WWE:TV Matches Best of NXT 2016の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | タッグ王座戦、3本勝負:ザ・リバイバル(ch)vs.アメリカン・アルファ(7/6/16) |
@#1コンテンダーズ3本勝負:サミ・ゼインvs.サモア・ジョー(3/9/16)
一進一退は十分量ありますが、
フィンvs.ジョーみたいな
取りあえずスムーズに動かすというレベルで留まっている感が特にジョーからはしている。
それは3本勝負という舞台設定故か。
インディーの長時間マッチを許容されている反面、
WWE的に見た時の物足りなさも強く感じますね。
ストーリーや派手さ、それが3本目の決着まで足りなかった。
中々良い試合ではある。
Aシンスケ・ナカムラvs.フィン・ベイラー(7/13/16)
お互いの確かな部分をそれぞれシークエンスで行います。
通常放送ながら一応ビッグ・マッチ扱いのようで
ナカムラは感情を前面に押し出していましたね。
ただそれ自体はどうでしょう、
かなりステレオタイプに寄せて過剰な表現になっている印象を受けましたね。
攻防の作り方は上手いし、
上手いこと勝敗に興味を寄せる工夫は凝らしているのだけど
2人の化学反応という点では物足りない。
中々良い試合。
Bタッグ王座戦、3本勝負:ザ・リバイバル(ch)vs.アメリカン・アルファ(7/6/16)
アメリカン・アルファはスタイナー・ブラザーズを
イメージしたセールスなのでしょうが、
実際に彼らに近い魅力がありますね。
リバイバルの卑怯な戦法を派手な連携技で跳ね除けた所で一度CM。
リバイバルが脚攻めで相手を孤立させる展開。
しかし3本勝負にありがちの
ショートカットや手抜きはまったく感じさせません。
ちょっと長すぎて集中力が少し途切れはしたものの良い流れでホット・タッグ。
ジョーダンの爆発力から一気に締めました。
1本目はそれ単独でも評価できる内容。
2本目はクイックから始めてショート・カット。
意表を突いたDDTから4の字の流れは説得力ありましたね。
3本目も同じくクイックからスタートですが、1本目との落差が大きすぎますね。
3本目の始め方はもう少し消耗戦のイメージを打ち出しても良かった。
しかしアンクル・ロック/4の字、連携技といった
必殺技の鬩ぎあいが次々に起こる攻防は最高潮の盛り上がりを生みました。
ぎりぎり好勝負。
Cタッグ王座戦:#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)(ch)vs.戸澤陽、タジリ(12/28/16)
タジリのマット・ワークは
日本で妙な自己演出していた時よりもテクニカルですね。
ある意味ではアメプロらしからぬとまで言っても過言ではない。
日本タッグ組の楽しみ方を良く知った観客なので戸澤も躍動。
流れになっていないタッチもあり
タッグの構成としては未完成の部分もあるが、
この特別なカードに期待するだけのものは十分見せてくれました。
中々良い試合。
DNXT王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ナカムラ・シンスケ(12/28/16)
得意技をポイントにおいて構築しているだけの印象を抜け出ない。
基本的にそこのラインからこの2人だと抜け出ませんね。
とにかく攻防数を多くするとか
タフさを活かしてハード・ヒット度を増すとか、
前の2戦目の方が色々試行錯誤があったように思うが、マンネリ。
まあまあ良い試合程度。
注目試合の詳細
なし試合結果
@#1コンテンダーズ3本勝負:サミ・ゼインvs.サモア・ジョー(3/9/16)Aシンスケ・ナカムラvs.フィン・ベイラー(7/13/16)
Bタッグ王座戦、3本勝負:ザ・リバイバル(ch)vs.アメリカン・アルファ(2-1)(7/6/16)
Cタッグ王座戦:#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)(ch)vs.戸澤陽、タジリ(12/28/16)
DNXT王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.ナカムラ・シンスケ(新チャンピオン!)(12/28/16)