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WWE:TV Matches Best of NXT 2018 part.4の分析


名勝負 チャンピオンvs.チャンピオン:ピート・ダンvs.リコシェ(NXT 9/19/18)

アレイスター・ブラックvs.ジョニー・ガルガーノ(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
好勝負 NXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ジョニー・ガルガーノvs.アダム・コール(House Show 9/8/18)

ノース・アメリカン王座戦:リコシェ(ch)vs.アダム・コールvs.ピート・ダン(NXT 10/10/18)

女子王座戦、3本勝負:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.カイリ・セイン(NXT Takeover WarGames 11/17/18)

NXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ヴェルヴェティーン・ドリーム(NXT Takeover WarGames 11/17/18)

ウォー・ゲームス:ウォー・レイダーズ(ハンソン、ロウ)、ピート・ダン、リコシェvs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、カイル・オライリー、ロデリック・ストロング、ボビー・フィッシュ)(NXT Takeover WarGames 11/17/18)

@NXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ジョニー・ガルガーノvs.アダム・コール(House Show 9/8/18)
 遺恨とヒール間の牽制を表現。
 目まぐるしい場外使いで
 ハウスショーの技スケールでも序盤をしっかりと構築。
 細かな心理、色付けは流石ですね。
 コール、チャンパの共闘という
 典型的な展開からも豊かに広げていく。
 ハウス・ショーなのにこんなにしっかりやって良いの?って思うぐらい
 クライマックスがどんどん伸びてくる。
 PPVで行われたと言われても信じるレベルでした。
 文句なしに好勝負。

Aチャンピオンvs.チャンピオン:ピート・ダンvs.リコシェ(NXT 9/19/18)
 チャンピオン対決。
 レスリングの中の所作一つ一つに
 研ぎ澄まされたセンス、表現を感じさせます。
 ピートが腕狙いのリコシェをエルボーで一閃。
 ただのエルボーですが
 その鋭さ、インパクトは転換のスポットとして十分。
 ピートは神がかっていますね。
 シンプルを削って削りぬくと
 ここまで凄いかと圧倒されます。
 このレベルになると一流でも食われ得るが
 リコシェは押されつつ自らの価値を示すます。
 相手の動きを理解して思うままに作りあう攻防。
 観客の熱量、それとの一体感。
 ピートがトラップ・サブミッションの贅を尽くしましたね。
 特にフィニッシュにいくこともなく
 UEの乱入でノー・コンテストという最悪のエンドですが、
 それを考慮しても尚、ぎりぎり名勝負という評価に値する。

Bノース・アメリカン王座戦:リコシェ(ch)vs.アダム・コールvs.ピート・ダン(NXT 10/10/18)
 前回の結末踏まえた関係性を適切に描きます。
 攻防でも前の試合を活用していますね。
 ただ前の試合を見ていなくても楽しめるレベル。
 リング外の第3者も絡めて
 工夫を凝らしたチェーン・アクション。
 3ウェイ・ムーブは控えめな出だしでしたが、
 息の合った動きで高度化させていきます。
 リングサイドを使った攻防はヘビー級にできないものでしたね。
 どのシングルの攻防も高いクオリティで
 何重にも重ねて最後まで盛り上げました。
 文句なしに好勝負。

C女子王座戦、3本勝負:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.カイリ・セイン(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
 カイリが王座奪還に向けて
 見事なラッシュを仕掛けていきます。
 ベイズラーがセコンド介入の鉄柱攻撃からスリーパーで逆転一本。
 短い時間ながら意味合いは十分ですね。
 2本目。
 開始直後にベイズラーが再びスリーパーを決めカイリを追い込んでいきます。
 11分の試合時間で3本勝負という難題でしたが、
 しっかり2人を理解して書かれたブックがサポートします。
 逆に言うと2人を理解した答えが3本勝負だったのでしょう。
 エプロンでのカウンターDDTという
 ビッグ・スポットから逆転を演出し1-1。
 3本目は優れた攻防。
 前回の試合から更に次のステージへ仕上げてきました。
 最後も紫雷の登場、フィニッシュの切り返しで印象に残る。
 ぎりぎり好勝負。

Dアレイスター・ブラックvs.ジョニー・ガルガーノ(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
 ガルガーノの戦略と
 ブラックのハード・ヒットのぶつかり合い。
 最高レベルのスタイル・クラッシュです。
 ダークサイドに転じたガルガーノ、
 ヒールとしての素質には欠けるかもしれませんが、
 こういうヒール真ん中でないキャラなら
 ガルガーノは他のもので十分勝負ができる。
 受け手として常に考え続けています。
 フットワークが抜群ですね。
 ブラックもガルガーノを動かす攻めで
 ガルガーノの魅力を最大限に活かす場を作っている。
 自由闊達な攻防。
 クライマックスもブラックがあぐらをかいて敢えて受ける態度を示したり、
 トペをニーで追撃したりと印象的なシーンが揃っている。
 最後もブラックらしい格好良いフィニッシュ。
 ぎりぎり名勝負です。

ENXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ヴェルヴェティーン・ドリーム(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
 チャンパがドリームをエプロンに落下させ、場外でKOして、
 強烈な攻撃で悪辣漢として印象付け。
 昇り龍としてVDは体を張りつつ
 スキルとしても大きな成長を感じさせる。
 自分をレジェンドだと言い張る尊大キャラを
 レジェンドの定番ムーブを使いこなすスタイルとして
 一段と面白いものに昇華させました。
 脚攻めも加えて王座移動を信じさせる攻防です。
 チャンパのタイツを掴んだ丸め込みやベルト攻撃といった
 演出もぴったり嵌り素晴らしい試合でした。
 文句なしに好勝負。

Fウォー・ゲームス:ウォー・レイダーズ(ハンソン、ロウ)、ピート・ダン、リコシェvs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、カイル・オライリー、ロデリック・ストロング、ボビー・フィッシュ)(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
 リコシェとコールでスタート。
 ラフさを醸しつつ最初の5分しか出来ない攻防で暖めます。
 リングが2つ並んでいるからこそのスプリングボードの見せ場もあり。
 前哨戦で先に入る権利を得たUEからオライリーが追加。
 連携技でしっかり時間を潰します。
 続いてハンソン。
 軽量級とヘビー級、2つのスタイルが入り混じって
 豊富なアクションを実現させます。
 停滞しがちな追加シーンの中で
 ここまでのものが出来るのは彼らだからこそ。
 ケージ攻撃も解禁し盛り上げていって最後の追加へ。
 フィッシュがピートの檻を自分の鍵で新たに施錠をしたりとブックの演出と
 レスラーのスキルによる絵作りでチームの鬩ぎ合いをしっかり作っていきます。
 凶器も順次投入。
 終盤にはテーブルも加えて壮絶な攻防としました。
 ケージ上ムーンサルト・スワントーンもありましたね。
 盛りだくさん過ぎるにしても47分はやや長く、
 もう少し試合時間を見直して洗練させれば
 エピック・マッチにふさわしいクオリティにあがっていったでしょうね。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:10/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@NXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ジョニー・ガルガーノvs.アダム・コール(House Show 9/8/18)
Aチャンピオンvs.チャンピオン:ピート・ダンvs.リコシェ(ノー・コンテスト)(NXT 9/19/18)
Bノース・アメリカン王座戦:リコシェ(ch)vs.アダム・コールvs.ピート・ダン(NXT 10/10/18)
C女子王座戦、3本勝負:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.カイリ・セイン(2-1)(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
Dアレイスター・ブラックvs.ジョニー・ガルガーノ(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
ENXT王座戦:トマッソ・チャンパ(ch)vs.ヴェルヴェティーン・ドリーム(NXT Takeover WarGames 11/17/18)
Fウォー・ゲームス:ウォー・レイダーズ(ハンソン、ロウ)、ピート・ダン、リコシェvs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、カイル・オライリー、ロデリック・ストロング、ボビー・フィッシュ)(NXT Takeover WarGames 11/17/18)