TOPアメリカン・プロレスWWE 特集DVD →WWE:Blood Sport ECW The Most Violent Matches Disc Two

WWE:Blood Sport ECW The Most Violent Matches Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目。
 きつい。さすがにやりすぎで見てて気持ちの良いもので  は ないです。
 これをやる両人には敬意を表しますが
 試合の方は残虐ショーに成り果てたと言わざるを得ない。

2試合目。
 非レスラーということで短時間ですが
 2人とも何をすべきかちゃんと分かっているので
 見てて気持ちいいです。

BFTW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.バン・バン・ビガロ(Heatwave 8/2/98)
 タズはいきなりパワー・ボムをノー・セル。
 肉弾戦に持ち込むならまだしもビガロって
 気を使って立ち回るタイプですからね。
 場外乱闘も面白いもののそれは只場外でこんな技を打つのか、という面白みだったりする。
 リングに戻ってからは最初のノー・セルと食い違う攻防となり
 ビガロも消耗して重戦車スタイルに求められている硬さはありません。
 やや雑な所を誤魔化し気味の乱戦だが、
 最後に花道に穴が開くというネタと格好良いフィニッシュを用意されては
 誤魔化されても良いかという気分になる。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:4/6/11)

6試合目。
 圧倒的に体格で劣るスパイクが根性で食らいついていくというシンプルで分かりやすい構図。
 スパイクの勝利が見えてきたら、もっと良い試合になるんですが・・・。

G3ウェイ・ダンス:スーパー・クレイジーvs.ヨシヒロ・タジリvs.リトル・グイドー(TNN 3/30/00)
 スピードにのって技を打ち、それで引っ込んだ第3者が再び切り込んでいくという形。
 このカードは当時一つの定番カードになっていましたが、
 メイン級の扱いを受けていなかったので作り上げた型以上になる事がありませんね。
 タジリは怪奇キャラを見せて間を有無よりも前半はよりスピードを加速させ
 リング内外の動きを活発にする事に注力すべきでした。
 後半の1対1になってからギアを上げていますが、
 そこは逆に落として数え歌であるという風格を作り上げるべきでした。
 構築の上での緩急のつけ方を誤っている。
 欠点があり意味性に乏しいものの十分楽しめる型の完成度を実感できる。
 観客の盛り上がりも素晴らしかったですしね。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:4/6/11)

Iマイク・オーサムvs.マサト・タナカ(ECW One Night Stand 6/12/05)
 スピードにのってどんどんハードコアな攻防を生み出していて序盤はかなりの期待を抱かせましたね。
 しかしリングでどっしり時間を費やさないといけないポイントで
 エプロンから場外テーブルへのオーサム・ボムを打ってしまう。
 その後椅子でごつごつとした攻防を繰り広げましたがこのスポットの後では見劣りしますね。
 そうなると見る側をどんどん予想を超える荒っぽい攻防で上回っていく事が出来ず、
 最初のテーブル葬から最後のテーブル葬までフラットなのがバレてしまう。
 ECWを思い起こさせる十分だが、ECWが復活したとはいえない内容。
 平均的な良試合です。
 (執筆日:7/17/10)

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

BFTW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.バン・バン・ビガロ(Heatwave 98)
  ビガロがい きなりパワー・ボム。
  タズはすぐ起き上がりパワー・スラム。
  タズがクローズライン2発でビガロを倒す。
  サモアン・ドロップで追撃する。
  ビガロはたまらず花道へと避難。
  タズはビガロを観客席へと落とすとダイビング・クロス・ボディ。
  ビガロは受け止めると柵に叩きつける。
  ビガロが場外でタズを痛めつけていく。
  タズは隙を突きサブミッションを決めるもすぐ逃れられる。
  リングに戻りビガロがパワー・ボム。
  カバーに行かずコーナーのテーブルに投げつける。
  流血したタズを更に痛めつけようとする。
  タズはカウンターでクローズラインを決めるとコーナーのテーブルへタズプレックス!
  ビガロが花道でアズベリーパークを狙う!
  タズがDDTに返すと花道を突き破る!
  ビガロが先に這い上がってくる。
  タズも上がってくると気づいていないビガロに飛びかかりタズミッション!
  ビガロがタップ!


G3ウェイ・ダンス:スーパー・ クレイジー対ヨシヒロ・タジリ対リトル・グイドー(TNN 3/30/00)
  流れるよう な展開。
  タジリはスプリングボード式の技を狙ったグイドーに蹴りを入れるとバズソー・キック。
  クレイジーが襲い掛かってくる。
  タジリが避けるとそこをグイドーがアーム・バーに捕らえる。
  タジリが2人に技を決めアピール。
  これを見てグイドーとクレイジーは共闘することに決める。
  タジリはクレイジーにスピニング・キックを決めると
  コーナー上のグイドーに詰め寄る。
  グイドーはタジリに平手打ちするとルネードDDTを狙う、
  タジリはロープに落として防ぐ。
  グイドーを柵にぶつけているとクレイジーがアサイ・ムーンサルトで飛んでくる。
  グラジアーノが手を出す。クレイジーを柵にぶつけ突進。
  クレイジーは避けると柵に乗ってのクロス・ボディでこれ以上邪魔ができないようにする。
  クレイジーがタジリを殴りつけていく。
  タジリは受け止めるとタランチュラに。
  グイドーがドロップ・キックでカット。
  グイドーはコーナーを使って飛び越えようとするクレイジーを捕らえフェイス・バスター。
  ハンドスプリング・エルボーを狙ったタジリにイタリアン・レッグ・スイープ。
  カバーするもカウント2。
  タジリがグイドーにロー・ブローを決めると、
  すかさずクレイジーがスインギングDDTと繋げる。
  カバーするもカウント2。
  ライオン・サルトにいくもグイドーは膝を立てて防ぐ。
  しかしタジリにバズソー・キックから垂直落下式ブレーン・バスターを食らいカウント3を許す! 
  グイドーが敗退!
  タジリ対クレイジーとなる。
  クレイジーが先手を取り風車式バック・ブリーカーを決める。
  タジリもヘッド・シザースと負けてはいない。
  クレイジーはスピン・キックを避けるとスピン・キックを決め
  場外に逃れたタジリにアサイ・ムーンサルトを狙う。
  避けられたので着地するも、そこにはトラース・キックが待っている。
  タジリはもう一発叩き込むと柵にぶつけていく。
  タジリはバズソー・キックからハンドスプリング・エルボー。
  タジリの隙を突きクレイジーがクローズライン。 
  クレイジーがジャーマンを狙う。
  タジリは着地するとヘッド・シザース。
  更にハリケーン・ラナと続けるもカウントは2。
  クレイジーは飛び越えようとしたタジリにロー・ブロー。
  スプリングボード式ムーンサルトで1,2,3!

試合結果

@ECW王座戦、バーブド・ワイヤー・マッチ:テリー・ファンク(ch)vs.サブー(新チャンピオン!)(Born to Wired 8/9/97)
Aビューラvs.ビル・アルフォンソ(As Good As It Gets 9/20/97)
BFTW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.バン・バン・ビガロ(Heatwave 8/2/98)
CECW王座戦:タズ(ch)vs.シェイン・ダグラス (Hardcore TV 1/17/99)
Dタッグ王座戦:シカゴ・ストリート・フォールズ・カウント・エニウェア:ダッドリーズ(ch)vs.ボールズ・マホニー、スパイク・ダッドリー(Hardcore TV 7/5/99)
EECW王座戦:マイク・オーサム(ch)vs.スパイク・ダッドリー(Guilty As Charged 1/9/00)
Fライノvs.サンドマン(DQ)(TNN 2/25/00)
G3ウェイ・ダンス:スーパー・クレイジーvs.ヨシヒロ・タジリvs.リトル・グイドー(TNN 3/30/00)
Hアイ・クイット・マッチ:CW アンダーソンvs.トミー・ドリーマー(Guilty As Charged 1/7/01)
Iマイク・オーサムvs.マサト・タナカ(ECW One Night Stand 6/12/05)
Jギャングスタズvs.パブリック・エネミー(House Party 1/5/95)