WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.28の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@セザーロvs.ケビン・オーウェンス(SD 5/19/16)
打撃ベースの真っ向からのぶつかり合い。
セザーロのハード・ワーカーっぷりが光りましたね。
バリケードにもたれるオーウェンスにアッパーカートを打ち込めば
勢い余ってバリケードのだ後にそのバリケードの向こうにこぼれ出て、
エプロンで殴られれば実況席にまでぶつかりに行く。
インディー魂に火がついたハード・ファイトでした。
オーウェンスもセザーロを立てつつ上手くバランサーとして機能。
最後はサミの乱入フィニッシュでしたが、
通常放送だからといって流さず密度のある戦いを見せてくれました。
平均的な良試合。
(執筆日:6/?/21)
Aショーン・マイケルズvs.オーエン・ハート (Raw 8/12/96)
テンポ、受け身、打撃技術は高い水準値にあります。
そこにオーエンの精緻なタイミング、
HBKの華が加わってシンプルながら美しい試合に。
後半のHBKの構成が晩年のテンプレとは違って
自由度が高い所もオーエンとは非常にマッチしていましたね。
ベイダーと絶賛抗争中の期間なので
10分弱でベイダー乱入絡みからのフィニッシュでしたが充実していました。
中々良い試合。
(執筆日:7/?/21)
Bケージマッチ:ダニエル・ブライアンvs.ウェイド・バレット(SD 8/23/13)
ムーブメント真っただ中のブライアンは観客を一体化。
凄いのは観客から勝手にYESチャントも起こり、
それを否定せず取り込みつつもリズムを乱さないこと。
お見事です。
それに比べるとバレットはもう少し流れを作りたかったか。
器用に何でもできるからこそ拾って、
かえって全体から見ると少し散文な所がありました。
将来を嘱望されつつ物足りなさを感じる課題点でしたね。
まあまあ良い試合。
(執筆日:7/?/21)
Cクルーザー級王座戦:ポール・ロンドン(ch)vs.ナンジオ(Velocity 2/8/05)
ロンドンがリングに滑り込む所から演舞開始しスピーディに展開。
見ていて楽しいクルーザー級ですね。
求められている位置づけから落ち着く溜めも許されず
常に動き続ける為に終盤の緩急が物足りないものの
ロンドンのセンスとナンジオの確かな空気読みを実感できます。
最後もヴィトーの介入で綺麗に〆。
まあまあ良い試合。
(執筆日:10/?/21)
DMITB予選:ジェフ・ハーディvs.クリス・ジェリコ(Raw 2/25/08)
感覚が一致していて
綺麗に一進一退を生み出していますね。
定番スポットを活かして天丼で構築。
得意技がここぞという所で配置され、
これは見ていて気持ち良いですね。
その上で終盤はクイックも混ぜ込み
スリリングな見せ場に仕上げています。
ワン・オブ・ゼムなカードでしたが、
中身は充実していて、中々良い試合でした。
(執筆日:10/?/21)
Eランディ・オートンvsリドル(Raw 4/19/21)
リドルの固定概念に囚われない仕掛けがちょっとしたズレを生んでいる所もありますが、
試合が進むにつれ修正して両者の全く違う個性が披露されていきます。
オートンの切れ味鋭い試合運びは良く、
リドルの緩急の為に細かく止を入れるセンスには感服します。
ストーリーにのっとったパワー・バランスの中で
フィニッシュの仕方まで含めてしっかり作りあげました。
平均的な良試合。
Fフォールズ・カウント・エニウェア・マッチ:カクタス・ジャックvs.ビリー・ガン(House Show 3/22/98)
当時のハイ・テンポな試合運びの中で
テーブルなどハードコア要素が織り交ぜられるので当然盛り上がります。
流石にハウス・ショーなのでFCAルールを上手く使った演出はなく、
どちらかというとノー・ホールズ・バードな内容ですけどね。
カクタスとビリーのやり取りも特に問題なかったですね。
平均的な良試合。
(執筆日:12/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@セザーロvs.ケビン・オーウェンス(SD 5/19/16)Aショーン・マイケルズvs.オーエン・ハート (Raw 8/12/96)
Bケージマッチ:ダニエル・ブライアンvs.ウェイド・バレット(SD 8/23/13)
Cクルーザー級王座戦:ポール・ロンドン(ch)vs.ナンジオ(新チャンピオン!)(Velocity 2/8/05)
DMITB予選:ジェフ・ハーディvs.クリス・ジェリコ(Raw 2/25/08)
Eランディ・オートンvsリドル(Raw 4/19/21)
Fフォールズ・カウント・エニウェア・マッチ:カクタス・ジャックvs.ビリー・ガン(House Show 3/22/98)