TOPアメリカン・プロレスWWE 個人物DVD →WWE:Viva La Raza The Legacy of Eddie Guerrero Disc Two

WWE:Viva La Raza The Legacy of Eddie Guerrero Disc Twoの分析


名勝負 WWE王座戦:ブロック・レスナー (ch)vs.エディ・ゲレロ(No Way Out 2/15/04)

ノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
好勝負 なし

約2時間55分です。

・Chris Jericho-Latino Heat
@ヨーロピアン王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.エディ・ゲレロ(Raw 4/30/00)
 軽く立体的に展開をつけながら
 チャイナの裏切り、という結末を引き出していきます。
 平均レベル。

・Matt Hardy-Master of Psycology
AKOTR予選:エディ・ゲレロvs.マット・ハーディ(SD 6/8/00)
 めまぐるしく動き回る内容。
 エディと違ってマットは落とす意識がなくて
 一部戸惑っているが意欲的な切り返し合いには感心させられました。
 平均レベル。

・Jerry”The King"Lawler-Frogsplash
BIC王座戦:RVD(ch)vs.エディ・ゲ レロ(Backlash 4/21/02)
 エディがサンドバックになってRVDの独創的な技を引き出す等
 一方的な展開で構築されているものの上々の出来だし
 双方がフロッグ・スプラッシュの使い手で最後が決まっているだけに観客の注意力も反れない。
 まあまあ良い試合。

・Jeff Hardy-The Perfect Wrestler
CIC王座戦:エディ・ゲレロ(ch)vs.ジェフ・ハーディ(Raw 4/29/02)
 ジェフのカリスマ性を活かして
 盛り上がりの並を引きよせよう、という構築。
 ハーディ兄弟の性質の違いが出ていてAと見比べると興味深いですね。
 エディのテンプレート内かと思いきや終盤はもう一伸びありました。
 平均レベル。

Edge-The Conclusion
DノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
 抗争が成功している証拠に
 試合が始まる前から観客の雰囲気は素晴らしい物があります。
 エディはスピードにのって飛び石渡りをしているかと思ったら
 いきなり落として見せたりと自由自在の緩急です。
 流石ですね。
 一方のエッジはいつものテンポではなく
 観客の動きを確実に捉え、タイミングを図ってポイントをついてきます。
 役回りを入れ替えた感じで多少不慣れな部分はありますが素晴らしい仕事です。
 ノーDQという事で途中からラダーと椅子が投入されますが
 それがなくてもノーDQといって通用する、
 腹の底までずっしり響く壊しあいの攻防にまでたどり着きました。
 いつレフェリー・ストップがかかってもおかしくないし、観客も納得したでしょう。
 試合後には敗者のエディにスタンディング・オベーションが送られていましたからね。
 通常放送とは思えぬ名勝負。
 ぎりぎり名勝負です。

Chavo Guerrero-Los Guerreros(チーム・アングルは在籍しているのにチャボのコメント・・・)
EWWEタッグ王座戦:チーム・アングル (ch)vs.ロス・ゲレロス(Backlash 4/27/03)
 4人ともタッグの盛り上げ方を知っている働きですが
 中でもエディの見せ方の妙はずば抜けている。
 クオリティもあるし、オープニングとして観客を温めた仕事もしている。
 フィニッシュ、そこから繋がるゲレロスのベルト掠め取りも面白い。
 中々良い試合。

John Cena-Low Rider
Fパーキング・ロット・ブロウル:ジョン・シナvs.エディ・ゲレロ(SD 9/11/03)
 前回ブラックマンがやった時は色物でしたが
 エディのアイディアとWWEの資金力から面白い試合に仕上がっています。
 ただ観客の反応を感じ取れない事で、
 思うように流れやテンションを上げれなかった所もあるでしょうね。
 まあまあ良い試合。

Chavo Guerrero Sr.-Family Rivalry
Gエディ・ゲレロvs.チャボ・ゲレロ(Royal Rumble 1/25/04)
 親戚同士の意識を見せるも
 そのせいで試合は遅々として進まず。
 気が離れかけた所であっさりフロッグ・スプラッシュで終了。
 少し悪い試合。

Vickie Guerrero-Champion
HWWE王座戦:ブロック・レスナー (ch)vs.エディ・ゲレロ(No Way Out 2/15/04)
 レスナーが体格・腕力・スピード、三拍子揃った圧倒的な敵として立ちふさがります。
 それに対しエディは絶望を見せず
 影を背負いながらもあくまで陽気に立ち向かっていったのは素晴らしいですね。
 過去の麻薬中毒にも言及したストーリーとオーバーラップして引き込みます。
 また脚攻めで徐々に切り崩していくのも見事です。
 問題はとにかく見せ方の流れが微細過ぎる事ですね。
 一応テンポを変えているとはいえ序盤からレスナーは投げますし、
 エディの脚攻めもかなりの蓄積主義を取るので
 巨体相手のカタルシスもすぐには得られません。
 そもそもエディのヘビー級に向けて完成させたスタイルでは
 30分マッチを行うのが難しい印象を受けますね。
 これをWWEでやっては中盤やレスナーのサブミッション時にBoringチャントが起きたのも仕方ないと思います。
 しかしそれでも王座交代劇にふさわしい素晴らしい試合だった事は間違いありません。
 2人はこの試合を誇っていい。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:11/1/09)
 これは再録されるのも当然でしょう。

ロス・ゲレロスのプロモ集
・Baby Carriage
・Pool
・Low Rider
・Golf
・Valet
・Outtakes
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

DノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
  リングに入るなり殴り合い。
  エディが押し勝つとロープに振りバック・エルボー。
  蹴りつけヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル
  ロープに走る。
  エッジが巴投げ。
  コーナーにもたれたエディを殴りつける。
  腕を取る。
  抵抗するエディを中央に引っ張りハンマー・ロック。
  エディがコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
  殴りつけロープにもたれさせる。
  ロープを飛び越えエッジの喉をロープに押し付ける。
  ロープ悪用のカバー。カウント2。
  アピール。
  ロープに振ろうとする。
  エッジが振り返しショルダー・スルー。
  ドロップ・キック。
  ボディ・スラム。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ロック。
  エディは起き上がると蹴りを入れていく。
  延髄切り。
  ストンピング。
  エルボーで倒す。
  エルボーで倒す。
  ブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  エッジは起き上がると腹にパンチ。
  エディが殴りつけロープに振ろうとする。
  エッジがロープに振り返しパワー・スラム。
  コーナーに上る。
  エディが捕まえスーパープレックス。
  カバー。カウント2。
  エディは起き上がるとエッジにエルボーを打ち殴りつける。
  ロープに振ろうとする。
  エッジが振り返しショルダー・スルーを狙う。
  切り返そうとするエディの動きに対応し肩車する。
  ロープの上に落とすとクローズラインで落とす。
  エッジはリング下からラダーを取り出す。
  担ぐと突進して叩きつけようとする。
  エディが避けるとレフェリーに誤爆。
  エディはエッジの背中を殴りつけるとリング下から椅子を取り出す。
  背中に一撃。
  エッジをリングに入れる。
  椅子を持ってリングに入る。
  椅子を腰に一撃。
  コーナーに上がるとフロッグ・スプラッシュへ。
  エッジが避け自爆させる。
  (CM)
  (CM中にエッジがエディのクローズラインを避けスピアーを決める。
  セカンド・レフェリーが来てカウントするもカウント2)
  エディがコーナーでダウンするエッジを殴りまくり、蹴りまくる。
  セカンド・レフェリーがリングに入っている。
  エディはエッジをロープに振るとスリーパー。
  エッジが体勢を変え腹にパンチ。
  ロープに走りクローズラインへ。
  避けられるもエディを捕まえフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  コーナーにのぼる。
  エディが捕まえ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  エッジの手を取るとエルボーを打っていく。
  殴りつけていく。
  コーナーに駆け上がりヘッド・シザースを狙う。
  エッジがライガー・ボムに切り返す。
  両者ダウン。
  エッジは起き上がると場外に下りる。
  ラダーを取りリングに入れる。
  ラダーを手にする。
  エディがラダー越しにドロップ・キック。
  場外に下りるとリング下からラダーを取り出しリングに入れる。
  エッジを起こすと殴りつけアッパーカートでラダーの上に倒す。
  その上にラダーをのせる。
  ヒーロ。
  カバーするもカウント2。
  ラダーをコーナーに立てる。
  コーナーをのぼりラダーをのぼっていく。
  エッジが反対側からのぼっていく。
  エディを殴りつけていく。
  エディは殴り返すとエッジの頭部をラダーに叩きつけていく。
  そしてラダー越しに飛んでサンセット・フリップ・パワー・ボム。
  這ってカバーにいくがカウント2。
  コーナーに立てていたラダーをコーナーに立てかける。
  エッジをもたれさせる。
  エディが突進。
  エッジがカウンターでラダーへのショルダー・スルー。
  エッジはラダーを手にしコーナーに立てる。
  ラダーを上っていく。
  エディは殴りつけると反対側のコーナー側から上っていく。
  エッジが殴りつけエディの頭部をラダーに叩きつける。
  ロープにたったエディ相手にエッジキューション。
  カバーし1,2,3!
  エッジの勝利!
  エッジが退場。
  流血したエディが起き上がると観客はスタンディング・オベーション。


Fパーキング・ロット・ブロウル:ジョン・シナ対エディ・ゲレロ(SD 9/11/03)
  エディがまずベルトで一撃しボンネットに叩きつける。
  シナも殴り返しエディをボンネットに叩きつける。
  エディが車の上でブレーン・バスターを狙う。
  シナが逆に持ち上げブレーン・バスターを決める。
  シナは芝刈り機をトランクから出し轢こうとする。
  エディは間一髪で避ける。
  シャベル攻撃も避けフラップ・ジャックでボンネットに叩きつける。
  シナにシャベル攻撃を狙うも避けられる。
  ドアを開けてシナにぶつけるとシートベルトで首を締め上げる。
  シナはエディをトランクに入れると閉め悪態を吐く。
  エディは突然開けてトランクをシナにぶつける。
  シナがエディを車に投げつけフロント・ガラスが割れる。
  エディをドアで挟み思いっきり蹴りつける。
  エディは寸前で避けるとシナの頭を窓ガラスに思いっきり叩きつける。
  窓ガラスが砕け散る。
  シナもエディを窓ガラスに叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  エディがシナを車に叩きつける。
  気折れしたシナは車に乗って逃げようとする。
  エディは追いかけ助手席に乗るとシナの頭を使ってクラクションを鳴らす。
  更にシガーライターを押し付ける。
  シナは逃げ出す。
  エディは車の上を通って先回りするとワイパー液をかける。
  シナがショルダー・スルーでボンネットに叩きつけ逆転。
  カバーするもカウント2。
  ならばとボンネットへのFUを狙う!
  エディは逃れるとボンネットへヒップ・トス。
  チャボが現れシナに凶器を叩きつける。
  エディは別の車の上からフロッグ・スプラッシュで1,2,3!
  エディとチャボは血まみれのシナを残し車に乗って去っていく。


HWWE 王座戦:ブロック・レスナー(ch)vs.エディ・ゲレロ 
  組むとレスナーがコーナーに押し込む。
  You're Nothingと言いながら離れる。
  それを聞いたエディが突進して組む。
  レスナーが押し飛ばす。
  突進して組む。
  レスナーは押し飛ばすと殴りつける。
  コーナーで蹴りまくる。
  足を喉に押し当てる。
  コーナーに振りショルダー・スルー。
  ブレーン・バスター。
  エディが殴りつける。
  レスナーがニーを入れて黙らせる。
  殴りつけるとコーナーに振る。
  突進。
  エディはバック・エルボーを入れると殴りつけていく。
  レスナーがニーで黙らせる。
  コーナーに振ると突進。
  エディはカウンターで蹴りを入れるとセカンド・ロープから飛びヘッド・シザースを狙う。
  レスナーは耐えてそのままマットに叩きつけると振り回して投げる。
  ベリー・トゥー・ベリー。
  もう1発。
  ニー。
  コーナーに振りハイ・ニー。
  エディが殴りつけていく。
  レスナーがニーで黙らせる。
  ベリー・トゥー・ベリー。
  エディは場外に転がり出る。
  レスナーはリングに転がり入ったエディを蹴りだす。
  エプロンに上がった所にニー・ストライクを決め落とす。
  エディはエプロンに上がるとショルダー・ブロック。
  ロープを使ったジョー・ブリーカー。
  足を引っ張ると鉄柱にまで何とか動かす。
  その脚を鉄柱に叩きつける。
  もう1発。
  場外カウントをカットした後もう1発狙う。
  レスナーが脚を引いてエディを鉄柱にぶつける。
  エディがリングに入る。
  レスナーはフィッシャーマンから担ぐと後ろに叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  エディは起き上がるとジョー・ブリーカー。
  ロープに走る。
  レスナーがボディ・リフト。
  エディはもがいて逃れると低空ドロップ・キック。
  ロープに走る。
  レスナーがカウンターでクローズライン。
  エディがバック・エルボーを入れていく。
  レスナーはニーを入れるとジャーマン。
  蹴りをいれ腰にショルダー・ブロック。
  ターン・バックルにぶつけショルダー・ブロック。
  ハイ・ニーへ。
  しかし避けられコーナーに激突・転落。
  エディがブランチャで追撃。
  両者カウント8でリングに戻る。
  エディがロープに走り低空ドロップ・キック。
  脚を蹴りつける。
  クローズラインを避けるとバック・ドロップ。
  レスナーは突進してきたエディにスタンガン。
  カバーにいくがカウント2。
  足を押し当てYou're Nothingと罵倒する。
  エディが隙を突いて脚を極める。
  STFに持っていく。
  レスナーが頭部のロックを外す。
  エディはレスナーの脚をマットに叩きつける。
  脚を蹴りつける。
  レスナーがエディを押しとばす。
  エディがすぐ脚を蹴りに戻る。
  4の字を狙うもレスナーの脚が太すぎる。
  レスナーが蹴り飛ばす。
  脚を極めようとする。
  レスナーが蹴り飛ばす。
  エディが頭部に低空ドロップ・キック。
  脚を極めようとする。
  レスナーが突き飛ばす。
  近づいてきたエディにベリー・トゥー・ベリー。
  起き上がるとブレーン・バスターを狙う。
  エディは逃れるとロープに走りヘッド・シザース。
  低空ドロップ・キック。
  4の字を決める。
  レスナーが何とかロープを掴む。
  エディがレスナーの脚を蹴りつけて倒す。
  レッグ・ロック。
  STFに移行。
  レスナーが反転させて逃れる。
  レスナーが一瞬の隙を突いてバックを取りジャーマン。
  エディが起き上がりロープに走る。
  レスナーがカウンターでスパイン・バスター。
  カバーにいくがカウント2。
  もう1度カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  エディは何とか起き上がるとコーナーに走りレスナーをターン・バックルにぶつける。
  コーナーにのぼる。
  ミサイル・キックへ。
  しかし避けられ自爆。
  レスナーが片足でブレーン・バスター。
  レスナーは鼻から流血している。
  リバース・ガット・レンチ。
  何とか起き上がったエディにガット・レンチ・スープレックス。
  バックを取り両肩をつけにいく。カウント2。
  もう1度。カウント2。
  バックを取って締め上げる。
  エディは起き上がると後頭部でヘッド・バッド。
  もう1度叩き込み解く。
  ヘッド・バッド。
  ヘッド・バッド。
  ヘッド・バッド。
  ロープに走り低空ドロップ・キック。
  ロープに走り頭部へのドロップ・キック。
  ロープに走りヘッド・シザース。
  レスナーがニーを入れコーナーに振る。
  突進。
  エディはかわすと蹴りを入れる。
  ヴァーティカル・スープレックス。
  2発。
  3発。
  起き上がるとコーナーにのぼる。
  フロッグ・スプラッシュへ。
  レスナーが避けて自爆させる。
  レスナーが蹴りを入れF5。
  その際エディの脚がレフェリーにぶつかる。
  レスナーがカバーするもレフェリーは気絶中。
  レスナーは場外に下りるとベルトを持ってきてリングに入る。
  ゴーバが現れレスナーにスピアー。  
  エディが這いよりレスナーをカバー。
  レフェリーが起きカウントするもカウントは2。
  エディがベルトを手にする。
  何とか起き上がったレスナーにベルト攻撃を狙う。
  レスナーは避けると蹴り。
  担ぎ上げるとF5へ。
  エディが王座ベルトへのDDTに切り返す。
  そしてコーナーにのぼるとフロッグ・スプラッシュ。
  1,2,3!でエディが新チャンピオンに!

試合結果

@ヨーロピアン王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.エディ・ゲレロ(新チャンピオン!)(Raw 4/30/00)
AKOTR予選:エディ・ゲレロvs.マット・ハーディ(SD 6/8/00)
BIC王座戦:RVD(ch)vs.エディ・ゲレロ(新チャンピオン!)(Backlash 4/21/02)
CIC王座戦:エディ・ゲレロ(ch)vs.ジェフ・ハーディ(Raw 4/29/02)
DノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
EWWEタッグ王座戦:チーム・アングル (ch)vs.ロス・ゲレロス(Backlash 4/27/03)
Fパーキング・ロット・ブロウル:ジョン・シナvs.エディ・ゲレロ(SD 9/11/03)
Gエディ・ゲレロvs.チャボ・ゲレロ(Royal Rumble 1/25/04)
HWWE王座戦:ブロック・レスナー (ch)vs.エディ・ゲレロ(新チャンピオン!)(No Way Out 2/15/04)