WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.22の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ダーク・マッチ:エリン・オーグレディ(クラッシュ・ホーリー)vs.ヴィック・グライムス(Raw 1/20/98)
ニュー・ジャックに殺されかけたことで有名グライムスですが、
WWEとディベロップメント契約を結んでいたことがあったんですね。
90年代後半に入り、あんこ型レスラーの需要が薄くなっている中で、
受け手に回った時の見せ方の技術がひどい。
クラッシュも全然間の調整やダメージ・コントロールができていないですけどね。
ただグライムスが場外椅子に座らせたクラッシュに
トぺコンを放ち自爆というスポットには驚きました。
クラッシュもスプリングボードを多用し派手にやるので
その質に反比例して歓声は結構上がっていました。
悪い試合。
AWWF王座戦:トリプルH(ch)vs.TAKAみちのく(RAW 4/10/00)
TAKAはフナキだけでなくAPAを引き連れてきます。
レフェリーのヘブナーも強気に出てきて、
動揺するHHHに攻めかかるというストーリーにのって
しっかり良い動きを見せていますね。
HHHがすぐに主導権を握り返しますが、
負傷前の00-01年はHHHのレスラー人生最高潮の時ですから
手を抜かずに切れ味鋭い攻めをしていますね。
格の差を考えるとTAKAに反撃の機会は与えにくい所ですが、、
フナキのアシストでHHHがAPAにぶつかり、
攻撃を食らうなんていう筋で演出したのは面白かった。
短時間の一戦ですが、当時のTVプロレスの面白みのある試合です。
平均より少し上。
BWWF王座戦、ケージマッチ:ヨコヅナ(ch)vs.ブレット・ハート(House Show 8/13/93)
(エスケープ・ルール有効)
横綱の体重が制限要素になりますね。
いつも通りかけられる技が絞られるのに加えて、
エスケープ・ルールでは
横綱がケージを登るなんてことはなく扉から逃げる一択のみ。
ただその中で頑張っていて、
ブレットの空間活用力は感心したし、
横綱のKO級の攻防も良かった。
当時においては一番ハードコアという位置づけの
ケージ・マッチの根本原理を守っていますね。
国際対決ということもあって盛り上がっていました。
一方で、ヨコヅナがKO級の見せ方をするということは
いつも以上にスローになるので、
アスリート的目線からすると
精緻に作っていても余りに遅いイメージも抱きます。
せめて最後ロウラー介入で締めるならば
ロウラーが介入する前からヨコヅナはケージの扉に向かって欲しかった。
平均的な良試合。
(執筆日:5/?/20)
C世界ヘビー級王座戦:アンダーテイカー(ch)vs.フェスタス(SmackDown 4/11/08)
機動力のあるビッグ・マンの良さを際立たせる
拳に受け身をどちらもが出来ていますね。
ただ格の差が大きく立ちふさがり、
雑にテイカー優位に落ち着かせているシーンもあります。
前半で見せた可能性がどんどん狭まっていったのは残念でした。
平均レベル。
(執筆日:6/?/20)
DKOTR予選:ドインク・ザ・クラウンvsミスター・パーフェクト(SuperStars 5/1/93)
ドインクが奇襲攻撃。
不気味なヒールとして可能性を示していますね。
パーフェクトも印象的に噛み合わせています。
意図をもって試合の構築をしているので、
アクション一つ一つに価値がありました。
予想外に充実していた内容。
まあまあ良い試合。
EKOTR予選:ドインク・ザ・クラウンvsミスター・パーフェクト(Wrestling Challenge 5/16/93)
次こそはと今度はパーフェクトから殴りかかりますが、
ドインクの技構成は適当だし、
パーフェクトも過剰受け身でリズム良くないしで、散々。
そしてまたもや時間切れドローという結末。
1回ならまだしも2回も重ねる必要があるか疑問でしたね。
悪い試合。
Fドインク・ザ・クラウンvs.マーティ・ジャネッティ(RAW 6/14/93)
マーティの軽快な動きに対してドインクが一呼吸遅い。
ジャネッティがとにかく動いて攻防を作り楽しませますが、
ジャネッティが攻めて、防がれ、攻めて、という作り方なので、
益々ドインクの存在感がなくなっていく問題。
後半ドインクが主導権を握ると
キャラの伴った試合運びを見せてくれましたが、
ジャネッティが復活すると没交渉で、
コミュニケーションという面で著しく物足りません。
そんなに要素としては悪くないのに試合としては空振っている。
悪くない試合。
(執筆日:7/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ダーク・マッチ:エリン・オーグレディ(クラッシュ・ホーリー)vs.ヴィック・グライムス(Raw 1/20/98)AWWF王座戦:トリプルH(ch)vs.TAKAみちのく(RAW 4/10/00)
BWWF王座戦、ケージマッチ:ヨコヅナ(ch)vs.ブレット・ハート(House Show 8/13/93)
C世界ヘビー級王座戦:アンダーテイカー(ch)vs.フェスタス(SmackDown 4/11/08)
DKOTR予選:ドインク・ザ・クラウンvsミスター・パーフェクト(10分時間切れ)(SuperStars 5/1/93)
EKOTR予選:ドインク・ザ・クラウンvsミスター・パーフェクト(10分時間切れ)(Wrestling Challenge 5/16/93)
Fドインク・ザ・クラウンvs.マーティ・ジャネッティ(ダブル・リングアウト)(RAW 6/14/93)