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WWE:Bloodbath Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

本編は以下のようになっています。
エクストラに完全収録があるものはExと付けています。

それぞれダイジェスト映像付
1.ボブ・バックランドvs.パット・パターソン(Ex)
2.ブルーノ・サンマルチノvs.ラリー・ズビスコ
3.ボブ・バックランドvs.ジミー・スヌーカ
4.ジミー・スヌーカvs.ドン・ムラコ(Ex)
5.マグナムTAvs.タリー・ブランチャード(Ex)
6.ハルク・ホーガンvs.ポール・オンドロフ
7.リック・フレアーvs.ロニー・ガービン
8.ブレット・ハートvs.オーエン・ハート(Ex)
9.アイザック・ヤンキームvs.ブレット・ハート
10.HHHvs.マンカインド(Ex)
11.HHHvs.ザ・ロック
12.スティーブ・オースチンvs.ビンス・マクマホン
13.エッジ、クリスチャンvs.ハーディ・ボーイズ
14.カート・アングルvs.クリス・ベノワ
15.エッジvs.カート・アングル(Ex)
となっています。

総評。
本編15試合のうち完全収録されているのは6試合のみ。
11試合も収録する余裕があるのに・・・
中にはヤンキームvs.ブレットのように
キングのコメントのためだけの物もありますが
カートvs.ベノワのように完全収録しないことで
欲求不満にすること確実な試合が結構見られて・・・
どこのボンクラがこのDVDを作ったのやら・・・
玉石混合ながら貴重な試合群ではありますね。

@WWF王座戦、ケージ・ マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.パット・パターソン(9/24/79)
 ちょっと序盤は性急過ぎる。
 いきなりケージにぶつけますし、
 パットもケージとはいえ初手ですからそこまで大きな受けをすべきではありません。
 ボブの脱出狙いも速く遺恨はどこへいったの?と思ってしまいますね。
 只この試合単独で遺恨を膨らますストーリーを語れてはいる。
 つまり最初に際どい脱出の攻防をやり、その後からドロドロした戦いに発展させるのです。
 後半はケージ上で殴りあい、ケージに脚がひっかかる、
 ケージの外に落ちそうになる、といった定番の絵になるシーンを次々と生み出していく。
 ボブが流血し粘る立場に追い込まれてから終盤へ。
 リベンジの見せ方がやや弱いですね。
 もっと執着的にパターソンを甚振っても良かったし、
 ケージ天辺でのブラス・ナックルの攻防に打ち勝ち落とした後はそのままケージを乗り越えてよかった。
 わざわざリングに戻って攻防もう1つ挟んできたけど
 さっきの攻防には敵わずちょっと外してしまった印象を受けました。
 テンプレートとなる見せ場を新しく生み出している一方
 それに伴い試合全体としての完成度に綻びも生まれている。
 好勝負に届かずも中々良い試合。   
 (執筆日:4/1/11)

2試合目
 ひたすらサンマルチノが殴ったりケージぶつけたりのつまらない内容。
 試合というより制裁です。

BIC王座戦、ケージ・マッチ:ドン・ムラコ(ch)vs.ジミー・スヌーカ(10/17/83)
 ケージ上からのスーパーフライで有名な一戦。
 中身はというと・・・一応クオリティはありますね。
 スヌーカは独特の格好をつけた拳を使いますし、
 ムラコは大きな受身で対応しますから。
 フィニッシュもそれを利用したものでしたね。
 しかしボリュームがいまいち。
 スヌーカが流血で良い絵姿を見せているものの
 ケージの最初の一撃でそうなってしまいましたし、その後の攻撃は特に印象に残っていない。
 ムラコが観客を煽らないのにも問題がありますけどね。
 WWE王座戦並みの時間を取ったら2人もより考え、動いたかもしれない。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:4/7/11)

4試合目
 向こうでは名の知られていないハンセンをなぜに持ってくるのでしょう?
 日本へのサービス?
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@WWF王座戦、ケージ・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.パット・パターソン(9/24/79)
AWWWF王座戦、ケージ・マッチ:ブルーノ・サンマルチノ(ch)vs.イワン・コロフ(12/15/75)
BIC王座戦、ケージ・マッチ:ドン・ムラコ(ch)vs.ジミー・スヌーカ(10/17/83)
CWWF王座戦、ケージ・マッチ:ボブ・バックランド(ch)vs.スタン・ハンセン(4/6/81)