WWE:Best of TV Matches 2003 part.2の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
@ブロック・レスナー、カート・アングル、ザック・ゴーウェンvs.ビッグ・ショー、ワールド・グレイテスト・タッグ・チーム(シェルトン・ベンジャミン、チャーリー・ハース)(SD 7/24/03)
最強のカート、レスナーが爽快に暴れまわります。
これだけ活躍させつつ受けだけになっていないWGTTの凄さも光りましたね。
ラフ要素を上手く使って強さを立てた2人に対抗していました。
またザックは連携役の位置づけでしたが、
それだけに終わらせず孤立役もこなせたのは
WGTTのフォローがあってこそでした。
ビンスが途中で現れ椅子攻撃でザックが完全脱落。
後半は2対3のハンディキャップ・マッチに。
クオリティとエンタメ性を両方高く保った内容で、
試合後もショー、カート、レスラーの3ウェイに向けた関係性をうまく描いていたことに関心しました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:4/?/23)
AWWE王座戦:カート・アングル(ch)vs.アンダーテイカー(SD 9/4/03)
まずテイカーがパワーで上回る事をアピールしましたが
試合の中核を担ったのは予想を覆してレスリング勝負でした。
序盤のレスリングはテンポがありながら、それだけが存在理由ではなく鋭さを兼ね備えています。
中盤はテイカーが主要技を間を取りながらの披露でそつなくこなし、今回の目玉である終盤へ。
テイカーは1つにしぼってはいないもののMMA的な威力設定でサブミッションを使いカートのアンクル・ロックに対抗。
それぞれの必殺技も絡めてボリューム満点の攻防を見せてくれます。
多少やりすぎていて、レスナー乱入の弱いフィニッシュに助けられた感はありますが
03年の時点でここまでやれたのなら06年の好勝負が生まれたのも必然というものです。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:7/17/10)
Bクルーザー級王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.タジリ(SD 9/4/03)
タジリのスタイルは奇抜なのでクルーザー級でありながらスタイルの対比が利きますね。
ミステリオのハイ・フライングとタジリの蹴りを上手く組み合わせてスポットを生み出しています。
独創的な攻防もありましたね。
そんなに試合時間は長くなく、布石程度に抑えられた部分もあるものの
多彩な要素を取り入れ可能性を散りばめた一品です。
惜しいのはタジリの蹴りですね。
ロープに振る前の蹴りとスポットの蹴りの見比べがつかない事です。
バズソー・キック含めタジリは試合構築においては蹴りを使いすぎる問題点がありますね。
ただ蹴りを多用して印象づけることが商品価値の面ではプラスになるので難しいのだけど。
中々良い試合。
(執筆日:7/17/10)
CWWE王座戦、アイアン・マン・マッチ:カート・アングル(ch)vs.ブロック・レスナー(SD 9/18/03)
この2人ならアマレス・ベースのレスリングで時間を稼げるはずなのですが、序盤からブックの力が強すぎましたね。
レスナーの獰猛性はカートがもっと密着してコントロールすべきだし、反対のヘタレはレスナー自身が間を置きすぎ。
放って置かれるとカートのスター性は弱くなりますからね。
9分経過時のレスナーの椅子攻撃により、消耗ペースが速くなりましたし、
そこから20分の内に5本も決まるので必殺技が軽視される同時に、必殺技があれば下地なんていらないという他の技の軽視にもつながっている。
マンネリ化しないように必殺技以外で数本決まりますが、説得力の足りない結果になるという負のスパイラルですね。
またそれは終盤、2本差の表現を困難にする事にもつながっている。
基本的にブックのストーリーは非常に面白いものがありますが、
とにかくアドリブの余地が少ない点が残念ですし、
王座を移動させるようにカートも状態が良くなく、求められている以上、予想されている以上の働きを見せる事は出来ませんでした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:7/17/10)
Dカート・アングル、アンダーテイカーvs.ブロック・レスナー、ジョン・シナ(SD 10/2/03)
豪華な顔ぶれにふさわしい内容になりました。
カートはシングルほどフィットせずともシナを適切に動かすし、
テイカーもシナを軽んじて力を見せ付ける。
テイカーと火花散るレスナーはまずタッグ・スポットから孤立させたカートに対し素晴らしく迫力ある攻めで自己アピール。
ついでにシナものっかります。
そして後半レスナーとテイカーの激突。
先ほどスケール・アップしたレスナーがテイカー相手に派手な受けを取り、テイカーもまたそこからスケール・アップさせる。
タッグ屋ではないビッグ・スター4人の集合ならではの
絶対的魅力のぶつかり合いに熱くなりましたね。
取り残されるかと思っていたシナも意外に存在感を発揮しており、
ブラス・ナックルでフィニッシュを務めるという栄光に預かったのも納得の働き。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:2/9/11)





