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WWE:D-generation Xの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

本編は以下のようになっています。

1.Obtaining Michael Cole's Services
 DXが自主製作という設定。
 散々いじめてきたコールを捕まえ製作に協力させる。
 下の限界を押 し下げる侮辱的行為や下品な行為。
2.The Beginning of DX
 HBKと HHHがタッグを組んだのがきっかけ。
 テイカーを怒らせたことから同盟を組むことに。
 97年10月13日公式にDXが誕生。
 人気はうなぎ登りでDXの名を冠したIYHまで開催される。
3.Triple H
 長年芽の出なかったHHHだがKOR制覇からトップ・レスラーに絡み始める。
4.Chyna
 チャイナが試合に介入するシーン等
5.DX Uncensored
 DXの辞書に敬意や品性という言葉はなし
6.DX Make Some Noise
 DXのビデオ
7.Shawn Michaels
 テイカーとのHIAC
 タイソンがDX加入
8.DX & Tyson
 しかしWMで裏切られる。
 一方のHHHは防衛に成功。
9.New Age Outlaws
 同WMのNAOの試合のビデオ。
 HBKが抜けるがNAO、X-Pacが加入。
10.DX Invades WCW
 WCW侵攻スキット。


特典映像の試合について。
1試合目はHBKの隠し玉はルードだったってだけ。
2試合目は本編でも触れられていたDX結成のきっかけ的試合。
 連携なんて微塵も無いマンカインド、テイカー組に対し
 HBK、HHHは良い連携を見せています。
3試合目。WCW移籍直前のためかブレットへの反応が薄いような。
 またこの頃は試合の方も精細を欠いています。 

Cヨーロピアン王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.HHH(Raw 12/22/97)
 スローターがDXの内部崩壊を誘おうと計画するも目論見は外れて茶番劇に。

5試合目、良い試合ながら短い時間で悪い結末。

EWWF王座戦、棺桶戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ジ・アンダーテイカー(Royal Rumble 1/18/98)
 積極的に打って出るHBKに
 物ともせず叩きのめすテイカー。
 棺桶戦はギミック性が強いので
 抗争の決着戦としては物足りないものがありましたね。
 またHBKは初っ端から落下の際に
 痛めていた腰を棺桶に打ちつける等(これが引退の決定打になったと言われてますね)
 お世辞にも本調子とは言えない状態で
 このギミック利用を含め最高峰を狙うのではなく
 メインとしての最低ラインを確実に超える、という試合運びでしたね。
 それでもその目的を達成するために
 痛みに耐えながらハード・バンプを行っていく辺り頭が下がりますね。
 ケインがDXを蹴散らすも
 テイカーに襲いかかり棺桶に入れて燃やすという演出も含め
 WWFならではの、ありえない試合として完成度は高くかなり楽しめますよ。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/2/09)

Fエニシング・ゴーズ・マッチ:スティーブ・オースチン、オーエン・ハート、カクタス・ジャック、チェインソウ・チャーリーvs.HHH、ニュー・エイジ・アウトロウズ、サビオ・ベガ(In Your House XX 2/15/98)
 オーエンvs. HHH、NAOvs.カクタスチェインソウの抗争も含まれていますが
 目玉はやはりHBKvs.オースチン。
 それなのにHBKが出場できずベガになっているのが辛いですね。
 出てもこの凶器打ち合いの乱戦ファイトなら
 そう内容は変わりないでしょうが、やはり盛り上がりは違ってくるでしょうし。
 良くも悪くもIYHのメインとしてまとまった試合で
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/2/09)

8試合は茶番。収録意図不明。

本編は昔出ていたビデオそのままなので
正直質の低さは否めない。
特典映像もPPVの試合以外はわざわざ収録するほどでは無い。
それよりもスキットを収録したほうが良かったのでは?
この言葉は使用しませんスキットもピー音ありと
もうちょっとDXの魅力を伝えれるようにして欲しかったですね。
只再結成したDXを見て好きになった新規ファンにはそこそこお勧めできます。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

EWWF王座戦、棺桶戦:HBKvs.ジ・アンダーテイカー
  HBKは素早さを生かして、拳をたたき込んでいくが、
  テイカーはひるまず、チョークスラムの体勢に!
  HBKは蹴って逃げるも、
  スプリング式クロス・ボディを受け止められ、
  ハンギング・ネック・ツリーを食らう。
  HBKは顔をひっかいて逃げるもショルダー・スルーで場外へ転落。
  ビッグ・ブーツをくらい、棺桶に入れられるも、慌てて逃げ出す。
  HBKは飛び技を狙うも、テイカーはその勢いを利用してのパワースラム。
  テイカーはHBKを棺桶に入れ、扉を閉めるも、腕が出ているため勝利にはならない!
  HBKはテイカーが蓋を開けたときにパウダーを投げつける。
  テイカーはチョークスラムを狙うもHBKはコーナー上に逃れムーンサルト・プレス!
  HBKは道連れクローズラインから逆上がりで戻る。
  しかしテイカーは全然利いていない様子。
  ならばとHBKは鉄階段で殴りつけ、鉄階段上にパイル・ドライバー!
  HHHも加わってテイカーを松葉杖、椅子で殴りつける。
  テイカーは棺桶に入れられるもHBKを殴りつけ脱出!
  HBKはフライング・フォア・アームズからダイビング・エルボー・ドロップ。
  前奏を奏で、スイート・チン・ミュージックが炸裂!
  HBKはテイカーを棺桶へ押し込む!
  HBKは棺桶の上に登り、Suck it!ポーズ。
  テイカーはHBKの喉下をつかみ、リングに戻る。
  しかしHBKにフライング・クローズラインを避けられ、棺桶に逆戻り!
  HBKは棺桶にダイビング・エルボー・ドロップ!
  衝撃で棺桶の蓋が閉まる。
  蓋が開き両者がリングに戻ったところで、テイカーのチョークスラムが炸裂!
  テイカーは首切りアピールからHBKを持ち上げると、
  エプロンから棺桶内へのツームストン!
  しかしニュー・エイジ・アウトロウズ、ロス・ボリクァスが出てきて
  テイカーに襲い掛かり、蓋を閉めさせない!
  そこに場内が真っ暗になるとケインが入場!
  ニュー・エイジ・アウトロウズ、ロス・ボリクァスを追い出す。 
  しかし突然ケインはテイカーを襲い、棺桶の中にチョークスラム!
  HBKが蓋を閉め、ケインは鍵をかける!HBKの防衛!
  ケインは棺桶を入場口に持って行く。
  斧で棺桶に割れ目を入れるとガソリンを振りかける!
  そして引火させると棺桶は炎に包まれる!
  ケイン、ベアラーが去ってようやく消火される。
  棺桶の蓋を開けるが中はもぬけの殻!
  ケインにR.I.Pを予告するテイカーの声が場内に響き渡る!


Fエニシング・ゴーズ・マッチ: スティーブ・オースチン、オーエン・ハート、カクタス・ジャック、チェインソウ・チャーリーvs.HHH、ニュー・エイジ・アウトロウズ、サビオ・ベガ
  チャーリー、カクタスは凶器満載のダンプスターを運んでくる。
  オースチンはビリー・ガンに猛攻をしかけ、テーズ・プレスからゴミ箱の蓋攻撃。
  そしてスタナーを狙うも、ビリー・ガンは場外に逃げる。
  オースチンはロードドッグ、HHHにもゴミ箱の蓋攻撃。 
  ベビー側が凶器を使って圧倒する。
  オーエンはビリー・ガンをヒップ・トスでテーブル葬にして、シュープ・シューター。
  HHHがカットしたところでヒール陣は勢いを増していく。
  HHHはチャーリーをゴミ箱の蓋で何度も叩くが倒れない。
  ならばとDDDにいきフォールするもオーエンがカット。
  オーエンはHHHにシュープ・シューターにいくもカットされる。
  ロードドッグはチャーリーにロー・ブローから椅子の上にパワー・ボム。
  ここで落ち着いてようやく両陣営コーナーに戻る。
  チャーリーはゴミ箱の蓋の上にパイル・ドライバー、バックド ロップを食らう。
   DXはチャーリーを孤立させるが、チャーリーはなんとかカクタスにタッチ。
  コーナーに倒れ込むロードドッグの上に板を立てかけ、ビリー・ガンをふる。
  そしてビリー・ガンにダブルアームDDTを決める、
  サビオ・ベガにカットされるも、マンディブル・クローでお返し。
  助けに来たビリー・ガンにもマンディブル・クロー。
  しかしHHHがロー・ブロー。
  孤立するカクタスはバーブド・ワイヤーで締められ、椅子で何度も叩かれる。
  しかし椅子攻撃の誤爆を誘うと、ついにオースチンに交代。
  オースチンは全員を蹴散らしロードドッグにスタナー!1,2,3!
  オースチン側の勝利。更にビリー・ガンにもスタナー!
  オースチンが観客にアピールする中チャイナがリングに上がり、オースチンを挑発。
  オースチンは取り合わずリングを出ようとするも、
  チャイナはオースチンを振り向かせ中指を立てる。
  これにはオースチンもリングに戻りスタナー!

試合結果

@ショーン・マイケルズvs.マンカインド(Raw 8/11/97)
AHHH、ショーン・マイケルズvs.マンカインド、アンダーテイカー(DQ)(Raw 8/18/97)
BHHHvs.ブレット・ハート(カウントアウト)(Raw 10/6/97)
Cヨーロピアン王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.HHH(新チャンピオン!)(Raw 12/22/97)
DWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.オーエン・ハート(DQ)(Raw 12/29/97)
EWWF王座戦、棺桶戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ジ・アンダーテイカー(Royal Rumble 1/18/98)
Fエニシング・ゴーズ・マッチ:スティーブ・オースチン、オーエン・ハート、カクタス・ジャック、チェインソウ・チャーリーvs.HHH、ニュー・エイジ・アウトロウズ、サビオ・ベガ(No Way Out 2/15/98)
Gヨーロピアン王座戦:オーエン・ハート(ch)vs.HHH(新チャンピオ ン!)(Raw 3/17/98)