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WWE:John Cena My Life Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間45分です。

The Dream Begins

@ECW王座戦:ジョニー・ナイトロ(ch)vs.CMパンク(ECW 9/4/07)
 レスリング、攻防も良いですね。
 モリソンはロープ際関連でエクストリームなスポットを生んでおり、
 それによって支配してからも反撃させまいとする集中力が高く良かったですね。
 一方でパンクも繊細な変化をつけながら反撃して観客をのせています。
 当時の状況を考えると双方が全力に近いレベルを出し尽くした内容です。
 平均的な良試合。

Best of the Dirt Sheet

ADXvs.ジョン・モリソン、ザ・ミズ(Raw 11/3/08)
 DXともなると単純な良タッグ程度切り捨てます。
 モリソン、ミズがDX挑発して軽く味付けをしていますが手抜きの内容。
 悪い試合です。

Straight from the Palace of Wisdom

Bジョン・モリソンvs.エヴァン・ボーン(ECW 4/14/09)
 まずボーンが大きく体を使って小さな体格差を意識づけ。
 後はモリソンがロープ際のスポットで展開を付け、
 ハード・ヒットとこの試合のために考えた技で引っ張ります。
 やりすぎてボーンの反撃が単発になっているきらいはありますが
 これは俺の試合だ、とガツガツと自己主張する姿勢は嫌いじゃない。
 まあまあ良い試合。

Parkour Training

Cジョン・モリソンvs.クリス・ジェリコ(Superstars 6/11/09)
 ジェリコのベーシックなプロレスに収まりモリソンのエクストリームな部分が出ず。
 またパルクールの身のこなしをそのまま試合に適応した結果やたらバランスを崩しています。
 悪くない試合。

The Shaolin Master of Movement

Dジョン・モリソンvs.エッジ(SD 6/19/09)
 試合前のモリソンの生意気なマイクの流れから前半はエッジがスロー・テンポで支配。
 モリソンがほとんど攻めていませんが流石エッジで安定していますね。
 地味にモリソンのお株を浮かぶロープを使った攻撃で腹攻めのきっかけとしているのがにくいです。
 後半はモリソンのムーブを着実に引き出し、更に攻防へと発展させる。
 そしてスピアーで腹攻めを完了させる。
 エッジのナイス・ワークに感心する内容です。
 平均的な良試合。

Anatomy of the Aerial Attack

Eジョン・モリソンvs.CMパンク(SD 6/26/09)
 パンクがスタイル、キャラ共に過渡期にあるので
 意図的にも、非意図的にも歪感が生まれています。
 ただそのシーン自体の底には理が合ったりするのが面白いといえば面白い。
 しかしモリソンにやたら攻めさせて勝利まで与えるブックは適切とは思えません。
 平均レベル。

Making a Surfboard

F世界ヘビー級王座戦:ジェフ・ハーディ(ch)vs.ジョン・モリソン(SD 7/31/09)
 似通ったスタイル&手合わせの経験が豊富なので、
 試合運びは安定しているし、お互いのトリッキーな動きに対してカウンターを仕掛けて主導権を握り合う、という素晴らしい物になっている。
 モリソンが躍動しているので世界王座戦でありながら余り違和感なく、ジェフと対等な立場になっていましたね。
 これは大きいと思いますよ。
 ただ試合は前半に飛ばしたせいか、後半はスポットの質が落ちており、それに伴い無理している部分がありました。
 観客はついていってたけどもう少しペース配分を考える必要がありますね。
 平均的な良試合。

One with the Ocean

GIC王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.ジョン・モリソン(SD 9/4/09)
 試合は序盤の構図作りから着実に高まっていく一進一退のアクションで素晴らしい物があります。
 ただしモリソンには少々がっかりしました。
 ミステリオにほとんど試合の指揮をお願いし、
 多彩な工夫によりムーブでも負けているのは構いません。
 それはキャリアの差なのですから。
 しかし若手が気持ちを見せないでどうします。
 クルーザー級は予定調和の色合いが強いですが、
 試合への向き合い方は真摯でなければなりません。
 確かにミステリオがドラッグ・テストに違反して急に決まった話ではありましょう。
 しかしミステリオを見なさい。
 ミステリオは蹴りの打ち方などでモリソンには勝たせない、という気概を表現しています。
 例え他で負けていたって良い。
 だから絶対に1つは相手より上回った物を持ちなさい。
 そうでなければトップ王座には辿りつけぬ。
 好勝負に少し届かず。

The Journey Continues...

特典としてナイトロからモリソンに改名したシーンを収録。

総評
 本編も試合もモリソン以前には触れないという変わった内容ですが、
 彼の長所、短所、ブックの扱い、そしてその移り変わりが概観でき、
 他の個人物とは違う面白さがありますね。
 別段プッシュされる訳でもなくこのDVDが製作された意図は不明だけどひとまずの成功は見ている。
 他の若手、中堅でも同じような試みを期待したい。
 (執筆日:8/15/10)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

GIC王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.ジョン・モリソン(SD 9/4/09)
  握手を交わす。
  組むとミステリオがスクール・ボーイ。カウント2。
  組むとモリソンがスクール・ボーイ。カウント2。
  力比べ。
  モリソンが押し込んでいく。
  ミステリオは起き上がると蹴り。
  ロー・キック。
  モリソンがモンキー・フリップから上になる。
  カウント2で耐えるミステリオの上にのろうとする。
  ミステリオは膝を当てて飛び上がると肩に完全にのってからサンセット・フリップ。カウント2。
  ロープに走る。
  モリソンは股下を潜られるも素早く対応し蹴り。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  ミステリオは起き上がると腹にパンチ。
  ロープに押し飛ばす。
  モリソンがショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ミステリオの巴投げをかわすと脚を払いカバー。
  ミステリオがカウント1で返し脚を払ってカバー。カウント1。
  ロープに振りドロップ・キックへ。
  モリソンはロープを掴んで自爆させるとジャックナイフ固め。カウント2。
  ミステリオがドロップ・トー・ホールドからラ・マヒストラル。カウント2。
  仕切りなおし。
  (CM)
  ミステリオがヘッド・ロック。
  モリソンはコーナーにオし飛ばしてぶつける。
  エルボー。
  コーナーに振って突進。
  ミステリオはカウンターで蹴りを入れるとロープに走る。
  回転して飛びつき場外へのハリケーン・ラナ。
  自らも場外に落ちる。
  カウント9で同時にリングに入る。
  ミステリオが蹴り。
  蹴り上げエルボー。
  コーナーに振り突進。
  かわされ肩から鉄柱に激突。
  モリソンがスクール・ボーイ。カウント2。
  アーム・ロック。
  起き上がろうとしたミステリオの腕を圧迫しひざを突かせる。
  ミステリオは起き上がるとパンチ。
  モリソンはニーで黙らせるとロープに振りクローズラインへ。
  ミステリオは避けるとヘッド・シザース。
  カバー。カウント2。
  ミステリオがニー。
  エルボー。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもコーナーを使って裏に回り突進。
  モリソンがエプロンに移ってかわす。
  ミステリオはコーナーとの激突を脚をかけて防ぐとエプロンのモリソンに殴りかかる。
  モリソンは避けると同時にロープ下をすり抜け丸め込みへ。
  ミステリオが逃れ蹴り飛ばす。
  アラビアン・プレス。カウント2。
  ロープに走りレッグ・ドロップ。
  ロープに走りもう1発。
  ロープに走り3発目。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  背中を蹴りつけバタフライ・ロック。
  モリソンが起き上がりミュール・キック。
  カバー。カウント2。
  ロープに振るとフラップジャック。
  跳ね起きるとクローズライン。
  ロープに振りレッグ・ラリアット。
  スタンディング・シューティングスター・プレス。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  ミステリオが防いでエルボー。
  ロープに走る。
  モリソンの裏に回って蹴り。
  モリソンは蹴り返すとミステリオを滑らせて場外に落とす。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  中央に引っ張り踏みつける。
  ブレイク・ダンス的にレッグ・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  ストラングル・ホールド。
  ミステリオは起き上がると殴りつける。
  ロープに走ると股下を抜ける。
  蹴りを放つ。
  受け止められるも丸め込み。カウント2。
  肩に乗りサンセット・フリップに持っていく。カウント2。
  エルボー。
  コーナーのモリソンに突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しショルダー・ブロック。 
  ロープ越しに飛びヘッド・シザース。
  ロープにもたれさせロープに走る。
  モリソンが起き上がり蹴り。
  バック・ドロップを狙う。
  ミステリオが後ろに着地。
  ロープに走る。
  クローズラインを避けてクロス・ボディへ。
  モリソンもクロス・ボディを狙い相打ち。
  両者ダウン。
  (CM)
  モリソンがカバー。カウント2。
  モリソンがボディ・シザース。
  ミステリオがバック・エルボーを叩き込み逃れる。
  モリソンがロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ミステリオは蹴り上げると場外に投げ落とそうとする。
  エプロンに着地したモリソンの脚にスライディング・キック。
  ロープ越しに飛びつきヘッド・シザース。  
  リングに戻すとスプリングボード式レッグ・ドロップ。カウント2。
  ロープに走るとボディ・シザースで飛びつく。
  モリソンがフェイス・バスターに切り返しカバー。カウント2。
  ロープに走り胸を蹴り飛ばす。
  カバー。カウント2。
  構えてコーナーのミステリオに突進。
  ミステリオはかわすとロープに走る。
  クローズラインを避けるとセカンド・ロープからクロス・ボディ。カウント2。
  ロープに走る。
  モリソンが蹴りを入れロープに走る。
  サンセット・フリップへ。
  ミステリオが逃れドロップ・キック。
  カバー。カウント2。
  コーナーに上る。
  飛び技へ。
  モリソンがカウンターでドロップ・キック。
  カバー。カウント2。
  スターシップ・ペインへ。
  ミステリオがエプロンに転がり出て避ける。
  着地したモリソンにショルダー・ブロック。
  もう1発。
  スプリングボード式ヒップ・ドロップ。
  ヘッド・シザースでロープにもたれさせる。
  ロープに走り619。
  エプロンに出てスプリングボードへ。
  モリソンはかわすとセカンド・ロープからジャンピング・キック。
  カバー。カウント2。
  コーナーに振ってぶつける。
  突進。
  ミステリオがカウンターでバック・エルボーを決め突進。
  モリソンがカウンターでバック・ブリーカー。
  スターシップ・ペインへ。
  ミステリオが殴りつける。
  雪崩式リバース・ハリケーン・ラナへ。
  モリソンはロープを掴んで自爆させるとスターシップ・ペインで1,2,3!
  モリソンが新チャンピオンに!
  モリソンはミステリオを起こして健闘を称えあう。

試合結果

@ECW王座戦:ジョニー・ナイトロ(ch)vs.CMパンク(ECW 9/4/07)
ADXvs.ジョン・モリソン、ザ・ミズ(Raw 11/3/08)
Bジョン・モリソンvs.エヴァン・ボーン(ECW 4/14/09)
Cジョン・モリソンvs.クリス・ジェリコ(Superstars 6/11/09)
Dジョン・モリソンvs.エッジ(SD 6/19/09)
Eジョン・モリソンvs.CMパンク(SD 6/26/09)
F世界ヘビー級王座戦:ジェフ・ハーディ(ch)vs.ジョン・モリソン(SD 7/31/09)
GIC王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.ジョン・モリソン(新チャンピオン!)(SD 9/4/09)