TOPアメリカン・プロレスWWE TV Matches →WWE:Best of TV Matches 1994 part.2

WWE:Best of TV Matches 1994 part.2の分析


名勝負 タッグ王座戦:ショーン・マイケルズ、ディーゼル(ch)vs.レイザー・ラモン、1-2-3-キッド(Action Zone 10/30/94)
好勝負 なし

@ジャック・ルージョーvs.ピエール(House Show 10/21/94)
 (細かいカットあり)
 荒々しく、驚くほど硬い打撃。
 華やかなハイフライングの混ぜ具合も良く、トータル・パッケージです。

 観客も大いに盛り上がる一進一退。

 かなりカットされていますが充実の試合であることは十分に伝わってきます。
 ノー・カットなら好勝負の評価もありえそうな内容です。

 中々良い試合。

Aタッグ王座戦:ショーン・マイケルズ、ディーゼル(ch)vs.レイザー・ラモン、1-2-3-キッド(Action Zone 10/30/94)
 必殺技とは最も高い位置づけであるが故に序盤で決まると興がなくなるものです。
 いや正確に言うならその扱いが難しすぎるだけです。
 この試合ではそこにいくまでの過程と、決まった後のアフターケアによって見事に使いこなしている。
 それこそラダー・マッチで見せたような、複雑な要素をこぼれずに1つに収めた構築です。
 ディーゼルはキッドという軽量級の相手を得てスケールの大きな攻めを見せています。
 ただキッドだから輝いているという訳でもなく、
 キャラクター、攻撃の重さ、間といった求められる能力の総合性が向上している故ですね。
 途中の孤立の部分はCMもあって十分に見れませんが余り高度な物ではなさそうですね。
 しかしこの試合では没個性になるタッグ屋としてではなく
 それぞれが最大に輝く事を目的としたタッグとして動いているので大きなマイナス・ポイントではありません。
 HBKがディーゼルにスイート・チン・ミュージックを誤爆させた後の終盤は非常にドラマチックでしたね。
 ラモン、キッドが特別な絆を感じさせる独創的な連携でHBKからカウント3を奪うのが先か、
 それともディーゼルが復活して試合に蹴りをつけるのが先かという緊迫感がたまりません。
 ラモン、キッド、ディーゼル、この3人が同時期に最盛期を迎えたからこそ生まれた名タッグです。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:7/?/10)

注目試合の詳細


Aタッグ王座戦:ショーン・マイケルズ、ディーゼル(ch)vs.レイザー・ラモン、1-2-3-キッド(10/30/94)
  ショーン・マイケルズ、ディーゼルがゴングがなる前に襲いかかる。
  ショーン・マイケルズがキッドを、ディーゼルがラモンを振ってぶつけようとする。
  ラモン、キッドが振り返して2人をぶつける。
  キッドがディーゼルにソバット。
  ラモンがクローズラインを決めディーゼルを落とす。
  ショーン・マイケルズがキッドを蹴り飛ばす。
  ラモンがショーン・マイケルズを殴りつけヘッド・ロック。
  ショーン・マイケルズがロープに押し飛ばしショルダー・スルーを狙う。
  読んでいたラモンがレイザーズ・エッジ。
  カバー。
  カウント2でディーゼルがショーン・マイケルズを場外に引きずり出す。
  そのまま帰ろうとする。
  ラモンが場外に下りて2人を殴りつける。
  ショーン・マイケルズをリングに戻すと待ち受けていたキッドがスクール・ボーイ。カウント2。
  ショーン・マイケルズがサミング。
  エルボーを打ち下ろしコーナーに振ろうとする。
  キッドは振り返すとショルダー・スルー。
  ダイビング・クロス・ボディはカウント2。
  ヴィクトリー・ロール。カウント2。
  ロープに振りハリケーン・ラナを狙う。
  ショーン・マイケルズがパワー・ボムに切り返す。
  交代したディーゼルがキッドを殴りつける。
  ヒップ・トス。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  キッドがサンセット・フリップ。
  ディーゼルは耐えるとネック・ハンギング・ツリー。
  投げ飛ばす。
  ロープに振り打ち上げようとする。
  キッドがドロップ・キックを決めラモンにタッチ。
  ラモンはディーゼルのクローズラインを避けるとパンチ。
  相手のパンチをガードしながらパンチ。
  ディスカス・パンチで倒す。
  リングに入ろうとしたショーン・マイケルズを殴り飛ばす。
  ディーゼルにボディ・スラムを決めカバー。カウント2。
  ディーゼルを起こし腕を取るもディーゼルがクローズライン。
  ラモンを起こすと殴りつけていく。
  ラモンがロープにもたれながらもパンチ。
  殴りつけていく。
  ディーゼルがニー。
  ショーン・マイケルズがラモンの髪をつかんで引き寄せる。
  (カット)
  ディーゼルがラモンをコーナーに振る。
  コーナーに振る。
  サイド・スラム。
  カバー。カウント2。
  ショーン・マイケルズの出した足にぶつける。
  交代したショーン・マイケルズがボディ・スラム。
  セカンド・ロープからエルボー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ラモンは起き上がると腹にパンチ。
  ロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったショーン・マイケルズにバック・スライド。
  ショーン・マイケルズはカウント2で返すとドロップ・キック。
  カバー。カウント2。
  交代したディーゼルがラモンを殴りつける。
  スネーク・アイズ。
  腰に足を押し当てる。
  レフェリーが抗議するキッドに注意を取られる。
  その隙にショーン・マイケルズが場外からラモンをロープに喉を押し付ける。
  ディーゼルがロープに走りラモンにヒップ・ドロップ。
  起こしてクローズライン。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  ロープに走りもう1発。
  カバー。カウント2。
  エルボーを打ち下ろしフォア・アームズ。
  ショルダー・ロック。
  ラモンは起き上がると腹にエルボーを打ち込みロープに走る。
  ショーン・マイケルズがロープ越しにニー。
  ディーゼルがロープに走りフライング・ショルダー・タックル。
  カバー。カウント2。
  交代したショーン・マイケルズが殴りつける。
  (カット)
  ショーン・マイケルズとラモンがダウンしている。
  ラモンが自陣に向かいタッチ。
  しかしレフェリーはリングに入ろうとしたディーゼルを止めていて見ていない。
  ショーン・マイケルズがラモンを引き寄せディーゼルに固定させる。
  ショーン・マイケルズがスイート・チン・ミュージックへ。
  しかしかわされ誤爆。
  ダウンしたディーゼルを気遣う。
  その隙にラモンが自陣へ。
  ショーン・マイケルズが止めようとするも一足早くラモンがタッチ。
  キッドがロープ越しに飛んでけり。
  ロープに振りニール・キック。
  けりにソバット。
  コーナーに振るとショーン・マイケルズは一回転して場外に転落。
  キッドはダイブで追撃するとリングに戻す。
  ミサイル・キックでカバー。カウント2。
  タッチするとショーン・マイケルズをロープに振る。
  ラモンがクローズラインへ。
  ショーン・マイケルズがかわしクロス・ボディへ。
  ラモンが受け止めフォール・アウェイ・スラム。
  タッチするとキッドをロープに振り抱える。
  フォール・アウェイ・スラムでショーン・マイケルズにぶつける。カウント2。
  ラモンはショーン・マイケルズをコーナーに乗せると雪崩式バック・ドロップへ。
  ショーン・マイケルズがクロス・ボディに切り替えす。
  ラモンが体勢を入れ替える。カウント2。
  ボディ・スラム。
  タッチするとミサイル・キャノン。カウントは2。
  ラモンに交代。
  ショーン・マイケルズはディーゼルに起きろと揺さぶるもディーゼルは身じろぎもしない。
  ラモンがショーン・マイケルズにクローズラインを決めカバー。カウント2。
  ディーゼルを蹴り落とす。
  ショーン・マイケルズがその隙をついて飛びかかる。
  おぶさってスリーパー。
  ラモンの体が崩れる。
  レフェリー・チェックが入る。
  3度目のチェックが入る前にキッドが入りショーン・マイケルズを殴り飛ばす。
  両者ダウン。
  ディーゼルが動き始める。
  ラモンが近づいてきたショーン・マイケルズにコーナーへのスリング・ショット。
  両者ダウン。
  ラモンが何とかキッドにタッチ。
  キッドはコーナーにのぼるとダイビング・レッグ・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ディーゼルがエプロンで起き上がる。
  キッドがショーン・マイケルズをロープに振ろうとする。
  ショーン・マイケルズが振り返すとディーゼルがロープを跨いでキッドにビッグ・ブーツ。
  ショーン・マイケルズがすぐにカバーし1,2,3!
  ショーン・マイケルズ、ディーゼルの防衛!


試合結果

Aタッグ王座戦:ショーン・マイケルズ、ディーゼル(ch)vs.レイザー・ラモン、1-2-3-キッド(Action Zone 10/30/94)