WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.8 Randy Orton vs. Dolph Ziggler Seriesの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 1/17/11)
間をおかずに攻めこむオートン。
厳しくも正統な攻めですね。
それに対してジグラーは十分に受け止めた上で脚を攻撃。
それぞれの機能性からバランスを傾けた場合、
自分を下げる可能性もありますが、
落ち着いて間を置いており良いですね。
中盤の打撃戦の部分がやや浮いているのと
脚への攻撃に頼りすぎな部分が改善点ですね。
まあまあ良い試合。
A#1コンテンダー・5マン・ガントレット・マッチ(Raw 4/11/11)
オープニングのオートンvs.ジグラーのみレビュー。
ガントレットということで手抜き。
簡単にオートンが優位に立ち、そこから攻勢が続きます。
これではジグラーはジョバーに過ぎません。
最後はNXT乱入から決着。
ガントレット・マッチはその内の1組み合わせで決まるものではないけれど、ひどすぎる試合です。
Bドラフト・マッチ:ランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 4/25/11)
ジグラーが黒髪になっていた頃ですね。
オートンの初手ボディ・スラムも
いきなりジグラーが脚を蹴る行為も意味不明です。
滑った導入。
オートンがリングアウト寸前でピンチを演出するも
ジグラーに1手も許さず猛反撃のシークエンスに入ります。
これではジグラーは雑魚決定ですね。
ジグラーもヒールとしての感情表現が劣化していました。
ひどい試合。
Cランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 8/29/11)
ジグラーが金髪に戻りました。
受けベースは変わらないのですが手数を増やしてオートンに見劣りしない状況を作り上げています。
攻守のバランスの良い戦いですね。
オートンの見事な技がジグラーのキレのある打撃を挟みつつ展開されます。
両者の関係性から一気に右肩上がり。
ジグラーも思いっきり動けていますね。
最後はオートンがジグラーを打ち上げてマットに叩きつけてからのRKO。
素晴らしいフィニッシュでした。
9分ない試合時間ですが、この時間の試合ではトップ・クラスの密度。
中々良い試合です。
Dランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(SD 10/28/11)
まずはロープ・ワークを多用し丸め込み合戦で盛り上げます。
ヴィッキーのサポートにより会場もこの試合に移入していく。
基本的試合運びにおいてはグラウンド・サブミッションが中心になりますが
そのサブミッションに力を尽くしている感があり、ベースの底上げが図れています。
クオリティを高い状態に保ちながら、想像以上に展開数を伸ばしてきました。
中々良い試合。
Eランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 11/28/11)
オートンがやや強引な動きをするようになっています。
これまでのジグラーなら飲まれる所ですが
エプロンにいる相手へのドロップ・キックなどインパクトあるスポットを開発してきたので
一つ一つのスポットを基点に試合を作れるようになっていています。
観客に対するアピールも増えてきましたね。
ただ後半はオートンの完成された技、表現、構成にジグラーが取り込まれた形で小さくまとまっています。
バレットがオートンの隙を作り、そこから決着。
まあまあ良い試合。
Fビート・ザ・クロック・マッチ:ランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(SD 12/9/11)
7:53以内に決めなければいけないシチュエーション。
オートンは当然大技を比較的早く放っていきます。
しかしジグラーは打撃で切るいつものスタイル。
これでは時間稼ぎの役回りでしかない。
1つの見せ方としては成立していますが物足りないですね。
オートンは時計を見ながら戦うことが表現できていて良かったですね。
平均レベル。
Gランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 1/30/12)
前回と似たような関係性、構成ですね。
引き続きバレットとも抗争中で、
バレットのインタビューが時たま挟まれます。
とりあえず出来ることをやったという感じで特別性は皆無。
平均より少し上。
Hランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(SD 8/31/12)
ジグラーのアピール力が上がったことが分かりますが
試合自体は流し気味でオートン優位が継続されます。
終盤はスピーディに攻防を重ね最後はRKO。
メインにすえた割りに簡単に7分でまとめた試合でした。
平均レベル。
Iランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 9/3/12)
序盤ジグラーが派手な受身を使わず印象に残るシーンは少ないです。
しかし細かい一進一退を作れていますね。
それだけ総合力の底上げが出来ているということ。
二ア・フォール合戦も適正でした。
最後の丸め込み返してのフィニッシュはかけたジグラーも受けたオートンも見事。
平均的な良試合です。
Jランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Night of Champions 9/16/12)
ただ打撃で切るだけでなく他の技でオートンの動きを止めるパターンが増えましたね。
オートンもジグラーの成長に合わせて比較的早く持ち技を使い、
その中でジグラーの切り返しの見せ場へとつなげていきます。
ジグラーは工夫をこらしたスポット、ベースの打撃、アピールと3種のバランスが良くなったので
オートンもジグラーに任せて余裕ができ流れにより起伏を作ることに集中できていました。
これまでの試合で凝り固まった枠から脱却し自由に攻防を重ねます。
今どの段階か分からないというデメリットはあり、
フィニッシュ含め必殺技級の攻防もベストではなかったが
成長した今だからこその、そしてPPVとして十分の試合でした。
中々良い試合。
(執筆日:9/17/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 1/17/11)A#1コンテンダー・5マン・ガントレット・マッチ(Raw 4/11/11)
Bドラフト・マッチ:ランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 4/25/11)
Cランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 8/29/11)
Dランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(SD 10/28/11)
Eランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 11/28/11)
Fビート・ザ・クロック・マッチ:ランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(SD 12/9/11)
Gランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 1/30/12)
Hランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(SD 8/31/12)
Iランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Raw 9/3/12)
Jランディ・オートンvs.ドルフ・ジグラー(Night of Champions 9/16/12)