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WWE:ECW Extereme Rules Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 ECW王座戦:マサト・タナカ(ch)vs.マイク・オーサム (Stairway to Hell 12/23/99)

1試合目−ECW王座戦:サンドマン(ch)vs.カクタス・ジャック(Hardcore Heaven 7/1/95)
 さすがサンドマ ン中々試合が始まりません。
 試合は竹刀と有刺鉄線を使ってぐだぐど・・・。
 なんで収録されたんでしょう。
  
2試合目−タッグ王座戦、ケージ・ウェポン・マッチ:ギャングスターズ(ch)vs.イリミネーターズ (Natural Born Killers 8/24/96)
 適当に凶器使っ て適当にケージ天辺から飛んで適当に盛り上げる。
 いつもの版権の問題で別の入場曲が途中まで流れています。
 このBGMこそが一番の魅力のはずなのに・・・

3試合目−スカフォード・マッチ:トミー・ドリーマーvs.ブライアン・ リー(High Incident 10/26/96)
 リーは元WWE で偽テイカーやDOAの一員でした。
 試合のほうは吊るされた足場から4段テーブルへの落下という有名シーンが唯一の見所。
 まあこの試合形式という時点で
 リングが埋まっていて使えませんから仕方ないんですけれど・・・。

4試合目−ステアウェイ・トゥー・ヘル:サブーvs.サンドマン(House Party 1/10/98)
 上空に有刺鉄線 がありラダーを登って取ると使えるルール。
 相手がサブーということで
 サンドマンでもぐだぐだになることなく
 ハードコアなスポットの数々で進んでいきます。
 しかし中盤でサブーがダイブをミスし鉄線付で柵に突っ込み怪我をすると
 それからはもはやハードコア・マッチではなく
 残虐ショーとなってしまいました。

5試合目−ダッドリービル・ストリート・ファイト: ババ&ディーボン&ビッグ・ディック・ダッドリーvs.サンドマン、トミー・ド リーマー、スパイク・ダッドリー(Heatwave 8/2/98)
 ストリート・ ファイトということで
 大中小ラダーを使ったムーブが見所。
 1人小柄なスパイク絡みのムーブが良いアクセントになっています。
 
6試合目−ECW、FTW王座戦:タズ(ECW ch)vs.サブー (FTW ch)(Living Dangerously 3/21/99)
 この試合だけ試 合に至った過程がタズ、ジョーイから説明されます。
 サブーが顎を怪我をし、そこを容赦なく攻められながら
 20分以上の試合をやりきりました。
 只攻防的にはあまり面白みがなかったような・・・

FECW王座戦:マサト・タナカ(ch)vs.マイク・オーサム(Stairway to Hell 12/23/99)
 (November to Remember 12/31/99と記載されていますが性格には12/23/99です。)
 #10。
 ゴングが鳴るなりオーサムが襲いかかります。
 相手の動きをものともしない重戦車っぷりですね。
 トータル・パッケージの怪物が
 早々にテーブルを場外隅に設置しエプロンからのレイザーズ・エッジで決めにかかります。
 これを逃れた田中が彼もまたフライも出来るタフ・マン・ファイターであることを示し、
 頭部への椅子攻撃を打ち合うような潰しあいに突入していきます。
 もう10試合も行なっているとあって
 これまでと違う変化も見られました。
 一進一退を行なっていた所で
 カウンターにより連撃にしたりとふり幅が大きくなっています。
 またそれによりこの試合ではオーサムが返り咲きを狙うというストーリーが明確化されています。
 普通にやっていてもオーサムが王者にふさわしいことは分かるのに、
 このカウンターによりオーサム自身の意気込みが追加的に表現され、
 より試合に熱が入る結果となっています。
 それぞれの持ち技を返す通常形式的ニア・フォール後、
 オーサムがリング側から雪崩式オーサム・ボムを放つという
 驚異的なインパクト・ムーブでフィニッシュ。
 ぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:2/20/12)

8試合目−ECW王座戦、 TLC&Cマッチ:スティーブ・コリノ(ch)vs.サンドマンvs.ジャスティン・クレディブル(Guilty as Charged 1/7/01)
 &Cの Cはケイン(竹刀)のC。
 各凶器を使用したハード・スポットがひたすら続き
 デス・マッチとしてはまあまあなんですが
 フィニッシュがいくらなんでも弱すぎ。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

FECW王座戦:マサト・タナカ(ch)vs.マイク・オーサム(November to Remember 99)
  オーサムは 不意打ちするとタナカを投げ飛ばし
  クローズラインで落としてランニング・ブランチャ。
  場外にテーブルを設置しエプロンからパワー・ボムを狙う。
  タナカはリバース・スープレックスに返すと場外のオーサムにダイビング・クロス・ボディ。
  柵にぶつけ椅子を叩きつける。
  オーサムは振り返して柵にぶつけるとリングに戻しスプラッシュ。カウント2。
  椅子を思いっきり何度も叩きつけるが
  タナカは耐えて起き上がってくる。
  ならばとコーナー上から飛んで椅子を叩きつけようとする。
  タナカはドロップ・キックで迎撃する。
  オーサムに椅子を叩きつけ椅子へのトルネードDDT。
  カバーするもカウント2。
  椅子をオーサムの頭に載せ
  椅子付ダイビング・エルボー・ドロップ!
  カバーするもカウントは2!
  ダイアモンドダストを決めカバーするがカウントは2。
  オーサムがカウンターでジャーマンを決める。
  気合で起き上がってきたタナカにネック・ハンギング・ツリー・ボム。
  更にランニング・オーサム・ボムを決めカバーするがカウントは2!
  ならばとコーナーにテーブルを立てかけランニング・オーサム・ボムを狙う!
  タナカは後ろに逃れるとテーブルへのジャーマンを狙う!
  オーサムはエルボーをいれ防ぐとテーブルへのランニング・オーサム・ボム!
  カバーし1,2,2!カウントは2!
  テーブルにタナカをのせコーナー上へ。
  タナカは起き上がるとコーナー上のオーサムを捕らえる。
  オーサムは逆に雪崩式パワー・ボムを狙う!
  タナカは防いでテーブルの上にDDT!
  カバーするもカウント2!
  ならばとランニング・エルボーを狙う!
  防がれるもその動きを利用しローリング・エルボー!
  カバーするもカウントは2!
  タナカがダイヤモンドダストを狙う!
  オーサムはスパイン・バスターに返すとオーサム・スプラッシュ!
  しかしカウントは2!2!
  オーサムはタナカをコーナー上にのせると
  抵抗を退け雪崩式オーサム・ボム!1,2,3!
  オーサムが新ECWチャンピオンに!  

試合結果

@ECW王座戦:サンドマン(ch)vs.カクタス・ジャック(Hardcore Heaven 7/1/95)
Aタッグ王座戦、ケージ・ウェポン・マッチ:ギャングスターズ(ch)vs.イリミネーターズ (Natural Born Killers 8/24/96)
Bスカフォード・マッチ:トミー・ドリーマーvs.ブライアン・リー(High Incident 10/26/96)
Cステアウェイ・トゥー・ヘル:サブーvs.サンドマン(House Party 1/10/98)
Dダッドリービル・ストリート・ファイト:ババ&ディーボン&ビッグ・ディック・ダッドリーvs.サンドマン、トミー・ド リーマー、スパイク・ダッドリー(Heatwave 8/2/98)
EECW&FTW王座戦:タズ(ECW ch)(新チャンピオン!)vs.サブー (FTW ch)(Living Dangerously 3/21/99)
FECW王座戦:マサト・タナカ(ch)vs.マイク・オーサム(新 チャンピオン!)(November to Remember 12/31/99)
GECW王座戦、 TLC&Cマッチ:スティーブ・コリノ(ch)vs.サンドマン(新 チャンピオン!)vs.ジャスティン・クレディブル(Guilty as Charged 1/7/01)