TOPアメリカン・プロレスWWE 特集DVD →WWE:The Best of SmackDown Disc Three

WWE:The Best of SmackDown Disc Threeの分析


名勝負 ノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
好勝負 なし

約3時間5分です。
# 39 - MotherSlapper March 23, 2000
# 38 - A Celebration To Remember February 19, 2004
# 37 - Big Show Returns September 9, 2004
# 36 - Sexy Kurt March 24, 2005
# 35 - Rock `n' Sock vs. New Age Outlaws October 14, 1999

@タッグ王座戦:ニュー・エイジ・アウトロウズ(ch)vs.ロックン・ソッコ・コネクション(SD 10/14/99)
 ビリーとロックはスイングしていますね。
 ロードドッグはやや不協和音になっているが
 タッグ屋として介入など横からの参加なのでそれも良さにはなっている。
 マンカインドとのアピールを利用した絡みもまずまずでしたしね。
 最後のロックン・ソッコのはずが、勝利してしまう、という結果に相応する内容はありました。
 平均レベル。

# 34 - Houdini of Hardcore
# 33 - Mysterio Flies July 25, 2002
# 32 - Undertaker's Revenge September 26, 2008
# 31 - Divorce Court
# 30 - John Cena vs. Kurt Angle June 27, 2002

Aカート・アングルvs.ジョン・シナ(SD 7/27/02)
 カートのオープン・チャレンジに応じる形でシナがデビュー。
 容赦なき攻撃性というキャッチフレーズにふさわしい猛攻を
 ややぎこちないながらも見せています。
 観客も新人にしては大きい反応で応えていますね。
 中盤はカートが間を取って対比的にじっくり攻めます。
 まだシナが技自体に容赦なき攻撃性を反映させる事が出来ておらず
 終盤は今一歩でしたが、勢いの創出という特性を示す事は出来た内容。
 カートのフィニッシャーのチョイスも面白かったですね。
 悪くない試合。

# 29 - Icon Destruction August 8, 2002
# 28 - Get In My Belly April 13, 2000
# 27 - Bald is Beautiful June 13, 2002
# 26 - Border Patrol April 8, 2004
# 25 - Zach Gowen / Stephanie McMahon vs. Big Show July 3, 2003

BノーDQ:ザック・ゴーウェン、ステファニー・マクマホンvs.ビッグ・ショー(SD 7/3/03)
 試合をするという点においてはハンデ戦も関係ないほどの
 大きな、大きすぎるパワー・バランスです。
 しかしビッグ・ショーと2人の絡みは視覚的に絶対的なインパクトがある。
 馬鹿な権利団体が抗議しそうな程のインパクトです。
 これにザックのWWE契約が賭けられているというストーリーがつくと
 点であっても観客を引き込む事が出来るドラマ性が生まれる。
 ビンスの残忍な表情は鉄板だし、
 カート、レスナーというトップが手を貸し、
 それでいて最後はザックが自分の技を決めて勝ち取るというフィニッシュも素晴らしかった。
 まあまあ良い試合でした。

# 24 - Right Place, Wrong Time July 27, 2000
# 23 - Ultimate Opportunist May 11, 2007
# 22 - Angle vs. Lesnar September 18, 2003
# 21 - DX-plosion April 27, 2000
# 20 - Batista Forfeits Title January 13, 2006
# 19 - People's Elbow September 30, 1999
# 18 - Edge / Hulk Hogan vs. Billy / Chuck July 4, 2002

Cタッグ王座戦:ビリー&チャック(ch)vs.エッジ、ハルク・ホーガン(SD 7/4/02)
 ホーガンの動きが驚くほど機敏な上に、
 上手く口実をつけてエッジと交代して引っ込んでいます。
 単純にエッジが02年において旬だったという理由から組まれたんでしょうが
 それ以上にエッジ、ホーガンは良いタッグですよ。
 ビリー&チャックもやられっぷりの良さは予想の範疇でしたが
 そのアップ・テンポな運びはタッグとしての完成度が意外に高いな、と見直す事になりました。
 リコも良い働きをして、かなりご機嫌な一戦でした。
 ついでに独立記念日で、ホーガンの初タッグ王座獲得ですしね。 
 平均的な良試合。

# 17 - Kurt Kisses Stephanie August 24, 2000
# 16 - JBL vs. Dollzilla February 10, 2005
# 15 - TLC III May 24, 2001
# 14 - Blockbuster Champ November 11, 1999
# 13 - Jeff Hardy vs. Triple H April 12, 2001

DIC王座戦:HHH(ch)vs.ジェフ・ハーディ(SD 4/12/01)
 ジェフが手数で対抗する試合にも出来たと思いますが
 王座移動させるとなると序盤だけに済ませ
 基本HHHが支配、最後にマット乱入でひっくりかえる、という
 ブックに重きを置いたのも当然でしょうね。
 この頃のHHHは既にICレベルを卒業してましたから。
 悪くない試合。

# 12 - Champion Chairman September 16, 1999
# 11 - Thuganomics
# 10 - Tribute to the Troops
# 9 - Supermarket Brawl December 13, 2001
# 8 - Edge vs. Eddie Guerrero September 26, 2002

EノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
 抗争が成功している証拠に
 試合が始まる前から観客の雰囲気は素晴らしい物があります。
 エディはスピードにのって飛び石渡りをしているかと思ったら
 いきなり落として見せたりと自由自在の緩急です。
 流石ですね。
 一方のエッジはいつものテンポではなく
 観客の動きを確実に捉え、タイミングを図ってポイントをついてきます。
 役回りを入れ替えた感じで多少不慣れな部分はありますが素晴らしい仕事です。
 ノーDQという事で途中からラダーと椅子が投入されますが
 それがなくてもノーDQといって通用する、
 腹の底までずっしり響く壊しあいの攻防にまでたどり着きました。
 いつレフェリー・ストップがかかってもおかしくないし、観客も納得したでしょう。
 試合後には敗者のエディにスタンディング・オベーションが送られていましたからね。
 通常放送とは思えぬ死闘。
 ぎりぎり名勝負です。
 (執筆日:2/14/10)

# 7 - The Rock Says...
# 6 - Funeral Crasher November 11, 1999
# 5 - Austin & Angle - Unplugged July 12, 2001
# 4 - The Pilot April 29, 1999
# 3 - The Rock vs. Triple H August 26, 1999

FWWE王座戦(レフェリー:ショーン・マイケルズ):HHH vs.ザ・ロック(SD 8/26/99)
 所々に焦らしを交えるのは良いけど
 それでその後ギアを入れるかというと否。
 リング外のごちゃごちゃが阻害してさえいます。
 最後はコミッショナーのHBKがスイートチンを放ち決着という過程無視のフィニッシュ。
 SD初回放送のメイン、このカード、このランクという事で
 ほんの少しばかり期待したけど中身はない。
 悪い試合。

# 2 - The Bigger They Are... June 12, 2003
# 1 - 9-11 Tribute Show September 13, 2001

総評
 SDなら発掘すべき試合は結構あるのだが、余り発掘してくれませんでしたね。
 またランク付けよりもRawのように年代別に追った方が分かりやすくて良いと思いますけど。
 (執筆日:3/22/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

EノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
  リングに入るなり殴り合い。
  エディが押し勝つとロープに振りバック・エルボー。
  蹴りつけヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル
  ロープに走る。
  エッジが巴投げ。
  コーナーにもたれたエディを殴りつける。
  腕を取る。
  抵抗するエディを中央に引っ張りハンマー・ロック。
  エディがコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
  殴りつけロープにもたれさせる。
  ロープを飛び越えエッジの喉をロープに押し付ける。
  ロープ悪用のカバー。カウント2。
  アピール。
  ロープに振ろうとする。
  エッジが振り返しショルダー・スルー。
  ドロップ・キック。
  ボディ・スラム。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ロック。
  エディは起き上がると蹴りを入れていく。
  延髄切り。
  ストンピング。
  エルボーで倒す。
  エルボーで倒す。
  ブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  エッジは起き上がると腹にパンチ。
  エディが殴りつけロープに振ろうとする。
  エッジがロープに振り返しパワー・スラム。
  コーナーに上る。
  エディが捕まえスーパープレックス。
  カバー。カウント2。
  エディは起き上がるとエッジにエルボーを打ち殴りつける。
  ロープに振ろうとする。
  エッジが振り返しショルダー・スルーを狙う。
  切り返そうとするエディの動きに対応し肩車する。
  ロープの上に落とすとクローズラインで落とす。
  エッジはリング下からラダーを取り出す。
  担ぐと突進して叩きつけようとする。
  エディが避けるとレフェリーに誤爆。
  エディはエッジの背中を殴りつけるとリング下から椅子を取り出す。
  背中に一撃。
  エッジをリングに入れる。
  椅子を持ってリングに入る。
  椅子を腰に一撃。
  コーナーに上がるとフロッグ・スプラッシュへ。
  エッジが避け自爆させる。
  (CM)
  (CM中にエッジがエディのクローズラインを避けスピアーを決める。
  セカンド・レフェリーが来てカウントするもカウント2)
  エディがコーナーでダウンするエッジを殴りまくり、蹴りまくる。
  セカンド・レフェリーがリングに入っている。
  エディはエッジをロープに振るとスリーパー。
  エッジが体勢を変え腹にパンチ。
  ロープに走りクローズラインへ。
  避けられるもエディを捕まえフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  コーナーにのぼる。
  エディが捕まえ雪崩式ハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  エッジの手を取るとエルボーを打っていく。
  殴りつけていく。
  コーナーに駆け上がりヘッド・シザースを狙う。
  エッジがライガー・ボムに切り返す。
  両者ダウン。
  エッジは起き上がると場外に下りる。
  ラダーを取りリングに入れる。
  ラダーを手にする。
  エディがラダー越しにドロップ・キック。
  場外に下りるとリング下からラダーを取り出しリングに入れる。
  エッジを起こすと殴りつけアッパーカートでラダーの上に倒す。
  その上にラダーをのせる。
  ヒーロ。
  カバーするもカウント2。
  ラダーをコーナーに立てる。
  コーナーをのぼりラダーをのぼっていく。
  エッジが反対側からのぼっていく。
  エディを殴りつけていく。
  エディは殴り返すとエッジの頭部をラダーに叩きつけていく。
  そしてラダー越しに飛んでサンセット・フリップ・パワー・ボム。
  這ってカバーにいくがカウント2。
  コーナーに立てていたラダーをコーナーに立てかける。
  エッジをもたれさせる。
  エディが突進。
  エッジがカウンターでラダーへのショルダー・スルー。
  エッジはラダーを手にしコーナーに立てる。
  ラダーを上っていく。
  エディは殴りつけると反対側のコーナー側から上っていく。
  エッジが殴りつけエディの頭部をラダーに叩きつける。
  ロープにたったエディ相手にエッジキューション。
  カバーし1,2,3!
  エッジの勝利!
  エッジが退場。
  流血したエディが起き上がると観客はスタンディング・オベーション。

試合結果

@タッグ王座戦:ニュー・エイジ・アウトロウズ(ch)vs.ロックン・ソッコ・コネクション(新チャンピオン!)(SD 10/14/99)
Aカート・アングルvs.ジョン・シナ(SD 7/27/02)
BノーDQ:ザック・ゴーウェン、ステファニー・マクマホンvs.ビッグ・ショー(SD 7/3/03)
Cタッグ王座戦:ビリー&チャック(ch)vs.エッジ、ハルク・ホーガン(新チャンピオン!)(SD 7/4/02)
DIC王座戦:HHH(ch)vs.ジェフ・ハーディ(新チャンピオン!)(SD 4/12/01)
EノーDQ:エディ・ゲレロvs.エッジ(SD 9/26/02)
FWWE王座戦(レフェリー:ショーン・マイケルズ):HHH vs.ザ・ロック(SD 8/26/99)