TOPアメリカン・プロレスWWE 特集DVD →WWE:Hart & Soul The Hart Family Anthology Disc Three

WWE:Hart & Soul The Hart Family Anthology Disc Threeの分析


名勝負 WWF王座 戦、ケージ・マッチ:ブレッ ト・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)

初代ヨーロピアン王座戦:オーエン・ハートvs.ブリティッシュ・ブルドッグ(Raw 3/3/97)

10人タッグ戦:オースチン・チームvs.ハート・ファウンデーション(In Your House XVI 7/6/97)
好勝負 なし

約2時間50分です。

Sibling Rivalrly

@WWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
 (反省も兼ねて以前書いたものを残しておく)
  WMで至高の兄弟対決を見せたこの2人が
 ケージ・マッチで激突というと聞こえが良いけれど・・・
 世界中のどこを探してもこの試合程過大評価されているものは見つかりませんよ。
 内容としては、
 (ケージor扉から脱出を狙う)
 →(ケージを活かした雪崩式系の投げor防いで技を1つ決める)の繰り返し(カバーは1回も無し!)。
 何を目指しているかは何となく分かるんです。
 1つには、いつ決まるか分からないスリリングな一面を与える。
 そしてもう1つ、これがメインでしょうが
 通常形式で行う、グラウンドからどう動かしてどう戻すか、
 というクラシック・スタイルをケージ・マッチに応用しようという挑戦的な試み。

 この方法の大きな問題はですね。
 挑戦的な試みではなく縛りプレイに過ぎないという厳然たる事実です。
 グラウンド・サブミッションがダウンになり
 動かし方は扉かケージかの2通りだけ
 しかも実質的に行ってそれは単発と同等となる訳ですから
 よっぽど上手くやらないと恐ろしく単調な一戦に陥いる事です。
 そして単調になった時これは「必殺技をカウント2で返すのを繰り返す」事と同質になり
 スリリングさも消し飛びます。

 只ややこしいのは2人がこの縛りプレイを上手くやれていない訳でも無いって事です。
 体をどれだけ出すか、どれだけダウンするか、
 そのまま降ろすのか投げるかの選択、
 難しい課題という事を考えれば良くやっていたと思います。

 しかしそれを台無しにしたのが試合時間です。
 31分という長すぎる時間の前に
 それぞれの微妙なさじ加減は消え去るも同然です。
 実際大きなカットが1つ入り18分になっている
 日本語版ビデオの試合は結構楽しむ事が出来ました。
 それでもこの時間で再構築しても
 ぎりぎり好勝負いくかどうかのレベルだと思いますけどね。

 ついでながらこのコンセプトはまったく抗争にあってませんでしたね。
 WMで勝利しKOTRも制覇し日陰者から脱出を図るオーエンは鬱々とした憎しみをぶつけ、
 それに対してブレットも覚悟を決めて迎え撃つ、
 ってのがストーリー・ラインですからね。
 まあ、そもそも極端過ぎるので
 WWFでは似つかわしい状況が考え付かないですが・・・
 向こうで5スター・マッチの評価を受ける理由が分からない。
 世界10番目の不思議に認定です。

 (ここからリレビュー)
 問題は私の微妙な勘違い、間違いにありました。
 まずカバーしないのは勝利方法が脱出オンリーだからです。
 当然カバーはしない。
 当たり前ですね。

 またレビューを書くに当たり自ら複雑に難しくしていた。
 単純に94年のブレットの、表現を重ねずとも最高峰に重い異常なインテンシティーに驚くべきだったし、
 それによって実現される、相手に合わせず脱出を狙っても
 50%/50%のシーソー・ゲームの鬩ぎあい、とそこに付与された勝利への執念を見せれる事に感嘆するべきであった。
 概念的に見方は正確だったと思うが、
 それを本当に理解していたならば詳細レビューを書くに当たり、
 映像を所々で止める、という行為がこの巧みに組み合わされたガラス細工の均衡を壊す危険性に気づくべきであった。
 それはどのようにでも時間を取れる行動の中で、
 彼らが繊細な微調整と感覚で選択した実際の間、それと私が感じる間をずらす事になったし、
 その間は観客のエネルギーを取り込むように設計された間であったから、
 それを放棄した結果、単調だと感じたのは自業自得であった。
 また以前の見方をアップデートするならば
 リング中央を基点とした水平線のオールドスクールだけに留まってはおらず
 後半はケージ天辺の境界に視点を向けたV字型のニュー・スクールを生み出している事も書き記しておかねばならない。
 彼らは特異的な世界においてリアリズムを作り出し、死闘のレベルにまで高めた。
 ただここまで分かってもそのゲーム的な脱出ルールに対して
 日本人的気質のせいなんだろう、最後の一歩のりきれない所があるので、
 その点だけ減点し文句なしに名勝負と変更する。
 (執筆日:6/4/10)

The Hart Family Settles It in the Ring

Aブレット・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグvs.オーエン・ハート、ジム・ナイドハート(Action Zone 11/7/94)
 最もホットな抗争がそれにふさわしいタッグに持ち込まれたら、と過剰な期待をすると少々裏切られます。
 全員ハート一家というのが逆に災いしたか、
 もしくは長すぎる試合時間に気を取られたか、余り遺恨表現が通っていません。
 難題に適応できる部分は凄いのですがそれでレベルを下げている事は否めない。
 打撃、サブミッションの使い方を見ていても
 ただ教科書に書かれているからやっているのではない事が分かる等
 しっかりとした技法で構築されてはいるのですが・・・。
 平均的な良試合。

Decorated in Gold

B初代ヨーロピアン王座戦:オーエン・ハートvs.ブリティッシュ・ブルドッグ(Raw 3/3/97)
 知己であり、お互い鍛錬を積んできたからこそできる、
 独創的にも攻防のキレ、受けにも驚嘆するしかないレスリングです。
 ペースは素晴らしいし、一極狙いは的確で、精密な体力消費と基礎の重視もある。
 終盤の攻防はそれ自体の立体性のみならずそこへの持って行き方さえ関心します。
 WMのオーエン対ブレットに匹敵する美しさです。
 5スター・マッチと言いたくなるような内容ですが
 その美しさはくすんでいて輝きを放っていない。
 火花を散らし、オーエンがヒールを見せるも
 その表現した感情は偽りでチープです。
 試合後初代王者に輝いたブルドッグを見てください。
 とても5年前ブレットに勝利して歓喜していたのと同じ人物とは思えない感情の薄さです。
 この試合は観る者を陰鬱させる。
 こんな心理状態で何故これ程までに完璧な名勝負が生まれるのか不思議な試合でした。
 ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:5/22/10)

Front and Center

C10人タッグ戦:オースチン・チームvs.ハート・ファウンデーション(In Your House XVI 7/6/97)
 カナダの英雄、ハート家が一堂に会するのですから盛り上がらない訳がありません。
 パンチ一発でもオースチンがやればブーイング、
 ブレットがやれば歓声が飛ぶ程でしたね。
 試合としても素晴らしかった。
 各自の持ち技と控え乱入の乱闘状態を交互に繰り返す事で
 高いテンションを維持して緩急をつける事に成功していますし
 展開も良いですよ。
 オースチンが卑怯な脚攻めでオーエンを治療室送りにすると
 ブレットがテクニカルな脚攻めで復讐。
 オースチンは治療室送りになるも戻ってきて再びブレット対峙。
 ブレットのピンチにオーエンが助けにきて・・・と
 それぞれベビー、ヒールとして良い仕事してますよ。
 エリミネーションではなく10人が常に関わっているのに
 これ程の傑作を生み出すとはとても信じられない偉業です。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:9/20/08)

Border Wars

Dフラッグ・マッチ:スティーブ・オースチン、アンダーテイカー、デュード・ラブvs.ブレット・ハート、オーエン・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(Raw 7/21/97)
 トップ・ヒールのハート・ファウンデーションがカナダでは英雄として扱われたという
 当時の逆転現象を感じ取れる素晴らしい雰囲気です。
 試合は複数人がリングに入る事もなく普通のトリオ・マッチ。
 フラッグ・マッチ・ルールは完全にリングに旗を立てる事が目的で、
 それをめぐっての攻防が前面に出る事はありません
 しかしこれこそフラッグ・マッチの本来あるべき姿なのでしょう。
 最後だけ全員で乱闘しピルマン乱入というオチです。
 また逆転してオースチン側がヒールのために、HBK欠場で2対3という不利な状況は早めに終了、テイカーがCM中に代役として加わっています。
 確かに難しい所ですがここは正統に最大限まで膨らませても良かったように思いますね。
 後はオーエンの素晴らしい攻防、ブレット、オースチンのテンションが際立っていました。
 平均的な良試合。

Passing the Torch

Eタッグ王座戦:DX(ch)vs.ハート・ダイナスティ(SD 12/25/09)
 ダイナスティがしっかりと戦略に沿って動くものの
 ベテランのDXはそれを読みきり、余裕で勝利か?という流れまで持って行きます。
 ダイナスティが凌いでHBKの孤立。
 ちゃんとタッチできるかどうかで魅せていますね。
 クライマックスはDXが上手く攻防を組み立てています。
 結局ダイナスティはDXの引き立て役として組み込まれた形で
 もう少しダイナスティの格を上げる仕掛けにしても、とは思いますが良い試合ではあります。
 まあまあ良い試合。

The Best is Yet to Come

総評
 確かに名勝負といえば名勝負なのですが
 どうしてもハート一家ではなくブレット、オーエン、ブルドッグが中心となってしまいますね。
 せっかくなのだからハート・ダイナスティの今後に繋がるように終えて欲しかったなぁ。
 (執筆日:8/28/10)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

@WWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート
  ブレットがリングに入るなりオーエンが襲い掛かる。
  ラフ・ファイトで攻める。
  ブレットがアトミック・ドロップからクローズライン。
  オーエンが先に起き上がりサミング。
  肩紐で首を絞めケージにぶつけようとする。
  ブレットは脚をかけて防ぐとDDT。
  殴り勝ちレッグ・ドロップを決めるとケージに登る。
  オーエンは引き摺り下ろすと延髄切り。
  ケージを 登っていく。
  半身がのりこえる。
  ブレットはオーエンを引き戻しトップ・ロープに立たせるとバック・ドロップ。
  (日本語版ビデオはここからカット)
  ブレットが扉に向かう。
  オーエンは脚にしがみつき防ぐとコーナーに振る。
  ブレットが蹴りつけブルドッグ。
  扉に向かう。
  オーエンが脚を掴み自身が出ようとする。
  ブレットが脚を掴み再び扉に向かう。
  オーエンが戻し扉へ。
  ブレットが戻そうとする。
  鉄階段を掴んで耐えるオーエン。
  ブレットはキャメル・クラッチを決めて引きずり戻す。
  ケージを登る。
  オーエンはブレットを捕まえるとトップ・ロープに立った状態から投げ落とす。
  オーエンがケージを登る。
  全身が越える。
  ブレットは髪を掴んで戻す。
  両者コーナー上に立つ形に。
  殴りあう。
  ブレットが落ちる。
  オーエンはブレットを蹴り飛ばすとミサイル・キック。
  ケージに飛びつき登っていく。
  全身が越える。
  ブレットがオーエンの体をケージの内に戻すと追い越そうとする。
  オーエンが殴りつけブレットをケージ内に戻す。
  両者トップ・ロープに立っている状態。
  ブレットが殴りつけて落とす。
  登ろうとするも落ちた様子。
  オーエンが殴りつける。
  ブレットは投げ捨てるとヘッド・ロック。
  ロープに振られる。
  ショルダー・タックルで相打ち。
  オーエンが扉に向かう。
  ブレットがしがみついて防ぐ。
  殴りつけエルボー・ドロップ。
  ケージを登っていく。
  オーエンが引っ張りケージ内に戻す。
  引っ張りトップ・ロープに立った状態からリングに叩きつける。
  扉に這っていく。
  ブレットが脚にしがみつく。
  中央に戻すと腹にヘッド・バッド。
  セカンド・ロープからエルボー・ドロップにいくも自爆。
  オーエンがケージを登る。
  半身が越える。
  ブレットが戻そうとトップ・ロープまで登る。
  オーエンをケージ内に戻すとトップ・ロープに立った状態から投げ捨てる。
  ブレットがケージを登っていく。
  オーエンが戻して同時に担ぐ。
  サモアン・ドロップを決める。
  オーエンがケージを登る。
  ブレットがしがみつき戻す。
  オーエンがブレットをケージにぶつけようとする。
  ブレットが防ぎ逆にオーエンをケージに叩きつける。
  ケージを登っていく。
  下半身が越える。
  オーエンは引っ張って戻すとトップ・ロープからのバック・ドロップ。
  オーエンは起き上がるとパイル・ドライバー。
  (日本語版ビデオはここまでカット)
  ケージを登っていく。
  ブレットも追いつきトップ・ロープに立つ。
  オーエンがブレットを殴り落とすも体勢を崩し股間をロープに打つ。
  ブレットが扉から逃げようとする。
  オーエンがしがみつき戻そうとする。
  マウント・パンチを決め扉から上半身が出る。
  オーエンも追いすがる。
  ブレットにマウント・パンチを決め今度は自身が出ようとする。
  ブレットは引っ張って中央に戻すとスリング・ショットでケージにぶつける。
  ブレットは這って扉から出ようとする。
  しかし1度方向を間違えたため防がれてしまう。
  ブレットをコーナーに振る。
  ブレットがボディ・スラムを狙う。
  オーエンが後ろに逃れオコーナー・ロールへ。
  ブレットが体勢を低くしオーエンをケージにぶつける。
  ブレットがケージを登る。
  オーエンが起き上がるも倒れる。
  ブレットの下半身が外に出る。
  オーエンは何とか復活すると髪を掴んで引っ張り戻す。
  ロープに振りニール・キック。
  オーエンがケージを登る。
  半身が外に出る。
  ブレットが戻そうとケージを登る。
  オーエンの全身が外に出るも髪を引っ張り戻す。
  両者トップ・ロープに立っている状態。
  オーエンが殴りつけていく。
  ブレットが蹴りつけて落とす。
  そのままケージを越えようとする。
  オーエンが引っ張り戻す。
  ブレットをロープに振ろうとする。
  振り返されるもクローズラインを決める。
  オーエンがケージを登る。
  ブレットは追いつくとケージ越しのスーパープレックス。
  ブレットが扉に向け這っていく。
  オーエンが脚を掴み中央に戻す。
  そしてシャープ・シューターを決める。
  ブレットは倒すと逆にシャープ・シュターに捕らえる。
  解くとケージを登っていく。
  全身が外に出る。
  オーエンは飛びついて髪を掴むと引き戻してパンチ。
  ブレットも落ちるがオーエンも落ちる。
  オーエンがケージを登っていく。
  全身が外に出る。
  ブレットもケージを登り追いつく。  
  ブレットが オーエンをケージにぶつけるとオーエンは宙吊り状態に。
  ブレットが飛びのり勝利!
  ナイドハートが乱入。
  ブレットを リングに入れると扉をロックしオーエンと共にブレットを痛めつけていく。
  ハート・ファミリーが助け ようとケージを登るも落とされて入らない。
  スミスが何とかリングに入 るや2人は去っていく。


B初代ヨーロピアン王座戦:オーエン・ハート対ブリティッシュ・ブルドッグス(3/3/97)
  組むとオーエンがコーナーに押し込む。
  ブルドッグが体勢を入れ替えクリーンに離れる。
  組むとオーエンがリスト・ロック
  ブルドッグが回転からリスト・ロックを取り返す。
  オーエンが回転からリスト・ロックに返す。
  ブルドッグが回転からリスト・ロックに返す。 
  オーエンが跳ね起きる。
  コーナーに振りモンキー・フリップへ。
  ブルドッグが側転で防ぐ。
  突進してきたオーエンにヒップ・トスを狙う。
  オーエンが体勢を入れ替える。
  耐えられたので蹴り。
  頭部に脚をかけ一回転。
  ヒップ・トス。
  ブルドッグが食らいながらも蹴り飛ばす。
  オーエンが跳ね起きる。
  オーエンが手を差し出す。
  ブルドッグがパチンと叩くように手を合わせる。
  ナックル・ロック。
  ブルドッグが押し込んでいく。
  ブレットは起き上がると蹴り。
  ロープを使って一回転しヒップ・トス。
  ロープに走りハリケーン・ラナへ。
  ブルドッグがパワー・ボムに切り返す。
  スリング・ショットで落とす。
  前転してアピール。
  エプロンに出てロープを上げる。
  オーエンは警戒しながらもそこをくぐってリングに戻る。
  オーエンがハンマー・ロック。
  ブルドッグがハンマー・ロック。
  オーエンが首を掴んで一回転して後ろに回り丸め込む。
  ブルドッグはカウント2で返すとアーム・ドラッグで腕を取る。
  腕にニーを落とす。
  起こすとハンマー・ロック。
  オーエンが首を掴んで後ろに回ろうとする。
  ブルドッグが放して背中からマットに落とす。
  (CM)
  ブルドッグが腕を取って持ち上げ叩きつける。
  オーエンは起き上がるとロープに振りクローズラインへ。
  ブルドッグがクルーシーフィックス。カウント2。
  ブルドッグがブレーン・バスターへ。
  オーエンは後ろに着地すると蹴りを放つ。
  受け止められたので延髄切りへ。
  ブルドッグは避けるとロメロ・スペシャル。
  オーエンがレフェリーを掴んで逃れる。
  ブルドッグがオーエンにスナップ・メアを決めアーム・ロック。
  起き上がったオーエンをロープに振る。
  ロープ・ワークから巴投げ。
  ロープ際のオーエンに突進。
  オーエンがカウンターでショルダー・スルーを決め落とす。
  オーエンが前転からアピール。
  エプロンに出るとロープを下げてやる。
  ブルドッグがそこを通ってリングに戻る。
  組むとブルドッグがヘッド・ロック。
  グラウンドに倒す。
  オーエンは起き上がるとロープに振る。
  リープ・フロッグにいくも脚を痛めた様子。
  近寄ってきたブルドッグの脚に蹴り。
  脚を蹴りつけていく。
  脚を引っ張る。
  シャープ・シューターを狙う。
  ブルドッグが耐え蹴り飛ばす。
  ブルドッグは起き上がると詰め寄り胸を突く。
  オーエンが突き返し本当に痛めたんだと説明。
  ブルドッグが突き返す。
  髪を掴むとヘッド・ロック。
  オーエンはロープに振るとニール・キック。
  腹を蹴り。
  バック・ブリーカー。
  腰にニー。
  コーナーに振ってぶつける。    
  起こすとボディ・スラム。
  レッグ・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ブルドッグは起き上がるとエルボー。
  ロープに走る。
  オーエンがカウンターでキッチン・シンク。
  腹にストンピング。
  ストンピング。
  ブルドッグが場外にずり落ちる。
  ブルドッグが起き上がり回復を図る。
  エプロンに上がるとオーエンにショルダー・ブロック。
  サンセット・フリップ。
  オーエンはカウント2で返すとクローズライン。
  エルボー・ドロップでカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  (CM)
  ブルドッグは起き上がるとバック・エルボー。
  ロープに走る。
  オーエンがカウンターでベリー・トゥー・ベリー。
  カバー。カウント2。
  キャメル・クラッチ。
  ブルドッグが起き上がり肩車するとエレクトリック・チェアー。
  コーナーのオーエンに突進。
  オーエンがカウンターで蹴り。
  両脚をロープにかけカバー。カウントは2。
  ネック・ブリーカー。
  セカンド・ロープにのりエルボー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ブルドッグが起き上がり腹にバック・エルボー。
  オーエンがサミング。
  ヘッド・バッド。
  コーナー上にのせるとスーパープレックスへ。
  ブルドッグがクロス・ボディに切り返す。カウントは2。
  オーエンが先に起き上がり殴りつける。
  ロープに振りクローズラインへ。
  ブルドッグは避けるとフライング・クローズライン。
  クローズライン。
  クローズライン。
  ブレーン・バスターでカバー。カウントは2。
  コーナーに振り正面からぶつける。
  ボディ・リフト。
  ロープをまたぐように落とす。
  エプロンのオーエンにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  オーエンが後ろに着地しジャーマン。カウントは2。
  オーエンは殴りつけるとコーナーに振ろうとする。
  振り返されたのでコーナーを使って裏に回ろうとする。
  ブルドッグがキャッチ。
  オーエンはロープを掴んで必死に耐える。
  ブルドッグが引き離そうとする。
  オーエンは急に離して倒す。カウント2。
  セカンド・ロープからクロス・ボディへ。
  ブルドッグが体勢を入れ替える。カウント2。
  オーエンが蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切り。
  シャープ・シューターを決める。
  ブルドッグが何とかロープを掴む。
  オーエンは勝利したと勘違い。
  しかしすぐに気を取り直しロープに振ろうとする。
  ブルドッグが振り返し持ち上げようとする。
  オーエンが着地しツームストンへ。
  ブルドッグが体勢を入れ替えアバランシュ・スラム。カウントは2。
  ブルドッグは信じられずレフェリーに確かめる。
  その背後でオーエンが起き上がる。
  馬飛びして丸め込み。
  ブルドッグが体勢を入れ替えし1,2,3!
  ブルドッグが初代チャンピオンに!


C10人タッグ戦:オースチン・チーム対ハート・ファンデー ション
  スチュ、ヘレン・ハートも訪れ、ハート・ファミリーが集結。
  ブレットはヘレン・ハートにサングラスを渡す。
  ブレット対オースチンで始まる。
  ホームということでブレットがただ殴るだけでも歓声があがり、
  一方オースチンにはそれだけでブーイング。
  オースチンは殴り負けるも、背中を見せたブレットにロー・ブロー。
  ロープにもたれかけさせてのヒップ・ドロップは失敗するが、
  代わったナイドハートにテーズ・プレス。
  シャムロックは油断したナイドハートに必殺のアンクル・ロックを決める!
  しかしピルマンがカット。   
  代わったピルマンは顔をひっかき、つばを吐きかける。
  シャムロックの手を取り、タップさせておちょくるも、
  その油断が高じてベリー・トゥー・ベリーをくらう。
  オーエンは一時つかまるも、
  ドロップ・キックをよけるとシャープ・シューターを決める!
  アニマルがカット。
  ブルドッグの必殺技パワースラムがホークに決まる!
  ゴールダストがカット。 
  オーエンはアニマルにスピンキック、ミサイルキックと決め、
  続けてヘッドシザースを狙うもパワー・ボムに返される。
  アニマルのパワースラムからドゥームズ・デイ・デバイス!
  ナイドハートがカットに来たところで、全員がリングに入り乱戦状態になる!
  混乱に乗じてオースチンはオーエンの足を鉄柱、椅子で痛めつける。
  これにはオースチン・サック・コール。
  オーエンは治療のため退場。
  オースチンは相手陣で殴られまくるも、反撃し
  ピルマンを自陣に引きずり込むと
  自陣で味方に殴らせた後
  (オースチンがタイツを引っ張り、ピルマンはHBK顔負けの尻見せ)
  中指を立て、スタナー!
  ブレットはオーエンの仇とばからに
  オースチンの足を鉄柱、消火器で痛めつけ、
  鉄柱を使っての4の字。
  アニマルがオースチンを助け出す。
  ハート・ファウンデーションが連携の良さで試合の流れをつかむ中
  オースチンもまた治療のため退場していく。
  しかしシャムロックがブルドッグにロー・ブローを決め
  流れを無理矢理断ち切ると、
  ゴールダストはブルドッグにカーテンコールを狙う! 
  だがピルマンがカットしブルドッグを救い出す。
  ゴールダストはコーナーに登るも捕まりスーパープレックスを食らう。
  オースチンが足を引きづりながら戻ってくる。
  再びブレット対オースチンに。
  一進一退の攻防を見せる。
  ブレットはシャープ・シューターを決めれそうになるもアニマルに防がれる!
  逆にオースチンは中指を立ててシャープ・シューターを決める!
  オーエンが兄のピンチに戻ってきてカット!
  オーエンはタッチして入るもオースチンにやられ場外に落とされる。
  追撃に来たオースチンにスチュの孫の一人が飲み物をかける。
  これに腹を立てたオースチンはスチュに殴りかかる。
  しかしスチュの孫達も負けじと応戦。
  たまらずリングに逃げ戻ってきたオースチンに
  オーエンがスク−ルボーイを決め1,2,3!
  ハート・ファウンデーションの勝利!
  混乱状態がしばらく続いたがオースチン・チームは去っていく。
  しかしオースチンは椅子を持って単身リング上に乗り込む。
  だがオースチンは返り討ちにあい、手錠をかけられることに。
  ハート・ファウンデーションはハート一族をリングに上げ、勝利を祝う!

試合結果

@WWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
Aブレット・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグvs.オーエン・ハート、ジム・ナイドハート(Action Zone 11/7/94)
B初代ヨーロピアン王座戦:オーエン・ハートvs.ブリティッシュ・ブルドッグ(新チャンピオン!)(3/3/97)
C10人タッグ戦:オースチン・チームvs.ハート・ファウンデーション(In Your House XVI:Canadian Stampede 7/6/97)
Dフラッグ・マッチ:スティーブ・オースチン、アンダーテイカー、デュード・ラブvs.ブレット・ハート、オーエン・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(Raw 7/21/97)
Eタッグ王座戦:DX(ch)vs.ハート・ダイナスティ(SD 12/25/09)