TOPアメリカン・プロレスWWE 特集DVD →WWE:The Best of SmackDown Disc One

WWE:The Best of SmackDown Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ランディ・オートンvs.アンダーテイカー(SD 9/25/05)
 テイカーが腕を狙いにつけるため
 オートンの攻め口が小さくなっていますね。
 トラックを呼び込むためにスーパープレックスを早い段階で決めたり攻めがいまいち。
 受けの方は身のこなし等完成された美しさで感心するばかりだけど。
 終盤のテイカーによる制裁的展開は唐突でしたね。
 棺桶にもう一人のテイカーが眠っているというネタは面白く、
 通常放送としてはそれなりに賑やかして終わらせる事は出来ていました。
 平均レベル。

Aケージ・マッチ:エディ・ゲレロvs.レイ・ミステリオ(SD 9/9/05)
 ミステリオが決定打の619を使えず、
 脱出を狙うも最後に復讐心に動かされケージ・ダイブを自爆、と
 ストーリー表現もされているものの
 占める割合は小さく、大技をベースにした構築。
 それで構築できるのは力あってのこそだが、この2人にしては勿体無くも思える。
 中々良い試合。
 (執筆日:4/24/10)

BIC王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.チャイナ(SD 12/30/99)
 チャイナが男並みに動いてどちらも技を決めているが
 ただ無為に行動を浪費するばかりで何か形にしている事はない。
 悪い試合。
ダブル・ピン
CUS王座戦:ジョン・シナ(ch)vs.カリート(SD 10/7/04)
 ほぼ全編シナの制裁ファイトです。
 しかしシナはダンス的足取りからのレッグ・ドロップや力瘤を作ってのサイド・スラムなど
 面白い工夫が見られるし、
 カリートも地味ながら移動の受けで一方的な展開にも関わらず退屈させない。
 格、展開で制限を受けつつもその中でしっかり楽しませてくれた内容。
 平均より少し上。
 
DHHHvs.タズ(SD 4/2/00)
 この頃のHHHは流石絶頂期で完全に意図を持って受けています。
 攻めも素晴らしいゆとりを持っている。
 タズもタズならではの技を幾つか見せているが
 完全にHHHのショーケースにされた印象です。
 平均レベル。

E統一王座戦、ノーDQ:ハルク・ホーガン(ch)vs.クリス・ジェリコ(SD 5/2/02)
 ジェリコがクルーザー級並みの力になる事で
 ホーガンが当時の衰えたパワーでもリアルに怪力をアピールできるようになっていますね。
 ジェリコの観客を煽りの入れ方も良いし
 ホーガンも次はこれだなと提案する受けをしていて良い合いの手を見せています。
 ただ最後の締め方が残念ですね。
 HHHが入場曲を鳴らして登場し実況席に座り、
 しばらくしてテイカーの入場曲が鳴り、それで生まれた隙を突いてホーガンが丸め込んで終了。
 マンネリであろうと只ホーガンがハルク・アップさえしてくれれば
 中身もフィニッシュも満足いく物になっていたのに。
 クオリティ以上に楽しめる内容。
 悪くない試合。

Fバティスタ、ジェフ・ハーディ、レイ・ミステリオ、フィンレーvs.JBL、MVP、ケイン、ブライアン・ケンドリック(SD 10/3/08)
 MyNetworkTV移籍後最初の試合。
 いきなりケンドリックが孤立したせで出だしは遅いですが
 ケンドリックが抜け出てからは良いリズム感になりましたね。
 統率が取れて各個人がベビーフェイス/ヒールとして見せ場を生み、
 控え受け、介入なども積極的に織り込み攻防の密度を高めていきました。
 WWEの強みを地味にアピールした多人数マッチ。
 平均的な良試合。
 (執筆日:3/20/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ランディ・オートンvs.アンダーテイカー(SD 9/25/05)
Aケージ・マッチ:エディ・ゲレロvs.レイ・ミステリオ(SD 9/9/05)
BIC王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.チャイナ(ダブル・ピンフォール)(SD 12/30/99)
CUS王座戦:ジョン・シナ(ch)vs.カリート(新チャンピオン!)(SD 10/7/04)
DHHHvs.タズ(SD 4/2/00)
E統一王座戦、ノーDQ:ハルク・ホーガン(ch)vs.クリス・ジェリコ(SD 5/2/02)
Fバティスタ、ジェフ・ハーディ、レイ・ミステリオ、フィンレーvs.JBL、MVP、ケイン、ブライアン・ケンドリック(SD 10/3/08)