WWE:Legends of Wrestling Vol.Fourの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Disc 4はジェリー・ロウラーとジャンクヤード・ドッグ。
約3時間です。
ロウラーに関しては卓越したプロモ力、マルチタレントっぷりについて。
カマラは彼のアイディアだそうです。
JYDに関しては黒人レスラーの門を開いたカリスマ性について。
@ジェリー・ロウラー、ジミー・ヴァリアントvs.ケリー・フォン・エリック、マイケル・ヘイズ(AWA 1/22/89)
観客へのアピールばかりで相手との戦いが主になる事なくダブル・カウントアウト。
悪い試合です。
Aジェリー・ロウラーvs.オーエン・ハート(WWE 7/6/93)
こちらもロウラーが情けない姿をさらして観客を煽るのが中心。
まあブレットとの抗争の一環という意味づけがしっかりしている事もありRawではアリな内容でしょう。
少し悪い試合。
Bレジェンズ・マッチ:ロディ・パイパーvs.ジェリー・ロウラー(WWE King of the Ring 6/19/94)
トークしているだけなら申し分ないが
10分以上の試合となるとかなりきつい。
スキットで戦うぐらいが丁度良いですね。
ひどい試合。
Cブレット・ハートvs.ジェリー・ロウラー(WWE IYH I 5/14/95)
ブレットの脚の怪我は嘘だったと明かしてロウラーを痛めつけるだけ。
見所はロープに脚が挟まって逆さになるレフェリー?。
ひどい試合。
Dキス・マイ・フット・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.ブレット・ハート(King of the Ring 6/25/95)
自分の臭い足にキスして歯医者にかかる、という
ストーリーにふさわしい、ひどい試合です。
本編でJRがブレットと戦った時はロウラーのレスラーとしての技量も発揮されました、と言ってたから収録したんだろうけど
それはSummerslamの試合ですね。
Eジェリー・ロウラーvs.マーティ・ガートナー(WWE 6/8/96)
スカッシュ・マッチ。
FノーDQ、テキサス・トルネード・タッグ:ジャンクヤード・ドッグ、サージェント・スローターvs.アイアン・シーク、ニコライ・ヴォルコフ(WWE 11/10/84)
JYDとサージが叩きのめす、JYDがピンチ、サージがピンチ、逆転、と
大きな流れだけ作って後はテキサス・トルネードという
適当な事が許されるルールの中で暴れているだけ。
しかしこの試合には観客が平気でシーク、ヴォルコフにごみや飲み物を投げるような異常な熱狂がある。
この組み合わせ、形式を思いついたブッカーと
この4人をスターに仕立て上げた団体の手腕に感心した内容でした。
中々良い試合。
GIC王座戦:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ジャンクヤード・ドッグ(Wrestlemania I 3/31/85)
JYDがヘッド・バッド見せて、グレッグが脚攻め。
手痛い反撃に合うもロープ悪用のフォールでしのぐ、とやっている事は正しいがその中身が薄すぎる。
悪い試合。
H決勝:ランディ・サベージvs.ジャンクヤード・ドッグ(WWE 11/7/85)
サベージがヘタレなヒールという事もあり
JYDのひどい受け、表現力が目立ちます。
とてもレスラーの動きではないですね。
ひどい試合です。
Iジャンクヤード・ドッグvs.エイドリアン・アドニス(WWE SNME 3/1/88)
アドニスの素晴らしいハード・バンプが見られます。
アドニスの攻めは1ターンでキャラクター・レスリングを超える物ではないけど。
こういうWWEで色物やってた強豪の特集をやっても面白いと思うけどなぁ。
少し悪い試合。
Jジャンクヤード・ドッグvs.ハーリー・レイス(WWE SNME 1/3/87)
JYDがヘッド・バッドを得意技としているので
レイスは得意技を決める事も出来ず更に情けない姿を・・・。
悪い試合。
Kルーザー・マスト・ニール:ハーリー・レイスvs.ジャンクヤード・ドッグ(WWE Wrestlemania III 3/29/87)
レイスの受けが輝くも敵と呼ぶレベルにありません。
それなのに何故かレイスが只のベリー・トゥー・ベリーで勝利。
ひどい試合です。
総評
Fは例外として収録試合がひどすぎ。
ロウラーは本格派の試合が幾つかあるでしょうに。
(執筆日:3/3/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ジェリー・ロウラー、ジミー・ヴァリアントvs.ケリー・フォン・エリック、マイケル・ヘイズ(ダブル・カウントアウト)(AWA 1/22/89)Aジェリー・ロウラーvs.オーエン・ハート(WWE 7/6/93)
Bレジェンズ・マッチ:ロディ・パイパーvs.ジェリー・ロウラー(WWE King of the Ring 6/19/94)
Cブレット・ハートvs.ジェリー・ロウラー(WWE In Your House I 5/14/95)
Dキス・マイ・フット・マッチ:ジェリー・ロウラーvs.ブレット・ハート(King of the Ring 6/25/95)
Eジェリー・ロウラーvs.マーティ・ガートナー(WWE 6/8/96)
FノーDQ、テキサス・トルネード・タッグ:ジャンクヤード・ドッグ、サージェント・スローターvs.アイアン・シーク、ニコライ・ヴォルコフ(WWE 11/10/84)
GIC王座戦:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ジャンクヤード・ドッグ(カウントアウト)(Wrestlemania I 3/31/85)
H決勝:ランディ・サベージvs.ジャンクヤード・ドッグ(優勝!)(カウントアウト)(WWE 11/7/85)
Iジャンクヤード・ドッグvs.エイドリアン・アドニス(WWE SNME 3/1/88)
Jジャンクヤード・ドッグvs.ハーリー・レイス(DQ)(WWE SNME 1/3/87)
Kルーザー・マスト・ニール:ハーリー・レイスvs.ジャンクヤード・ドッグ(WWE Wrestlemania III 3/29/87)