WWE:Best of TV Matches 2018 part.2の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | タッグ王座トーナメント決勝:ニュー・デイ(ビッグE、コフィ・キングストン)vs.ザ・バー(シェーマス、セザーロ)(SD 8/7/18) ユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.フィン・ベイラー(Raw 8/20/18) WWE王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ダニエル・ブライアン(SD 10/30/18) |
@タッグ王座トーナメント決勝:ニュー・デイ(ビッグE、コフィ・キングストン)vs.ザ・バー(シェーマス、セザーロ)(SD 8/7/18)
孤立シーンのタッチできるかできないかの見せ場は最小限ですが、
孤立する側も捕らえる側も躍動して一つのものを提供できている。
衝突した反動で自陣に倒れてタッチしたりと
スポットではない形での切り替えも混ぜている。
一方でスポットではエプロンでの攻防を重ねたりとメリハリが利いていますね。
伝統的な構成でありながら、
縛られずに自分の味を一伸び二伸びさせている。
中盤から終盤へのダイナミックな切り替えが
スムーズで素晴らしかったですね。
タッグ王座戦ではないものの只の挑戦権がかかったトーナメントですが、
決勝として素晴らしい内容で箔がつきました。
ぎりぎり好勝負。
Aユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.フィン・ベイラー(Raw 8/20/18)
レインズがベイラーのスピード感にあわせて一進一退。
レインズがノー・セルでタフマン・キャラを
攻防に織り込みましたが、そこでもベイラーが遅れをとらず
ピンポイントのカウンターで均衡を維持します。
ここまで相性の良い関係性であったか、と驚きましたね。
後半もベイラーのホットなアグレッシヴネスと
レインズのパワー・スポットが見事に融合していました。
最後はストロウマンが水を差しますが、
それもシールド再結成というサプライズで帳消しでしょう。
PPVレベルの素晴らしい試合でした。
PPVで再戦しないかな。
ぎりぎり好勝負。
BIC王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス(Raw 8/27/18)
地味な試合運びの中に
環境を混ぜたハードコアなスポット。
鉄柱攻撃からオーウェンスが腕狙い。
セスがハイ・フライの攻防でセンスを見せてきますね。
スピードを抑えつつ広がりが出てきて
最後は綺麗なフィニッシュへの流れで締めました。
通常放送ながら上質なクオリティでした。
好勝負に少し届かず。
Cタッグ王座戦:ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイア(ch)vs.ザ・リバイバル(Raw 9/24/18)
細かなタッチからリバイバルがジグラーを孤立させます。
腕狙いで一貫性持たせつつ
道連れクロスボディ等激しいスポットもある。
鉄階段自爆から攻守を切り替えワイルダーの孤立ですが、
CMのせいでワイルダーへの技でTVに映ったのは一発のみ。
しかしそれがマッキンのダウンするワイルダーを引っ張り起こしての投げ。
マッキンはレスナーばりの制圧力を見せており、
一発で成立しているのが凄かったですね。
タッチ成功後のドーソンが控え攻めで倍盛り上げ、
その後も4人入り混じって迫力ある攻防。
一部動きが崩れたところもありましたが、素晴らしかった。
10分程度という試合時間しか惜しまれる要素はない。
好勝負に少し届かず。
DWWE王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ダニエル・ブライアン(SD 10/30/18)
サウジの記者殺害事件の影響で
PPVから前倒しされて行われることになったトップ・マッチ。
ベーシックな動きで意味と重みをしっかり伝えてくれます。
CM中は意味性を持たせられないものの
一進一体を大切に熱量を上手く維持しています。
CM後にAJが脚攻め。
ブライアンもハードな蹴りで返して
お互いのサブミッション・フィニッシャーへの
道筋を切り開いていきます。
打撃も投げ技も多用していますが、
観客の心を動かすというリング外の理由だけで行った行動はなく、
全てがリングの中の戦いの移ろいに端を発している。
それ故にこの試合にはまったくフォール・カウントが必要なかった。
非常に美しい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/18)





