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WWE:Best of TV Matches 2022 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 リドルvs.サミ・ゼイン(SD 6/10/22)

#1コンテンダーズ・オールド・ファッションド・ドニーブロック・マッチ:ドリュー・マッキンタイアvs.シェーマス(SD 7/29/22)

US王座#1コンテンダーズ・マッチ:チャンパvs.AJスタイルズ(Raw 8/1/22)

@リドルvs.サミ・ゼイン(SD 6/10/22)
 リドルがどんどん攻め立てます。

 サミはその攻めを引き出してテンポ感を維持。
 一方で単なる道化に終わらないよう
 ラフな雰囲気もまとって試合を引き締めていましたね。

 細かな部分で随所に彼の技量が光りました。

 サミがオートンのロープ利用DDTをパクってからのクライマックスも狙い通り。
 双方非オリジナルとは思えない程
 オートンの技をまさにこの場面という所で使いこなしていました。

 ぎりぎり好勝負。

Aユニバーサル&WWE王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.リドル(SD 6/17/22)
 レインズは王者然とした試合運びで、
 受けも絶妙なバランス感を見せますね。

 リドルも感情の乗った攻めで
 絵になるスタイル・クラッシュでした。

 期待するカードで観客の入れ込み具合も素晴らしかった。

 負傷欠場になったオートンの技を使うストーリーの後押しも受けてリドルは完全にのっていますから
 これは是非PPVでリマッチを組んでもらってリドル戴冠が観たいですね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:6/?/22)

Bブラッドライン(ローマン・レインズ、ジミー・ウーソ、ジェイ・ウーソ)vs.リドル、ストリート・プロフィッツ(Raw 7/25/22)
 SP、ウーソーズそれぞれのタッグ要素を見せると
 ブラッドラインによる二連孤立へ。

 端的に自分の魅力を試合の中に織り込んでいく効率の良い構築でしたね。

 ホット・タッグ後の盛り上げから
 成功が約束されているリドルvs.レインズの〆まで、
 完成度の高さを維持し続けた内容です。

 好勝負に少し届かず。

C#1コンテンダーズ・オールド・ファッションド・ドニーブロック・マッチ:ドリュー・マッキンタイアvs.シェーマス(SD 7/29/22)
 樽などお国柄の凶器がリング回りに配置された
 ノーDQノー・カウントアウトの形式です。

 この数え歌は今回もまた大当たり。

 マッキンが盛り上げて、シェーマスが焦らして、
 それぞれのやり方でコントロールしながら
 素晴らしい観客との一体感を作り出していきました。

 シェーマスに付いている
 ホーランド、ブッチの乱入もあって終盤の見せ場も盛りだくさん。

 25分間ハードに続けたタフ・マッチでした。

 ぎりぎり好勝負。

DUS王座#1コンテンダーズ・マッチ:チャンパvs.AJスタイルズ(Raw 8/1/22)
 それぞれ意図的に反撃のタイミングをお約束からズラして鬩ぎ合っていますね。

 同日に予選をそれぞれ行っていて2戦目なので、
 お約束でセット・アップは不要と省き、
 オリジナルの攻防を序盤から追求しました。

 レベルの高い内容でしたね。

 また一時Main Eventの番組にも回されていたチャンパが
 こうして一軍で前線に上がってきた結果も内容以上に嬉しい所です。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リドルvs.サミ・ゼイン(SD 6/10/22)
Aユニバーサル&WWE王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.リドル(SD 6/17/22)
Bブラッドライン(ローマン・レインズ、ジミー・ウーソ、ジェイ・ウーソ)vs.リドル、ストリート・プロフィッツ(Raw 7/25/22)
C#1コンテンダーズ・オールド・ファッションド・ドニーブロック・マッチ:ドリュー・マッキンタイアvs.シェーマス(SD 7/29/22)
DUS王座#1コンテンダーズ・マッチ:チャンパvs.AJスタイルズ(Raw 8/1/22)