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WWE:The Legacy of AWA Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

試合ですが10試合目まで10分満たない試合が続きます。
一部試合にはカットがあります。
展開は速めで、楽しめるもののやはり時間が短すぎる。
後の3試合は20分〜25分かけているだけにしっかり収録すればそんな事にならない気もしますけどね。
ガニアのハードなトレーニング故に技術的にしっかりしたイメージがあるものの
ガニアはブッカーとしてはいまいちで実際今回の収録でも弱いフィニッシュが目立ちます。

Jケージ・マッチ:ミッドナイト・ロッカーズvs.バディ・ローズ、ダグ・サマーズ(12/25/86)
 序盤はロッカーズが余裕を持ちながら攻め、
 ローズ、ダグは道化で観客を楽しませます。
 ロッカーズは間なんて置かずに
 復讐しよう、もしくは一気に試合を決めようという気概を見せるべきでしたね。
 シェリーのローズらが殺されてしまうと言わんばかりの叫び声が空振り気味です。
 中盤はHBKの孤立。
 要所でダグらがケージを多彩に使いますし、
 HBKも流血量が多い中色気のあるグッタリっぷり、
 タッグならではのドラマを生み出す事に成功しています。
 タッチ成功後ジャネッティが飛び回って最後はダイビング・クロス・ボディで〆。
 ロッカーズの最初のビッグ・マッチになるのでしょうね。
 只NWAと比べるとまったりし過ぎ、
 孤立を作り出す効率性もヒールの受けの意味合いも絶対的に見劣りするレベルです。
 中々良い試合。
 (執筆日:4/5/11)

KAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.カート・ヘニング(SuperClash II 5/2/87)
 まずはヘニングがレスリングの仕掛けに対し切り返す形で若き技巧派である事をアピールです。
 次にヘニングのグラウンド・ヘッド・ロックによる支配。
 戻す前のアクションに関してヘニング側の技だけでなく
 ニックの技も織り交ぜて作っていたのは面白いですね。
 基本的ながら自由度は高い。
 アクシデントが起こってもおかしくない程のヘニングの思いっきりの良い場外転落から中盤へ。
 それをきっかけに痛めた腕にニックが狙いをつけアーム・ロックによる支配です。
 次はヘニングによる脚攻め。
 これはいらなかったですね。
 既にそれぞれが1回ずつレスリングを活かしたシーンをやってますから。
 3回目は流石に長ったらしいですよ。
 終盤に脚へのサブミッションを織り込み重厚にする意図があるならともかくとして。
 終盤のペース・アップは流石です。
 ただアイリッシュ・ウィップなんかでそれを実現させるのは上手いなと思う反面
 普通に大技を打っていけば盛り上がるのに、と思う所でもありますね。
 地味な拘り?に脚を引っ張られながらも技巧派同士ならではの内容。
 問題は最後のフィニッシュ。
 ズビスコがヘニングに何かを渡したかもしれないと思わせてのパンチでカウント3。
 後日の通常大会で糾弾すれば良いのに、
 即座にやって王座保留という形になるからモヤっとする。
 そのくせ後日談では証拠不十分として王座移動が認められるというのです。
 誰も得しないストーリーでガニアのひどいブッカーっぷりを示す出来事の1つ。
 好勝負に届かずも中々良い試合。。
 (執筆日:4/5/11)

LAWA&WCCW統一王座戦:ジェリー・ロウラー(AWA ch)vs.ケリー・フォン・エリック(WCCW ch)(SuperClash III 12/13/88)
 煽りに関してはロウラーは一流。
 それを織り交ぜて構築できるとなるとロウラーも良い試合が出来る。
 先ほどの動きに+1する事で韻を踏んで構築する形ですね。
 ただ継続的な流れはないから相乗で高まりはしない。
 後半はクローと流血の前振りを仕込んで
 最後の政治的フィニッシュへと舞台を作り上げていきます。
 2つの焦点に対して幾つかの視点から捉えており基本的に良かったですね。
 狙い通り終盤はケリーの大流血とロウラーのうざったいまでの拳とブラス・ナックル使いで盛り上がりました。
 只ああいうエンディングをするのは良いのです。
 これは一種のムービー・マッチですから。
 しかし不満だけを残す必要はないでしょう。
 レフェリー・ストップの直前に何らかの攻撃があれば
 納得できないとしてもレフェリーなりの判断があったと感じられたはずですし、
 ケリーは去っていく前にロウラーを殴り倒すぐらいの事はしても良かったと思いますね。
 中々良い試合。
 (執筆日:3/12/11)

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Jケージ・マッチ:ミッドナイト・ロッカーズvs.バディー・ ローズ、ダグ・サマーズ(12/25/86)
  ロッカーズはケージに入るなり相手をケージにぶつける。
  ローズはいきなり流血しダウン。
  マイケルズが一方的に攻めていく。
  サマーズに噛み付きケージにぶつけ流血させる。
  ローズがサミングからジャネッティをケージにぶつけコーナー上へ。
  ジャネッティはローズの体勢を崩すとケージにぶつけていく。
  サマーズに気を取られた隙にローズがジャネッティにロー・ブロー。
  ジャネッティをケージにぶつけるも
  逆にジャネッティを怒らせる結果となり、しばかれる。
  ジャネッティはサマーズにパワー・スラム。
  カバーするもローズがカット。 
  マイケルズがサマーズにダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするも途中で止める。
  ローズに唾を吐き挑発。
  サマーズがマイケルズの股間にヘッド・バッド。
  ローズはスリング・ショットでマイケルズをケージにぶつける。
  ケージに投げつけていきカバーするもジャネッティがカット。
  DDTからカバーするも再びカットを受ける。
  ブレーン・バスターにケージへのショルダー・スルーとマイケルズを痛めつけていく。
  サマーズがカバーするも自ら途中で止める。
  マイケルズがこの油断を突き反撃。
  膝蹴りから交代に成功する。
  ジャネッティが猛攻を見せる。
  ローズは逃げ出すもジャネッティに掴まりケージ天辺から殴り落とされる。 
  マイケルズがサマーズにトラース・キック。
  ジャネッティがダイビング・クロス・ボディとつなげ1,2,3! 
  サマーズ、ローズがロッカーズに襲い掛かる。
  マイケルズを場外に落としジャネッティをリンチ。
  マイケルズが何とか中に入りサマーズ、ローズ、シェリーを追い出す。


KAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.カート・ヘニング(SuperClash II 87)
  この一戦の勝者に挑戦することになったズビスコがリング横で観戦している。
  グラウンドの攻防で試合開始。
  お互い様子見か深追いしない。
  ボックウィンクルはロープ・ブレイク時に平手で挑発。
  お互い一進一退の攻防。
  ボディ・スラムで投げ合った後ヘニングがヘッド・ロック。
  ボックウィンクルは逃れるとアーム・ドラッグ連発。
  ヘニングは焦らず首投げで再びヘッド・ロック。
  ヘニングはコーナーのボックウィンクルに突進するも
  避けられトペ・スイシーダ並の勢いで場外に転落。
  ボックウィンクルはこれ幸いとばかりに
  ヘニングが痛めた腕に狙いをつける。
  ヘニングは執拗な腕攻めから逃れると
  ボックウィンクルの脚を集中攻撃し4の字。
  ボックウィンクルはロープ・ブレイクで逃れる。
  ヘニングは気にせず再び脚攻め。
  ボックウィンクルは髪を掴んで逃れると反撃。
  ヘニングをターン・バックルにぶつけていく。
  振り返してターン・バックルに激突させカバー。カウント2。
  ヘニングがショルダー・スルーをサンセット・フリップに返す。カウント2。
  逆アトミック・ドロップからロール・アップ。カウント2。
  ハイ・クロス・ボディもカウント2。
  パイル・ドライバー、ドロップ・キックからカバー。カウントは2。
  ボックウィンクルがカウンターのクローズライン。
  ヘニングのヘッド・ロックをバック・ドロップに返すも
  カバーに行く力は残されていない。
  ショルダー・タックルで相打ち。
  ズビスコがヘニングに忍び寄り何かを渡す。
  ヘニングがそれでボックウィンクルを殴りつけカバー!1,2,3!
  ヘニングが新AWAチャンピオンに!
  スティーブンスらがレフェリーに抗議する。
  ズビスコに掴みかかるとコインがこぼれ落ちる。
  ヘニングがコインの束で殴ったのではないかという疑いが浮上する。
  結局認定委員は映像を見て判断するまで
  王座を棚上げにするという決定を下す。


LAWA&WCCW統一王座戦、ノーDQマッチ:ジェリー・ロウラーvs.ケリー・フォン・エリック(SuperClash III 12/13/88)
  エリックは胸を突いてきたロウラーを突きかえす。
  エリックはクリーンにロープ・ブレイクするのに対し
  ロウラーは同じようにすると見せかけ殴りかかる。
  しかし逆に殴られ場外に避難。
  ロウラーの攻撃を避けエリックがクローズラインを決めていく。
  力比べに負けたロウラーはエリックを倒しピストン・パンチへ。
  エリックは避けるとディスカス・パンチ。
  これはまずいと思ったか 
  ロウラーは噛み付き殴り落とす。
  エプロンのエリックはディスカス・パンチから
  ボディ・プレスを狙うも膝を立てられ防がれる。
  ロウラーがパイル・ドライバーを決める!
  しかしエリックは平然と起き上がりディスカス・パンチ。
  カバーするもカウント2。
  ならばとアイアン・クローを狙うも寸前で耐え切られる!  
  エリックがカバーを返すとレフェリーが巻き込まれる。
  ロウラーにパイル・ドライバーを決めカバーするも
  カウントが遅れカウントは2! 
  ロウラーを鉄柱にもたれさせディスカス・パンチ。
  しかし避けられ鉄柱に腕をたたきつけてしまう。
  ロウラーはタイツの中から凶器を取り出しそれで殴りつける!
  エリックは流血。
  ロウラーがダイビング・ピストン・パンチ。
  再びピストン・っパンチへ。
  エリックは拳を受け止めると
  腹にアイアン・クロー!
  中々降参しないので額にアイアン・クロー!
  ロウラーは脚をロープにかける。
  エリックは中央に戻しアイアン・クロー!
  ロウラーが降参しないので諦め、更に痛めつけることにする。
  エリックはひどい流血のためレフェリーは心配している。
  ロウラーが再び凶器を取り出し殴りつける!
  エリックのマネージャー、デューセックが抗議する。
  ロウラーがレフェリー・チェックを素直に受け入れると思いきや
  凶器を取り出していてチェックの隙にエリックを殴りつける!
  ロウラーの度重なるパンチにエリックは激しく流血。
  エリックが反撃しディスカス・パンチ。
  エリックがアイアン・クローを決める!
  もはやロウラーには返す力は残されていない。
  しかしレフェリーはエリックが流血で見えなくなっているとしてレフェリー・ストップ!
  よってロウラーが新統一チャンピオンに!
  納得いかないエリックはベルトを持ち去ってしまう。
  ロウラーは突然エリックを称えると
  そんな素晴らしいレスラーが視力を失ったら大変だと
  レフェリーの判断を正当化する。

試合結果

@ハイ・フライヤーズvs.ニック・ボックウィンクル、レイ・スティーブンス(DQ)(8/23/71)
AAWA王座戦:バーン・ガニア(ch)vs.バロン・フォン・ラシク(7/13/74)
B3本勝負:パット・パターソン、レイ・スティーブンスvs.ビリー・ロビンソン、フランキー・ヒル(2-0)(5/20/78)
Cタッグ王座戦:ウェストイースト・コネクション(ch) vs.バーン・ガニア、マッド・ドッグ・バーコン(ノー・コンテスト?)(3/22/80)
DAWA王座戦:バーン・ガニア(ch)vs.ニック・ボックウィンクル (5/10/81)
Eハイ・フライヤーズvs.イーストウェスト・コネクション(8/30/81)
FAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.ハルク・ホーガン(DQ)(4/18/82)
Gジェシー・ベンチュラvs.バロン・フォン・ラシク(ダブル・カウントアウト)(3/16/83)
Hハルク・ホーガンvs.Mr.サイトウ、Mr.ハトリ(DQ)(8/28/83)
Iリージョン・オブ・ドゥームvs.クラッシャー、ラリー&カート・ヘニング(1/13/85)
Jケージ・マッチ:ミッドナイト・ロッカーズvs.バディ・ローズ、ダグ・サマーズ(12/25/86)
KAWA王座戦:ニック・ボックウィンクル(ch)vs.カート・ヘニング(新チャンピオン!)(疑惑により一時保留)(SuperClash II 5/2/87)
LAWA&WCCW統一王座戦:ジェリー・ロウラー(AWA ch)(新チャンピオン!)vs.ケリー・フォン・エリック(WCCW ch)(SuperClash III 12/13/88)