WWE:Best of TV Matches 2022 part.4の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | エッジvs.ダミアン・プリースト(Raw 8/22/22) ヴァイキング・ルールズ:ヴァイキング・レイダースvs.ニュー・デイ(コフィ・キングストン、エグゼヴィアー・ウッズ)(SD 9/2/22) ジョニー・ガルガーノvs.チャド・ゲイブル(Raw 9/12/22) |
@ケヴィン・オーウェンスvs.チャド・ゲイブル(Raw 8/22/22)
再びプッシュの機運が巡ってきたと同時に
HHH政権になり試合の制限も解除。
更には2020年2月ぶりにカナダ公演。
ということでオーウェンスは先週以上に最高に気合が入っています。
場外エクスプロイダーにエプロン技、と
フル・スロットルでハード・ファイト。
チャドもそれに付き合いつつ、
ただ過激に走るのではなく
オーウェンスとの間で戦術的な鬩ぎ合いも見せました。
好勝負に少し届かず。
Aエッジvs.ダミアン・プリースト(Raw 8/22/22)
序盤は濃厚に心理戦を描き、
場外のラフ・ファイトで繋いで、と
エッジの負担感を軽減させつつ
ちゃんとロング・マッチの下地作りが両立できています。
その中でエッジが実況席葬を食らうという意表を突く展開からCM挟んで後半戦。
エッジを追い込むプリーストの試合運びは良く、
攻めの強弱が適切につけています。
レフェリー気絶からの椅子を交えた攻防の演出も素晴らしく、
両者のパフォーマンスには拍手を送りたい。
ぎりぎり好勝負。
Bヴァイキング・ルールズ:ヴァイキング・レイダースvs.ニュー・デイ(コフィ・キングストン、エグゼヴィアー・ウッズ)(SD 9/2/22)
フォールズ・カウント・エニウェア・ルールですが、
ヴァイキングの船の先頭や盾がリングに飾られています。
バリケードに海の映像が映し出されていたりと芸が細かいですね。
舞台の視覚的要素も相まって
いつも以上の楽しいハードコアな攻防の数々。
パワー系とハイ・フライ系、凶器が
上手いバランスで織り交ぜられています。
中々活躍の機会に恵まれないヴァイキング・レイダースですが、
彼らのパワフルな魅力を再確認することが出来た内容。
船の先頭横にテーブルが設置され当然それがフィニッシュになるのですが、
それを忘れて決まってしまうのでは?と思うほどのニア・フォール合戦でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/22)
Cインぺリウム(ギュンター、ルドウィッグ・カイザー、ジョヴァンニ・ヴィンチ)vs.ブローリング・ブルーツ(シェーマス、ブッチ、リッジ・ホーランド)(SD 9/9/22)
絶好調シェーマスとHHH政権により
ブッチが再び日の目を見る機会を得られたのは嬉しいですね。
これまででは考えられない程
権利を持ってリングの中にいる時間を与えられ、
それに値するパフォーマンスを見せました。
また、このブッチに対し、シェーマスがどっしりと構えて見守り、
ブッチもそれに甘んじずギュンターにも立ち向かっていく様は
チームとして形になっていて熱かったですね。
是非この2チームの抗争はがっつり行って欲しい所です。
好勝負に少し届かず。
Dジョニー・ガルガーノvs.チャド・ゲイブル(Raw 9/12/22)
再契約のガルガーノ。
コンディションは良好で
チャドと素晴らしいアマレスの攻防でスタート。
それぞれ印象深いムーブで主導権を取り返し合う中盤も見応えがありますね。
チャドはコンパクトな試合の中で
工夫を凝らして存在価値を証明していますので、
HHH政権になって報われて欲しいですね。
攻防は最後まで数珠でつながり、
ガルガーノの再出発は祝福されました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ケヴィン・オーウェンスvs.チャド・ゲイブル(Raw 8/22/22)Aエッジvs.ダミアン・プリースト(Raw 8/22/22)
Bヴァイキング・ルールズ:ヴァイキング・レイダースvs.ニュー・デイ(コフィ・キングストン、エグゼヴィアー・ウッズ)(SD 9/2/22)
Cインぺリウム(ギュンター、ルドウィッグ・カイザー、ジョヴァンニ・ヴィンチ)vs.ブローリング・ブルーツ(シェーマス、ブッチ、リッジ・ホーランド)(SD 9/9/22)
Dジョニー・ガルガーノvs.チャド・ゲイブル(Raw 9/12/22)