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WWE:Best of TV Matches 2022 part.6の分析


名勝負 なし
好勝負 マット・リドルvs.ダミアン・プリースト(Raw 9/26/22)
 
IC王座戦:ギュンター(ch)vs.シェーマス(SD 10/7/22)

セス・ローリンズvs.オースチン・セオリー(Raw 10/31/22)

@マット・リドルvs.ダミアン・プリースト(Raw 9/26/22)
 リドルが密着サブミッション・キャラに寄せた導入。
 そこから自由設計でリドルの独自のセンスが光ります。

 対するプリーストも扱いの難しいリドルのお題目に対し、
 試合の道筋を適切にコントロールして応対。

 フェンスにぶつけられることを重々しく見せて激戦を演出したり、
 ニーを中心とした攻防の天丼など狙いが成功して素晴らしい試合となっています。

 ぎりぎり好勝負。

AIC王座戦:ギュンター(ch)vs.シェーマス(SD 10/7/22)
 大柄な恵まれた体躯を活かして、
 更に打撃自体もハード・ヒット。
 相変わらず世界屈指の大乱闘です。

 ここにテンポ・コントロール力まで加わってとんでもないですね。

 世界観の中に上手く技も落とし込まれています。

 インぺリウム、ブローリング・ブルーツも現れ乱闘を繰り広げる中しっかりと幕閉じ。

 PPVの一戦にこそ劣るものの他を寄せ付けない内容です。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/?/22)

Bレイ・ミステリオvs.ルドウィッグ・カイザー(SD 10/21/22)
 ミステリオのリング回り及びエディ・ムーブを基点にしながら
 その間をカイザー及びそのセコンドが丁寧に繋ぎます。

 一つ一つ逃さず、仕草、ダメージ表現も良かったですね。

 カイザーの株が上がる内容でした。

 好勝負に少し届かず。 

C女性王座#1コンテンダーズ・マッチ:ベイリーvs.ビアンカ・ブレア(Raw 10/24/22)
 序盤は手探り感があるものの
 自分の協調すべきスタイルを良く分かっていて
 一つ一つ均衡を崩さない状況ではめこんでいきました。

 ベイリーが腕攻めを行っている一方で
 ビアンカはハンドスプリング・ムーンサルトを
 切り返し合いの中に敢えて入れたのは疑問。
 
 ビアンカの攻め比率をもう少し抑えた方が
 それまでの過程を活かせる攻防になったでしょうね。

 ベイリーを持ち上げ実況席に叩きつける等
 クライマックスの演出で盛り上がりましたが、
 乱入者のフィニッシャーが決まった後、
 KOしていたレフェリーがリングに戻ってカウントするならいざ知らず、
 セカンド・レフェリーが入り込んでカウントしてカウント3まで行くことはお約束上少ないので、
 その点も少し勿体なかった印象ですね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Dセス・ローリンズvs.オースチン・セオリー(Raw 10/31/22)
 場を存分に使いながら展開。
 インサイド・ワークの読み合いはヒール対決ならではですね。

 ヒールといってもセスは入場曲もあってかなりの人気者。
 フェイス的見せ方も柔軟に織り交ぜながら
 自由自在に観客をのせて試合を作り上げていきましたね。

 セオリーの攻防作りの巧みさも活きて素晴らしい試合でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:11/?/22)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@マット・リドルvs.ダミアン・プリースト(Raw 9/26/22)
AIC王座戦:ギュンター(ch)vs.シェーマス(SD 10/7/22)
Bレイ・ミステリオvs.ルドウィッグ・カイザー(SD 10/21/22)
C女性王座#1コンテンダーズ・マッチ:ベイリーvs.ビアンカ・ブレア(Raw 10/24/22)
Dセス・ローリンズvs.オースチン・セオリー(Raw 10/31/22)