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WWE:The History of the WWE Championship Disc Twoの分析


名勝負 WWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)

WWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレット・ハート(ch)対ショーン・マイケルズ(Wrestlemania XII 3/31/96)

WWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch) 対マンカインド(In Your House X 9/22/96)
好勝負 なし

@WWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)対アルティメット・ウォーリアー(Wrestlemania VI 4/1/90)
 これはひでえや。
 序盤は”まったく同じ事をやり返せ”でただ行動を並べ
 中盤は”ずっとじっとしとけ”で時間つぶし。
 終盤は”適当に持ち技を打ち、返せ”で盛り上げる。
 WM史上最もレベルの低い構築でしょう。
 基本ひどすぎる試合です。
 しかし特異性という面ではWM III以上の物は感じます。
 ホーガンが並び立つ人気を持つベビーフェイスと相対するのは、
 過去、未来をおいてもこの試合だけですからね。
 また仕掛けとして成功している程ではありませんが
 ホーガンが軽くヒールがかっていたのも興味深い所です。
 特異性を評価して悪くない試合にまで押し上げますが、
 これは幼少の頃に1度見て、その後は封印して思い出とするのがベストな選択です。
 リレビューして後悔したもの・・・。
 (執筆日:5/5/10)

AWWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
 (反省も兼ねて以前書いたものを残しておく)
  WMで至高の兄弟対決を見せたこの2人が
 ケージ・マッチで激突というと聞こえが良いけれど・・・
 世界中のどこを探してもこの試合程過大評価されているものは見つかりませんよ。
 内容としては、
 (ケージor扉から脱出を狙う)
 →(ケージを活かした雪崩式系の投げor防いで技を1つ決める)の繰り返し(カバーは1回も無し!)。
 何を目指しているかは何となく分かるんです。
 1つには、いつ決まるか分からないスリリングな一面を与える。
 そしてもう1つ、これがメインでしょうが
 通常形式で行う、グラウンドからどう動かしてどう戻すか、
 というクラシック・スタイルをケージ・マッチに応用しようという挑戦的な試み。

 この方法の大きな問題はですね。
 挑戦的な試みではなく縛りプレイに過ぎないという厳然たる事実です。
 グラウンド・サブミッションがダウンになり
 動かし方は扉かケージかの2通りだけ
 しかも実質的に行ってそれは単発と同等となる訳ですから
 よっぽど上手くやらないと恐ろしく単調な一戦に陥いる事です。
 そして単調になった時これは「必殺技をカウント2で返すのを繰り返す」事と同質になり
 スリリングさも消し飛びます。

 只ややこしいのは2人がこの縛りプレイを上手くやれていない訳でも無いって事です。
 体をどれだけ出すか、どれだけダウンするか、
 そのまま降ろすのか投げるかの選択、
 難しい課題という事を考えれば良くやっていたと思います。

 しかしそれを台無しにしたのが試合時間です。
 31分という長すぎる時間の前に
 それぞれの微妙なさじ加減は消え去るも同然です。
 実際大きなカットが1つ入り18分になっている
 日本語版ビデオの試合は結構楽しむ事が出来ました。
 それでもこの時間で再構築しても
 ぎりぎり好勝負いくかどうかのレベルだと思いますけどね。

 ついでながらこのコンセプトはまったく抗争にあってませんでしたね。
 WMで勝利しKOTRも制覇し日陰者から脱出を図るオーエンは鬱々とした憎しみをぶつけ、
 それに対してブレットも覚悟を決めて迎え撃つ、
 ってのがストーリー・ラインですからね。
 まあ、そもそも極端過ぎるので
 WWFでは似つかわしい状況が考え付かないですが・・・
 向こうで5スター・マッチの評価を受ける理由が分からない。
 世界10番目の不思議に認定です。

 (ここからリレビュー)
 問題は私の微妙な勘違い、間違いにありました。
 まずカバーしないのは勝利方法が脱出オンリーだからです。
 当然カバーはしない。
 当たり前ですね。

 またレビューを書くに当たり自ら複雑に難しくしていた。
 単純に94年のブレットの、表現を重ねずとも最高峰に重い異常なインテンシティーに驚くべきだったし、
 それによって実現される、相手に合わせず脱出を狙っても
 50%/50%のシーソー・ゲームの鬩ぎあい、とそこに付与された勝利への執念を見せれる事に感嘆するべきであった。
 概念的に見方は正確だったと思うが、
 それを本当に理解していたならば詳細レビューを書くに当たり、
 映像を所々で止める、という行為がこの巧みに組み合わされたガラス細工の均衡を壊す危険性に気づくべきであった。
 それはどのようにでも時間を取れる行動の中で、
 彼らが繊細な微調整と感覚で選択した実際の間、それと私が感じる間をずらす事になったし、
 その間は観客のエネルギーを取り込むように設計された間であったから、
 それを放棄した結果、単調だと感じたのは自業自得であった。
 また以前の見方をアップデートするならば
 リング中央を基点とした水平線のオールドスクールだけに留まってはおらず
 後半はケージ天辺の境界に視点を向けたV字型のニュー・スクールを生み出している事も書き記しておかねばならない。
 彼らは特異的な世界においてリアリズムを作り出し、死闘のレベルにまで高めた。
 ただここまで分かってもその ゲーム的な脱出ルールに対して
 日本人的気質のせいなんだろう、最後の一歩のりきれない所があるので、
 その点だけ減点し文句なしに名勝負と変更する。
 (執筆日:6/4/10)  

BWWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレット・ハート(ch)対ショーン・マイケルズ(Wrestlemania XII 3/31/96)
 さてメイン。
 正直今から見ますと影響という面では大きな物があるとしても
 試合自体は少し過大評価されていると思いますね。
 レスリングの原点に戻った試合運びは
 黄金時代を彷彿とさせるものの
 それだけで魅せるには足りず退屈な印象は拭えません。
 文字通りのトップ・レスラーとはいえ
 この2人も90年代レスラーですからね。
 テーズやガニアらに比べると
 試合を作った上で更に魅了する巧みの技に欠けました。
 それでも本当に試合としてはできています。
 60分間全て意味のある攻防でしたし
 緩急のつけ具合、試合運びも素晴らしいです。
 そして退屈な部分も最後の最後で
 スイートチンによってカタルシスとして昇華される。
 また上記の通り与えた影響も大きいです。
 WWFだけに限らず世界的なレベルにおいて
 オールド・スクールの再評価を提言し、
 それを受け止められるだけのビッグ・マッチ感が
 団体の努力も含めて築き上げられた。
 だからこそ歴史的試合と言えるんですね。
 クオリティとしてはやや足りない部分もありますが
 名を残した試合こそ名勝負以外の何物でもありませんから
 ぎりぎり名勝負入りですね。 
 (執筆日:10/1/09)

CWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch) 対マンカインド(In Your House X 9/22/96)
 HBKの見本シリーズ、
 ハードコア・マッチ部門に輝くのがこの試合。
 では試合を振り返ってみましょう。
 まずマンカインドのスケール・アップのため
 序盤にHBKが前奏まで行ってしまっているのが目につきますね。
 只これは仕方ない。
 フォーリーは試合構築力が高くは無いですからね。
 しかしここで注目したいのはこれが高すぎるステージにならなかったという事。
 WWE史上最高のハードコア・センスを持つ2人が
 過激且つ絵になるスポットを次々と繰り出すのですからね。
 ブレーン・バスターで鉄階段に脚をぶつけたり
 雪崩式の技による場外テーブル葬、コンクリート上での技etc・・・
 ハイ・スポット間の繋ぎも素晴らしいです。
 脚攻め、手攻めという展開面においても テンポ面においても上出来です。
 攻防面に関しては粗さが出て一番改善できる点ですが
 ハードコア・マッチですからね。
 雰囲気をセット・アップするのである程度許容されます。
 細かいところに目を移すと
 棺桶の使い方なんかも面白いものがありますね。
 最初はテイカーを髣髴とさせる、おどろおどろしい入場方法として、
 次にぶつける凶器、そこから閉じ込める場所へと変貌し
 最後はテイカー出現の場所へ持っていく。
 より高いスポットへと変貌し最初と最後が繋がる。
 まさにエッシャーの無限階段の如し。
 最後に触れておくべきはフィニッシュでしょうか。
 乱入による反則裁定で通常はマイナス・ポイントとなる終わり方です。
 しかしながらその前に椅子を踏み台にしたスイートチンが決まっており
 これは原初的位置づけの必殺技の裏verですから実質的終了と見なせ
 マイナス・ポイントとは言えないですね。
 私自身これをDQで終わった試合と記憶して無かったですしね。
 結論としては文句なしに名勝負で年間最高試合にふさわしい。
 (執筆日:10/1/09)

DWWF王座戦(レフェリー:マイク・タイソン):ショーン・マイケルズ(ch)対スティーブ・オースチン(Wrestlemania XIV 3/29/98)
 いきなりHBKの尻見せとHHH、チャイナの追放から入らないといけない所に
 この2人の状態が悪く苦しい台所事情なのが見て取れますね。
 HBK対オースチンと言う大人気カードじゃなかったら辛い内容とはいえ
 何とかWMのメインにふさわしい盛り上げを維持して
 オースチン時代到来の瞬間まで持って行ったのは評価できる。
 中々良い試合です。
 (執筆日:10/2/09)

総評
 充実した内容ながら既にDVD化しているものなので
 まだ手に入れていない方が効率よく見るため用か。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

BWWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレッ ト・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ
  2度HBKはブレッドのヘッド・ロックを簡単に返してみせ技術で劣っていないことを示す。
  ブレットが再びヘッド・ロックを決める。
  今度はHBKの動きを読み、なかなか外させない。  
  HBKも今度はこちらの番だとアーム・バーを決めると
  ブレットの動きを読み、なかなか外させない。
  ブレットがHBKを場外へ投げるもHBKはロープにつかまり逆上がりで戻ってきて再びアーム・バー。
  ブレットは打撃を交えて攻撃のリズムを変えてくる。
  スパイン・バスターからシャープ・シューターを狙うもHBKはすぐさまロープに逃げる!
  HBKはブレットを鉄柱にぶつけてから
  スイート・チン・ミュージックにいくがタイム・キーパーに誤爆!
  ブレットの腕を鉄柱に叩きつけていく。
  HBKも打撃を交え始める。
  ブレットはスタンガン、スリング・ショットを決めると、
  この試合初めてのカバー。カウントは2。
  ブルドッグやパワー・スラム等の大技が出始める。残り時間は30分。
  ブレットがパイル・ドライバーを決めカバーするもカウントは2。
  HBKはコーナーのブレットを投げ落とすとハリケーン・ラナを決め
  スイート・チン・ミュージックに続けようとするも察知され場外に逃げられる。
  ならばとダイビング・クロス・ボディで追撃。
  リングに戻しダイビング・ボディ・プレスにいくが
  ブレットは体勢を入れ替える。カウントは2。
  お互いクイックを狙い始めるがカウント3ならず。
  ショルダー・スルーでHBKは場外へ転落してしまう。
  ブレットは波状攻撃からダイビング・エルボー・ドロップ。
  ウィップで一回転しコーナーの上に乗ったHBKに
  雪崩式バック・ドロップを決めカバーするがカウントは2!
  ウィップで一回転して転落したHBKを鉄階段にぶつける。
  ベリー・トゥー・ベリーを決めるもカウント3は奪えない。
  トベ・スイシーダを食らったHBKだが、カウントぎりぎりでなんとかリングに戻る。
  ブレットはジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるもカウントは2。
  残り時間が10分を切る!
  ブレットは攻撃の手を緩めずスーパープレックスを決めると
  シュープ・シューターを狙う!
  だがHBKは脚を掴んで決めさせない!
  HBKの裏をかきボストン・クラブに切り替えるもHBKはロープに逃れる。
  HBKはダイビング・エルボー・ドロップを狙ったブレットを蹴り上げると
  フライング・フォア・アームズを決める。
  跳び起きて連続攻撃からダイビング・エルボー・ドロップ!
  しかしカウントは2!
  HBKはパワー・ボムからムーンサルト!だがこれでもカウント3は奪えない!
  コーナーからハリケーン・ラナを決めるも、またもやカウント2。
  残り時間1分!
  HBKはコーナーに登りミサイル・キックに行くも
  ブレットは避けてシャープ・シューターに返す!
  必殺技が決まり決着かと思われたがHBKは耐え抜き時間切れ!
  引き分けかと思われたが、ゴリラ・モンスーンの裁量でサドンデスが決定!
  ブレットが一方的に攻め込むもHBKが一瞬の隙をつきスイート・チン・ミュージック!
  だがカバーにいけない。
  HBKは再びスイート・チン・ミュージックを決め1,2,3!
  HBKが新WWFチャンピオンに!


CWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マンカインド
  ドルイド僧が棺桶を運んでくる。
  棺桶から出てきたマンカインドは骨壺を抱えて体を揺らす。
  ホセ・ロザリオを連れHBKが登場。
  試合開始。
  マンカインドがいきなり打撃でペースを握り道連れクローズライン。
  HBKを蹴飛ばし柵にぶつける。
  マットを剥がそうとする。
  HBKがドロップ・キックを決めるとマンカインドはマットの下敷きに。
  マット越しに踏みまくる。
  這い出てきたマンカインドにダイビング・ボディ・プレスを決めコンクリートに叩きつける。
  更にエプロンから飛んでマンカインドをコンクリートに叩きつける。
  リングに戻すと身軽さを生かして攻めていきダイビング・エルボー・ドロップも決める。
  前奏を始めるがマンカインドは危険を察知し場外に逃げる。
  マンカインドは骨壷を抱いて落ち着きを取り戻した様子。
  リングに戻ってくるとHBKをコーナーに押し込み殴りつける。
  HBKが体勢を入れ替え殴りつけコーナーに振ろうとする。
  振り返されるも激突を防ぎ殴りかかる。
  マンカインドはスナップ・メアをマンディブル・クローに切り返そうとする。
  HBKが抵抗。
  HBKはマウント・ポジションに移動し殴りつける。
  蹴りつける。
  マンカインドが強烈なフォア・アームズを決める。
  HBKを落とすと実況テーブルを動かす。
  HBKがテーブル越しに飛びかかる。
  ブレーン・バスターを決めるとマンカインドの脚が鉄階段にぶつかる。
  HBKが脚攻めを開始する。
  4の字に捕らえる。
  マンカインドが反転させ逃れる。
  HBKはロープに振られるも低空ドロップ・キックを決めハーフ・ボストン・クラブ。
  マンカインドがロープを掴む。
  マンカインドが不意を突いて地獄突き。
  HBKがクルーシーフィックス。カウント2。
  ハリケーン・ラナを狙う。
  マンカインドがスタンガンに返す。
  マンカインドは自らの脚にペンを刺して感覚を取り戻す。
  得意のラフ・ファイトでHBKに攻め込む。
  コーナーに座り込んだHBKにニー・アタック。
  チョークをしたり顔をマットに叩きつけたり。
  HBKが不意を突いてバック・ドロップ。
  それでもマンカインドの方が体力は残っている。
  HBKはマンカインドの股下を通り抜けると脚を引っ張り脚をマットにぶつける。
  コーナーに振ろうとするも振り返され逆さ吊りに。
  マンカインドが連続でエルボー・ドロップを叩き込む。
  HBKを蹴り落とす。
  鉄階段にもたれかかったHBKにニー・ドロップを狙う。
  しかし避けられ鉄階段に激突。
  HBKがドロップ・トー・ホールドでマンカインドを鉄階段にぶつける。
  リング内へのブレーン・バスターを狙う。
  マンカインドが逆に持ち上げようとする。
  HBKはエプロンに着地し突進してきたマンカインドをかわす。
  マンカインドは鉄柱に激突し自爆。
  HBKはリングに戻ってきたマンカインドにパワー・スラムを決める。カウント2。
  マンカインドをロープに降り勢いをつけた上で落とそうとする。
  マンカインドはロープに絡まり首吊り状態になる。
  HBKがリングを降りマンカインドに近づく。
  マンカインドが不意を突いてマンディブル・クロー。
  HBKが後ろに倒れて柵にぶつける。
  椅子を手に取るとマンカインドの拳をガード。
  マンカインドの脚に椅子を叩きつけ頭部にも叩きつける。
  リングに戻すとマンディブル・クローを防ぐべく手を攻める。
  マンカインドが場外へのショルダー・スルーを決める。
  エプロンからダイビング・エルボー・ドロップを決める。
  場外カウントが進むがマンカインドはリングを降りる。
  そしてHBKにネック・ブリーカー。
  HBKはコンクリートに打ち付ける。
  HBKが這いながらリングに戻ろうとする。
  マンカインドはロープへのフェイマサーを決めるとダブル・アームDDT。
  カバーするもカウント2。
  パイル・ドライバーもカウント2。
  何度もカバーするがカウントは2。
  苛立ったマンカインドは椅子をリングに投げ入れる。
  レフェリーが慌てて椅子を排除する。
  マンカインドはHBKを棺桶の中に入れる。
  HBKがここで猛反撃。
  マンカインドを殴りつけ棺桶から出るとリングでフライング・フォア・アームズ。
  跳び起きるとダイビング・エルボー・ドロップまで持っていく。
  ダイビング・クロス・ボディはカウント2。
  コーナー上へ。
  マンカインドはロープにもたれかかってHBKの体勢を崩す。
  マンカインドは場外テーブルへの雪崩式バック・ドロップを狙う。
  HBKがクロス・ボディに切り返す。
  HBKが何とかリングに戻る。
  マンカインドも起き上がると椅子を持ってコーナー上へ。
  HBKはリングに立ててあった椅子を踏み台にスイート・チン・ミュージック。
  カバーに行くもベイダーが乱入してきたのでカウント2で止める。
  レフェリーがゴングを鳴らす。
  HBKはフライング・フォア・アームズでベイダーを追い出す。
  ベアラーがHBKに骨壷攻撃。
  シッドが出てきてベイダーと殴りあいながら退場。
  マンカインドがHBKにマンディブル・クローを決めダウンさせる。
  ベアラーに棺桶を開けるよう指示するが
  棺桶の中にはテイカーが。
  テイカーがマンカインドに襲いかかる。
  マンカインドは逃げていく。
  反則裁定でHBKの王座防衛とアナウンスされる。


DWWF王座戦(レフェリー:マイク・タイソン):ショーン・マイケルズ(ch)vs.スティーブ・オースチン
  オースチンは中指を立てる。
  HBKはオースチンの攻撃を避け、拳を一発だけ入れる。
  これに怒ったオースチンがHBKに猛攻を仕掛ける。
  HBKに場外へのショルダー・スルー。
  HHHがオースチンを柵にぶつけて加勢したため、
  HHH、チャイナは退場処分になる。
  HBKはオースチンを舞台上の楽器やダンプスターにぶつける。
  HBKはコーナー上からダブルアックスを狙うも、
  オースチンは殴って防ぐと反撃開始。
  オースチンはスタナーを狙うも、HBKに避けられる。
  しかし追撃し、HBKはエプロンから実況席に頭をぶつける。
  オースチンはHBKを柵にぶつけていくが、
  ショルダー・スルーで観客席へ落とされる。
  HBKはゴングでオースチンを殴ると、試合の流れをつかむ。
  HBKは鉄柱も使ってオースチンの脚を痛めつけていく。
  HBKは4の字を決めるが、オースチンは何とか裏返しにして逃げる。
  オースチンがHBKのスリーパーを解く際レフェリーが巻き込まれて気絶。
  HBKはフライング・フォア・アームズから跳び起きると、
  コーナー上からのフライング・エルボー・ドロップを決める。
  HBKは前奏を奏で、スイート・チン・ミュージック!
  しかしオースチンは避けてスタナーへ。
  だがHBKはオースチンをロープに押して逃げると
  返ってきたオースチンにスイート・チン・ミュージックを狙う。
  しかしオースチンは受け止め、スタナー!
  フォールしたところでタイソンが入りカウント3!
  オースチン時代到来!
  オースチンがタイソンに3:16Tシャツを渡す。
  ここでHBKが起きあがりタイソンを問いつめる。
  HBKはタイソンを殴るも、カウンター一発でHBK撃沈!
  タイソンはHBKの顔に3:16Tシャツを置くと、オースチンと共に去っていく。

試合結果

@WWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)対アルティメット・ウォーリアー(新チャンピオン!)(Wrestlemania VI 4/1/90)
AWWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
BWWF王座戦、アイアン・マッチ:ブレット・ハート(ch)対ショーン・マイケルズ(新チャンピオン!)(Wrestlemania XII 3/31/96)
CWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch) 対マンカインド(DQ)(In Your House X 9/22/96)
DWWF王座戦(レフェリー:マイク・タイソン):ショーン・マイケルズ(ch)対スティーブ・オースチン(新チャンピオン!)(Wrestlemania XIV 3/29/98)