TOPアメリカン・プロレスWWE 個人物DVD →WWE:The Twisted,Disturbed Life of Kane Disc One

WWE:The Twisted,Disturbed Life of Kane Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間55分です。

1.WWE's Worst Nightmare
2.We Both Love Pain
@マンカインドvs.ケイン(Survivor Series 11/9/97)
 ケインとしてのデビュー戦。
 赤い照明をつけたまま試合を行う、という奇抜な演出の中
 マンカインドのタフっぷりとケインの不気味な強さがミックスされた戦いに。
 マンカインドはテイカーを相手に試合を重ねているので
 ある程度方法論が見えていたのでしょうね。
 1発でケインのスタイルを周知させたという意味では成功している。
 平均レベル。
 
3.Big Brother,Big Brother
Aジ・アンダーテイカーvs.ケイン(Wrestlemania XIV 3/29/98)
 怪奇派且つ大柄な2人の激突。
 ある意味WWEを代表する数え歌の初戦です。
 デビュー仕立てで塩っけの強いケインに
 所謂格ゲーで言うハイパーアーマーの特性を付与しているので
 単純なクオリティで言えば微妙ですがケインというキャラは活きているため
 ファン・マッチとしては十分楽しめる。
 何だかんだいってスペクタクル性はやはりこの試合が一番高いですしね。
 平均レベル。

4.Hell,Fire & Brimstone
Bインフェルノ・マッチ:ケインvs.ジ・アンダーテイカー(In Your House XXI 4/26/98)
 アクシデントが起こりやすい火炎マッチを
 エプロンの上にバーナーの枠を設置するという形で
 メジャー向けの物に作り直したのは素晴らしい事だと思います。
 今回のように塩気たっぷりの試合でも(テイカーも困っていた)
 火炎を適当に吹き上げる事で誤魔化せますしね。
 出オチですがファン・マッチとしては良いんじゃないですか。
 只事後処理のためにリング横で決着がつけなくてはならないのは絵として弱いけど。
 ファンタジー過ぎる中に一筋の流血というリアルを見せたという点ではベアラーがMVPだったりする。
 平均レベル。
 (執筆日:10/2/09)

5.The One Thing I Love More Than Fire
CWWF王座戦、ファースト・ブロッド・マッチ:スティーブ・オースチン(ch)vs.ケイン(King of the Ring 6/28/98)
 前であんな試合をされて相当困ったはずのこの試合。
 HIACが1回降りてくるも再び中途半端に上げたり、
 テイカーが出てきてレフェリーにガソリンをまいたりと
 ナンセンスな混沌っぷりを楽しむファン・マッチです。
 ボーナス・マッチとしてある程度の雰囲気はありました。
 平均レベル。
 (執筆日:10/3/09)

6.The End Always Justifies The Means
Dタッグ王座戦:ジェフ・ジャレット、オーエン・ハート(ch)vs.X-Pac、ケイン(Raw 4/5/99)
 ラストまでケインを出さないという潔い構築が良いですね。
 他3人による躍動感のある攻防から簡素且つ確実につなぎました。
 やはり共闘できないのかと思わせて
 合体技だったフィニッシュ・ムーブも素晴らしい。
 平均より少し上。

7.The Perfect Punishment
Eケージ・マッチ:ケインvs.X-Pac(Armageddon 12/12/99)
 後から入場してきたX-Pacが扉を締めてトーリーに迫るスタートから
 DXの乱入、手錠スポットなど
 可能な時間内にアイデアを盛り込んだ意欲策になっています。
 WWE初?のケージ上からの攻撃まで見られます。
 ただX-Pacの着地をケインが肩車して防ぐシーンがあったけれど
 普通にケイン脱出で試合終了ですよね、と突っ込みたい。
 まあまあ良い試合。

8.Nothing Can Save You
Fラスト・マン・スタンディング:クリス・ジェリコvs.ケイン(Armageddon 12/10/00)
 ジェリコが小悪党として細工を見せないので
 十分にいなせず惹きつける物の無い退屈な乱戦に。
 失敗試合としては珍しく10カウント・ルールには対応できているのだけど失敗試合には変わりない。
 最後はWWEらしいフィニッシュ。
 10分以下に凝縮してくれたら印象は結構変わったかもしれない。
 悪い試合。

9.Hot & Cold Relationship
Gタッグ王座戦、テーブル・マッチ:ダッドリー・ボーイズ(ch)vs.エッジ、クリスチャンvs.アンダーテイカー、ケイン(No Way Out 2/25/01)
 ダッドリーズは形式の利があり
 破壊兄弟は形式に関わらず最強、
 そしてエジクリに勝ち目なし、と
 カードとしては楽しみにさせる物でしたね。
 しかし3ウェイなのにテーブル使用可能ではなく、テーブル葬一発でエンドというルールにした上
 テーブルで既にリングサイドに用意された状況では
 やっている事が実に無目的で空っぽでした。
 形がつかずカオスに満ちていく後半は別の意味で楽しめるが・・・。
 悪い試合。

特典
1.Undertaker's Secret(ケイン・デビューに至るテイカーとベアラーの関係の軌跡)
2.Kane vs. Pete Rose

 (執筆日:1/23/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マンカインドvs.ケイン(Survivor Series 11/9/97)
Aジ・アンダーテイカーvs.ケイン(Wrestlemania XIV 3/29/98)
Bインフェルノ・マッチ:ケインvs.ジ・アンダーテイカー(In Your House XXI 4/26/98)
CWWF王座戦、ファースト・ブロッド・マッチ:スティーブ・オースチン(ch)vs.ケイン(新チャンピオン!)(King of the Ring 6/28/98)
Dタッグ王座戦:ジェフ・ジャレット、オーエン・ハート(ch)vs.X-Pac、ケイン(新チャンピオン!)(Raw 4/5/99)
Eケージ・マッチ:ケインvs.X-Pac(Armageddon 12/12/99)
Fラスト・マン・スタンディング:クリス・ジェリコvs.ケイン(Armageddon 12/10/00)