォールした者が王座獲得):ケビン・ナッシュ(ch)、スティングvs.ランディ・サベージ、シッド・ヴィシャス
 4ウェイにしたら一人分の負担が減るよな。
 しかもタッグにしたら控えとして休めるぞ。
 Wow凄い考えだ。
 そんな理解不能な思考から史上初シングル王座をタッグで争われました。
 タッグにしたからにはちょっとぐらい人間関係を描いてくれるんだろうなと思ったら更に期待の下をいく。
 そもそも相手の行動に対して何の興味も抱いていない。
 戦っている2人の間に1ミクロンの糸も感じさせない薄っぺら。
 最後までそれは続き、シッドがサベージのフォローに回る形で打ち合いにもならず終了。
 ひどすぎる試合です。

 他特典としてインタビューなどを収録。

総評
 ようやく出たサベージの個人物。
 しかし中身はというと簡素なもの。
 選考は良くも悪くもなく極めて普通。
 注目試合がWMに集中しているのでこんな試合もあったんだ、
 この試合がDVD化されたという驚き、悦びは少ないですね。
 ほんと仲の悪いサベージにも関わらず、
 皆の要望に応えて個人物を作ったんだから、それだけで満足しなさい、と言われているみたい。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:4/27/11)

注目試合の詳細

@WWF王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.ショーン・マイケルズ(Rampage 4/19/92)
 サベージが一気に距離をつめるとHBKはびびって場外に逃げる。
 リングに戻ると組む。
 HBKがコーナーに押し込む。
 タックルを狙う。
 サベージはかわす。
 組むとHBKがハンマー・ロック。
 取り返したサベージにバック・エルボー。
 ロープに走りショルダー・タックル。
 ロープに走る。
 ショルダー・スルーを狙ったサベージをコーナーに振り突進。
 サベージはカウンターで蹴り。
 ターン・バックルにぶつける。
 もう1回。
 HBKはたまらず場外に出る。
 サベージが追うとリングに逃げる。
 サベージは椅子をリングに投げ入れる。
 リングに戻る。
 組むとHBKがヘッド・ロック。
 ロープに振られショルダー・タックル。
 ロープに走りショルダー・タックル。
 ロープに走る。
 サベージは場外にほうり捨てようとする。
 ロープを掴んで逆上がりしてきたHBKにクローズラインを決め落とす。
 場外のHBKへのダブル・アックス。
 リング内に戻す。
 HBKが許しを請う。
 サベージは殴りかかるとパイル・ドライバーを狙う。
 シェリーがエリザベスに掴みかかる。
 それを見たサベージは下りてシェリーに掴みかかる。
 危ないからとエリザベスを控え室に戻させる。
 その隙をつきHBKが背後から殴りかかる。
 柵にぶつける。
 鉄階段に叩きつける。
 リングに戻しストンピング。
 ロープに振るとバック・ブリーカー。
 カバーするもサベージがロープに脚をかける。
 HBKがジャブ。
 ロープに走り殴り倒す。
 サベージはコーナーにもたれ蹴り。
 HBKがサミング。
 コーナーに振り蹴り。
 エルボーを打ち下ろす。
 ロープに振り腹にパンチ。
 ロープに走りネック・ブリーカー。カウント2。
 起こすとエルボーを打ち下ろす。
 拳を振るサベージにサミング。
 コーナーで殴りつけていく。
 コーナーに振りけりを放つ。
 サベージは受け止めるとコーナーへのスリング・ショット。
 HBKは鉄柱に頭部を打ち付けてしまう。
 サベージがカバー。カウント2。
 ロープを飛び越えると同時に喉をロープに打ち付ける。
 リングに戻ると背中にハイ・ニー。
 場外に転がり落ちたHBKにコーナー上からダブル・アックス。
 鉄柱にぶつける。
 リングに戻すとコーナー上へ。
 ダブル・アックスを決めカバー。カウント2。
 コーナーに上り飛ぶ。
 HBKが腹にパンチ。
 ロープに振ろうとする。
 サベージが振り返しヒップ・トスを狙う。
 HBKが着地しクローズライン。カウント2。
 スーパー・キック。
 カバー。カウント2。
 ボディ・スラム。
 コーナーに上りダイビング・フィスト・ドロップ。
 サベージがたまらず場外に転がり出る。
 HBKは場外に下りると鉄柱にぶつける。
 リングに戻る。
 レフェリーの注意をひきつけている隙にシェリーがサベージにパンチ。
 HBKはリングに入ったサベージを場外に落とす。
 レフェリーの注意をひきつけるとシェリーが蹴り。
 HBKはエプロンに出るとリングに戻ったサベージを起こしロープへのジョー・ブリーカー。
 エプロンに寝かせてエルボー。
 リングに戻るとジャブ。
 殴り倒しカバー。カウント2。
 サベージが腹にパンチ。
 ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
 サベージが蹴り上げヘッド・ロック。
 HBKがロープに振り伏せる。
 サベージは飛び越えるもレフェリーに激突。
 HBKが先に起き上がりロープに振ろうとする。
 サベージは振り返すとクロス・ボディを狙ったHBKを受け止めロープの上に落とす。
 HBKにボディ・スラム。
 コーナーに上りダイビング・エルボー・ドロップ。
 カバーするもレフェリーは気絶している。
 シェリーがリングに上がり蹴りつけていく。
 サベージが起き上がり指差す。
 シェリーが逃げて場外へ。
 サベージは入ってきたレフェリーを引き寄せカバー。カウント2。
 サベージはお前のせいだとシェリーの方に目をやる。
 HBKにブレーン・バスターを狙うも耐えられる。
 シェリーがエプロンに上がり叫ぶ。
 エリザベスが現れシェリーを突き飛ばしてリングにいれる。
 サベージはHBKを殴りつけるとコーナー上へ。
 ダイビング・クロス・ボディはカウント2。
 シェリーがまたエプロンに上がり叫ぶ。
 エリザベスが脚を引っ張り落とす。
 HBKがコーナーに振ろうとする。
 振り返されるも突進をかわしコーナー上からサンセット・フリップ。
 カウント2で返されバック・エルボー。
 コーナー上へ。
 捕まえようとするHBKをかわして反対コーナーに走るとダイビング・クロス・ボディでカウント3!
 シェリーがコーナー上からダブル・アックスを狙うもかわされ誤爆。
 サベージは2人の頭をぶつける。  


EノーDQ マッチ:ランディ・サベージvs.DDP
  キンバリーだけが出てくる。
  DDPは反対側から入りサベージを不意打ち。
  腕を取るとショルダー・タックルを叩き込んで行きダイヤモンド・カッターを狙う。
  場外に逃れたサベージにブランチャ。
  しかし痛めている腹が痛む様子で崩れ落ちる。
  サベージがDDPの腹を蹴りつける。
  柵にぶつけようとする。
  DDPは防ぐとサベージを柵にぶつける。
  サベージはエリザベスを盾にするも
  怒り心頭のDDPには関係なし。
  エリザベスを突き飛ばしてどかし迫る。
  サベージがリングに入る。
  DDPは追うとショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  サベージがヒップ・トスを狙う。
  DDPが防いでヒップ・トスを狙う。
  耐えられるもクローズラインへ。
  避けられるももう1発狙いクローズラインを決める。
  ダイビング・クローズライン。
  場外に落とす。
  場外に下りてサベージを起こそうとする。
  サベージがサミング。
  柵にもたれたDDPにクローズライン。
  持ち上げて柵の上に落とす。
  観客席の中に入ると椅子に叩きつける。
  壁にぶつけようとする。
  DDPが押し飛ばして逆にサベージをぶつける。
  ドアにぶつける。
  松葉杖を手に取るとドアから出てきた所で叩きつける。
  観客の間を通りながら柵の近くへ。
  サベージを柵の内に戻し柵をのりこえようとする。
  サベージが腹を殴りつけ柵の内へと投げ込む。
  鉄階段にぶつける。
  リングに戻るとパウダーを手にする。
  気づかずプレートを持って後ろから入ってきたDDPにパウダー攻撃。
  プレートを奪い取るとそれを叩きつける。
  腹を蹴りつける。
  テーピングを剥ぎ取って蹴りつける。
  止めようとするレフェリーを殴りつける。
  レフェリーを起こすとパイル・ドライバー。
  DDPがサベージの腹にパンチ。
  サベージが殴り倒す。
  DDPがサベージの腹にパンチ。
  サベージが殴り倒す。
  DDPが腹にパンチ。
  起き上がるとヘッド・バッド。
  サベージは腹を蹴りつけると拳を叩き込みチョーク。
  セカンド・レフェリーが止めようとする。
  サベージは押し飛ばすとセカンド・レフェリーを場外に投げ捨てる。
  DDPはサベージをコーナーにもたれさせ殴りつける。
  コーナーに振り突進。
  サベージはカウンターで蹴りを入れるとクローズライン。
  ロープにもたれた所にクローズラインで落とす。
  場外に下りるとキンバリーにつかみかかる。 
  サード・レフェリーが出てきて止める。
  DDPの背中にニー。
  入場口ステージ横にやってくる。
  木の柵にぶつけようとする。
  DDPが押し飛ばしサベージを柵にぶつける。
  ボードを叩きつける。
  花瓶を叩きつける。
  木でできた机の上にボディ・スラム。
  バーベキューの炭をぶっかける。
  シャツを剥ぎ取ると首を絞めてリングまで引っ張っていく。
  コーナーに振り突進。
  カウンターの蹴りをスライディングで避けると脚を取って倒し股間を鉄柱に強打させる。
  リングに戻るとサベージを起こしてフェイス・バスター。
  ダイヤモンド・カッターを予告し起こそうとする。
  サベージがジョー・ブリーカー。
  DDPが衝撃で転落。
  サベージは場外に下りるとDDPを鉄階段にぶつける。
  マットを剥ぎ取るとパイル・ドライバーを狙う。
  やめるよう言うサード・レフェリーを殴りつけ柵にぶつける。
  カメラマンにも殴りつける。
  その隙にDDPは椅子を手にするとサベージに叩きつける。
  リングに戻すとダイヤモンド・カッター予告。
  起こそうとする。
  サベージがロー・ブロー。
  ブレーン・バスターを狙う。
  DDPが後ろに着地しダイヤモンド・カッター。
  何とかカバーしに行く。
  サード・レフェリーが何とかリングに入りカウントしようとするもホールが乱入してきてレフェリーを蹴りつける。
  DDPにベルト攻撃を狙う。
  DDPは避けると拳を叩き込んでいく。
  アトミック・ドロップから殴り倒す。
  サベージがDDPの背後からベルトを叩きつける。
  ホールがDDPにレイザーズ・エッジ。
  サベージがダイビング・エルボー・ドロップ。
  ホールがレフェリーを起こしてカウントさせ1,2,3!
  サベージの勝利!

試合結果

@WWF王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.ショーン・マイケルズ(Rampage 4/19/92)
 5日前も戦った両者が再び激突。
 今度は脚のセルもなく万全の状態でのスタートです。
 既に作った攻防を使いながら
 HBKがヒールとしてインサイド・ワークを、
 サベージも自由度の高いロープ使いで戦いを広げます。
 HBKはまだ完成されていないが、プロレス全般を掴み始めていますね。
 人を食ったような事して煽る事も出来ている。
 ただ5日前に比べると表現性は劣っており、小さくなってしまった印象です。
 中々良い試合。

Aランディ・サベージ、ブレット・ハートvs.ショーン・マイケルズ、リック・フレアー(7/20/92)
BWWF王座戦:ヨコズナ(ch)vs.ランディ・サベージ(DQ)
Cライフガード・マッチ:ランディ・サベージvs.リック・フレアー(Bash at the Beach 7/16/95)
DWCW王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ランディ・サベージ(新チャンピオン!)(Nitro 1/22/96)
EノーDQ マッチ:ランディ・サベージvs.DDP(Great American Bash 6/15/97)
FWCW王座戦(フォールした者が王座獲得):ケビン・ナッシュ(ch)、スティングvs.ランディ・サベージ、シッド・ヴィシャス