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WWE:Andre the Giantの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約1時間30分です。

@アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ムーンドッグ・レックス
 アンドレは受け手として受けれないし、
 攻め手に攻めさせれない。
 いつも通りのひどい試合です。

A18マン・バトル・ロイヤル
 ホーガン、サージのようなスターがいたかと思えば
 アドニス、サンタナといった地方組みや、
 マスカラス、ソントンといった海外組みまでいて顔ぶれは面白い。
 ただ試合自体はネタこそあれど
 適当な順番で脱落していき結局アンドレのための試合となる。
 少し悪い試合。

Bアンドレ・ザ・ジャイアントvs.ブラック・ゴールドマン、グレート・ゴアイラス
 試合運びは出来ていないものの
 チラホラ出る2対1は面白いのでファン・マッチとして通用するかもしれない。
 悪い試合。

Cアンドレ・ザ・ジャイアントvs.ジャック・エヴァンス、ジョニー・ロッズ、ジョー・ブッチャー・ノヴァ
 前の試合と違ってアンドレが苦戦する事なく圧倒していきます。

Dボクシング・マッチ:アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ゴリラ・モンスーン
 茶番でしかない。

Eアンドレ・ザ・ジャイアント、ジミー・スヌーカvs.ワイルド・サモアンズ
 アンドレが入ると単純化されてスヌーカがクライマックスが孤立する事に。
 焦らしてはいるもののサモアンズがカバーを入れる訳でも、
 タッグ力で防ぐ訳でもないので
 焦らしを退屈に感じますね。
 悪い試合。 

Fアンドレ・ザ・ジャイアントvs.マスクド・スーパースター
 スターのマスクが脱げそうになるというだけで
 スターの攻めは不十分で退屈極まりない。
 ひどい試合。

Gヘア・マッチ:アンドレ・ザ・ジャイアント、SDジョーンズvs.ビッグ・ジョン・スタッド、ケン・パテラ
 没個性的ながらまともにタッグを進めれそうと思ったら
 早い段階でスタッド、パテラがルールを無視してアンドレを失神させ、
 反則を取られながらも髪を切る暴挙を働きます。

Hアンドレ・ザ・ジャイアントvs.ケン・パテラ
 髪を切られたとあってアンドレは復讐心に燃えています。
 レスリング・タイツで首を絞める等
 相手を甚振ってやろうという感情が伝わってくるし、
 パテラの受けによりアンドレの重さが表現されているので
 このDVDの中で一番見応えがあります。
 パテラが場外で間を置いたり、最後にヒーナンが乱入するので試合としての体裁もあります。
 これでもしアンドレが受けていたら化けていたかもしれませんね。
 パテラが只やられるだけではどうしても限界があります。
 平均レベル。

Iスラム・マッチ:アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ビッグ・ジョン・スタッド
 スタッドがそれなりにでかくて
 スラム・マッチでいつ決まるか分からない緊張感がそれなりにあって、
 それなりに試合でサブミッションを織り交ぜているので見れます。
 しかし基本下手な試合ですね。
 悪い試合。
 
総評
 以前ビデオで販売されていたものを
 殿堂入りにあわせてDVD化したもののようですね。
 しかしアンドレを試合という切り口で見たら駄目でしょう。
 つまらない試合の寄せ集めでしかありません。
 手を抜かず新しく作るべきでした。
 (執筆日:5/8/10)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ムーンドッグ・レックス
A18マン・バトル・ロイヤル(優勝:アンドレ・ザ・ジャイアント)
Bアンドレ・ザ・ジャイアントvs.ブラック・ゴールドマン、グレート・ゴアイラス
Cアンドレ・ザ・ジャイアントvs.ジャック・エヴァンス、ジョニー・ロッズ、ジョー・ブッチャー・ノヴァ
Dボクシング・マッチ:アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ゴリラ・モンスーン
Eアンドレ・ザ・ジャイアント、ジミー・スヌーカvs.ワイルド・サモアンズ
Fアンドレ・ザ・ジャイアントvs.マスクド・スーパースター
Gヘア・マッチ:アンドレ・ザ・ジャイアント、SDジョーンズvs.ビッグ・ジョン・スタッド、ケン・パテラ(DQ)
Hアンドレ・ザ・ジャイアントvs.ケン・パテラ(DQ)
Iスラム・マッチ:アンドレ・ザ・ジャイアントvs.ビッグ・ジョン・スタッド