WWE:TV Matches Best of NXT 2013 part.2の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | ルーク・ハーパーvs.カシウス・オーノ(NXT 11/6/13) アントニオ・セザーロvs.ウィリアム・リーガル(12/25/13) |
@ルーク・ハーパーvs.カシウス・オーノ(NXT 11/6/13)
長身同士の迫力ある打撃戦。
間を取りすぎず乱闘の純度を高めています。
ハーパーが主導権を掴むと
一転間を取りながらの甚振り。
自分のキャラを理解していますね。
オーノも合わせて適切な抵抗を取り、
特別な行動による変化よりもベースの質を意識し高めている。
そもそも干されていた後の復帰戦ということで
気迫が尋常でなく持ち味が出ていましたね。
一本気を通した素晴らしい試合ながら
オーノはエルボー・スタイルだし、
試合自体もWWEよりもNWA寄りの内容で、
直後にリリースされたのも決して不可解とも言い切れない。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:11/?/13)
Aエイドリアン・ネヴィルvs.サミ・ゼイン(NXT 11/27/13)
フェイントのスピード感、連鎖数、ムーブ自体の美しさ。
どれも飛び切りで数え歌は健在です。
NXTにはインディーに精通しているファンも少なからずいるでしょうが、
それを差し引いても目の前に繰り広げるアクションでもって
その場で世界観を納得させ、引き込みました。
WWEスタイルとして求められる一発一発の見せ方を
2人は自身の成長も踏まえてしっかりと遂行してみせました。
Pac vs. ジェネリコの数え歌の延長でありながら
ネヴィルvs.サミの数え歌の始まりにもしてみせた素晴らしい試合です。
好勝負に少し届かず。
Bアントニオ・セザーロvs.ウィリアム・リーガル(12/25/13)
意味を生みだしつつも、その意味に安易にはのらない。
リーガルは肉体的にはかなり衰えていますが、
レスリングの見せ方、円熟味は世界トップ・クラスの域にありますね。
歳を取ったからこその重みがあります。
レスリングの攻防に抵抗の要素を入れ
原初的なエネルギーを前面に押しだす中で
新しい価値観を作り出して見せました。
NXTの観客もそれを受け取る素養があり熱烈な歓声。
リーガルがダーティ・ワークをすれば
セザーロも強烈な脚攻めで返します。
これまでのレスリングの雰囲気を踏まえて
ウォー・ファイトのような感じが出ていますね。
終盤はKOするかどうかが見せ方の主軸に。
この変調の急さと中継ぎの弱さが今のリーガルの短所ではありますね。
しかし短所を補って余りある程、長所が熟しているので些末なことですが。
素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:12/?/13)





