WWE:The Legacy of AWA Disc Oneの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
本編は以下のようになっています。
1.The Birth of the NWA
各地に世界王者がいたが
NWA設立とともに統一王者が決められる。
2.Verne Gagne's Background
バーン・ガニアは幼少の頃から
プロレスラーになる夢を持ち
その夢を実現すると
ジュニア・ヘビー級王座を獲得し長年防衛し続ける。
TVの台等もありスーパースターになる。
しかし多くのプロモーターの反対で
ヘビー級王座には縁がなかった。
そこでガニアはテリトリーを買い取りNWAから独立。
(同時期にWWWFも独立)
ガニアは自らヘビー級チャンピオンになるも
健全な経営を心がけた。
3. Verne Gagne:The Owner
TVの影響力を重視し成長する。
自分が正しいと思うやり方を貫いた。
4. Verne Gagne:The Wrestler
興行主且つ王者になったことでいささか問題があったが
ガニアは素晴らしいレスラーだったと多くの者が証言する。
他にAWAを支えたレスラーとしてロビンソン、ボックウィンクルを振り返る。
5:The Territory
月ベースで興行を行った。
地方と大都市の巡業を上手く行い
4月にビッグ・イベントを行った。
6:The Zenith
レスラー、TV、ガニアの3つが揃ったAWAは発展していく。
視聴率は30%に近づくほど。
初めて屋外興行を行ったり映画を作ったり。
この時WWWFが最大勢力でAWAが僅差で追う形。
7. Verne Gagne:The Trainer
ガニアはトレイナーとしても優秀で
多くの名レスラーを生み出した。
ホーガン、ヴェンチュラ、ヒーナン等。
8:The Superstars
異常者バション、酒場王クラッシャー、アイアン・クローのラシキ等々。
ガニアとボックウィンクルとの抗争は20年続く大ヒット。
9: Hulk Hogan
ビンス・シニアにWWWFから追い出された
ホーガンはAWAに合流する。
ガニアによって未熟な技術をカバーするキャラクターを与えられた
ホーガンは人気者になり王座戦が組まれるも
王座獲得ならず。
ホーガンは日本遠征の利益問題でもめたからだと言い、
一方ガニアは20〜30分の名勝負を出来ない
ホーガンなど王者としては格が足りないと一蹴。
グッズの利益配分の問題で2人の溝は決定的なものとなり
ホーガンはAWAを離れWWFに戻る。
10:Superstar Defections
ホーガン離脱から多くのレスラーが高給を求めWWFに移籍。
WWFはAWAと同日同場所で興行を行う。
11:Competition
ビンスは一時AWA買取の話を持ちかけるも
共同出資者の権利関係から合意に至らず。
ビンスは掟破りとも取れる
熾烈な競争原理を持ち込む。
AWAは依然として人気を保っていたが
激動の波に乗れず栄光は陰りを見せる。
12:SuperClash
ガニアはWWFに対抗するため他のテリトリーと手を組み合同の興行を行う。
しかしそれぞれお抱えのレスラーを
目立たせようとしたりと足並みは揃わず
協力体制は一日で崩れる。
13:Stan Hansen
AWAは既に日本で成功しているハンセンを
王者にするという暴挙に出る。
当然ハンセンは王者のまま離脱。
ベルト剥奪の処分になる。
14:Championship Wrestling
ケーブル・テレビESPNと契約したことで息を吹き返す。
数多くの名タッグも生まれる。
ヘニングもデビューし王者になる。
しかし結局はWWFにいくための踏み台となっていた。
15:SuperClash III
メンフィスの団体とテリトリーを越えた王座戦を組む。
しかしWWF移籍を決めていたヘニングはロウラーに敗北。
AWAは王者と王座を同時に失う。
他の興行と合同のPPVを行うも
SuperClashの二の舞と成る。
ロウラーがエリックを破り統一チャンピオンになるも
報酬が支払われなかったので防衛線を行わず剥奪処分になる。
16:Struggling to Stay Alive
もはやレスラーを信じれなかったガニアは
新しいにチャンピオンに義理の息子のズビスコを選ぶ。
17:Team Challenge Series
ガニアはチーム・チャレンジという新企画を行うが
賞金の100万ドルなんて払える力はもはやなく・・・
18:Trouble with the State
都市計画のため土地を奪われ崩壊の決定打となる。
19:The Downfall
関係者が崩壊した理由を語る。
20:Verne Gagne:WWE Hall of Famer
突然WWEから殿堂入りになって欲しいと連絡が来る。
21:AWA、ガニアを称え終幕
エクストラとして小話が収録されています。
本編は良い出来なのでお勧めですね。WCWと違い団体自体を見る機会も少ないでしょうし。
DVD Rating:★★★★☆