WWE:Best of TV Matches 2023の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | タッグ王座戦:ウーソーズ(ch)vs.ジャッジメント・デイ(ダミアン・プリースト、ドミニク・ミステリオ)(Raw is XXX 1/23/23) ウーソーズvs.アルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル、オーティス)(Raw 4/10/23) |
@US王座戦:オースチンセオリー(ch)vs.セスローリンズ(Raw 1/2/23)
それぞれ相手の見せ場に良い受けを見せましたね。
セオリーはスタイルをどヒールからシフト・チェンジした訳ですが、
ナチュラルに使いこなせていてGood。
スポットに依存せずとも相手に感情と細かな攻防でストーリーをつなぎました。
セスが脚をリアルに負傷したのか集中力の乱れもありましたが、
その脚の負傷がリアルなのか試合場のストーリーなのか分からないぐらいには
上手く試合の中で処理していてまとめていましたね。
好勝負に少し届かず。
AUS王座#1コンテンダーズ・イリミネーション・マッチ:ボビー・ラシュリーvs.バーロン・コービンvs.ドルフ・ジグラーvs.フィン・ベイラーvs.セス・ローリンズvs.ザ・ミズ(Raw 1/16/23)
それぞれが堅実に自分の仕事をしていて、
そして今が旬のレスラー程
その魅力を見せる場面が用意されている。
当たり前のことを多人数マッチで
当たり前のようにこなすWWEらしい質の高い試合でした。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Bタッグ王座戦:ウーソーズ(ch)vs.ジャッジメント・デイ(ダミアン・プリースト、ドミニク・ミステリオ)(Raw is XXX 1/23/23)
試合前にサミが裁判にかけられブラッドライン追放になりかけるも
ジェイがサミをかばって無罪放免に。その後にこの試合。
ダミアンとドミニクの凸凹コンビは良いですね。
ヒール対決の中でウーソーズはいつもよりも受けに回ることが多くなっていますが、
それにより相互の魅力を再発見するような内容になっており、
30周年記念大会ならではのレアなマッチアップを感謝させます。
参加者だけでなくセコンドも良い役者っぷりを見せていましたね。
終盤ジミーが脚を負傷。
アダムが現れそれなら王座剥奪だと迫るとサミが代打を申し出て続行。
人気者サミの爆発力でぐっと惹きこんで
最後はジミーとサミの合体技でフィニッシュ。
サミのブラッドライン追放の前段として最高の盛り上がりを生み出しました。
WMも見据えたこの時期に最高の試合といえるでしょう。
ぎりぎり好勝負。
CJDマクドナvs.イルヤ・ドラグノフ(NXT 3/21/23)
数え歌再び。
印象的なスポット残し
ライバルとしての一進一退を出していきます。
同じ挑戦者とはいえ、ウェスに対して当たりの良い
ヒールのマクドナにやや重点を置く調整も求められている通りできています。
CM長めで少し熱が逃げたものの
ヘッド・バット合戦から始まるハードな攻防は想像以上に続き見応えあり。
最後のノー・コンテストな終わり方は呼吸合わなかったのもあって、
がっかり感増し増したが、ハードな内容は間違いなし。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Dウーソーズvs.アルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル、オーティス)(Raw 4/10/23)
オーティスの体格ネタ、チャドのスタイル主張で掴み。
ウーソーズは大したアクションしなくても絵を作ってCMに繋げられるアピール力です。
チャドの孤立からオーティスのホット・タッグ。
ど定番の構成ながらそこに個性が織り混ぜられダイナミックに仕上がっています。
最後はコンパクトながらお見事でしたね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:4/?/23)