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WWE:TV Matches Best of NXT UK 2021 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 30分アイアン・マン・マッチ:Aキッドvs.ジョーダン・デヴリン(NXT UK 8/5/21)

タッグ王座戦:プリティ・デッドリー(ルイス・ハウリー、サム・ストッカー)(ch)vs.マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(NXT UK 8/19/21)

ノックアウトorサブミッション・マッチ:ランページ・ブラウンvs.ジョー・コフィー(NXT UK 8/26/21)

@NXT UKタッグ王座戦:プリティ・デッドリー(ルイス・ハウリー、サム・ストッカー)(ch)vs.サブカルチャー(7/22/21)
 サブカルチャーは動きが軽いものの
 そこの受け取られ方を踏まえた上で
 PDが適切に処理していますね。

 体重が軽い相手にPDのポージング、絵作りが冴え渡りますね。
 80年代ヒールの良さを現代的スケール感で披露。

 終盤スピードにのるとサブカルチャーの技も威力も増して
 派手な攻防を繰り広げましたね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/?/21)

A30分アイアン・マン・マッチ:Aキッドvs.ジョーダン・デヴリン(NXT UK 8/5/21)
 力学を利かせ見場も意識的に作る良質なレスリング。
 前回フリー・スタイルで見事なレスリングを見せたので、
 今回は序盤から絵作りを優先させて差別化を図っていましたね。

 Aキッドが反撃の機運を作ろうとする所を
 デヴリンが老獪に場を支配し続けます。
 ピンポイントの鬩ぎ合いと全体観の展開を上手く両立させましたね。
 アイアン・マン・マッチとしてのバランス感も凄い良かった。

 後半ステージを上げた段階でのお互いの試合に対するトライは
 過去の行動を踏まえてもう一歩踏み込んでおり、
 高いクオリティを維持しつつ、レスラーの個性、団体の演出が上手く働き続けました。

 個人的には前回の試合の方が好みですが、
 同じレスリングをテーマに異なる趣向にも対応できる数珠の試合を連続で生み出せたことが驚嘆に値します。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:8/?/21)

Bタッグ王座戦:プリティ・デッドリー(ルイス・ハウリー、サム・ストッカー)(ch)vs.マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(NXT UK 8/19/21)
 PDはキャラとしてのポージングができていますね。
 大袈裟な受けとコントロール。
 これぞアメリカン・プロレスのタッグですね。
 デッドリーの魅力を存分に堪能できます。

 MMも相手の濃いキャラに合わせつつ
 細かな独自色、パワー・ムーブの披露、正確な文脈な理解を見せます。

 エプロンの味方を抱えて避難させようとしたり
 最後の幕閉じまてデッドリーの小細工演出濃厚でPPVクラスの一戦。

 これを見るとPDが好きになりますね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/21)

CノーDQ:イーファ・ヴァルキリーvs.ジニー(NXT UK 8/26/21)
 入場中を襲撃する勢いそのままに乱闘を繰り広げます。

 ヴァルキリーは大ぶりの拳でスケール感を見せつつ
 乱戦の強度としても高いレベルを保っていますね。

 観客がいないもののそれならばと移動の制限を受けず
 存分に乱闘を繰り広げてデメリットを埋めました。

 変に単発ネタに逃げず、真っすぐ遺恨劇と向かい合った一戦。

 リングに戻ってからの攻防作りにはやや拙さも感じましたが、
 見応えのある内容だったといって良いでしょう。

 中々良い試合。
 (執筆日:8/?/21)

Dノックアウトorサブミッション・マッチ:ランページ・ブラウンvs.ジョー・コフィー(NXT UK 8/26/21)
 エプロンでショルダー・タックルを打ち合ったり、と
 求められる肉弾戦をオーソドックスになり過ぎず、
 どうキャッチーに掴むかを意識しながら攻防を行いました。

 場外でのショルダー・スルーや
 フェンスを飛び越えるフライング・ショルダー・タックルなど
 ハードなスポットを経ながらこの形式にあった疲労感を生み出します。

 試合形式がまさにドはまりしたな、とブッカーの妙を褒めたたえ、
 その中で活き活きとポテンシャルを最大限発揮した2人に拍手を送ります。

 終盤の絵作りも方向性にのっていて良かったですね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/21)

Eタッグ王座戦:プリティ・デッドリー(サム・ストッカー、ルイス・ハウリー)(ch)vs.マーク・コフィー、ジョー・コフィー(NXT UK 9/16/21)
 デッドリーのヘタレ戦略と
 コフィーズのパワフルさは相性良いですね。

 今回は大きなタッグの構造を作らず
 細かくハイ・テンポ重視で試合運び。
 その中で光ったのがジョーの細かな調整ですね。
 
 今油がのっている4人だからこその
 濃密なアクション・パッケージでした。
 同じNXT UKで活動できることはこの4人にとって大きいですね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:9/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NXT UKタッグ王座戦:プリティ・デッドリー(ルイス・ハウリー、サム・ストッカー)(ch)vs.サブカルチャー(7/22/21)
A30分アイアン・マン・マッチ:Aキッドvs.ジョーダン・デヴリン(2-1)(NXT UK 8/5/21)
Bタッグ王座戦:プリティ・デッドリー(ルイス・ハウリー、サム・ストッカー)(ch)vs.マスタッシュ・マウンテン(トレント・セヴン、タイラー・ベイト)(NXT UK 8/19/21)
CノーDQ:イーファ・ヴァルキリーvs.ジニー(NXT UK 8/26/21)
Dノックアウトorサブミッション・マッチ:ランページ・ブラウンvs.ジョー・コフィー(NXT UK 8/26/21)
Eタッグ王座戦:プリティ・デッドリー(サム・ストッカー、ルイス・ハウリー)(ch)vs.マーク・コフィー、ジョー・コフィー(NXT UK 9/16/21)