WWE:TV Matches Best of NXT 2025 part.1の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | NXT王座戦:オバ・フェミ(ch)vs.ムース(NXT Roadblock 3/11/2025) ニューヨーク・シティ・ストリート・ファイト:ジェヴォン・エヴァンスvs.イーサン・ペイジ(NXT Roadblock 3/11/2025) |
@ジュリア、ジョダイン・グレイス、ステファニー・ヴァッケルvs.ファロン・ヘンリー、ジェイシー・ジェイン、ジャスミン・ニックス(NXT 2/18/2025)
ファロンらはチームとしてカラーが出ています。
もう少し技のスピード感があれば尚良いですけどね。
フェイス側はオール・スター感素晴らしいですね。
中でもジョダインのボディ・コンディションは飛び切りでした。
トリオとして絵になるシーンもあり、
WWEでも女性のトリオ・マッチの枠組みを適切にこなせるようになったな、と実感しました。
中々良い試合。
ATNA世界タッグ王座戦:ハーディーズ(マット・ハーディ、ジェフ・ハーディ)(ch)vs.フラクシオム(ネイサン・フレイジャー、アキシオム)(NXT Roadblock 3/11/2025)
ハーディーズが再びWWEで見れるとは思いませんでしたね。
ハーディーズが連携技披露。
コミュニケーション不要の形で
どんどんスポットを提供していきます。
フラクシオムが受けに回りつつ合わせ。
単なる接待試合に終わらせず、
今のハーディーズでクオリティの高い試合を目指す為の正しい戦略、選択でした。
夢の対決として描き切った内容。
好勝負に届かずも中々良い試合。
BNXT王座戦:オバ・フェミ(ch)vs.ムース(NXT Roadblock 3/11/2025)
ムースはXディビジョン王者であり、まさしくトップ対決。
不要な配慮はせず躊躇なく攻め合い。
巨体とバネのある体躯から繰り広げられる技は迫力がありますね。
オバはハイパー・アーマーをポイントで使いつつも
受けや消耗感も見せ方の中に織り交ぜていて
バランスよく成長していっていますね。
ムースもオバに比類するものを見せつつ、
譲るべき所は譲って素晴らしいパフォーマンスでした。
ぎりぎり好勝負。
Cニューヨーク・シティ・ストリート・ファイト:ジェヴォン・エヴァンスvs.イーサン・ペイジ(NXT Roadblock 3/11/2025)
椅子を序盤から交えてスタート。
えげつないスポットを惜しみなく混ぜながら
スポットだけに留まらず構成も目を見張るものがあります。
ラダーこそ出ませんでしたが、TLCレベルの過酷さでしたね。
ジェヴォンのキャリア・メイクとなるハードコア・マッチであり、
こういう試合を生む下支えとなったイーサンもまた
NXTに欠かせないバイプレイヤーになっているな、と感慨深い。
最後もえげつないフィニッシャーで激戦でした。
文句なしに好勝負。
DNXT女性王座&ノース・アメリカン王座戦:ジュリア(NXT chvs.ステファン・ヴァクール(NA ch)(NXT Roadblock 3/11/2025)
お互いレッグ・ロックを決めて場外に落ちたり
トップ対決としてのシチュエーションを演出。
ステファンが自信を持った試合運びを見せ、
ジュリアの良いカウンターを見せていましたね。
観客もちゃんとついていき盛り上がりましたが、
試合時間が短く、両トップの対決という見せ方をした割には物足りなさも残りました。
本来はどれもPLEでやるようなカード群で
どれか1試合削って各試合数分伸ばして欲しかったか。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:3/?/25)