TOPアメリカン・プロレスWWE TV Matches →WWE:Best of Raw/SD Matches 2025

WWE:Best of Raw/SD Matches 2025の分析


名勝負 なし
好勝負 イリミネーション・チェンバー予選:CMパンクvs.サミ・ゼイン(Raw 2/3/2025)

ラクエル・ロドリゲス、リヴ・モーガンvs.ダコタ・カイ、イヨ・スカイ(Raw 2/10/2025)

女性世界王座戦:リア・リプリー(ch)vs.イヨ・スカイ(Raw 3/3/2025)

@ペンタvs.チャド・ゲイブル(Raw 1/13/2025)
 ペンタがWWEデビュー。
 WWEファンの前でも変わらぬ得意技に見得切り。
 チャドの脚攻めに受け表現の良さも見せています。

 チャドの対応力も光って
 ペンタがレスラーとしての完成度を示しました。

 理想的なデビュー戦でしたね。

 好勝負に少し届かず。

Aイリミネーション・チェンバー予選:CMパンクvs.サミ・ゼイン(Raw 2/3/2025)
 切れ味ではなく上下左右の動きで立体的にレスリングを見せます。

 次に何をするか、どう動かすか。
 サミの利他的構築と
 パンクの腕狙いの布石積み重ねが光りますね。

 パンクが40代でも勝負できるプロレスのあるべき姿を見せてくれました。

 ぎりぎり好勝負。

Bラクエル・ロドリゲス、リヴ・モーガンvs.ダコタ・カイ、イヨ・スカイ(Raw 2/10/2025)
 ラクエルの巨体を使いこなせした攻防を
 ダコタ、イヨが生み出して掴みはバッチリ。

 リヴは小物感出して凸凹感出しつつ、
 足手まとい的にはならず、その役回りの中でも戦略的に動けてチームになっています。

 ラクエルもまだ考えずに動けるレベルではないにしても
 自分が次にどう動くと攻防が広がるか良く考えていますね。

 ラクエルとリヴの合体技が派手で
 ダコタ、イヨの激しいムーブと交錯する
 終盤のニア・フォール合戦はまた見応えあり。

 ぎりぎり好勝負。

 WWE女性タッグで好勝負が生まれたのは
 87年のグラマー・ガールズvs.ジャンピング・ボム・エンジェルズ以来38年ぶりですね。

C女性タッグ王座戦:ビアンカ・ブレア、ナオミ(ch)vs.リヴ・モーガン、ラクエル・ロドリゲス(Raw 2/24/2025)
 襲撃を受けリベンジに燃えるナオミ、ビアンカ。
 ホットなラフファイトから
 ラケル、リヴのヒールワークにバトンタッチ。
 両者ともタッグのカラーがしっかりしていますね。

 中盤が少しムーブで繋いでいる感はあるものの開始時いなかったドミニクの介入からギアを上げていきます。

 若干精度粗いもののクライマックスはボリュームがあり、
 尚且つ攻防としても素晴らしかったですね。

 WWEの女性タッグが2025年は大きく開花しそうな予感がありますね。

 好勝負に少し届かず。

D女性世界王座戦:リア・リプリー(ch)vs.イヨ・スカイ(Raw 3/3/2025)
 攻防が崩れつつも地がしっかりしているし、
 攻防に意味あるせめぎ合いがあるので、マイナスになりません。

 一つ一つのムーブのハードさ、受け身のスケープ・アップで
 見応えある内容に仕上げていきます。

 どう推移していくか読ませない攻防の数々。
 イヨがカイリとアスカの技を繰り出す演出もあり
 WMのカードを変えるサプライズに値するニア・フォール合戦で、
 終盤と思わせた後に何度も更に攻防が繰り広げられました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/25)