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WWE:Shawn Michaels Boyhood Dreamの分析


名勝負 なし(カット版のため)
好勝負 なし(カット版のため)

引退前の96年から網羅的に収録されています。
たった1年足らずでこれ程までにクオリティが高いのは驚嘆すべき事ですが全てカットありです。
From the Vaultとの被りもありますから今ではそこまでお勧め出来るDVDではありませんね。

@WWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ(WM XII 3/31/96)
 さてメイン。
 正直今から見ますと影響という面では大きな物があるとしても
 試合自体は少し過大評価されていると思いますね。
 レスリングの原点に戻った試合運びは
 黄金時代を彷彿とさせるものの
 それだけで魅せるには足りず退屈な印象は拭えません。
 文字通りのトップ・レスラーとはいえ
 この2人も90年代レスラーですからね。
 テーズやガニアらに比べると
 試合を作った上で更に魅了する巧みの技に欠けました。
 それでも本当に試合としてはできています。
 60分間全て意味のある攻防でしたし
 緩急のつけ具合、試合運びも素晴らしいです。
 そして退屈な部分も最後の最後で
 スイートチンによってカタルシスとして昇華される。
 また上記の通り与えた影響も大きいです。
 WWFだけに限らず世界的なレベルにおいて
 オールド・スクールの再評価を提言し、
 それを受け止められるだけのビッグ・マッチ感が
 団体の努力も含めて築き上げられた。
 だからこそ歴史的試合と言えるんですね。
 クオリティとしてはやや足りない部分もありますが
 名を残した試合こそ名勝負以外の何物でもありませんから
 ぎりぎり名勝負入りですね。 
 (執筆日:10/1/09)

AWWF王座戦、ノー・ホールズ・バード・マッチ:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ディーゼル(In Your House VII 4/28/96)
 95年、96年って言うのは、まだまだビッグ・マンが陣取るトップ層に
 体格で劣るブレットとHBKが切り込んでいった時代。
 生き残り、そして認めてもらうため2人は競って
 ビッグ・マン相手に試合を構築する術を模索していましたね。
 その中でこの一戦というのは
 HBK側が見せたゴールド・スタンダードと言えるでしょう。
 素晴らしい受けっぷりで引き立て
 最後も得意のハードコアで締めました。
 ただブレットの方法論に比べ
 ディーゼルが攻めに回ると退屈するのが問題点ですね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/1/09)

BWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドックス(In Your House VIII 5/26/96 & 5/28/96)
 WWF王座戦は2試合目に行われたことからも
 わかるように中途半端な試合。
 2人のレフェリーが違う判断をして、結局引き分けという判定。

CWWF王座戦(レフェリー:ミスター・パーフェクト):ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ(King of the Ring 6/23/96)
 HBKとブルドッグ。
 屈指の技術を誇る2人が
 基本に沿って魅力的な26分を披露してきました。
 ロープ・ワークを織り交ぜた、充実のグラウンド・レスリング。
 只ブルドッグがブレットと見せた一戦に比べると
 今ひとつ深みが足りないか。
 やはりブルドッグの立ち位置が微妙だったためでしょう。
 ブルドッグはヒール・ムーブも見せませんし
 展開においても卑怯な物は無し。
 レフェリーに脚がぶつかったり
 パーフェクトがレフェリーになってたりしますが
 結局意味ありませんでしたからね。
 総合すると文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/1/09)

DWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ベイダー(Summerslam 8/18/96)
 ベイダーに対して大判振る舞いな内容でしたね。
 いつも使わないような攻防で
 ベイダーの怪物振りをアピールし
 展開もベイダーのカウントアウト勝利後再開、
 HBKのDQ後再々開という筋。
 しかしベイダーの商品価値・実績を考えると
 スイート・チン・ミュージックまで返したのはやり過ぎですし
 場外パワー・ボムはWWEの世界観にそぐいません。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/9/09)

EWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マンカインド(In Your House X 9/22/96)
 HBKの見本シリーズ、
 ハードコア・マッチ部門に輝くのがこの試合。
 では試合を振り返ってみましょう。
 まずマンカインドのスケール・アップのため
 序盤にHBKが前奏まで行ってしまっているのが目につきますね。
 只これは仕方ない。
 フォーリーは試合構築力が高くは無いですからね。
 しかしここで注目したいのはこれが高すぎるステージにならなかったという事。
 WWE史上最高のハードコア・センスを持つ2人が
 過激且つ絵になるスポットを次々と繰り出すのですからね。
 ブレーン・バスターで鉄階段に脚をぶつけたり
 雪崩式の技による場外テーブル葬、コンクリート上での技etc・・・
 ハイ・スポット間の繋ぎも素晴らしいです。
 脚攻め、手攻めという展開面においても テンポ面においても上出来です。
 攻防面に関しては粗さが出て一番改善できる点ですが
 ハードコア・マッチですからね。
 雰囲気をセット・アップするのである程度許容されます。
 細かいところに目を移すと
 棺桶の使い方なんかも面白いものがありますね。
 最初はテイカーを髣髴とさせる、おどろおどろしい入場方法として、
 次にぶつける凶器、そこから閉じ込める場所へと変貌し
 最後はテイカー出現の場所へ持っていく。
 より高いスポットへと変貌し最初と最後が繋がる。
 まさにエッシャーの無限階段の如し。
 最後に触れておくべきはフィニッシュでしょうか。
 乱入による反則裁定で通常はマイナス・ポイントとなる終わり方です。
 しかしながらその前に椅子を踏み台にしたスイートチンが決まっており
 これは原初的位置づけの必殺技の裏verですから実質的終了と見なせ
 マイナス・ポイントとは言えないですね。
 私自身これをDQで終わった試合と記憶して無かったですしね。
 結論としては文句なしに名勝負で年間最高試合にふさわしい。
 (執筆日:10/1/09)

FWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.サイコ・シッド(Survivor Series 11/17/96)
 WWF王座戦は両者誤爆により、
 友情に亀裂が入ったというストーリー展開のため
 2人共ベビーフェイスのはずなのですけれども、
 シッドがHBKより歓声を浴び、HBKにブーイングが浴びせられるという異常事態になっています。
 オースチン・キャラの人気沸騰と言い
 この頃がWWEプロレスにおける近代から現代への転換期でしたね。
 試合の中身に話を戻すといつも通りHBKのキャリーが素晴らしい訳ですが
 その仕方はいつもとちょっと違っていましたね。
 自身に匹敵するスター、そして巨体なのに動けるオールラウンダーとしてスケール・アップしています。
 特にシッドの間を上手くコントロールしていたと思います。
 また観客の雰囲気を察知しアドリブでヒール寄りにスタイルを変えたのも並大抵では出来ない事です。
 只HBKがTVカメラで殴られたホセの心配をする隙を突いてのフィニッシュという
 筋書きだったために全体で見たときに違和感を生む結果にはなりましたけれど・・・。
 後はでかい事は示したけれども脅威という事は示さずに脚攻めに入ったのも惜しい構築です。
 シッドがもう少し使えればもう少し後に取って置けるんですけどね。
 それでもシッドの生涯最高試合、ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/8/09)

GWWF王座戦:サイコ・シッド(ch)vs.ショーン・マイケルズ(Royal Rumble 1/21/97)
 メインはHBKのDVDボーイフッド・ドリームに収録されています。
 シッドだと同じような試合になりサバイバー・シリーズの下位版になってしまっている。

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

@WWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレッ ト・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ
 2度HBKはブレッドのヘッド・ロックを簡単に返してみせ技術で劣っていないことを示す。
  ブレットが再びヘッド・ロックを決める。
  今度はHBKの動きを読み、なかなか外させない。  
  HBKも今度はこちらの番だとアーム・バーを決めると
  ブレットの動きを読み、なかなか外させない。
  ブレットがHBKを場外へ投げるもHBKはロープにつかまり逆上がりで戻ってきて再びアーム・バー。
  ブレットは打撃を交えて攻撃のリズムを変えてくる。
  スパイン・バスターからシャープ・シューターを狙うもHBKはすぐさまロープに逃げる!
  HBKはブレットを鉄柱にぶつけてから
  スイート・チン・ミュージックにいくがタイム・キーパーに誤爆!
  ブレットの腕を鉄柱に叩きつけていく。
  HBKも打撃を交え始める。
  ブレットはスタンガン、スリング・ショットを決めると、
  この試合初めてのカバー。カウントは2。
  ブルドッグやパワー・スラム等の大技が出始める。残り時間は30分。
  ブレットがパイル・ドライバーを決めカバーするもカウントは2。
  HBKはコーナーのブレットを投げ落とすとハリケーン・ラナを決め
  スイート・チン・ミュージックに続けようとするも察知され場外に逃げられる。
  ならばとダイビング・クロス・ボディで追撃。
  リングに戻しダイビング・ボディ・プレスにいくが
  ブレットは体勢を入れ替える。カウントは2。
  お互いクイックを狙い始めるがカウント3ならず。
  ショルダー・スルーでHBKは場外へ転落してしまう。
  ブレットは波状攻撃からダイビング・エルボー・ドロップ。
  ウィップで一回転しコーナーの上に乗ったHBKに
  雪崩式バック・ドロップを決めカバーするがカウントは2!
  ウィップで一回転して転落したHBKを鉄階段にぶつける。
  ベリー・トゥー・ベリーを決めるもカウント3は奪えない。
  トベ・スイシーダを食らったHBKだが、カウントぎりぎりでなんとかリングに戻る。
  ブレットはジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるもカウントは2。
  残り時間が10分を切る!
  ブレットは攻撃の手を緩めずスーパープレックスを決めると
  シュープ・シューターを狙う!
  だがHBKは脚を掴んで決めさせない!
  HBKの裏をかきボストン・クラブに切り替えるもHBKはロープに逃れる。
  HBKはダイビング・エルボー・ドロップを狙ったブレットを蹴り上げると
  フライング・フォア・アームズを決める。
  跳び起きて連続攻撃からダイビング・エルボー・ドロップ!
  しかしカウントは2!
  HBKはパワー・ボムからムーンサルト!だがこれでもカウント3は奪えない!
  コーナーからハリケーン・ラナを決めるも、またもやカウント2。
  残り時間1分!
  HBKはコーナーに登りミサイル・キックに行くも
  ブレットは避けてシャープ・シューターに返す!
  必殺技が決まり決着かと思われたがHBKは耐え抜き時間切れ!
  引き分けかと思われたが、ゴリラ・モンスーンの裁量でサドンデスが決定!
  ブレットが一方的に攻め込むもHBKが一瞬の隙をつきスイート・チン・ミュージック!
  だがカバーにいけない。
  HBKは再びスイート・チン・ミュージックを決め1,2,3!
  HBKが新WWFチャンピオンに!


AWWF王座戦、ノー・ホールズ・バード・マッチ:ショーン・マイケルズ (ch)vs.ディーゼル
  HBKはディーゼルの攻撃を避けながら拳を叩き込んでいく。
  コーナーを使って裏に回るとドロップ・キックで落とす。
  ベースボール・スライドを決めると続けてコーナー上からムーンサルト。
  リングに戻ったディーゼルにコーナーから飛びアックス。
  カバーするもカウント2。
  ディーゼルが振り返すとHBKが1回転してエプロンへ。
  ディーゼルがエルボーを叩き込み落とすとHBKは柵と激突。
  リングに戻すとディーゼルはスネークアイズやサイドウォーク・スラム等を叩き込む。
  レフェリーからベルトを奪い取ると、そのベルトをHBKに叩きつけテープで締め上げる。
  そのまま場外に投げ首吊り状態に。
  更に椅子を叩きつける。
  リングに戻っても椅子を叩きつけていく。
  しかしその1発を避けられるとロープに跳ね返って自爆。
  HBKが椅子を振りかぶる。
  ディーゼルがロー・ブローで防ぐ。
  ディーゼルがロープに振りショルダー・スルー。
  カバーするもカウント2。
  首をひねる。
  HBKが起き上がり殴りつける。
  ディーゼルはHBKを投げ飛ばすと殴り倒す。
  HBKが場外に転がり落ちる。
  ディーゼルがHBKに実況席破壊のジャックナイフを決める。
  ディーゼルがベルトを掲げリングでアピール。
  なんとか立ち上がったHBKはリングのディーゼルに向け消火器を噴射。
  リングに戻ると殴りつけフライング・フォア・アームズを決める。
  跳び起きると椅子をディーゼルの背中に叩き込む。
  脳天にも1発。
  しかしディーゼルが起き上がってくる。
  HBKがディーゼルをロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ディーゼルが殴りつけて防ぐ。
  ロープに振りビッグ・ブーツを決める。
  ジャックナイフへ。
  HBKは持ち上げられるも殴りつけて逃れる。
  ダイビング・エルボー・ドロップを決めると
  前奏からスイート・チン・ミュージックを放つ。
  ディーゼルは蹴りを受け止めクローズライン。
  両者ダウン。
  クローズラインでHBKを落とすと柵の上に落とす。
  HBKをリングに入れると自身も戻ろうとするが
  考えを変えるとバションから義足をもぎ取る。
  リングに戻ると義足を振りかぶる。
  HBKはロー・ブローで逃れると義足で殴りつける。
  そして前奏からスイート・チン・ミュージック!
  カバーし1,2,3!HBKの防衛!


B(レフェリー:ミスター・パーフェクト)WWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ
   試合開始前GMゴリラ・モンスーンによって
  ミスター・パーフェクトはリング外のレフェリーに変更される。
  ブルドッグが押し飛ばす。
  腕の取り合いからHBKが投げる。
  ブルドッグがグラウンド・ヘッド・シザースに返し
  HBKがはねのけヘッド・ロックを繰り返す。
  HBKがグラウンド・ヘッド・シザースへの切り返しを防ぐ。 
  ブルドッグが起き上がると首投げで再びグラウンドに。
  ブルドッグは起き上がるとロープに振る。
  HBKのショルダー・タックルを受けていく。
  そして受け流して落とそうとする。
  HBKはロープを掴むと逆上がりして近づいてきたブルドッグにハリケーン・ラナ。
  フェイク・ブランチャから場外のブルドッグに飛びつきハリケーン・ラナ。
  コルネットからラケットを奪うとコルネットの尻を叩き飛ばす。
  リングに戻り待ち受ける。
  ブルドッグはリングに戻るとヘッド・ロック。
  HBKがロープを振ろうとするもブルドッグは体勢を下げ離さない。
  HBKがロープに振る。
  ブルドッグがショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  HBKがリープ・フロッグへ。
  ブルドッグは手前で止まるとボディ・リフトを狙う。
  HBKは後ろに逃れるとオコーナー・ロールへ。
  防がれるも脚を払ってカバー。カウント2。   
  アーム・ドラッグを連続で決め腕取り。
  ブルドッグが顔を踏みつけ逃れる。
  コーナーに振る。
  後ろに回ろうとしたHBKの手前で止まりラリアットへ。
  HBKは避けるとアーム・バー・テイクダウン。
  ブルドッグがリスト・ロックに返す。
  HBKが一回転して後ろに回るとロープに走る。
  ブルドッグがヒップ・トス。
  HBKが近づいてきたブルドッグを蹴り飛ばす。
  ブルドッグをロープに振りヒップ・トスを狙う。
  防がれるも頭に脚をかけ一回転。
  ラリアットを避けスリーパー。
  ブルドッグはコーナーにぶつけて逃れるとアイリッシュ・ウィップ。
  もう1発。
  チン・ロック。
  HBKがエルボーを入れロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったブルドッグにアーム・バー・テイクダウン。
  ブルドッグは押されるもHBKを持ち上げるとそのまま場外に落とす。
  場外に下りるとブレーン・バスターで追撃。
  起き上がるのもやっとのHBKをボディ・リフトで持ち上げるとリングに投げ入れる。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  HBKをコーナーに振る。
  一回転したHBKにクローズライン。
  ロメロ・スペシャルに捕らえる。
  カバーにもって行くがカウント2。
  チン・ロック。
  HBKがエルボーを入れロープに走る。
  ブルドッグがキッチン・シンク。
  HBKをロープに振りショルダー・スルー。
  レッグ・ドロップからカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ロープに振るとクローズラインへ。
  HBKは避けるとクロス・ボディ。
  ブルドッグはカウント2で返すとクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  HBKをロープに振る。
  HBKがクルシーフィックス。
  ブルドッグはカウント2で返すと蹴りを放つ。
  HBKは受け止めると担ぎ上げる。
  ブルドッグが体勢を入れ替えパワー・スラムへ。
  HBKは寸前で後ろに逃れると押し飛ばしスイート・チン・ミュージックへ。
  ブルドッグはロープを掴んで止まり空振りさせるとクローズライン。
  パイル・ドライバーを決めるとコーナー上へ。
  ダイビング・ヘッド・バッドにいくも避けられ自爆。
  HBKがコーナー上へ。
  ブルドッグはドロップ・キックでHBKの体勢を崩すとスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  雪崩式バック・ドロップへ。
  HBKがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  殴り合いからHBKがロープに振る。
  ショルダー・タックルで相打ち。
  両者ダウン。
  ブルドッグがラリアットへ。
  HBKが避けハリケーン・ラナへ。
  ブルドッグがパワー・ボムに切り返す。カウントは2。
  ブルドッグがHBKをコーナーを振ろうとする。
  HBKが振り返すとブルドッグは一回転し脳天から落下。
  HBKはフライング・フォア・アームズを叩き込むと跳び起きる。
  ボディ・スラムを決めると脚がレフェリーにぶつかる。
  しかしレフェリーはすぐに起き上がる。
  ダイビング・エルボー・ドロップを決めると前奏を鳴らしスイート・チン・ミュージック!
  レフェリーがカウントしようとすると
  パーフェクトが入り止める。
  なぜか一緒にカウントし始める。
  オーエンがパーフェクトを引き摺り下ろすも
  正レフェリーはカウントを続けカウント3!
  乱入してきたオーエンにシャープ・シューターを食らわせるも
  ブルドッグが復活し2対1でリンチされる。
  アームド・ジョンソンが救出に来るが
  相手方にベイダーが加わり、二人に為す術はない。
  ベイダーはHBKにムーンサルト・プレスにいこうとする。
  しかしここでジ・アルティメット・ウォーリアーが出てきて3人を追い払う!


DWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ベイダー
  ベイダーが殴りつける。
  ビッグ・ブーツへ。
  HBKは受けると脚をかけて倒しドロップ・キック。
  優位なポジションから蹴り殴る。
  ベイダーは振り返すとボディ・スラムを狙う。
  後ろに逃れられるもバック・エルボー。
  場外に落とそうとする。
  HBKは体勢を落とし逆にベイダーを落とす。
  トペ・スイシーダで追撃。
  殴りつけリングに戻すとアックス。
  ハリケーン・ラナを決める。
  肩に飛び乗るとヴィクトリー・ロール式に落とす。
  自分は逆上がりでリングに戻る。
  ロープ越しに飛びハリケーン・ラナを狙う。
  ベイダーがパワー・ボムに切り返す。
  HBKを担ぐとリングに投げ入れる。
  ベイダー・ハンマーを叩き込みブレーン・バスターで投げる。
  アイリッシュ・ウィップでHBKを落とす。
  戻ってきたHBKを攻め立てバック・ドロップを狙う。
  HBKが後ろに着地し殴りつける。
  ベイダーはサミングを決めるとコーナーに振り突進。
  避けられコーナーに激突するもクローズラインを決める。
  ブレーン・バスターを狙う。
  HBKは後ろに逃れると突進。
  ベイダーが受け流して落とそうとする。
  HBKがロープに捕まり逆上がりで戻ろうとする。
  近づいてきたベイダーにハリケーン・ラナを狙う。
  ベイダーは耐え切ると持ち上げフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  頚動脈を締める。
  HBKは何とか起き上がると逃れニー・ストライク。
  ベイダーは平然としている。
  HBKは股下に滑り込み脚を引こうとする。
  ベイダーはびくともせずHBKの喉を踏みつける。
  ヒップ・ドロップへ。
  HBKが両膝を立てる。
  HBKがフォア・アームズからコーナー上へ。
  ダイビング・エルボー・ドロップを狙うも途中で止め踏みつける。
  ベイダーに振り返されるもクローズラインを避けるとクロス・ボディ。
  勢い余って両者転落。
  ベイダーはHBKをエプロンにぶつけ柵の上に落とす。
  リングに戻るとカウントアウトでベイダーの勝利!
  しかしコルネットが俺たちはベルトを取りに来たんだと抗議して試合は続行となる。
  ベイダーはふらふらのHBKを殴りつける。
  コルネットもラケット攻撃。
  リングに戻すとベア・ハグからスープレックス。
  カバーするもカウント2。
  パワー・ボムを狙う。
  HBKが殴りつけて倒す。
  HBKがロープに走る。
  クローズラインを避けるとフライング・フォア・アームズ。
  跳び起きるとダイビング・エルボー・ドロップ。
  前奏を奏で始めるも、コルネットが邪魔をしてくる。
  コルネットを殴りつけると奪い取ったラケットでベイダーをめった打ちにする。
  反則を取られベイダーのDQ勝ちとなる!
  再びコルネットが勝てる気がしないからこんな事をするんだと抗議。
  GMのゴリラ・モンスーンは続行を指示。
  HBK殴りかかるとサンセット・フリップ。
  ベイダーが耐えヒップ・ドロップを狙う。
  HBKは避けて自爆させるとフォア・アームズ。
  続けてダイビング・エルボー・ドロップを決める。
  前奏をならしスイート・チン・ミュージックを決める。
  しかしカウントはまさかの2。
  ベイダーがHBKをロープにふったところでレフェリーが巻き込まれる。
  ベイダーのベイダー・ボムが炸裂。
  2番目のレフェリーが入ってきてカウントするもカウント2。
  ベイダーはHBKをひきずり、セカンド・ロープからビッグバン・クラッシュにいくが、
  考え直し、ムーンサルト・プレスヘ。
  しかしこれが災いし自爆。
  HBKはベイダーのお株を奪うムーンサルト・プレスを決め1,2,3!HBKの防衛!


EWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マンカインド
  ドルイド僧が棺桶を運んでくる。
  棺桶から出てきたマンカインドは骨壺を抱えて体を揺らす。
  ホセ・ロザリオを連れHBKが登場。
  試合開始。
  マンカインドがいきなり打撃でペースを握り道連れクローズライン。
  HBKを蹴飛ばし柵にぶつける。
  マットを剥がそうとする。
  HBKがドロップ・キックを決めるとマンカインドはマットの下敷きに。
  マット越しに踏みまくる。
  這い出てきたマンカインドにダイビング・ボディ・プレスを決めコンクリートに叩きつける。
  更にエプロンから飛んでマンカインドをコンクリートに叩きつける。
  リングに戻すと身軽さを生かして攻めていきダイビング・エルボー・ドロップも決める。
  前奏を始めるがマンカインドは危険を察知し場外に逃げる。
  マンカインドは骨壷を抱いて落ち着きを取り戻した様子。
  リングに戻ってくるとHBKをコーナーに押し込み殴りつける。
  HBKが体勢を入れ替え殴りつけコーナーに振ろうとする。
  振り返されるも激突を防ぎ殴りかかる。
  マンカインドはスナップ・メアをマンディブル・クローに切り返そうとする。
  HBKが抵抗。
  HBKはマウント・ポジションに移動し殴りつける。
  蹴りつける。
  マンカインドが強烈なフォア・アームズを決める。
  HBKを落とすと実況テーブルを動かす。
  HBKがテーブル越しに飛びかかる。
  ブレーン・バスターを決めるとマンカインドの脚が鉄階段にぶつかる。
  HBKが脚攻めを開始する。
  4の字に捕らえる。
  マンカインドが反転させ逃れる。
  HBKはロープに振られるも低空ドロップ・キックを決めハーフ・ボストン・クラブ。
  マンカインドがロープを掴む。
  マンカインドが不意を突いて地獄突き。
  HBKがクルーシーフィックス。カウント2。
  ハリケーン・ラナを狙う。
  マンカインドがスタンガンに返す。
  マンカインドは自らの脚にペンを刺して感覚を取り戻す。
  得意のラフ・ファイトでHBKに攻め込む。
  コーナーに座り込んだHBKにニー・アタック。
  チョークをしたり顔をマットに叩きつけたり。
  HBKが不意を突いてバック・ドロップ。
  それでもマンカインドの方が体力は残っている。
  HBKはマンカインドの股下を通り抜けると脚を引っ張り脚をマットにぶつける。
  コーナーに振ろうとするも振り返され逆さ吊りに。
  マンカインドが連続でエルボー・ドロップを叩き込む。
  HBKを蹴り落とす。
  鉄階段にもたれかかったHBKにニー・ドロップを狙う。
  しかし避けられ鉄階段に激突。
  HBKがドロップ・トー・ホールドでマンカインドを鉄階段にぶつける。
  リング内へのブレーン・バスターを狙う。
  マンカインドが逆に持ち上げようとする。
  HBKはエプロンに着地し突進してきたマンカインドをかわす。
  マンカインドは鉄柱に激突し自爆。
  HBKはリングに戻ってきたマンカインドにパワー・スラムを決める。カウント2。
  マンカインドをロープに降り勢いをつけた上で落とそうとする。
  マンカインドはロープに絡まり首吊り状態になる。
  HBKがリングを降りマンカインドに近づく。
  マンカインドが不意を突いてマンディブル・クロー。
  HBKが後ろに倒れて柵にぶつける。
  椅子を手に取るとマンカインドの拳をガード。
  マンカインドの脚に椅子を叩きつけ頭部にも叩きつける。
  リングに戻すとマンディブル・クローを防ぐべく手を攻める。
  マンカインドが場外へのショルダー・スルーを決める。
  エプロンからダイビング・エルボー・ドロップを決める。
  場外カウントが進むがマンカインドはリングを降りる。
  そしてHBKにネック・ブリーカー。
  HBKはコンクリートに打ち付ける。
  HBKが這いながらリングに戻ろうとする。
  マンカインドはロープへのフェイマサーを決めるとダブル・アームDDT。
  カバーするもカウント2。
  パイル・ドライバーもカウント2。
  何度もカバーするがカウントは2。
  苛立ったマンカインドは椅子をリングに投げ入れる。
  レフェリーが慌てて椅子を排除する。
  マンカインドはHBKを棺桶の中に入れる。
  HBKがここで猛反撃。
  マンカインドを殴りつけ棺桶から出るとリングでフライング・フォア・アームズ。
  跳び起きるとダイビング・エルボー・ドロップまで持っていく。
  ダイビング・クロス・ボディはカウント2。
  コーナー上へ。
  マンカインドはロープにもたれかかってHBKの体勢を崩す。
  マンカインドは場外テーブルへの雪崩式バック・ドロップを狙う。
  HBKがクロス・ボディに切り返す。
  HBKが何とかリングに戻る。
  マンカインドも起き上がると椅子を持ってコーナー上へ。
  HBKはリングに立ててあった椅子を踏み台にスイート・チン・ミュージック。
  カバーに行くもベイダーが乱入してきたのでカウント2で止める。
  レフェリーがゴングを鳴らす。
  HBKはフライング・フォア・アームズでベイダーを追い出す。
  ベアラーがHBKに骨壷攻撃。
  シッドが出てきてベイダーと殴りあいながら退場。
  マンカインドがHBKにマンディブル・クローを決めダウンさせる。
  ベアラーに棺桶を開けるよう指示するが
  棺桶の中にはテイカーが。
  テイカーがマンカインドに襲いかかる。
  マンカインドは逃げていく。
  反則裁定でHBKの王座防衛とアナウンスされる。


FWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.サイコ・シッド
  シッドが初っ端から殴り倒していく。
  コーナーにもたれたHBKにボディ・ブロー。
  ロープに振られたHBKはシッドの股下を潜り抜ける。
  殴りつけていきロープに走るとクロス・ボディ。カウント2。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返されるも跳ね除け張り手。
  もう1発。
  シッドはHBKを蹴りつけるとグラウンド・ヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返されるも跳ね除け張り手。
  殴り合いに。
  シッドがHBKをボディ・リフト。
  HBKは後ろに逃れるとシッドをロープに振る。
  シッドはショルダー・スルーを狙ったHBKにパワー・ボムを狙う。
  HBKが慌てて場外に逃れる。
  しびれを切らしシッドが場外に下りる。
  HBKは逃げるとリングに入りロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったシッドをコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴りを入れると脚にクローズライン。
  脚を踏みつけニーを落とす。
  脚を蹴りつける。
  4の字を決める。
  シッドが反転させる。
  HBKがロープに逃れる。
  HBKは脚にニー。
  ニーを落とす。
  4の字を狙う。
  シッドが蹴り飛ばすとHBKはターン・バックルに激突。
  シッドがHBKの胸を蹴り上げる。
  手を取り胸を蹴り上げる。
  顔を蹴り飛ばす。
  コーナーにもたれさせると蹴りつけていく。
  距離を取ってけりかかる。
  HBKは避けるとロープに振ろうとする。
  振り返されるも低空ドロップ・キック。
  シッドの脚をリングに叩きつける。
  脚を取ろうとする。
  蹴り飛ばされるも脚を取ろうとする。
  蹴り飛ばされるも脚を取ろうとする。
  三度蹴り飛ばされ場外に落ちそうになる。
  ロープを掴んで逆上がりで戻る。
  シッドがクローズラインを叩き込んで落とす。
  場外に下りると入場口に連れて行きエプロンに振ってぶつける。
  ボディ・リフトを決めると柵の上に落とす。
  胸を蹴り上げリングに戻す。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ロープに振るとショルダー・スルー。
  コーナーにもたれたHBKにビッグ・ブーツ。
  背中を殴りつけ頭部にビッグ・ブーツ。
  コーナーに振るとHBKは一回転してエプロンに落ちる。
  HBKを捕らえようとする。
  HBKがロープを使ったジョー・ブリーカー。
  ダイビング・クロス・ボディへ。
  シッドは受け止めるとバック・ブリーカーに返す。
  カバーするもカウント2。
  HBKの弱点である腰に狙いをつけアイリッシュ・ウィップを決めて いく。
  殴りつけていく。
  HBKが殴り返していきボディ・スラム。
  飛び技へ。
  シッドは蹴り上げて防ぐとコブラ・クラッチに捕らえる。
  HBKはロープに手を伸ばすも崩れ落ちる。
  起き上がると殴りつけて逃れる。
  ロープに走る。
  シッドはクローズラインを避けられるも喉元を掴みチョーク・スラムを狙う。
  HBKはサミングで逃れると早いテンポの前奏からスイート・チン・ミュージックへ。
  シッドは蹴りを受け止めるとチョーク・スラム。
  そしてパワー・ボムを狙う。
  HBKがインサイド・クレイドルに返す。
  シッドはカウントは2で返すと蹴りつける。
  ロープに振りパワー・スラムを決める。カウント2。
  ロープに振る。
  HBKがフライング・フォア・アームズを決める。
  跳び起きる。
  しかしシッドは読んでいて起き上がりざまにクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  TVカメラを奪い取る。
  止めようとエプロンに上がったホセをカメラで殴りつける。
  HBKがその隙を突きスイート・チン・ミュージッ ク。
  HBKはカバーに行こうとするも苦しんでいるホセの 姿を見て場外に降りる。
  担架を運んでくるよう指示する。
  その間に回復したシッドがHBKをリングに戻す。
  コーナーに振る。
  HBKはセカンド・ロープに飛びのりクロス・ボディへ。
  しかし避けられレフェリーに誤爆。
  HBKは再び場外に降りホセの容態を確かめている。
  シッドは背後から近づくとTVカメラで殴りつける。
  リングに戻すとパワー・ボムで1,2,3!
  シッドが新WWFチャンピオンに!

試合結果

@WWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ(新チャンピオン!)(60分時間切れ→延長)(WM XII 3/31/96)
AWWF王座戦、ノー・ホールズ・バード・マッチ:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ディーゼル(In Your House VII 4/28/96)
BWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドックス(ダブル・ピン)(In Your House VIII 5/26/96 & 5/28/96)
CWWF王座戦(レフェリー:ミスター・パーフェクト):ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ(King of the Ring 6/23/96)
DWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ベイダー(Summerslam 8/18/96)
EWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マンカインド(DQ)(In Your House X 9/22/96)
FWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.サイコ・シッド(新チャンピオン!)(Survivor Series 11/17/96)
GWWF王座戦:サイコ・シッド(ch)vs.ショーン・マイケルズ(新チャンピオン!)(Royal Rumble 1/21/97)