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WWE:Born to Controversy the Roddy Piper Story Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 US王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(Starrcade 11/24/83)

約3時間です。

本編は以下の通りです。
 A Troubled Start
 Territories
 Portland
 Mid-Atlantic
 Starrcade 1983
 World Wrestling Federation
 Piper's Pit
 Friendship with Bob Orton
 The Ultimate Rebel
 Tension with Mr.T
 The Boss is Back
 The Actor 
 Return to World Wrestling Federation
 Color Commentator
 The Intercontinental Champion
 The Family Man
 Another Return to World Wrestling Federation
 WCW
 Controversial Interview
 Hall of Fame Induction
 
@ロディ・パイパー、マイク・ポポビッチvs.リップ・オリバー、バディ・ローズ(Portland Wrestling)
 (途中から)
 中途半端なタッチからパイパーが威勢よく出て行くも
 カウンターの蹴りなんかで簡単に3カウントを取られてしまう。
 このシーンだけ抜き出しているのでこけおどしの感強し。
 試合後のマイク・アピールのために収録されたんだろうけど。

Aノースウェスト王座戦、3本勝負:ロディ・パイパー(ch)vs.バディ・ローズ(Portland Wrestling)
 1本目はパイパーがハイ・テンションなだけの攻め。
 一方的に押しスリーパーで終了です。
 2本目はパイパーが流血するもローズの攻撃が変哲ないものだけで煽りも全然なし。
 何の意味もなくダラダラしてしまった印象。
 2本目のままパイパーが反撃しあっさり決着です。
 ひどい試合。

Bミッド・アトランティック王座戦:ジャック・ブリスコ(ch)vs.ロディ・パイパー(Mid-Atlantic Wrestling 7/7/82)
 パイパーは相手の土俵で戦い、
 ジャックのアマレス力でコントロールさせながら、
 反撃する時はあくまでその土俵の中で自分の武器、
 髪を掴んだりターン・バックルにぶつけたりという
 ヒールならではの小技で反撃して行く。
 ジャックのお返しスリーパーといい、
 単純ながらお互いを対等に輝かせる意識が試合を充実させました。
 まあまあ良い試合でしたね。

CUS王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(Starrcade 11/24/83)
 パイパーとは思えない程考えてプロレスをしていますね。
 DCMの形式を活かしていてフィニッシュなどの動きには感心しました。
 乱戦としてもハードで、ヴァレンタインの耳への攻撃もテイストになっています(お返しの耳攻撃でパイパーは聴覚をやられたそうです)。
 しかし、泥々とし通しなので、もう少し爽快な部分があっても良いですね。
 耳へのダメージも映像だけでは伝わりにくい物ですから。
 パイパーならもっとテンション高く、見得を切れたのではないかと思います。
 この試合で平衡感覚をやられてからそっち方面を磨いていったのかもしれませんけどね。
 NWAらしい陰鬱なハードコア・マッチでした。 
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/19/09)

総評
 時系列順且つキャリアが既に完結しているので
 本編は分かりやすくまとまっていて良いですね。
 パイパーが好きでないなら特に薦めるものでもないけど
 好きならボリュームもあるし満足いくはず。
(執筆日:4/24/11)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

CUS王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー
  両者首だけで鎖を引っ張る。
  手で鎖を掴んで距離を詰める。
  パイパーが鎖をヴァレンタインに叩きつける。
  手で鎖を掴んで距離を詰める。
  ヴァレンタインが鎖を叩きつけようとするもパイパーに避けられる。
  殴り合い。
  離れる。
  鎖を掴んで距離を詰める。
  パイパーが鎖をヴァレンタインの脚に叩きつける。
  鎖を巻いて殴りつける。
  殴りつけてダウンさせる。
  鎖を引っ張って起こすと同時に引き寄せ殴りつける。
  パイパーは鎖を引っ張り上げヴァレンタインの股間にぶつける。
  殴りつけて倒す。
  ヴァレンタインが起き上がり頭部にエルボーを叩き込む。
  鎖を巻いて殴りつけていく。
  スナップ・メア。
  鎖を頭部に巻きつける。
  起こして殴りつける。
  パイパーがニー。
  鎖をヴァレンタインの口に鼻にと巻きつける。
  鎖で殴りつける。
  鉄柱に鎖を巻きつけヴァレンタインをコーナーに固定する。
  殴りつける。
  鎖を引っ張って引き寄せると名売りつける。
  ヴァレンタインが流血。
  ヴァレンタインがパイパーを倒してチョーク。
  場外に出る。
  パイパーが鎖を叩きつければヴァレンタインが鎖を巻いて殴りつける。
  パイパーは椅子を手にする。
  振り払われるも殴りつける。
  エプロンに上がる。
  鎖を引っ張ってヴァレンタインをエプロンに上げ殴りつける。
  ヴァレンタインがパイパーの頭部に鎖をたたきつける。
  マウント・パンチ。
  場外に下りるとパイパーを鉄柱にぶつけ殴りつける。
  椅子に叩きつける。
  リングに戻る。
  ロープ越しに頭を蹴りつける。
  入ってきたパイパーを、鎖を巻いて殴りつける。
  マウントでパンチ。
  パイパーは耳の辺りから流血。
  パイパーを殴りつけていく。
  ヴァレンタインがブレーン・バスターを狙う。
  パイパーが鎖を巻いて殴りつける。
  ヴァレンタインが殴りつける。
  頭部にエルボーを打ち倒す。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ロープに走ろうとする。
  パイパーが鎖を引っ張って倒す。
  クローズライン。
  マウント・パンチにストンピング。
  鎖を叩きつけていく。
  頭部に鎖をたたきつける。
  鎖を巻いてフィスト・ドロップ。
  ヴァレンタインが殴りつけていく。
  フレアーも殴り返す。
  ジャブを入れていき殴り倒す。
  起こして殴りつける。
  殴りつける。
  ヴァレンタインが肩膝を突く。
  ヴァレンタインがパイパーの首に鎖を巻きつける。
  ロープに振りクローズライン。
  ニー・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  両手を掴み押し込むもカウント1。
  鎖を拳に巻いてフィスト・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  ブレーン・バスターを狙う。
  パイパーが耐える。
  持ち上げられるパイパーは耐えて逆にブレーン・バスター。
  両者ダウン。
  パイパーがヴァレンタインの腹を殴りつける。
  ヴァレンタインが殴りつけコーナーに振る。
  スリーパーに捕らえる。
  レフェリー・チェックが入る。
  パイパーは腕を上げると鎖を拳に巻いていく。
  しかしその腕もだらりと落ちる。
  何とか拳を叩きつけのがれる。
  ヴァレンタインがセカンド・ロープから飛び頭部にエルボーを叩きつける。
  エルボー・ドロップ。
  セカンド・ロープに上がる。
  パイパーは鎖を引っ張って落とすと同時にダウン状態ながらクローズラインで迎撃。
  ヴァレンタインにマウントでパンチ。
  脚に鎖を絡ませて両脚を抱え込んで1,2,3!
  パイパーが新チャンピオンに!
  ヴァレンタインがパイパーを殴りつける。
  えぷろんん出だすと鎖を喉に巻きつけ締め上げる。
  止めようとするレフェリーを殴りつける。
  締め上げていく。
  パイパーに鎖で殴りつける。

試合結果

@ロディ・パイパー、マイク・ポポビッチvs.リップ・オリバー、バディ・ローズ(Portland Wrestling)
Aノースウェスト王座戦、3本勝負:ロディ・パイパー(ch)vs.バディ・ローズ(2-0)(Portland Wrestling)
Bミッド・アトランティック王座戦:ジャック・ブリスコ(ch)vs.ロディ・パイパー(新チャンピオン!)(Mid-Atlantic Wrestling 7/7/82)
CUS王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(新チャンピオン!)(Starrcade 11/24/83)