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WWE:TV Matches Best of NXT 2018 part.1の分析


名勝負 NXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)

アンサンクションド・マッチ:ジョニー・ガルガーノvs.トマッソ・チャンパ(Takeover New Orleans 4/7/18)
好勝負 エクストリーム・ルールズ:アレイスター・ブラックvs.アダム・コール(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)

NXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(2/21/18)

初代ノース・アメリカン王座戦、ラダー・マッチ:アダム・コールvs.EC3vs.ヴェルヴェティーン・ドリームvs.ラース・サリヴァンvs.キリアン・デインvs.リコシェ(Takeover New Orleans 4/7/18)
 
女子王座戦:エンバー・ムーン(ch)vs.シャイナ・ブレイザー(Takeover New Orleans 4/7/18)

NXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.アレイスター・ブラック(Takeover New Orleans 4/7/18)

@タッグ王座戦:アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)(ch)vs.オーサーズ・オブ・ペイン(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)
 UEが単純に大きな受身を取るだけでなく、
 逃げ回ることでAoPのパワフルさを
 より見せるアクションに繋がっている。
 反撃する際もセコンドが上手く立ち回っていて、
 AoPを沈めるに説得力のある攻めです。
 ボード・コントロールを巡る攻防は本格的で
 オープニングから素晴らしい試合でした。
 好勝負に少し届かず。

Aエクストリーム・ルールズ:アレイスター・ブラックvs.アダム・コール(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)
 コールは凶器に頼り、
 アレイスターは凶器に頼らず
 自分の肉体で勝負する、という正反対のぶつかり合い。
 コールがムーンサルトにいったアレイスターを
 竹刀で打ち落として主導権を握ります。
 コールのキャラ作りは見事ですね。
 若手らしい体を張ったハードコア・マッチで、
 場外テーブルへの落下、実況積葬など
 WMの大一番レベルのスポットが幾つも見られました。
 ただ、その分大味になって彼らの本領が少し霞んでしまった感もあります。
 上でも十分通用する絵とキャラのある試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

BNXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)
 レスリング。
 ロック前に体勢入れ替えての高度な防ぎ合い。
 エプロンでのかわし合いからガルガーノのアトミコがかわされ場外マットに墜落。
 アルマスが主導権を先に握ります。
 ロープを使ったサブミッションという奇をてらった動きから
 古典的なヘッド・ロックまで
 幅の広い攻めを見せますが、どれも絵になっていて説得力がある。
 ナチュラル・フェイスのガルガーノは
 観客の呼気に合った反撃の仕方でボルテージが上がっていきます。
 両者KOを挟んで終盤へ。
 ダメージ表現も素晴らしいけれども
 それを超えた精神力の見せ方もまた素晴らしい。
 これまでの攻防を活かした工夫に
 何が起こるかわからないワクワク感。
 全ての要素が揃った奇跡的なコンディションにも関わらず
 高い集中力で維持し続けましたね。 
 更にはアルマスがガルガーノの後頭部を攻める悪辣さを見せ、
 ガルガーノが意識が飛ぶ寸前の表現を見せたものだから
 クライマックスは飛び切りドラマチックでしたね。
 キャンディスのサプライズ登場も効果的でした。
 団体の期待、レスラーのコンディション、
 レスラー間の化学反応全てが揃って生まれた5スター・マッチ。
 歴史的な名勝負です。
 (執筆日:1/?/18)

Cトルネード・マッチ:サニティ(アレキサンダー・ウルフ、エリック・ヤング、キリアン・デイン)vs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)(2/7/18)
 6人で乱闘開始。
 カオスにリング内外でやりあっていると思ったら
 フィッシュとデインを残して残りはバック・ステージ乱闘。
 最近行わず寂しく思っていた
 こういう要素までNXTでやってくれると向かうところ敵なしですね。
 花道からヒップ・トスなど
 派手なスポットを見せた後はリングに戻り攻防。
 UEのチーム力が活きていて良かったですが、
 デインが1vs.3で最後押し切ったフィニッシュは
 これまでの過程はなんだったのか、と興醒めするほど
 スカッシュ・マッチ的で残念でした。
 中々良い試合。

DNXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(2/21/18)
 キャンディスがヴェガにトペを決め女子マネ不在に。
 正直再戦とはいえ序盤で使う必要もないスポットでしょう。
 Takeoverと比べると流石にブックの構成が大味ですね。
 それでもガルガーノの細かな腕の痛みの表現、
 熱量のある試合運びは相変わらず世界最高峰。
 アルマスもガルガーノと同じ疲労感に合わせて激戦を演出してくれました。
 レフェリー気絶中にチャンパの乱入→松葉杖攻撃で
 あっさり終わるので前の試合と比べると落差が大きすぎますが、
 試合のクオリティとしては十分なものがあります。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/18)

E初代ノース・アメリカン王座戦、ラダー・マッチ:アダム・コールvs.EC3vs.ヴェルヴェティーン・ドリームvs.ラース・サリヴァンvs.キリアン・デインvs.リコシェ(Takeover New Orleans 4/7/18)
 多様なスタイルの選手を集めて化学反応。
 いきなりS式SSPスポットで盛り上げつつ
 リングからはけてリング内の人数制限をコントロールしますが、
 ちゃんと細かくリングに入ろうとして阻止される
 アクションを入れているのでわざとらしくない
 上質な管理プロレスが展開されます。
 この統率感は素晴らしいですね。
 一方でMITBと違ってスポット物量作戦とならず、
 それぞれの個性とラダーのハード・スポットが両立されています。
 ただ少々試合時間が長すぎますかね。
 ラダーの昇り降りのゲーム性よりも
 誰がサバイブできるかという見せ方なのだから
 ラダーが壊れる破壊技で脱落していって良い。
 その後に6人全員ラダーに登るなんてのは
 クライマックス前の一仕切りの意味でしょうがナンセンスです。
 最後にエネルギーが少し発散してしまった。
 文句なしに好勝負。

F女子王座戦:エンバー・ムーン(ch)vs.シャイナ・ブレイザー(Takeover New Orleans 4/7/18)
 シェイナの投打締はどれも厳しく
 エンバーに反撃されても即座にひっくり返されないよう
 アクションを重ねていきます。
 これで溜まったボルテージをエンバーが爆発させます。
 攻撃的な腕ぜめ表現は素晴らしかったですね。
 これに対するシェイナの痛みの表現もリアルで、
 まさに迫真の戦いといえるでしょう。
 全編見応えのある分、最後の一伸びは少し弱かったが素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

GNXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.アレイスター・ブラック(Takeover New Orleans 4/7/18)
 ブラックが俊敏さを活かしてコンビネーションにムーンサルト。
 テンポが違うので自分のペースに引っ張り込めるかの
 攻防がリアルに表現できていますね。
 セコンド介入からアルマスが主導権を掴んで腕攻め。
 アルマスはWWEらしいベーシックな試合運びで
 激しさを伝えられていてこれんら一軍でも成功しそうですね。
 ロープを使ったヘッド・シザース・チョークも強烈でした。
 ブラックは力強さを失わず受け。
 受け姿をコントロールして
 セルフプロデュースがしっかりできている。
 これには感心します。
 トップ王座として飛び切りのクオリティ。
 最後のセコンドを絡めたまとめ方はなくはないが、
 試合を通して行なっていた激戦模様と比べるとあっさり風味。
 文句なしに好勝負。

Hアンサンクションド・マッチ:ジョニー・ガルガーノvs.トマッソ・チャンパ(Takeover New Orleans 4/7/18)
 (ガルガーノが勝てばNXT復帰)
 チャンパは動かないことによる魅せをマスターしていますね。
 対するガルガーノはNXT復帰をかけてこの試合に臨みます。
 片目をつぶった顔マークも受けていて
 多くの観客がそのボードを掲げ非常に良い雰囲気で大一番が開始。
 激しいストンピングにトペで遺恨にふさわしい激しさを見せます。
 開始直後はガルガーノの一方的な攻めですが、
 リベンジ色が出ているので問題なし。
 実況席からの弾劾式ブレーンバスターからチャンパのターンへ。
 チャンパは狂乱の陽気さと陰鬱な刺々しさが共存する極悪ヒールっぷり。
 天性のベビーフェイス、ガルガーノと最高のかみ合いを見せますね。
 続いて松葉杖、コンクリートの上にパワーボム、と
 アンサンクションド・マッチらしい特別なスポットも出てきます。
 場の使いこなしも上手かったですね。
 長い時間をかけて作り上げてきたストーリーを
 最高クラスの感情/技術でやりきりました。
 40分弱という試合時間の長さがガルガーノvs.アルマスのレベルにまで
 到達することを阻害したもののMOTY候補のクオリティです。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:4/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)(ch)vs.オーサーズ・オブ・ペイン(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)
Aエクストリーム・ルールズ:アレイスター・ブラックvs.アダム・コール(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)
BNXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(NXT Takeover:Philadelphia 1/27/18)
Cトルネード・マッチ:サニティ(アレキサンダー・ウルフ、エリック・ヤング、キリアン・デイン)vs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)(2/7/18)
DNXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.ジョニー・ガルガーノ(2/21/18)
E初代ノース・アメリカン王座戦、ラダー・マッチ:アダム・コール(初代チャンピオン!)vs.EC3vs.ヴェルヴェティーン・ドリームvs.ラース・サリヴァンvs.キリアン・デインvs.リコシェ(Takeover New Orleans 4/7/18)
F女子王座戦:エンバー・ムーン(ch)vs.シャイナ・ブレイザー(新チャンピオン!)(Takeover New Orleans 4/7/18)
GNXT王座戦:アンドレード・アルマス(ch)vs.アレイスター・ブラック(新チャンピオン!)(Takeover New Orleans 4/7/18)
Hアンサンクションド・マッチ:ジョニー・ガルガーノvs.トマッソ・チャンパ(Takeover New Orleans 4/7/18)