WWE:The Best of SmackDown Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間40分
Best of SmackDown Disc Two
# 69 - Mr. Kennedy
# 68 - Rough Landing September 9, 1999
# 67 - Stephanie's The Champ March 30, 2000
# 66 - Randy Orton vs. Hardcore Holly April 25, 2002
@ランディ・オートンvs.ハードコア・ホーリー(SD 4/25/02)
オートンのデビュー戦。
綺麗な基本技を見せていますね。
ただ技の段階設定が滅茶苦茶です。
これはオートンにしたって数重ねていく中で試行錯誤が必要な部分ですね。
ホーリーはベテランとして支配するのはキャラ通りで結構ですが
間を取って思わせぶりな上にやる事はインパクト不足。
意思疎通も余り出来ておらず攻防で乱れもありましたね。
悪い試合。
# 65 - Angle Wins Gold February 10, 2000
# 64 - New Tag Champs December 16, 2005
# 63 - Heidenreich Poetry September 16, 2004
# 62 - The Rock vs. Dudley Boyz March 9, 2000
Aハンディキャップ・テーブル・マッチ:ザ・ロックvs.ダッドリー・ボーイズ(SD 3/9/00)
まずは場外乱戦。
殴りあうという事はせず一方的な物の組み合わせですが
観客の煽りはどちらも上手いので盛り上がっていますね。
リングに入ってからは1vs.2のテンプレートに陥ります。
1つ目のテーブル葬後完全に流れが途切れて最後が浮いていたのも難点。
3D両方をテーブル葬しなければいけないルールから
格の差を上手くクリアしたなとブックの妙に感心する反面、
中身はそこまで練りこまれていませんでした。
少し悪い試合。
# 61 - Lethal Dose of Poison January 24, 2002
# 60 - Parking Lot Brawl September 11, 2003
Bパーキング・ロット・ブロウル:ジョン・シナvs.エディ・ゲレロ(SD 9/11/03)
前回ブラックマンがやった時は色物でしたが
エディのアイディアとWWEの資金力から面白い試合に仕上がっています。
ただ観客の反応を感じ取れない事で、
思うように流れやテンションを上げれなかった所もあるでしょうね。
まあまあ良い試合。
(執筆日:2/13/10)
# 59 - Rey Mysterio vs. Matt Hardy June 5, 2003
Cクルーザー級王座戦:マット・ハーディ(ch)vs.レイ・ミステリオ(SD 7/5/03)
マットはクルーザー級の体格ではないし、かといってそこまで甚振らないので大きな流れはないものの
小さな攻防が成功しているから軸は安定している。
そこに十分なインパクトを残しているかはともかく
ちょっとした捻りを加えているので面白い。
まあまあ良い試合。
(執筆日:5/14/10)
# 58 - Sincerest Form of Flattery
# 57 - Superhuman Strength
# 56 - You're Hired! April 11, 2002
# 55 - Rob Van Dam vs. Steve Austin September 4, 2001
Dスティーブ・オースチンvs.RVD(SD 9/4/01)
アライアンス同士の戦い。
オースチンがRVDをカートに見立て獰猛に襲い掛かっていくというストーリーから
まどろっこしい状況を打破し試合として成立させています。
対RVDという事で意識的に場外でスポットを生み出していますが
スポットの配置は余り意識を払っておらず
支配シーンにおいてもRVDの受けが余りよくなく停滞気味。
スターならではの魅力で最低ラインは押し上げていきますが、
中々試合が加速していく事が出来ませんでした。
最後は抗争相手のカートが姿を現す事で綺麗にオチをつけています。
平均レベル。
# 54 - Edge & Vickie
# 53 - Austin Stalks DX October 28, 1999
# 52 - Debra's Cookies
# 51 - Stinkdown!
# 50 - Team Angle vs. Tajiri / Eddie Guerrero May 29, 2003
Eタッグ王座戦:エディ・ゲレロ、タジリ(ch)vs.チーム・アングル(SD 5/22/03)
まずはアングルが細かいタッチとカバー狙いでリズムをつけます。
もう少しアマレス力を活かせれば良いのですけどね。
その後はエディが特筆すべき働きでリード。
首狙いで孤立させられても、広い懐でコントロールしていますね。
チーム・アングルも21世紀になって薄れてきた、
本格派のタッチできるかできないかの孤立をやってのけました。
素晴らしい内容でしたが最後が弱い”ズルして頂き”フィニッシュだったのが残念。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:7/17/10)
# 49 - Rock & Busta July 11, 2002
# 48 - Fate Fulfilled December 19, 2008
# 47 - Billy & Chuck Wedding September 12, 2002
# 46 - Tribute to Eddie November 18, 2005
# 45 - Where is Foley?
# 44 - A Classic Hit September 9, 1999
# 43 - Eddie Guerrero vs. JBL July 15, 2004
FWWE王座戦:ケージ・マッチ:JBL(ch)vs.エディ・ゲレロ(SD 7/15/04)
エディと対面するとJBLの体は大きい。
見た目で明らかなのですからそれに関して説明した上でヘタれる必要があります。
その点含めて段階付けが弱いですね。
ただケージを登ればしっかり見せ場を作ります。
後半はエディの仕草が冴え渡り、
ケージ上からのフロッグ・スプラッシュというビッグ・スポットも飛び出す。
試合はケージという制約に引っ張られた内容だったが、試合後の演出は必見。
敢えて入場口とは反対の方で最後の脱出の攻防を行ったのは流石WWEというしかないですね。
これはSDの歴史の中でも名シーンとして残る。
まあまあ良い試合。
# 42 - Air Mysterio October 31, 2002
# 41 - Noble & Nidia
# 40 - Kurt Angle vs. Undertaker July 4, 2002
GWWE王座戦:アンダーテイカー(ch)vs.カート・アングル
テイカーの体格アピールなど大枠の作り方がちょっと雑です。
一方で細かい部分はリアルなレスリング・スキルを反映していて見応えがあります。
といってもカートに依存していて03年以降のようにテイカーがその土俵に踏み入れてはいません。
後半は必殺技の攻防でボリューム満点ながら
前述のようなテイカーがレスリングを使った攻防を見せないので
重層的に積み重なるレベルではなく羅列の方に近い形です。
最後の同時にフォール+タップのフィニッシュもリアリティーに欠ける。
まあまあ良い試合。
全体
(執筆日:3/20/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
Eタッグ王座戦:エディ・ゲレロ、タジリ(ch)vs.チーム・アングル(5/22/03)ベンジャミン対タジリで試合開始。
ベンジャミンは組むとスクール・ボーイ。カウント2。
グラウンド・ヘッド・ロックからカバー。カウント2。
アーム・ロック。
タジリがアーム・ドラッグに切り返しそこから両肩を付けにいく。カウント2。
組むと見せかけベンジャミンがニー。
フロント・ヘッド・ロック。
タッチしたハースがスナップ・メアからカバー。カウント2。
コーナーに振り突進。
タジリはかわすとヒップ・トス。
ニー・ドロップからカバー。カウント2。
ロープに振ろうとする。
ハースが防いでニー。
タッチすると2人でブレーン・バスターへ。
エディが入ってキャッチ。
2人でドロップ・キックを決め追い出す。
タジリがエディにタッチ。
組むとハースがエディをコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
コーナーに振り突進。
エディがカウンターで蹴り。
セカンド・ロープから飛びアーム・ドラッグ。
脚を払ってカバー。カウント2。
ハースが脚を払おうとするもエディがヘッド・シザースに切り返す。
スナップ・メアを決めタッチ。
タジリが後頭部に蹴り。
もう1発。
チョップ。
チョップ。
コーナーに振ってぶつける。
ハースがタックル。
フロント・ヘッド・ロックを決めタッチ。
ベンジャミンが殴りつけバック・ドロップ。
タジリを起こすと腰にニー。
交代したハースがタジリを担ぎスネーク・アイズを狙う。
タジリは後ろに逃れるとニール・キック。
エディにタッチ。
ハースがベンジャミンにタッチ。
エディがベンジャミンにクローズライン。
ハースにクローズライン。
ベンジャミンにボディ・スラム。
ハースのクローズラインを避けるとバック・ドロップ。
ベンジャミンがエディを蹴りつけロープに振ろうとする。
振り返されるも蹴り上げクローズラインへ。
エディが避けバックを取る。
ベンジャミンがバックを取り返す。
エディが動き回って振り落とし場外に落とす。
タジリがエプロンから2人にセントーン。
ベンジャミンをリングに戻す。
エディがアッパーカートで倒しチン・ロック。
ベンジャミンは起き上がるとバック・エルボー。
ロープに走る。
エディがカウンターでドロップ・キック。
ヴァーティカル・スープレックス。
2発。
3発目を狙うべく起き上がる。
ベンジャミンが手を伸ばしタッチ。
ハースがコーナー上から飛びエディにサンセット・フリップを狙う。
エディが耐え殴りつける。
ベンジャミンがセカンド・ロープから飛び耐えるエディにネック・ブリーカー。
ハースがカバー。
タジリがカット。
ハースはエディを起こすとネック・ブリーカー。
カバー。カウント2。
クラバートを決めタッチ。
ベンジャミンがクラバート。
エディが膝を突く。
立ち上がるとニー。
ロープに振ろうとする。
ベンジャミンが防いでスラム。
カバーするもカウント2。
変形キャメル・クラッチ。
体を挙げたエディにヒップ・ドロップ。
交代したハースが背中にストンピング。
エディが起き上がりパンチ。
自陣に向かうも寸前で倒される。
ハースがフロント・ヘッド・ロック。
コーナーに乗せると雪崩式技を狙う。
エディが殴り落とす。
邪魔しに来たベンジャミンを殴りつける。
戻ってこようとしたハースを殴り落とす。
また邪魔しに来たベンジャミンを殴り落とす。
ハースがエディを殴りつけスーパープレックスを狙う。
エディが突き飛ばして落としフロッグ・スプラッシュへ。
ハースが両膝を立てて迎撃。
カバー。カウント2。
バック・ブリーカー。
脚へのサブミッション。
カットしようとしたタジリをベンジャミンが落とす。
場外に出ようとするもタジリが同時にリングに滑り込みカット。
タッチすると喉に脚を押し当てる。
ベンジャミンがエディを起こしアブナミドル・ストレッチ。
タジリが入りカットしようとするもレフェリーに止められる。
その隙にノー・タッチでハースが入りアブナミドル・ストレッチ。
エディがヒップ・トスに切り返す。
ハース越しに飛んでタッチしようとする。
ハースがキャッチし強烈なスラム。
カバーするもカウント2。
フロント・ヘッド・ロックを決め自陣へ。
タッチ。
ハースがエディをロープに横渡しにする。
ベンジャミンがロープに走り馬飛びヒップ・ドロップ。
カバーするもタジリがカット。
エディが自陣に這っていく。
ベンジャミンは脚を掴んで防ぐと自陣に持って行き蹴り。
手を取り蹴りつけていく。
エディが殴りつけてる。
ハースを殴り落とす。
ベンジャミンに蹴り。
蹴り。
コーナーに上る。
入ってきたハースに飛びつきヘッド・シザース。
同時にベンジャミンにはアーム・ドラッグ。
タジリにタッチ。
タジリはベンジャミンのクローズラインを避けロープに走るとハンドスプリングでエプロンに上がったハースを蹴り落とす。
ベンジャミンの蹴りを払うとハイ・キック。
蹴りを連打。
蹴り倒す。
ロープに振ろうとする。
振り返されるもハンドスプリング・エルボー。
トルネードDDT。
カバー。カウント2でハースがカット。
エディが入りハースに突進。
ハースが場外へのヒップ・トスを狙う。
エディが絡めた腕を放さず道連れにする。
タジリがベンジャミンにバズソー・キックを狙う。
ベンジャミンはかわすと腹にパンチ。
コーナーに振り突進。
タジリがカウンターでタランチュラ。
ハースが場外からタジリを殴りつける。
エディがハースを殴り倒す。
タジリがベンジャミンのスーパー・キックを受け止めまわす。
ベンジャミンがスピン・キックに切り返す。
カバー。
エディが椅子を持ってリングに入りレフェリーに叩きつける。
すぐにハースに投げ渡す。
ハースがエディが渡したんだと抗議。
レフェリーは聞く耳を持たず反則を取る。
エディ、タジリの防衛!
試合結果
@ランディ・オートンvs.ハードコア・ホーリー(SD 4/25/02)Aハンディキャップ・テーブル・マッチ:ザ・ロックvs.ダッドリー・ボーイズ(SD 3/9/00)
Bパーキング・ロット・ブロウル:ジョン・シナvs.エディ・ゲレロ(SD 9/11/03)
Cクルーザー級王座戦:マット・ハーディ(ch)vs.レイ・ミステリオ(新チャンピオン!)(SD 7/5/03)
Dスティーブ・オースチンvs.RVD(SD 9/4/01)
Eタッグ王座戦:エディ・ゲレロ、タジリ(ch)vs.チーム・アングル(SD 5/22/03)
FWWE王座戦:ケージ・マッチ:JBL(ch)vs.エディ・ゲレロ(SD 7/15/04)
GWWE王座戦:アンダーテイカー(ch)vs.カート・アングル(SD 7/4/02)