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WWE:The Rock The Most Electrifying Man in Sports Entertainment Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間35分です。

Samoan Royalty
@IC王座戦:HHH(ch)vs.ザ・ロック(Raw 2/13/97)
 少ない手数でちゃんとアピールできていますね。
 HHHが腕攻めなどで移動+落差の素晴らしいキャリーを見せています。
 ロックもまだスタイルは完成されていないが、
 未完ならではの魅力を振りまいて試合に貢献している。
 まあまあ良い試合でした。

Rock the Ruler
AIC王座戦:ザ・ロック(ch)vs.オーエン・ハート(Raw 4/6/98)
 ロックはスポットとヘタレのバランスが悪いですね。
 オーエンも一般的なムーブに意味を持たせないと地味で辛い所です。
 最後も乱入による反則だし収録意図は不明です。
 少し悪い試合。

Nation vs. DX
BKOTR1回戦:HHHvs.ザ・ロック(Raw 6/22/98)
 ロックはエレクトリファイさせる部分が増えてきています。
 密度が高まれば自然とバランスの悪さも改善される方向に動きますね。
 ただ試合自体は@のような化学反応はない普通の試合。
 チャイナ絡みで楽しくライト・テイストで終わらせました。
 悪くない試合。
  
Rock's Big Chance
CWWF王座 トーナメント決勝:マンカインドvs.ザ・ロック(Survivor Series 11/15/98)
 マンカインドが場外を使っても区切るだけで
 試合のステージが中々思ったように上がらない苦しい内容でした。
 しかしそれを何とかするのがアティテュードの力。
 ハードコアで持って場外戦の価値を重くして勢いにのると
 自然とリングの攻防も上手く行きます。
 最後はビンスの強制ゴングにより終了、
 マンカインドを捨てザ・ロックをコーポレイト・チャンピオンとして抜擢というサプライズ・エンディングです。
 平均的な良試合。
 只試合後のやり取り含めこの試合でもPPVという雰囲気を感じ取れなかったのはちょっと問題かな。
 (執筆日:10/3/09)

Rivalry with Mankind
DWWF王座戦、ラストマン・スタンディング・マッチ:マンカインド(ch)対ザ・ロック(In Your House XXVII 2/14/99)
 空気を纏えるようになった男、ザ・ロック。
 SSの一戦から半年も経っていないのに見事な乱戦を繰り広げられます。
 場外での技を普遍技にして椅子や鉄階段の攻撃を上位の技として設定している所が素晴らしい。
 マンカインドは過激化の旗手でありながら意外にこういう所はしっかりしていたりする。
 一方で次の試合に配慮してか実況席に後頭部だけぶつかるなんて無意味にハードな事をするのも彼らしい。
 威力設定、展開からすればフィニッシュは素晴らしい物だと思うが
 手錠にレコーダーを使った前の試合に比べるとインパクトに欠け小さくまとまった印象はぬぐえない。
 同じく勝利かどうかの判定に間ができる似た形式ですしね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/3/09)

So It Continues...
EWWE王座戦、ラダー・マッチ:マンカインド(ch)vs.ザ・ロック(Raw 2/15/99)
 マンカインドはハードコアでは外しませんね。
 マンカインド基準でいうとそこまで過激ではなかったものの
 更に過激な事をと観客がエスカレートする事なく満足させている。
 それはちょっとした椅子の連打など細かい気遣いによるものですね。
 脚攻め、場外戦、実況席葬の展開は面白いと思いますが、
 それぞれの部分で他と相性の悪い部分を抱えているのが勿体無い所です。
 まあエンターテイメントという事で許容出来る範囲内ではありましたけどね。
 最後はショーの乱入でやや盛り下がって王座移動です。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Two of the Most Charismatic Superstars Ever
FWWF王座戦:ザ・ロック(ch)vs.スティーブ・オースチン(Wrestlemania XV 3/28/99)
 オースチンがレスリング要素を失ったのは大きかった。
 初っ端から場外でのラフ・ファイト一辺倒です。
 マンカインドのようなハード・バンプもしないし
 これでは特別なレベルには持っていけませんね。
 リングに戻った中盤も苦しいです。
 ザ・ロックが一手に引き受ける形で
 何とか盛り上げるために場違いなロックボトム炸裂や椅子攻撃に頼っています。
 終盤もレフェリー気絶からビンス乱入、マンカインド復活で
 何とか派手に仕上げたという感じですね。
 ドル箱カードのWM第1戦はそこまで凄い試合にはなりませんでしたね。
 中々良い試合程度。
 (執筆日:10/16/08)

全体
 (執筆日:11/5/10)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

DWWF王座戦、ラストマン・スタンディング・マッチ:マンカインド(ch)対ザ・ロック   
  ザ・ロックは背を向けて攻撃を誘うマンカインドを殴りつけていく。
  ザ・ロックがレフェリーに突っかかった隙にマンカインドはベルト攻撃。
  ザ・ロックはカウント8で起きあがるも、入場口のアーチにぶつけられる。
  マンカインドはザ・ロックにテーブルの上でダブルアームDDT!
  しかしザ・ロックはカウント8で起きあがる。  
  ザ・ロックは一瞬の隙をつきコンクリート上へのバック・ドロップを決める。
  リングに戻ってきたマンカインドは
  ザ・ロックにボディ・スラムからピープルズ・エルボーを狙うも避けられる。
  これを機に反撃を開始したザ・ロックだが
  実況席で余裕をかましたため回復したマンカインドに攻められる。
  マンカインドは実況席上のザ・ロックにエプロンからフライング・エルボー・ドロップ。
  ザ・ロックは鉄階段攻撃を防ぐと
  マンカインドの脱臼している脚に椅子攻撃をたたき込んでいく。
  しかしマンカインドの脳天を狙った椅子攻撃が避けられ、
  ロープに跳ね返って自爆。
  マンカインドは道連れクローズラインで場外に落とすと
  実況席上でパイル・ドライバーを狙う。
  しかしザ・ロックに返され落下。脚を更に痛めてしまう。
  ザ・ロックはマンカインドにピープルズ・エルボー!
  勝機を確信したザ・ロックはHeartbreak HotelならぬSmackdown Hotelを歌い出す。
  その隙をつきマンディブル・クローが炸裂!
  だがもがくザ・ロックにぶつかりレフェリーのヘブナーは気絶。
  マンカインドはヘブナーを起こすも、ロー・ブローからDDTを食らう。
  しかしザ・ロックの椅子攻撃を避け、椅子上へのダブルアームDDT!
  レフェリーにしがみつき何とかカウント9で起きあがったザ・ロックに  
  Mrソッコを装着してのマンディブル・クロー!
  ロー・ブローで逃れたザ・ロックに再びマンディブル・クローにいくが
  逆にロックボトムに返される!
  カウント8で起きあがった両者は椅子攻撃が相打ちになりカウント10!  
  引き分けで王座移動はなし!


FWWF王座戦:ザ・ロック(ch)対スティーブ・オースチン
  ヒートでビンスはこの試合をノーDQにしました。
  ザ・ロックが挑発し二人は殴り合う。
  ザ・ロックはショルダー・スルーで場外に落とすとTシャツを脱がし締め上げる。
  観客席でも殴り合う。
  入場口でオースチンはコンクリート上でパイル・ドライバーを狙うも
  リバース・スープレックスに返され照明機器に脚をぶつける。
  だがオースチンはザ・ロックを機材にぶつけるとロー・ブロー。
  ケーブルで締め上げ、更にロゴに投げつける。
  ザ・ロックはブレーン・バスターを返して
  オースチンをコンクリート上にたたきつけると水を吹きかける。
  オースチンは反撃するとザ・ロックをスペイン語実況席に乗せ
  フェンス上からエルボー・ドロップ。
  壊れなかったのでもう1回のせると2度目を叩き込み実況席もろとも破壊。
  オースチンはザ・ロックに水を吹きかけてからリングに入れる。
  ザ・ロックはそのまま反対側まで転がって出る。
  追ってきたオースチンの脚を取って倒すと脚を鉄柱にぶつける。
オースチンが鉄階段にぶつける。
  殴りつけてリングに戻すとザ・ロックを起こそうとする。
  ザ・ロックが一瞬の隙をつきロック・ボトム!
  だがカウント2!
  オースチンはザ・ロックの椅子を奪い椅子攻撃を仕掛けるもレフェリーに誤爆。
  ザ・ロックの椅子攻撃をスタナーで返そうとするも失敗。
  ザ・ロックは椅子でオースチンの脚を破壊し、脳天に一発。
  フォールするもカウント2。
  オースチンはザ・ロックのヘッド・ロックから立ち上がり反撃を試みるも
  サモアン・ドロップに返される。
  ザ・ロックは注意するレフェリーにロック・ボトム!
  その一瞬の隙を見逃さずスタナー!
  3番目のレフェリーが出てくるもカウントは2!
  ここでビンスが出てくる。
  椅子を手に取るオースチンを止めようとするも、返ってきたのは中指。
  オースチンは椅子攻撃を狙うもザ・ロックはロー・ブロー。
  ビンスはリングに上がり邪魔するレフェリーを殴る。
  二人でオースチンをけりつけるが
  レフェリーのマンカインドが出てきてビンスをけり出す。
  オースチンはスクール・ボーイに行くもカウント2。
  オースチンはテーズ・プレスからエルボー・ドロップ。
  しかしザ・ロックのロック・ボトムが炸裂!
  ザ・ロックはフォールに行かずコーポレイト・エルボーに。
  だがオースチンは避けるとスタナーを狙うも
  蹴りを受け止められロック・ボトムの体勢に。
  しかしオースチンは逃れるとスタナー!
  1,2,3!オースチンが新WWFチャンピオンに!
  オースチンは祝杯を挙げる。
  ヘブナーも加わって乾杯。
  帰ろうとしたオースチンにビンスが文句をつける。
  オースチンはビンスをリングに入れスタナー!
  ビンスにビールを振りかける。
  ビンスを踏みつけアピール!

試合結果

@IC王座戦:HHH(ch)vs.ザ・ロック(新チャンピオン!)(Raw 2/13/97)
AIC王座戦:ザ・ロック(ch)vs.オーエン・ハート(DQ)(Raw 4/6/98)
BKOTR1回戦:HHHvs.ザ・ロック(Raw 6/22/98)
CWWF王座 トーナメント決勝:マンカインドvs.ザ・ロック(新チャンピオン!)(Survivor Series 11/15/98)
DWWF王座戦、ラストマン・スタンディング・マッチ:マンカインド(ch)対ザ・ロック(両者KO)(In Your House XXVII 2/14/99)
EWWE王座戦、ラダー・マッチ:マンカインド(ch)vs.ザ・ロック(新チャンピオン!)(Raw 2/15/99)
FWWF王座戦:ザ・ロック(ch)vs.スティーブ・オースチン(新チャンピオン!)(Wrestlemania XV 3/28/99)