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WWE:The Best of Intercontinental Championshipの分析


名勝負 IC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マーティ・ジャネッティ(Raw 7/19/93)
好勝負 なし

ここまでコンセプトと内容が一致していな いのも珍しい。
92、93年の試合のみHBKが5試合中4試合占めていてわずか60分。
昔のビデオをDVD化したものではないかと疑うくらいです。
タイトルを卑怯なIC王者HBKとすべきですね。
3試合目がDVD化されたのは大きいけれど
後に発売されるHistory of the IC Championshipでやるべきです。

BIC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マーティ・ジャネッティ(Raw 7/19/93)
 相次ぐスター離脱で不振のWWE93年において
 目玉抗争となったHBK/ジャネッティがRawを代表する名勝負を作り上げました。
 元々タッグとして攻守の担当と連携が優れていたとはいえ
 この試合の融合は素晴らしかったですね。
 タッグならではの読み合いに富んだ切り返しが
 感情を伴って披露されスリリングな攻防となっています。
 試合開始の不意打ちから始まるHBKのヒール・ワークも
 試合を停滞させずに要所で挟まれていきましたね。
 軽量級故の軽さという弱点は一度決着がついたり、
 両者の体が衝突するシーン、最後のロープ絡まりなどの展開によってカバーされていました。  
 当時の卑怯な王者像にのっとり
 フィニッシュで技をいれずにカバーした所だけが残念に感じるポイントですね。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:10/12/09)

CIC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ミスター・パーフェクト(Summerslam 8/30/93)
 TOP3の2人 がSummerslamという大舞台で
 戦うとなれば大いに期待も高まるものですが・・・
 最初の張り合う展開から歯車が狂っており
 まったくもってらしくない低レベル(というと言いすぎか)な内容が続きます。
 決して手を抜いている訳ではなく
 ハードにやっているので途中から修正されましたが
 最後のチープ・フィニッシュが素晴らしく思える状況で・・・。
 平均レベル。
 (執筆日:6/12/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

CIC王座戦:HBK(ch)vs.マーティ・ジャネッティ(Raw 7/19/93)
  HBKが背後からジャネッティに不意打ち。
  ターン・バックルにぶつける。
  殴りつける。
  ロープに振りショルダー・スルーへ。
  ジャネッティが着地しクローズラインへ。
  HBKは受け止めバック・スライドへ。
  ジャネッティは一回転して着地しクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  ロール・アップ。カウント2。
  ロープに振り持ち上げようとする。
  ジャネッティが後ろに着地しオコーナー・ロールを狙う。
  ジャネッティが体勢を低くしHBKを場外に落とす。
  HBKは間を置いてからリングに戻る。
  HBKがヘッド・ロック。
  押されるも髪をつかんで放さない。
  ジャネッティはロープに振るとヒップ・トスを狙う。
  HBKが体勢を入れ替える。
  耐えるジャネッティにサミング。
  かがんだジャネッティの頭に脚をかけ一回転。
  ジャネッティのクローズラインを避けるとスーパー・キックへ。
  避けられイラつく。
  組むとジャネッティがコーナーに押し込む。
  レフェリーが間に入って引き離そうとする。
  HBKがそれを利用してジャネッティを殴りつける。
  ロープにジャネッティの喉を押しつける。
  コーナーに振る。
  突進。
  ジャネッティは避けるとアーム・ドラッグ。
  ヒップ・トス。
  ボディ・スラム。
  カバーするもカウント2。
  腕を取る。
  HBKは起き上がるとロープに振りバック・エルボー。
  ターン・バックルにぶつける。
  コーナーに振り突進。
  ジャネッティはカウンターで蹴り。
  セカンド・ロープから飛びダイビング・クローズライン。
  コーナー上から飛ぶ。
  避けられるも着地しDDT。
  カバーし1,2,3!
  新チャンプの誕生かと思われたがHBKの脚がロープにかかっている。
  ディーゼルの抗議する。
  (CM)
  再開されたようで場外でジャネッティがHBKを殴りつけている。
  ヒーナンがモニターで確認させた事で再開になったとリプレイ・シーンが挟まれる。
  リングでジャネッティがHBKをカバー。カウント2。
  殴りつけコーナーに振る。
  HBKがコーナーを使って裏に回ろうとする。
  それを読んでいたジャネッティは中央で待ち構えてスリーパー。
  HBKは起き上がるとバック・ドロップ。
  HBKはコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもバック・エルボー。
  背中にハイ・ニーをいれ落とす。
  場外に下りる。
  攻撃しようとするもちょうどジャネッティがリングに体を入れた所。
  HBKはリングに戻るとジャネッティをロープに振るとクローズラインへ。
  ジャネッティが避ける。
  2人の体がぶつかり進行方向が90度変わる。
  再びぶつかり両者ダウン。
  HBKが跳び起きるとふらつき転落。
  ディーゼルがHBKを起こそうとするもレフェリーが止める。
  HBKはロープ際にやってきたジャネッティにロープを使ったジョー・ブリーカーを決めた様子。
  (CM)
  リングでジャネッティがHBKをターン・バックルにぶつけようとする。
  HBKが防ぎジャネッティをターン・バックルにぶつける。
  コーナーに飛び乗るとそこからダブル・アックス。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  ジャネッティは起き上がると腹にパンチを入れロープに走る。
  HBKがカウンターでキッチン・シンク。
  フロント・ヘッド・ロック。
  ジャネッティが起き上がるもHBKはロープに脚をかけて圧迫し倒す。
  ロープに脚をかけ強化。
  ジャネッティはレフェリー・チェックで腕を上げ起き上がる。
  持ち上げようとする。
  3度目で持ち上げHBKをロープを跨ぐようにのせる。
  HBKが殴りかかる。
  ジャネッティはガードすると殴りつける。
  ロープに振りフライング・バック・エルボー。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  読んでいたHBKはパワー・ボムを狙う。
  ジャネッティがハリケーン・ラナに切り返す。カウントは2。
  コーナーに振りスプラッシュへ。
  HBKは避けて自爆させるとダイビング・クロス・ボディへ。
  ジャネッティが体勢を入れ替える。カウントは2。
  頭部に脚をかけフェイス・バスター。
  HBKは起き上がろうとするも倒れる。
  ジャネッティはスーパー・キックの構えをしていたがこのために出来ない。
  HBKは起き上がるとロープにもたれるも腕がロープに絡まる。
  ジャネッティが殴りつけていく。
  しかしその衝撃でロープの絡まりが解ける。
  ジャネッティがロープに走りクロス・ボディへ。
  HBKが避けるとジャネッティが転落。
  ディーゼルがすぐにジャネッティをリングに入れる。
  HBKがカバーし1,2,3!
  HBKの防衛!
  ディーゼルがHBKに肩を貸し早々と退散。

試合結果

@IC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.クラッシュ(カウント・アウト)(4/11/93)
AIC王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.スキナー(Prime Time Wrestling 8/24/92)
BIC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.マーティ・ジャネッティ(Raw 7/19/93)
CIC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ミスター・パーフェクト(カウント・アウト)(Summerslam 8/30/93)
DIC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ジム・デゥガン(カウント・アウト)(Raw 5/3/93)