TOPアメリカン・プロレスWWE 特集DVD →WWE:Allied Powers The World's Greatest Tag Teams Disc One

WWE:Allied Powers The World's Greatest Tag Teams Disc Oneの分析


名勝負 タッグ王座戦:馳浩、佐々木健介(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ (新日本プロレス 3/21/91)
好勝負 なし

ホストはザ・ミズとジョン・モリソン。
試合映像で構成されたタッグ紹介のプロモ・ビデオが収録試合の間に収録されています。

@ブリティッシュ・ブルドッグスvs.ハート・ファウンデーション(9/23/85)
 ファウンデーションが場外できりながらブルドッグスをスケール・アップ。
 その後はファウンデーションによる軽い孤立と重い孤立。
 ブルドッグスは80年代とは思えぬ革新的な動きを所々で見せ、
 ファウンデーションはキャリアの浅さを感じさえない程
 しっかりとヒールのタッグ・ワークを見せました。
 引き込む力には少々欠けるが教科書と言っても良い内容です。
 好勝負に少し届かず。

Aタッグ王座戦:馳浩、佐々木健介(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ (新日本プロレス 3/21/91)
 世の中何が起こ るのか分からない物で
 スタイナーズと佐々木が入ったこんなカードで
 Wrestling ObserverのMatch of the Yearを獲得する程の試合になるとはね。
 スタイナーズは相変わらず投げを連発するにもかかわらず
 珍しい事に間が取れています。
 しかしそれよりも褒めなければいけないのは馳。
 レスリングの素地を利用する等した
 絶妙の動かし方で試合を完全にコントロールします。
 この働きは絶賛物ですよ。
 残る一人。
 危険牌の佐々木ですがポイント、ポイントの役だったため
 試合のリズムを崩すことはなかったですね。
 タッグの原要素、交代の妙に
 過激な投げや、ダウンした相手への投げ等革新性、
 つまり古きと新しきが見事に融合した名勝負になりました。
 文句なしに名勝負です。
 (執筆日:3/30/09)

B3本勝負:キラー・ビーズvs.デモリッション(10/9/87)
 キラービーズは若干動きが絵になっていませんが小気味の良さは特筆物です。
 デモリッションは綺麗な構築をするので
 その強面のキャラからすると物足りないのが欠点ですが
 今回はキラービーズがエネルギッシュで脚攻めをするので
 印象と試合のバランスが良く取れていますね。
 3本勝負にして脚攻めをしている割にそれがフィニッシュにつながらなかったりと
 もっときっちり組み上げれそうな物だけど予想以上に充実していましたね。
 平均的な良試合。

Cハーディ・ボーイズvs.ブルード(King of the Ring 6/27/99)
 独自の連携技とスピーディーな展開を見せていますね。
 観客への働きかけは無いですがまだ観客の支持はないのでやる必要はないか。
 5分ながら十分な内容です。
 平均より少し上。 

Dカウントリー・ウィッピン・マッチ:フリーバーズvs.ケリー&ケビン・フォン・エリック(WCCW 10/19/83)
 ストラップを凶器で使える試合。
 トルネードではない通常ルールでトリオではないタッグ・ルール、試合時間が更に短いという事で
 Wrestling ObsereverのMOTYに選ばれた試合の完全劣化3乗になっています。
 それにしても相変わらず熱狂具合が異常。
 悪くない試合です。

Eタッグ王座戦:ハーレム・ヒート(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ(WCW Hog Wild 8/10/96)
 スタイナーズの破壊力とハーレム・ヒートの黒人ならではのパワー、バネが上手く噛み合わされば面白かったのですけどね。
 ハーレム・ヒートが典型的なヒールで型に収めようとするから可能性を活かせず
 スタイナーズも単発で投げているだけと言って良い。
 もう少し早く切り上げたらまだ通用したかもしれないけど。
 少し悪い試合。

FUSタッグ王座戦(コルネットは檻の中):ザ・ファンタスティックス(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス(WCW Great American Bash 7/10/88)
 (王座移動するのに製品版では大幅カットで2分のみ)
 イートンはここぞという所で大きなインパクトを作り出し、レーンは素晴らしいやられっぷりを見せる。
 またタッグとしてもリズムを自在に操っており、ギアをかた時の精度には感心します。
 一方のファンタスティックス。
 ロジャースはハイ・フライで観客をのせているんですが、
 フルトンの動きがもっさりしているのが目立ちましたね。
 ファタスティックとしても普段に比べコントロール力に欠けた印象を受けました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/5/10)

Gストリート・ファイト:ナスティ・ボーイズvs.パブリック・エネミー(WCW Superbrawl VI 2/11/96)
 ナスティズが何も考えてないからこそのハードコア戦。
 椅子やゴミ箱の蓋を頭部に叩きつけテーブルも手軽に割って見せます。
 賞味期限が切れかける8分前にグッズ売り場からの飛び技で上手く締めました。
 まあまあ良い試合。

Hロッカーズvs.ブレインバスターズ(3/18/89)
 WWEらしく間を取る中で2タッグの距離感がやや離れていましたね。
 この2タッグならもっと密に接触して作り上げる事が出来たでしょう。
 しかし試合にそれぞれの色を加えているし、戦略には理が通っている。
 ロッカーズが自由に動いて独創的な見せ場も生んでいましたね。
 単純にエンターテイメントとしても優れています。
 平均的な良試合。

 (執筆日:5/28/10)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

@ブリティッシュ・ブルドッグスvs.ハート・ファウンデーション(9/23/85)
  キッド対ブレット。
  組むとキッドがロープに押し込み離れる。
  組むとキッドがロープに押し込み離れる。
  ブレットは髪をつかまれたと抗議。
  組むとキッドがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ブレットがリープ・フロッグからドロップ・キックへ。
  キッドは受け止めるとコーナーへのスリング・ショット。
  ニー・ドロップ。
  ブレットが場外に転がり出る。
  リングに戻る。
  キッドがハンマー・ロック。
  ブレットがハンマー・ロック。
  キッドが回転してブレットを場外に振り落とす。
  ブレットはリングに戻るとタッチ。
  ナイドハート対スミス。
  組むとナイドハートがニー。
  ボディ・スラム。
  ロープに振りエルボーへ。
  スミスはかわすとボディ・スラム。
  ナックル・ロック。
  ナイドハートがニー。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  スミスが背を通って着地しドロップ・キック。
  ナイドハートが場外に出る。
  リングに戻りブレットにタッチ。
  組むとブレットがコーナーに押し込みニー。
  殴りつけヘッド・バッド。
  コーナーに振る。
  スミスは脚をかけて直撃を避けると股下を通る。
  肩に飛び乗りヴィクトリー・ロール。カウント2。
  組むとスミスがヘッド・ロック。
  ブレットはロープに振るとキッチン・シンク。
  エルボー・ドロップにレッグ・ドロップ。
  ナイドハートの出した脚にぶつける。
  タッチし押さえる。
  ナイドハートが蹴りにパンチ。
  地獄突き。
  殴りつける。
  タッチし押さえつける。
  ブレットがドロップ・キック。
  アッパーカートで倒す。
  腹にストンピング。
  交代したナイドハートが殴りつけベア・ハグ。
  スミスは殴りつけると股下を通ってタッチ。
  キッドがナイドハートに殴りかかる。
  入ろうとしたブレットにナイドハートをぶつける。
  ブレットを起こすとロープに振りクローズライン。
  ナイドハートにニー。ヘッド・バッド。
  ブレットの髪を掴むと持ち上げてマットに叩きつける。
  ナイドハートをロープに振ろうとする。
  ナイドハートが振り返しクローズラインへ。
  キッドは避けるとエプロンのブレットがロープ越しに蹴り。
  ナイドハートがキッドをカバーするもキッドの脚がロープにかかる。
  レフェリーがナイドハートを引き離している隙にブレットがセカンド・ロープからエルボー・ドロップ。
  ナイドハートがキッドを場外に落とす。
  ブレットが場外でボディ・スラム。
  ナイドハートはキッドをリングに引き入れるとスナップ・メアからチン・ロック。
  放すとストンピング。
  スミスに唾を吐きかけて挑発。
  レフェリーがスミスを押さえている隙にブレットがノー・タッチで入る。
  キッドを顔からマットに叩きつけ蹴り。
  コーナーに正面からぶつける。
  控えのスミスに張り手を決め挑発。
  見せつけるようにキッドの髪を掴んでマットに叩きつける。
  セカンド・ロープからエルボー・ドロップ。
  サイド・スラムでカバー。カウント2。
  タッチし羽交い絞め。
  ナイドハートがキッドの腹にパンチ。
  背中を殴りつける。
  フロント・ヘッド・ロック。
  キッドが自陣に押し込もうとする。
  ブレットが入ってきてスミスを蹴り飛ばす。
  ナイドハートがキッドを自陣に戻す。
  場外でスミスがブレットを追っかけまわしている。
  ブレットはリングを通って逃げ切る。
  ナイドハートがレフェリーの注意を引いている隙にブレットがチョーク。
  ナイドハートがフロント・ヘッド・ロック。
  キッドが自陣に押し込んでタッチするもブレットが入ってきたのでレフェリーは見ていない。
  スミスがナイドハートに殴りかかるもレフェリーが戻させる。
  ブレットがノー・タッチで入ってきてキッドをロープに固定する。
  殴りつける。
  ヘッド・バッド。
  ロープに振りサイド・スラムを狙う。
  防がれるもニー。
  アッパーカート。
  アッパーカート。
  アッパーカートへ。
  キッドが受け止めバック・スライド。カウント2。
  ブレットはキッドをロープに固定し突進するもかわされロープをまたぐように激突。
  キッドがスミスにタッチ。
  スミスは入ってきたナイドハートにドロップ・キック。
  ブレットをナイドハートに振ってぶつける。
  コーナーに正面からぶつけてカバー。カウント2。
  ロープに振ってボディ・リフト。
  ゴリラ・プレスでカバー。
  ナイドハートがカット。
  ブレットがスミスにバック・ブリーカーを決め押さえつける。
  ナイドハートがセカンド・ロープから飛びエルボーを打ち込む。
  ナイドハートがスミスにサミング。
  タッチ。
  持ち上げるとブレットがダイビング・クローズラインで合体させる。
  カバー。
  レフェリーがナイドハートを戻している隙にキッドがダイビング・ヘッド・バッド。
  スミスがブレットをカバーし1,2,3!
  ブルドッグスの勝利!


Aタッグ王座戦:馳浩、佐々木健介(ch)対スタイナー・ブラザーズ (新日本プロレス 3/21/91)
  スコット対馳で試合開始。
  スコットが脚を取りハーフ・ボストン・クラブを狙う。
  馳は回って外すとロープをつかむ。
  スコットが脚を取りに行く。
  馳が脚を払って倒す。
  スコットがタックルから後ろに投げ捨てる。
  ボディ・スラムを狙う。
  馳が後ろに着地しオコーナー・ロールを狙う。
  スコットはロープをつかんで外すとクローズラインへ。
  馳は避けるとダンシング・ドールを決める。
  クローズラインで場外に落とすとアピール。
  スコットがリックにタッチ。
  馳も佐々木にタッチ。
  佐々木が腰投げからヘッド・ロック。
  リックはロープに振るとリープ・フロッグへ。
  佐々木が受け止めパワー・スラム。カウント1。
  ブルドッグを決める。
  ロープに振りクローズライン。
  馳にタッチする。
  馳がリックにタックルを狙う。
  リックは耐えながら捕まえるとスコットにタッチ。
  スコットが馳に襲いかかりパンプハンドル・スラム。
  雪崩式アングル・スラムも決める。
  エルボー・ドロップ。
  交代したリックが馳を担ぎ上げコーナーに叩きつける。
  ロープに振りクローズライン。
  交代したスコットがベリー・トゥー・ベリーを決めカバー。カウント2。
  馳がスコットの胸に張り手。
  スコットは打ち返すとDDT。
  交代したリックが雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするも佐々木がカット。
  リックはスコットにタッチするとスコットの方に振りクローズラインを決めさせる。
  スコットがカバーするもカウント2。
  ショルダー・ロック。
  起き上がった所でロープに振りクローズラインへ。
  馳が避けクローズライン。
  スコットは脚に掴まって倒すとリックに交代。
  リックがジャーマン。
  馳を殴りつける。
  交代したスコットがチン・ロック。
  馳は決められたまま起き上がるとベリー・トゥー・ベリー。
  カバー。
  スコットはカウント1で返すと脚に掴まって動けなくしてリックにタッチ。
  リックがアーム・ロックを決める。
  馳は回転して逃れる。
  リックがニーを入れに行く。
  馳はガードすると脚を取って倒しジャイアント・スイング。
  スコットが入ってきて馳に頭突き。
  交代したスコットがダブル・アーム・パワー・ボム。
  佐々木がカット。
  リックにタッチすると2人で馳をロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  馳はスコットを蹴り上げるとリックにイワナギ・スープレックス。
  スコットにもイワナギ・スープレックス。
  交代した佐々木がリックにドロップ・キックを決める。
  スコットにもドロップ・キックを決める。
  リックをロープに振るとパワー・スラム。
  スコットがカットし殴りつける。
  佐々木がリックにアバランシュ・スラム。
  コーナー上のスコットを捕まえるとリックの上にスーパープレックスを決める。
  交代した馳がリックにノーザンライト。
  カバーするもカウント2。
  クローズラインへ。
  リックは避けるとクローズラインへ。
  リックも狙い相打ち。
  両者ダウン。
  交代したスコットが馳にドロップ・キック。
  ロープに振りバック・ブリーカー。
  馳はスコットの隙をついて佐々木にタッチ。
  佐々木はスコットをロープに振りDDT。
  スコットを肩車し馳がコーナー上へ。
  リックが入ってきて佐々木を蹴りつける。
  スコットがヴィクトリー・ロールに切り返して逃れる。
  リックが馳にデッドリー・ドライブ。
  スコットが佐々木を肩車する。
  リックがコーナーにのぼりドゥームス・デイ・デバイス。
  スコットが佐々木をロープに振りハリケーン・ラナ。
  リックが馳を押さえつけている間に1,2,3!
  スタイナーズが新タッグ・チャンピオンに!

試合結果

@ブリティッシュ・ブルドッグスvs.ハート・ファウンデーション(9/23/85)
Aタッグ王座戦:馳浩、佐々木健介(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ(新チャンピオン!)(新日本プロレス 3/21/91)
B3本勝負:キラー・ビーズvs.デモリッション(2-1)(WWF 10/9/87)
Cハーディ・ボーイズvs.ブルード(King of the Ring 6/27/99)
Dカウントリー・ウィッピン・マッチ:フリーバーズvs.ケリー&ケビン・フォン・エリック(DQ)(WCCW 10/19/83)
Eタッグ王座戦:ハーレム・ヒート(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ(WCW Hog Wild 8/10/96)
FUSタッグ王座戦(コルネットは檻の中):ザ・ファンタスティックス(ch)vs.ミッドナイト・エクスプレス(新チャンピオン!)(WCW Great American Bash 7/10/88)
Gストリート・ファイト:ナスティ・ボーイズvs.パブリック・エネミー(WCW Superbrawl VI 2/11/96)
Hロッカーズvs.ブレインバスターズ(DQ)(3/18/89)