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WWE:Hulk Hogan The Ultimate Anthology Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ハルク・ホーガン(9/13/80)
 試合とその前のやり取り、どちらが長いか、という時間です。
 WMと違いベビーフェイス/ヒールの状況が逆転しているので
 盛り上がり、という唯一勝負できるはずの面でもいまいち。
 ひどい試合。

DWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.ロディ・パイパー(2/18/85)
 ヒッティング、煽り、どれも悪くないレベルで安定している。
 10分ない軽めの内容で最後はレフェリー気絶からオンドロフがリングに雪崩れ込み、
 ミスターTもリングに上がってWMの予告、という形です。
 薄っぺらではあるけれど予告としては良い出来。
 少し悪い試合。 
 (執筆日:4/24/11)

Eハルク・ホーガン、ミスターTvs.ロディ・パイパー、ポール・オンドロフ(WrestleMania I 3/31/85)
 今こうして振り返ってみると上手くミスターTという素人を迎え入れていますね。
 形式的に動ける序盤の内にミスターTの技を見せ、
 セコンドのスヌーカ、セカンド・レフェリーのアリをリングに上がらせ盛り上げます。
 要所は控えも入っての乱戦でこなし孤立はホーガンが担当。
 そのままだとタッチ後の爆発をミスターTがこなさないといけなくなるのでミスターTも続いて孤立。
 この時オンドロフはミスターTに自由に動かせた上で技術で押さえつけていますね。
 最後は介入、誤爆スポットでまとめあげました。
 アリが1レスリング・ファンの扱いで、
 最後にパンチを振るう場面があっても良い様な気はしましたが、
 全般を通して満足いく内容で驚きました。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:4/24/11)

FWWF王座戦、ケージ・マッチ:ハルク・ホーガン(ch) vs.キング・コング・バンディ(Wrestlemania II 4/7/86)
 筋肉ムキムキの英雄ホーガンが醜悪な怪物を退治する、という
 何百と繰り返されるホーガン・プロレスの1つ。
 ケージや流血、脱出という小さな要素が加わっているので
 その中では楽しめる部類に入るでしょうね。
 少し悪い試合。
 (執筆日:10/26/09)

HWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.アンドレ・ザ・ジャイアント(Wrestlemania III 3/29/87)
 ベア・ハグの膠着状態が象徴的なように
 動きが致命的に足りずパワー・ファイター対巨人という素材をまるで料理できていません。
 そのスローな攻防は時に馬鹿馬鹿しく見え、退屈極まりない内容です。
 業界を変えた、という事実から特異性を評価しようにも
 このホーガン対アンドレは初対決でもないし、
 似たような内容はそこら中で見られる物ですから納得がいかないんですよね。
 ホーガンがホーガンであり、アンドレがアンドレであり、
 そしてこれがWMである、という以上の説明を誰か出来ますでしょうか。
 ひどい試合。
 状況を考慮しても少し悪い試合程度かな。
 (執筆日:5/5/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ハルク・ホーガン(9/13/80)
AAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ハルク・ホーガン(AWA 4/24/83)
BWWF王座戦:アイアン・シーク(ch)vs.ハルク・ホーガン(新チャンピオン!)(1/23/84)
CWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.ビッグ・ジョン・スタッド(カウントアウト)(9/22/84)
DWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.ロディ・パイパー(ノー・コンテスト)(2/18/85)
Eハルク・ホーガン、ミスターTvs.ロディ・パイパー、ポール・オンドロフ(Wrestlemania I 3/31/85)
FWWF王座 、ケージ・マッチ:ハルク・ホーガン(ch)vs.キング・コング・バンディ(Wrestlemania II 4/7/86)
GWWF王座戦:ハルク・ ホーガン(ch)vs.ポール・オンドロフ(DQ)(The Big Event 8/28/86)
HWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.アンドレ・ザ・ジャイアント(Wrestlemania III 3/29/87)