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WWE:Jeff Hardy My Life, My Rules Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間35分です。

@ジェフ・ハーディvs.エッジ(Raw 8/21/06)
 短めで最後はシナとエッジの乱戦に持って行きますが
 両者それなりに飛ばすための工夫をこらしています。
 TNA時代と比べると御の字、良い未来を予感させる出来です。
 悪くない試合。

AIC王座戦:ジョニー・ナイトロ(ch)vs.ジェフ・ハーディ(Raw 10/2/06)
 ナイトロのプロモ力は素晴らしいが試合運びは粗いですね。
 というかジェフが引っ張らず、反撃がまるで的を得ていないのが問題だと思いますけど・・・。
 終盤はナイトロが全然攻めませんでしたね。
 悪い試合。

B世界タッグ王座戦:ハーディーズ(ch)vs.ランス・ケイド、トレバー・マードック(Backlash 4/29/07)
 ハーディーズは華があり、ケイド、マードックは地味。
 適切なテンポでそれぞれの特色が出ているものの、
 それが一方に食われている、という点は問題ですね。
 またWWEの具材でNWAタッグの展開をやったような試合構成でクオリティはあるけど、
 それに比類する面白さは生まれていない内容。
 平均より少し上。

C#1コンテンダーズ・エリミネーション・マッチ:ジェフ・ハーディvs.シェルトン・ベンジャミンvs.ウィリアム・リーガルvs.サンティノ・マレラ(Raw 7/16/07)
 まさか個人物でマレラの試合を見る日が来るとはね。
 マレラはセールするに値しないひどい動き。
 ジェフ、ベンジャミンも入ってくるタイミングがいまいちです。
 リーガルは良い感覚をしているが、役割上悪い意味で空気を読む必要もあって・・・。
 悪い試合。

DIC王座戦:ジェフ・ハーディ(ch)vs.シェルトン・ベンジャミン(Raw 9/17/07)
 ジェフは先週のカリ戦の影響を示しているように見せて、
 しっかりむらっけを発揮、多少試合中に波があります。
 しかし基本的には両者共にリズムに乗れています。
 特に目立つスポットもなかったけれど通常放送で王座移動しない試合ならこんなものでしょう。
 悪くない試合。

EIC王座戦、ラダー・マッチ:ジェフ・ハーディ(ch)vs.カリート(Raw 12/10/07)
 初手からラダーをいれToF狙い、中盤でカリートが脚攻め。
 確かに理論的には成り立つ展開をしているのですが
 カリートは経験の弱さ故か勝手が違うそうで
 それで実際に乗るには動きにもっと躍動感が欲しい所です。
 逆に疲労感ももう1つ。
 PPVで大一番を控えたジェフがラダー・マッチを行うのが本目的で
 相手はカリートでなくても良かったのですから他のラダー・マッチよりも劣る内容になったのも当然か。
 最後はカリートがラダーへのバック・クラッカーを決めてラダーを上ったにも関わらず追いつかれて殴り落とされます・・・。
 平均レベル。  

F#1コンテンダーズ・マッチ:ジェフ・ハーディvs.トリプルH(Armageddon 12/16/07)
 HHHが終始支配しジェフは反撃狙いと言う内容。
 これがジェフの被虐心から来るのなら良いのだけれど
 ジェフが冴えず両者の圧倒的なエネルギー密度差から
 必然的に収まった物なので
 HHHが若干ヒール寄りに活を入れるという
 試合中のストーリーがリアルに見えるという体たらく。
 勝ち方がクイックにしてもジェフはここでHHHに比類する物を見せたかった。
 それまで良い働きをしていたから良いもののね。
 しかしながらHHHのキャリーは完璧で平均的な良試合に。
 (執筆日:3/29/08)

GIC王座戦:ジェフ・ハーディ(ch)vs.ランディ・オートン(Raw 1/14/08)
 初手ロー・ブローで反則というもの。
 普通にHのPPVで放送したプロモ・ビデオを収録すれば良い話に思えるが・・・

HWWE王座戦:ランディ・オートン(ch)vs.ジェフ・ハーディ(Royal Rumble 1/27/08)
 ストーリーとの兼ね合いもあってかジェフが押せ押せムードな展開。
 オートンの的確な反撃もあってしっかり試合を作れてましたけど
 ここは日本公演みたいにオートンが攻めを担当して欲しかったですね。
 その方がオートンの絶妙の間やジェフの魅力も活きて来るので。
 平均的な良試合。
 (執筆日:4/22/08)

Iジェフ・ハーディvs.ショーン・マイケルズ(Raw 2/11/08)
 HBKがジェフを見下さず、ヒールがかった行動をさせる程の相手として扱っています。
 その上で2人共負けてよい試合とはこれっぽっちも思わずに激突する。
 これは盛り上がりますね。
 構図以外の構築に関しては手合わせの無さが原因か、
 道筋が見えてなかったり、スポット作りがいまいちだったりしましたが、
 それでもここまでの試合に仕上げるのですから
 流石HBKであり、ジェフも成長したなぁ、と感じさせます。
 珍しくHBKが敗北しますが、観客も納得の内容でした。
 中々良い試合。


 (執筆日:9/5/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジェフ・ハーディvs.エッジ(DQ)(Raw 8/21/06)
AIC王座戦:ジョニー・ナイトロ(ch)vs.ジェフ・ハーディ(新チャンピオン!)(Raw 10/2/06)
B世界タッグ王座戦:ハーディーズ(ch)vs.ランス・ケイド、トレバー・マードック(Backlash 4/29/07)
C#1コンテンダーズ・エリミネーション・マッチ:ジェフ・ハーディvs.シェルトン・ベンジャミンvs.ウィリアム・リーガルvs.サンティノ・マレラ(Raw 7/16/07)
DIC王座戦:ジェフ・ハーディ(ch)vs.シェルトン・ベンジャミン(Raw 9/17/07)
EIC王座戦、ラダー・マッチ:ジェフ・ハーディ(ch)vs.カリート(Raw 12/10/07)
F#1コンテンダーズ・マッチ:ジェフ・ハーディvs.トリプルH(Armageddon 12/16/07)
GIC王座戦:ジェフ・ハーディ(ch)vs.ランディ・オートン(DQ)(Raw 1/14/08)
HWWE王座戦:ランディ・オートン(ch)vs.ジェフ・ハーディ(Royal Rumble 1/27/08)
Iジェフ・ハーディvs.ショーン・マイケルズ(Raw 2/11/08)