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WWE:Brian Pillman Loose Cannon Disc Twoの分析


名勝負 10人タッグ戦:スティーブ・オースチン、ケン・シャムロック、ゴールダスト、L.O.Dvs.ブレット・ハート、オーエン・ハート、ブライアン・ピルマン、ジム・ナイドハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(WWE In Your House XVI 7/6/97)
好勝負 ウォー・ゲームズ:リック・フレアー、シッド・ヴィシャス、バリー・ウィンダム、ラリー・ズビスコvs.スティング、ブライアン・ピルマン、スタイナーズ(WCW Wrestle War 2/24/91)

ライト級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ブライアン・ピルマン(WCW SuperBrawl 2/22/92)

約2時間50分です。

@ウォー・ゲームズ:リック・フレアー、シッド・ヴィシャス、バリー・ウィンダム、ラリー・ズビスコvs.スティング、ブライアン・ピルマン、スタイナーズ(WCW Wrestle War 2/24/91)
 1番手はピルマンとウィンダム。
 ピルマンは天井を掴んでの攻撃というネタを
 最大限に膨らませて暴れ、軽量級の頑張りを見せました。
 ウィンダムは血の詰まったサンドバック状態でフレアーの補佐も勤めました。
 フレアーとスティングは2番手で登場。
 要所では必ずぶつかって試合の中でも大将としての役回りを見せ試合の中に強い芯を通しましたね。
 フレアーは流血っぷりも見事です。
 3番手はズビスコとリック。
 ズビスコは地味に場のサポートに回ります。
 リックは攻撃が利かないキャラで暴れました。
 4番手はシッドとスコット。
 シッドは嫌な話、天井を忘れたパワー・ボムでピルマンを首から落とし
 ウォー・ゲームにふさわしいフィニッシュをもたらしました。
 スコットも良い暴れっぷりでRウォーリアーズを彷彿とさせますね。
 戦術性も見られ入ってくる選手を待ち構えたり、
 全員が同時に4の字にかけるシーンも見られました。
 陰鬱では無い物のNWA時代に匹敵するインテンシティを保ち
 カオスをコントロール下に置き、エンターテイメント化も行っている。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:10/10/09)

Aライト級王座戦、トーナメント決勝:リチャード・モートンvs.ブライアン・ピルマン(WCW Halloween Havoc 10/27/91)
 決勝という事で格式を意識したのかもしれないが
 1つ1つ仕切る事でモートンのシンプルさ、ムーブの付加価値のなさが露呈する結果に。
 リズムに流れにのってなんぼな所がありますからね。
 ピルマンもモートンに合わせていたとはいえ
 ぎこちない進行で褒められたものではありませんでした。
 生産性のない退屈なレスリングが延々と続き、終盤前の加速もなく決着。
 レフェリー・カメラも集中力を削ぐだけで迫力も何もない。
 ひどすぎる試合。
 
Bルーザー・リーブスWCW:ブライアン・ピルマン、エル・ギガンテvs.アーン・アンダーソン、バリー・ウィンダム(WCW Clash of the Champions XV 6/12/91)
 3人の試合巧者が集まっていますが
 ピルマンをイエロー・ドッグなんてマスク・マンにするための試合では
 追放する方も追放される方もやる気が起きないか。
 試合時間も3分だし、悪い試合。

Cブライアン・ピルマン、バリー・ウィンダムvs.トム・ジンク、ジョニー・ガン(WCW Saturday Night 12/26/92)
 ジンクとガンはそんなに組んだことはないのだろうけど
 まったく相方に気が回っていないですね。
 ジンクとの遺恨も感じさせず短めに終了。
 何も良い所は残せず。
 悪い試合です。

Dタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ハリウッド・ブロンズ(ch)vs.ドス・ホンブレス(リッキー・スティムボート、シェイン・ダグラス)(WCW Slamboree 5/23/93)
 お前らとはもう王座戦をしないと言われた事で
 スティムボート、ダグラスがルチャドールに変装して挑んだ試合。
 エジクリがコンキスタドアーズに扮したのと一緒ですね。
 しかし実はダグラスではなくトミ・ジンクだったという話も。
 それはさておき試合です。
 スティムボートがケージを上手く使ったり、
 ブロンズがハードな受けを見せていますが
 ホンブレス化しているために流血が出来ずスター性も活きないのが勿体無いですね。
 スティムボートがマスクを脱いでケージ・ダイブする前後で盛り上がりが違いすぎますよ。
 中々良い試合でした。
 (執筆日:10/10/09)

Eサンダードゥーム・ケージ・マッチ:スティング、ダスティン・ローデス、ブライアン・ピルマンvs.リック・ルード、ポール・オンドロフ、スティーブ・オースチン(WCW SuperBrawl 2/20/94)
 こういう試合でのスティングの勘は鋭い。
 流れを上手く生み出しています。
 ダスティンも不一致を時々起こしてますが親父さんに似て盛り上げ上手です。
 ピルマンはオースチンとの遺恨が余り見られなかったものの孤立、連携役でしっかりお仕事していました。
 ヒール側はペースを上手く維持し良い受けも見せてましたね。
 NWAを源流とするWCWだからこその6マン・タッグといった感じですね。
 個人的にはサンダードゥーム・ケージなのだから
 もう少しスケールの大きな乱戦も見たかったです。
 好勝負に少し届かず。

Fブライアン・ピルマンvs.獣神サンダー・ライガー(WCW Nitro 9/4/95)
 アメリカにJrヘビー級というジャンルを切り開いたカードが3年ぶりに再戦。
 わくわくしますね。
 残念ながら攻防が崩れたり、攻防にいくまでに時間がかかったりするシーンが散見され、クオリティはそれ程高くありません。
 フィニッシュは良いもののクライマックスは乗り切れない物があります。
 しかしそのハイ・スピードのアクションと
 ライガーの卓越した構築センスは感じ取れるので十分楽しめる内容にはなっています。
 平均的な良試合
 (執筆日:5/9/10)

Gブライアン・ピルマンvs.ディーン・マレンコ(WCW Nitro 1/22/96)
 ピルマンのヒール・プレイはリアルに傲慢な所を覗かせ、
 マレンコの良さを余り認めていない関係で試合が進む。
 決して否定はしていませんけどね。
 本人の中にヘビー級転向の意図もあったのだろうけど落ち目に見えてしまいますね。
 最後もロープが絡まった状態での3カウントながら見せ方が綺麗ではないですね。
 少し悪い試合。 

Hブライアン・ピルマンvs.エディ・ゲレロ(WCW Clash of the Champions XXXII 1/23/96)
 好カードですがピルマンはJrの試合をやる気はなし。
 でも5年間米Jrを牽引してきたのにそれを評価されてないんだから
 腐っても責める事は出来ませんね。
 悪い試合。

Iスティーブ・オースチンvs.ブライアン・ピルマン(WWE Raw 6/16/97)
 オースチンはコンディションが悪いのか
 抗争の事を考えてもちょっと乱戦に依存しすぎな印象。
 ピルマンもそれに応じる形で彼のセンスが披露される事はありません。
 ハート軍団の介入もありワイルド・ブロウルでしたがそれだけの内容。
 悪くない試合。
 試合後オースチンの仲間も現れヒート・アップ。

J10人タッグ戦:スティーブ・オースチン、ケン・シャムロック、ゴールダスト、L.O.Dvs.ブレット・ハート、オーエン・ハート、ブライアン・ピルマン、ジム・ナイドハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(WWE In Your House XVI 7/6/97)
 カナダの英雄、ハート家が一堂に会するのですから盛り上がらない訳がありません。
 パンチ一発でもオースチンがやればブーイング、
 ブレットがやれば歓声が飛ぶ程でしたね。
 試合としても素晴らしかった。
 各自の持ち技と控え乱入の乱闘状態を交互に繰り返す事で
 高いテンションを維持して緩急をつける事に成功していますし
 展開も良いですよ。
 オースチンが卑怯な脚攻めでオーエンを治療室送りにすると
 ブレットがテクニカルな脚攻めで復讐。
 オースチンは治療室送りになるも戻ってきて再びブレット対峙。
 ブレットのピンチにオーエンが助けにきて・・・と
 それぞれベビー、ヒールとして良い仕事してますよ。
 エリミネーションではなく10人が常に関わっているのに
 これ程の傑作を生み出すとはとても信じられない偉業です。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:9/20/08)

Kゴールダストvs.ブライアン・ピルマン(WWE Ground Zero 9/7/97)
 ドレスを着せられたピルマンが腹いせに
 ゴールダストの娘が実は自分とマレーナの娘だと暴露して組まれたもの。
 このストーリーはエディとミステリオで再び使われましたね。
 試合ですが乱戦に走らずともまったりと遺恨を表現できていますね。
 ゴールダストは間を取っているのは良い物のそれをもっと様になる精度にしたい。
 ピルマンはヒールの試合運びが物になってきているものの
 事故の後遺症で脚に体重をのせられないのが痛いですね。
 スポットの大小の使い分けが難しくなっています。
 それでもコーナー上から柵に落とされたりと体を張って補っていましたね。
 力の届かないところを感じながらも求められているラインに届かせるのは
 最低限の仕事とプロとして試合を作り上げました。
 悪くない試合。

Lライト級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ブライアン・ピルマン(WCW SuperBrawl 2/22/92)
 エクスプロージョン。
 一方がハイ・フライングを決め、追撃を狙った所で
 相手がカウンターで返しハイ・フライング。
 このループを繰り返す事で連鎖し
 更なる過激な打ち合いへと発展していきます。
 上手さがムーブを出す一心で使われているという点で
 凄い、という一方向性のみで深みに欠けるので名勝負とは言わず文句なしに好勝負としましょう。
 しかし初めてアメリカ・プロレスの史実にライト級の名前を刻んだ試合です。
 分離、インディー化したNWAでライト級は受け継がれたものの
 WCWはピルマンに並ぶ逸材が現れず
 再びライト級が表舞台に現れるまで3年間の月日が流れることになりましたね。
 (執筆日:10/10/09)

総評
 問題児としての側面、、急逝した事実を考慮しても何故彼が選ばれたのか理解に苦しみます。
 本編は当然本人のコメントもなく、ストーリー・ラインに欠ける内容。
 試合に関しては決して素晴らしい選考とは言えないもののこちらが目玉になっています。
 アメリカにおける軽量級の礎となったライガーとの試合をきっちり押さえていますし、
 ウォー・ゲームなど複数人形式でDVD化されていなかった貴重な試合が初DVD化されていますからね。 

DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:4/27/11)

注目試合の詳細

@ウォー・ゲームズ:リック・フレアー、シッド・ヴィシャス、バリー・ウィンダム、ラリー・ズビスコvs.スティング、ブライアン・ピルマン、スタイナーズ
  ピルマン対ウィンダムで試合開始。
  ウィンダムが殴りつけロープに振る。
  クローズラインへ。
  ピルマンは避けるとフライング・クローズライン。
  殴りつける。
  ウィンダムがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ピルマンは天井に掴まるとドロップ・キック。
  天井に掴まってからヘッド・シザース。
  蹴りつけ張り手。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもセカンド・ロープの上に着地。
  フェイクを入れてからドロップ・キック。
  胸に張り手。
  ウィンダムが引き寄せる。
  ピルマンがヘッド・ロック。
  ロープに振られクロス・ボディへ。
  ウィンダムは避けて自爆させる。 
  起こそうとする。
  ピルマンがロー・ブロー。
  ウィンダムをケージにぶつける。
  ケージとロープに挟まれたウィンダムの頭部をケージにぶつけこすりつける。
  ジョー・ブリーカー。
  噛みついて流血させる。
  殴りつける。
  コーナーのウィンダムに対しセカンド・ロープにのると噛みつき。
  そして10カウント・パンチ。
  ヒップ・トス。
  マウントでパンチ。
  ケージにぶつける。
  ダイビング・クローズラインを決める。
  ジョー・ブリーカー。
  別のリングに投げ入れる。
  後ずさりするウィンダムをケージにぶつける。
  スピン・キックを決める。
  脚にニーを叩き込みエルボー・ドロップ。
  レッグ・ロックを狙う。
  ウィンダムは蹴り飛ばすと起き上がる。
  殴りつける。
  ピルマンが殴り返す。
  ウィンダムがサミング。
  パワー・ボムを狙う。
  ピルマンがリバース・スープレックスに切り返す。
  セカンド・ロープから飛びダブル・アックス。
  ターン・バックルをぶつけていく。

  フレアーが入り背後からピルマンに襲いかかる。
  体勢を入れ替えながらチョップを打ち合う。
  ピルマンがフレアーの胸に張り手を決め倒す。
  フレアーは許しを請い後ずさり。
  ピルマンが張り手を決めていく。
  ウィンダムが背後からピルマンに襲いかかる。
  2人でピルマンをケージにぶつける。
  ウィンダムがピルマンを担ごうとする。
  持ち上げられずフレアーの助けを得て担ぐ。
  ケージにぶつける。
  フレアーは別のリングにピルマンを投げ捨てる。
  ウィンダムとフレアーがピルマンの喉をロープに押しつける。
  
  スティングが入りフレアーに迫る。
  近寄ってきたウィンダムに蹴りを入れるとコーナーのフレアーに蹴りを連発。
  ウィンダムも殴りつける。
  フレアーとウィンダムがスティングをコーナーに振る。
  スティングがカウンターで2人にクローズライン。
  フレアーは別のリングに逃げる。
  そこにいたピルマンがフレアーを殴りつける。
  スティングがウィンダムにフェイス・バスター。
  スティンがフレアーをけりつけフェイス・バスター。
  ウィンダムがピルマンを持ち上げロープをまたぐように落とす。
  スティングがフレアーを殴りつける。
  ピルマンがスティングを殴りつける。
  ピルマンがウィンダムの脚を掴んで倒す。
  フレアーはスティングに蹴りを入れるとケージにたたきつけようとする。
  防いでスティングにチョップを叩き込んでいく。
  スティングは耐え切ると殴りつける。
  コーナーに振るとスティンガー・スプラッシュ。
  ピルマンがウィンダムに4の字。

  ズビスコが入ってくるもスティングに殴られふらふら。
  スティングは別のリングに移るとそこからズビスコにロープを飛び越えてのクローズライン。
  フレアーがスティングを殴りつける。
  スティングが殴り返す。
  ズビスコがスティングをターン・バックルにぶつけ蹴りまくる。
  フレアーがピルマンをケージにぶつける。
  スティングはズビスコと体勢を入れ替えるとチョーク。
  ウィンダムがスティングを蹴りつける。
  ウィンダムとフレアーは入場口のほうへ。

  入ってきたリックをロープに振りフレアーがバック・エルボーへ。
  リックは避けるとクローズライン。
  ウィンダムにクローズライン。
  フレアーを殴りつける。
  ウィンダムを殴りつける。
  フレアーを追いかけ別のリングに移ると10カウント・パンチ。
  フレアーがアトミック・ドロップを狙う。
  リックは着地するとフロント・スープレックス。
  スティングがウィンダムに10カウント・パンチ。
  リックがフレアーをケージにぶつける。
  ウィンダムがスティングにアトミック・ドロップ。
  リックがフレアーをケージにこすりつけ流血させる。
  ウィンダムがスティングをケージにぶつける。
  フレアーがリックをケージにぶつけようとする。
  防いでフレアーをケージにぶつけこすりつける。
 
  シッドが入る。
  リックをケージにぶつけ羽交い絞め。
  フレアーがリックの股間を蹴り上げる。
  フレアーがリックをケージにぶつけようとする。
  リックが防いで逆にフレアーの頭をケージにぶつけていく。
  シッドがスティングにクローズライン。
  ズビスコが勢い良くリックをケージにぶつける。
  リックは平然とした顔でズビスコを殴りつけるとケージにぶつける。
  シッドがスティングをリングの間に放り捨てる。
  スティングがフレアーをケージにぶつける。
  ズビスコがリックをケージにぶつけるも利いていない。
  ウィンダムがリックを殴り倒す。
  ウィンダムはリックとピルマンの頭をぶつける。  
  スティングが勢い良くフレアーの頭をケージにぶつける。
  フレアーがスティングにロー・ブロー。
  
  スコットが入る。
  待ち構えていたウィンダムが殴りつける。
  ウィンダムとフレアーでスコットをロープに振りクローズラインを狙う。
  スコットは避けると2人にクローズライン。
  ズビスコにダブル・アーム・パワー・ボム。
  シッドがリックをコーナーに振ろうとする。
  リックが振り返すとスコットがシッドにダイビング・クローズライン。
  スコットがシッドをケージにぶつける。
  スティングがフレアーにスティンガー・スプラッシュ。
  スコーピオン・デス・ロックを決める。
  ズビスコがスコットにロー・ブロー。
  スティングをけりつけフレアーを救う。
  シッドがピルマンにボディ・スラム。
  ピルマンのいためている肩を蹴りつける。
  パンチを打ってきたピルマンにサミング。
  肩からコーナーにぶつける。
  スコットがズビスコをケージにぶつける。
  ピルマンがシッドを倒し股間にニー。
  そして4の字。
  他の選手も全て4の字を決めている。
  横の決められている選手がサミングで救いあう。
  フレアーがスティングをロープに振ろうとする。
  スティングが振り返しボディ・リフト。
  天井にたたきつけていき投げ捨てる。
  スコットがウィンダムをケージにぶつける。
  シッドがリックにクローズライン。
  スティングがフレアーにマウント・パンチ。
  シッドはリックをコーナーに放るも何か技を食らったようでダウン。
  先に起き上がりリックを蹴りつける。
  ウィンダムとシッドがリックをコーナーに振りクローズライン。
  ウィンダムとシッドはスコットをコーナーに振るとクローズライン。
  ピルマンはズビスコの喉を踏みつけている。
  スティングが何かフレアーに食らったようでふらついている。
  フレアーはピルマンに目をつけチョップを打ち込む。
  ピルマンは体勢を入れ替えてチョップを打ち噛みつく。
  スコットがズビスコをケージにぶつける。
  ウィンダムがリックをターン・バックルにぶつけるも利いていない。
  スコットがウィンダムにDDT。
  シッドがスコットを蹴り倒す。
  ズビスコがスティングを羽交い絞め。
  シッドが蹴りつける。
  フレアーがピルマンを殴りつけシッドに渡す。
  シッドはピルマンをロープに振ると打ち上げ叩きつける。
  そしてパワー・ボム。
  ピルマンの脚が天井にぶつかったため危険な形で落ちる。
  ピルマンはもう1発パワー・ボム。
  スティングらは別のリングにいて気づいていない。
  エル・ヒガンテが現れる。
  ピルマンの上体を気遣いレフェリー・ストップを要請する。
  レフェリーがゴングを鳴らす!
  ヒガンテがピルマンを抱えて連れて行く。
  スティングらもケージから出る。


J10人タッグ戦:スティーブ・オースチン、ケン・シャムロック、ゴールダスト、L.O.Dvs.ブレット・ハート、オーエン・ハート、ブライアン・ピルマン、ジム・ナイドハート、ブリティッシュ・ブルドッグ
  スチュ、ヘレン・ハートも訪れ、ハート・ファミリーが集結。
  ブレットはヘレン・ハートにサングラスを渡す。
  ブレット対オースチンで始まる。
  ホームということでブレットがただ殴るだけでも歓声があがり、
  一方オースチンにはそれだけでブーイング。
  オースチンは殴り負けるも、背中を見せたブレットにロー・ブロー。
  ロープにもたれかけさせてのヒップ・ドロップは失敗するが、
  代わったナイドハートにテーズ・プレス。
  シャムロックは油断したナイドハートに必殺のアンクル・ロックを決める!
  しかしピルマンがカット。   
  代わったピルマンは顔をひっかき、つばを吐きかける。
  シャムロックの手を取り、タップさせておちょくるも、
  その油断が高じてベリー・トゥー・ベリーをくらう。
  オーエンは一時つかまるも、
  ドロップ・キックをよけるとシャープ・シューターを決める!
  アニマルがカット。
  ブルドッグの必殺技パワースラムがホークに決まる!
  ゴールダストがカット。 
  オーエンはアニマルにスピンキック、ミサイルキックと決め、
  続けてヘッドシザースを狙うもパワー・ボムに返される。
  アニマルのパワースラムからドゥームズ・デイ・デバイス!
  ナイドハートがカットに来たところで、全員がリングに入り乱戦状態になる!
  混乱に乗じてオースチンはオーエンの足を鉄柱、椅子で痛めつける。
  これにはオースチン・サック・コール。
  オーエンは治療のため退場。
  オースチンは相手陣で殴られまくるも、反撃し
  ピルマンを自陣に引きずり込むと
  自陣で味方に殴らせた後
  (オースチンがタイツを引っ張り、ピルマンはHBK顔負けの尻見せ)
  中指を立て、スタナー!
  ブレットはオーエンの仇とばからに
  オースチンの足を鉄柱、消火器で痛めつけ、
  鉄柱を使っての4の字。
  アニマルがオースチンを助け出す。
  ハート・ファウンデーションが連携の良さで試合の流れをつかむ中
  オースチンもまた治療のため退場していく。
  しかしシャムロックがブルドッグにロー・ブローを決め
  流れを無理矢理断ち切ると、
  ゴールダストはブルドッグにカーテンコールを狙う! 
  だがピルマンがカットしブルドッグを救い出す。
  ゴールダストはコーナーに登るも捕まりスーパープレックスを食らう。
  オースチンが足を引きづりながら戻ってくる。
  再びブレット対オースチンに。
  一進一退の攻防を見せる。
  ブレットはシャープ・シューターを決めれそうになるもアニマルに防がれる!
  逆にオースチンは中指を立ててシャープ・シューターを決める!
  オーエンが兄のピンチに戻ってきてカット!
  オーエンはタッチして入るもオースチンにやられ場外に落とされる。
  追撃に来たオースチンにスチュの孫の一人が飲み物をかける。
  これに腹を立てたオースチンはスチュに殴りかかる。
  しかしスチュの孫達も負けじと応戦。
  たまらずリングに逃げ戻ってきたオースチンに
  オーエンがスク−ルボーイを決め1,2,3!
  ハート・ファウンデーションの勝利!
  混乱状態がしばらく続いたがオースチン・チームは去っていく。
  しかしオースチンは椅子を持って単身リング上に乗り込む。
  だがオースチンは返り討ちにあい、手錠をかけられることに。
  ハート・ファウンデーションはハート一族をリングに上げ、勝利を祝う!


Lライト級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ブライアン・ピルマン
  組むとピルマンがリスト・ロック。
  ライガーが前転してリスト・ロックに返す。
  ピルマンが返してヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  バック・ブリーカーに返されかけるもヘッド・シザース。
  ロープに走る。
  ライガーはショルダー・スルーでピルマンを場外に落とす。
  コーナーにのぼるとトペ・アトミコ。
  リングに戻る。
  エプロンに上がったピルマンにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ピルマンもこらえ持ち上げようとする。
  両者耐える。
  ライガーはピルマンをターン・バックルにぶつけようとする。
  ピルマンは逆にライガーをターン・バックルにぶつける。
  スプリングボード式クローズライン。
  エプロンに出ると場外へのブレーン・バスター。
  そしてダイビング・ボディ・アタック。
  柵にもたれさせるとエプロンから飛ぶ。
  ライガーは避けて柵に激突させる。
  リングに戻すとコーナー上から飛ぶ。
  ピルマンがカウンターでドロップ・キック。
  コーナーに上るとミサイル・キックへ。
  ライガーがカウンターでドロップ・キック。
  両者ダウン。
  ライガーがロープに走りフライング・ニール・キックへ。
  ピルマンもカウンターでニール・キック。  
  両者ダウン。
  ライガーが先に起き上がりピルマンにチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  ピルマンは振り返すとパワー・スラム。カウント2。
  バックを取る。
  ライガーがバックを取り返しジャーマン。カウント2。
  コーナーに乗せるとスーパープレックスを狙う。
  ピルマンがこらえフェイス・バスターで落とす。
  ダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ライガーがパワー・ボムに切り返す。カウントは2。
  ライガー・ボムを狙う。
  ピルマンがハリケーン・ラナに切り返し脚を掴む。カウントは2。
  ライガーがピルマンをロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ピルマンがDDTに切り返しカバー。
  ライガーの脚がロープにかかる。
  ピルマンはライガーをロープに振るとクローズラインへ。
  ライガーは避けるとクローズラインへ。
  ピルマンが避ける。
  両者同時にクロス・ボディのような技で相打ち。
  両者ダウン。
  ピルマンがコーナー上へ。
  ライガーが捕らえスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  コーナーにのぼりダイビング・ヘッド・バッドへ。
  ピルマンは避けて自爆させるとジャパニーズ・レッグ・クラッチ・ホールドで1,2,3!
  ピルマンが新ライト級チャンピオンに!
  ハグして健闘を称えあう。

試合結果

@ウォー・ゲームズ:リック・フレアー、シッド・ヴィシャス、バリー・ウィンダム、ラリー・ズビスコvs.スティング、ブライアン・ピルマン、スタイナーズ(WCW Wrestle War 2/24/91)
Aライト級王座戦、トーナメント決勝:リチャード・モートンvs.ブライアン・ピルマン(WCW Halloween Havoc 10/27/91)
Bルーザー・リーブスWCW:ブライアン・ピルマン、エル・ギガンテvs.アーン・アンダーソン、バリー・ウィンダム(WCW Clash of the Champions XV 6/12/91)
Cブライアン・ピルマン、バリー・ウィンダムvs.トム・ジンク、ジョニー・ガン(WCW Saturday Night 12/26/92)
Dタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ハリウッド・ブロンズ(ch)vs.ドス・ホンブレス(リッキー・スティムボート、シェイン・ダグラス)(新チャンピオン!)(WCW Slamboree 5/23/93)
Eサンダードゥーム・ケージ・マッチ:スティング、ダスティン・ローデス、ブライアン・ピルマンvs.リック・ルード、ポール・オンドロフ、スティーブ・オースチン(WCW SuperBrawl 2/20/94)
Fブライアン・ピルマンvs.獣神サンダー・ライガー(WCW Nitro 9/4/95)
Gブライアン・ピルマンvs.ディーン・マレンコ(WCW Nitro 1/22/96)
Hブライアン・ピルマンvs.エディ・ゲレロ(WCW Clash of the Champions XXXII 1/23/96)
Iスティーブ・オースチンvs.ブライアン・ピルマン(WWE Raw 6/16/97)
J10人タッグ戦:スティーブ・オースチン、ケン・シャムロック、ゴールダスト、L.O.Dvs.ブレット・ハート、オーエン・ハート、ブライアン・ピルマン、ジム・ナイドハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(WWE In Your House XVI 7/6/97)
Kゴールダストvs.ブライアン・ピルマン(WWE Ground Zero 9/7/97)
Lライト級王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch)vs.ブライアン・ピルマン(新チャンピオン!)(WCW SuperBrawl 2/22/92)