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WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.7の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@WWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー(House Show 10/25/91)
 まだホーガンが飽きられていない頃とあって
 ホーガン自身も素晴らしいアピール力を誇っています。
 フレアーはちょっとしたすかしを加えながら悠然とした立ち構え。
 ホーガンの体重の乗った攻めと受けが組み合わさってスイングしていますね。
 スムーズにアクションが生み出されていきます。
 またホーガンがフレアーのチョップに対しても大きな受身を取っているのも見逃せない。
 その一方で意図的なセル無視もするので最大の緩急を生み出しました。
 フレアーの方法論の動きにホーガンが遅れを取らず対等に作り上げた試合。
 終盤がカオスだったのが残念ですが素晴らしい内容でした。
 中々良い試合。
 (執筆日:8/14/12)

AWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー(House Show 11/15/91)
 ホーガンがフレアーに攻め入るものの
 前回のような様式美はなくフレアーの攻めの切り方もバランス悪いですね。
 釣り合いが取れていないためにホーガンがフレアーの敵ではなく
 中途半端なスカッシュ・マッチという按配です。
 少し悪い試合。
 (執筆日:8/14/12)

Bシェーマスvs コーディ・ローデス(SD 7/27/12)
 シェーマスの初手のバック・エルボーに対し
 コーディが過剰ではない受身で応じ、同時にナルシストをアピールしている。
 コーディのシェーマスの動きを止める打撃に対し
 シェーマスが効果を認めているため前半は緻密な攻防が展開されます。
 シェーマスが鉄柱にぶつかりながらも10カウント前にリングに戻るという
 印象的なシーンの後CMを挟みます。
 後半もコーディが自分の形を作りながら一進一退。
 シェーマスの力強さに食われずに戦えていましたね。
 シェーマスもコーディのムーンサルトに対し、
 わざわざその下を潜り抜けて避けたりして演出。
 最後は格好良くブローグ・キックで締めました。
 PPVでも組めると思わせる内容。
 中々良い試合。

C#1コンテンダーズ・マッチ:レイ・ミステリオvs.ケインvs.ダニエル・ブライアンvs.アルベルト・デル・リオ(SD 7/27/12)
 連続スポットを少しの時間もおかずに畳み掛け、そのまま一気に惹きつけ続けます。
 4人もいるからこそのスパートですね。
 リングの密度保ちながらダウンしていた選手が入って意表を突いてきます。
 方法論上そんなに長い時間は稼げず後半やや失速していましたが
 最後のケイン排除からダブル619、ロドリゲスの介入という流れは見事でした。
 平均的な良試合。

Dストリート・ファイト:シェーマスvs.ダニエル・ブライアン(7/30/12)
 打撃戦は悪くない出来ですがPPVを見るに双方の個性をもっと出す方法があるでしょう。
 花道や入場ステージ、竹刀や椅子と
 場所を変え品を変えハード・ファイトを展開しました。
 ブライアンの見せ場作りの感覚の鋭さに感心するところがあったものの
 基本的には数多く体を張ることで盛り上げている。
 Extreme Rulesのような試合ができるのだから勿体無いといえば勿体無い。
 まあまあ良い試合。

ECMパンクvs.レイ・ミステリオ(RAW 8/6/12)
 ミステリオの体が重いですね。
 ミステリオのスピードに影響するだけでなく
 パワーに乏しいパンクに対しても技をかけにくくなってしまう。
 後半攻防量で誤魔化しているが
 前回の抗争を考えると出来て当たり前のレベルです。
 期待外れの一戦。
 悪くない試合です。

Fジョン・シナvs.ダニエル・ブライアン(RAW 8/6/12)
 Let's go Cena! Cena Sucks!に対し、
 Noと叫んでブライアンが会場の雰囲気を変えてしまいます。
 Yes/Noのブレイクっぷりとブライアンの感受力の凄さを感じますね。
 CM後から本格的な攻防。
 関係性はできていますが少々地味な内容となっています。
 最後は一応必殺のサブミッションの攻防で盛り上げました。
 PPVのロング・マッチなら化ける気がしますね。
 今後に期待させる初対決でした。
 まあまあ良い試合。

Gランディ・オートンvs.ダニエル・ブライアン(SD 8/17/12)
 オートンが悠然とした間で完成度の高い通常技を繰り出し印象付けます。
 自己完結していてブライアンは自力で相当する必要がある中、一つ一つのムーブはやや不足している。
 その分自由度の高い攻防を行うことで試合を面白くしているが
 ちょっと定番を外し過ぎて納得できない部分も。
 最後はケインの入場曲からブライアンに隙が生まれ決着です。
 平均より少し上。

(執筆日:9/2/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@WWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー(House Show 10/25/91)
AWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.リック・フレアー(リングアウト)(House Show 11/15/91)
Bシェーマスvs コーディ・ローデス(SD 7/27/12)
C#1コンテンダーズ・マッチ:レイ・ミステリオvs.ケインvs.ダニエル・ブライアンvs.アルベルト・デル・リオ(SD 7/27/12)
Dストリート・ファイト:シェーマスvs.ダニエル・ブライアン(7/30/12)
ECMパンクvs.レイ・ミステリオ(RAW 8/6/12)
Fジョン・シナvs.ダニエル・ブライアン(RAW 8/6/12)
Gランディ・オートンvs.ダニエル・ブライアン(SD 8/17/12)