WWE:TV Matches Best of NXT 2019 part.3の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | アンディスピューテッド・エラ(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.ザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー、スコット・ドーソン)(NXT 11/20/19) クルーザー級王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.エンジェル・ガルザ(NXT 12/11/19) #1コンテンダーズ・マッチ:フィン・ベイラーvs.キース・リーvs.トマッソ・チャンパ(NXT 12/11/19) NXT王座戦:アダム・コール(ch)vs.フィン・ベイラー(NXT 12/18/19) 女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.リア・リプレイ(NXT 12/18/19) |
@アンディスピューテッド・エラ(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.ザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー、スコット・ドーソン)(NXT 11/20/19)
序盤は相手の狙いを潰し合う形。
実力者対決として良い筋ではありますが、
掴みとしてはもう少しキャッチーさがあっても良い印象。
ワイルダーの孤立。
UEが黙々と仕事をし、精度の高い孤立の見せ方。
ポイントで場外を絡めて
+1の広がりを見せた終盤の攻防は見応えがあった。
このカードから期待されるものをしっかり見せてくれました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:11/?/19)
Aクルーザー級王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.エンジェル・ガルザ(NXT 12/11/19)
ゴングを待たずして不意打ちスタート、
もつれこんで場外に両者転落など
感情的にヒート・アップした演出が成功。
ガルザはルチャ出身の技スタイルがWWEにおいて印象的で、
間の使い方も良いのでスタイルが安定しています。
リオもセカンド・ロープ以下を使った
独創的なムーブ等で沸かしていましたね。
適切な構成に乗せつつも
その枠を超えて壮絶な鬩ぎあいに最後は展開。
内容だけで言えば大会のメインを張ってもおかしくないぐらいです。
他に類を見ないアクションが詰まった素晴らしい試合でしたね。
文句なしに勝負。
B#1コンテンダーズ・マッチ:フィン・ベイラーvs.キース・リーvs.トマッソ・チャンパ(NXT 12/11/19)
ライジング・スターのキースに
トップ・スターのチャンパ。
それぞれ魅力を振りまきます。
それに比べるとベイラーは軽量なのもあって
少し割りを食った位置付けになっていますが、
彼もまた個性を出してぶつかりあっている。
キースがでかいからといって安易にベイラー、チャンパが結託したりとか
3ウェイを回すに当たって場外で誰かがダウンするとか
そういう伝統に安易に頼らずに作り上げました。
ぎりぎり好勝負。
CNXT王座戦:アダム・コール(ch)vs.フィン・ベイラー(NXT 12/18/19)
ベイラーがヘッド・ロックで防いだりと
王者の主導権を握らせないだけの説得力を持たせた試合運び。
同時に構築としての韻踏み、変化も冴えています。
コールはカウンターでエプロンのベイラーの膝を蹴って反撃。
そのまま足攻めにでも行くかと思いきや
ベイラーと同種の試合運びで
仮想的に試合の境界を広げていきます。
非効率的なまでの丁寧さで一進一退繰り返した上で、
必殺技の攻防の更にその先まであるサービス満点のオープナー。
AEWでなくNXTを観よう、と思わせる為の気合の入った内容でしたね。
ぎりぎり好勝負。
D女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.リア・リプレイ(NXT 12/18/19)
ブレイク中のリアがスケールの大きなプロレス。
ベイズラーはリアル・ファイト要素を上手く使いながらも
ストレートなプロレス構築を見せます。
アクション量は絞っているのに引き込まれていくメイク・ドラマ。
良 くも悪くもインディーの影響が強くなった
10年代プロレスの中でこの2人は最高に貴重な逸材であると感じさせる一戦。
期待を超える内容でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:12/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@アンディスピューテッド・エラ(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.ザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー、スコット・ドーソン)(NXT 11/20/19)Aクルーザー級王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.エンジェル・ガルザ(新チャンピオン!)(NXT 12/11/19)
B#1コンテンダーズ・マッチ:フィン・ベイラーvs.キース・リーvs.トマッソ・チャンパ(NXT 12/11/19)
CNXT王座戦:アダム・コール(ch)vs.フィン・ベイラー(NXT 12/18/19)
D女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.リア・リプレイ(新チャンピオン!)(NXT 12/18/19)