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WWE:TV Matches Special Edition:Do you want Reviews? part.16の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@アルベルト・デル・リオvs.ドルフ・ジグラー(7/15/13)
 ジグラーがエルボー・ドロップ連発をいきなり出し、
 デル・リオも早々に煽って伝統的な序破急をショート・カットする狙い。
 雪崩式リバース・スープレックスや
 ショルダー・スルーによる強烈な場外落下など
 激しい内容ながら点のイメージが強く個人的には余り惹かれなかった内容です。
 まあまあ良い試合。

Aテーブル・マッチ:ジョン・シナvs.ライバック(7/29/13)
 ライバックはパワフルな技とアピールをバランス良く織り交ぜています。
 テーブルをかわしてリング下に隠れたりと
 ヒールとしての戦略性もありポテンシャルを感じさせますね。
 一方のシナは決して悪くはなかったものの
 色々な見せ場が試合にあったために
 ここぞの時のような太い芯を試合に作れなかったかな、という印象。
 中々面白い内容でしたが、最後の締め方が単純だったのは残念です。
 まあまあ良い試合。

B#1コンテンダーズ・マッチ:ロブ・ヴァン・ダムvs.ランディ・オートンvs.クリスチャン(SD 8/2/13)
 開始時の打撃の打ち合いは無秩序且つ遠慮があるものの
 その後の攻防は3人目が入ってのスムーズな攻防のつなぎは見事。
 またクリスチャンとオートンによるカウンター合戦も齟齬なく織り交ぜられている。
 RVDも技のハードさ、受け身の過激さで見劣りしない。
 欲を言えば1対2ムーブが欲しいなと思ったところにRVDが2人へのトペコン。
 全体的な試合時間の使い方も良いですね。
 終盤はオートンの美しい時間を堪能する時間。
 ローリング・サンダーをパワー・スラムに切り返したのは驚き。
 中々良い試合。

Cコーディ・ローデスvs.ランディ・オートン(Raw 9/2/13)
 コーディは試合のスキル・レスラーとしての魅力を高めてきたものの
 自分でウェイトの軽さを作っている所があり、
 そこはシングルでトップを狙う上で絶対的に改善しなければならないポイントですね。
 オートンは受け手に回りながら
 ここぞでえぐい技を決め印象化で容易にコーディを上回っています。
 物足りない部分もあったが
 RKOからクロス・ローズへの切り返し、
 そして最後の足を痛めたところからの決着は良かったですね。
 まあまあ良い試合。

Dゴールダストvs.ランディ・オートン(Raw 9/9/13)
 ゴールダストはコーディが見習うべき良い打撃を見せていますね。
 一方で倒れるべきところで倒れる受けも出来ているから
 打撃ベースでせめぎ合いができます。
 会場を上手く使って構築。
 鉄柱、フェンスへのバック・ブリーカーからオートンのターン。
 流れが綺麗なので盛り上がりましたね。
 ゴールディがRKOをクロス・ローズに切り替えしたシーンは
 意表をついていて素晴らしかったものの、
 だからこそ自分の技でもう一つ盛り上げ所を作れたはずなのが勿体無い。
 中々良い試合。

Eドルフ・ジグラーvs.ディーン・アンブローズ(Raw 9/16/13)
 アンブローズのキャラ表現と
 ジグラーのキレのあるムーブが1セットに融和しています。
 ジグラーがハード・バンプで見せ場を作れば
 アンブローズも柔軟な試合運びでその活かし方を色々と探っていきます。
 この2人ならこの2人にしかいけない試合を作れるだろうと実感させる内容。
 PPVといってもミッドカードは制約を受けるので
 結果的に濃度が薄まってこの1戦を超えれませんでしたが、
 少なくともこの試合はPPVへの前振りとして素晴らしかった。
 中々良い試合。

Fダニエル・ブライアンvs.ローマン・レインズ(Raw 9/16/13)
 ブライアン自体のテンポが決してナチュラルではない所もありますが
 レインズも調整が上手くないのが明らか。
 レインズは律儀に痛がっていますが、
 もう少しハイパーアーマー要素も欲しいですね。
 ブライアンも相手が試合を作る意思を持たないからといって
 蹴りで誤魔化し、とりあえずの脚攻めは如何なものか。
 何もレインズのスケール感を設定できないまま試合が進行。
 レインズがトペをキャッチするなど
 終盤にかけて定番となりそうなスポットを幾つも見せていたのが救い。
 悪くない試合。

Gザ・シールド(セス・ローリンズ、ローマン・レインズ、ディーン・アンブローズ)vs.ダニエル・ブライアン、ウーソズ(SD 9/20/13)
 軽めの孤立を適切にこなして均衡感を作り出した後、
 ウーソーの長期孤立に入ります。
 体は固くないですけれども体重があるだけに
 アクションがやや制限されていることが否めない面もありますね。
 タッチ成功後のブライアンの猛烈なビート・アップは素晴らしい。
 ダイブ連発シークエンスで爆発し、
 ウーソーズがロープ越しに援護しての最後のまとめ方も素晴らしかった。
 中々良い試合。

 (執筆日:11/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アルベルト・デル・リオvs.ドルフ・ジグラー(7/15/13)
Aテーブル・マッチ:ジョン・シナvs.ライバック(7/29/13)
B#1コンテンダーズ・マッチ:ロブ・ヴァン・ダムvs.ランディ・オートンvs.クリスチャン(SD 8/2/13)
Cコーディ・ローデスvs.ランディ・オートン(Raw 9/2/13)
Dゴールダストvs.ランディ・オートン(Raw 9/9/13)
Eドルフ・ジグラーvs.ディーン・アンブローズ(Raw 9/16/13)
Fダニエル・ブライアンvs.ローマン・レインズ(Raw 9/16/13)
Gザ・シールド(セス・ローリンズ、ローマン・レインズ、ディーン・アンブローズ)vs.ダニエル・ブライアン、ウーソズ(SD 9/20/13)