WWE:Best of TV Matches 1985の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | リッキー・スティムボート、ティト・サンタナvs.ブルータス・ビーフケーキ、グレッグ・ヴァレンタイン(4/21/85) |
@リッキー・スティムボート、ティト・サンタナvs.ブルータス・ビーフケーキ、グレッグ・ヴァレンタイン(4/21/85)
控えも受け手も序盤から爆発的盛り上がりを生むための動き。
リッキー、ティトの最先端ムーブは素晴らしいですね。
続いてティトの孤立。
抗争中のグレッグが攻撃的に捕まえ、
孤立中でもまったりとした雰囲気にならず引き締まります。
ブルータスはコミカルな受け身ぐらいであまり目立たなかったが
脚を引っ張る所もなくグレッグとの連携も良さげ。
最後までまとまっていて完成度高かったですね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:2/?/25)
Aダイナマイト・キッドvs.ブレット・ハート(9/14/85)
劣勢のブレットがフラストレーションを溜め、
髪を掴んで倒して場外でボディ・スラムを決めて、と荒々しい攻め。
心理に基づいて攻防を展開していて良いですね。
ブレットの正統な構築と
ダイナマイト・キッドの苛烈さ
それぞれが役割分担して試合に貢献しています。
しかしシンプルでそこからの+1が見られず。
最後もプレイバックのせいで
フィニッシュの流れが阻害される編集上の原点も見られました。
中々良い試合。
(執筆日:4/?/21)
Bブリティッシュ・ブルドッグスvs.ハート・ファウンデーション(9/23/85)
ファウンデーションが場外できりながらブルドッグスをスケール・アップ。
その後はファウンデーションによる軽い孤立と重い孤立。
ブルドッグスは80年代とは思えぬ革新的な動きを所々で見せ、
ファウンデーションはキャリアの浅さを感じさえない程
しっかりとヒールのタッグ・ワークを見せました。
引き込む力には少々欠けるが教科書と言っても良い内容です。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:5/28/10)
Cブルーノ・サンマルチノ、ポール・オンドロフvs.ボブ・オートンJr.、ロディ・パイパー(9/28/85)
リングに入るなり乱闘。
抗争のヒート具合は素晴らしく80年代前半ならではのリアリティがあります。
ヒールの印象が強いオンドロフもフェイスとして良い見栄を切っています。
終盤も乱闘で盛り上げ。
リングアウト決着ながら問題なしの熱狂でしたね。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:12/?/24)