TOPアメリカン・プロレスWWE 特集DVD →WWE:The Greatest Wrestling Stars of the '80 Disc One

WWE:The Greatest Wrestling Stars of the '80 Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 US王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(Starrcade 11/24/83)

本編は以下のようになっています。
(英語版で見たため少々大雑把ですが)
ディスク1
1.ボビー・ヒーナン
  まずは名マネージャーのヒーナンでスタート。
  イタチとの関係についても触れられています。
  ファンを怒らせ、楽しませる名人でした。
2.ジャンク・ヤード・ドッグ
  黒人レスラーの先駆者。
  人好きするタイプで人気者に。
3.サージェント・スローター
  AWAでデビュー。
  アメリカを愛する軍人ギミックで
  一躍トップ・レスラーとなったスローター。
  シークとの抗争からイランへの寝返りを振り返る。
4.グレッグ・ヴァレンタイン
  妖鬼ジョニー・ヴァレンタインの息子。
  各抗争を振り返る。
5.ロディ・パイパー
  ディスク1のトリをつとめるのはパイパー。
  スコットランドへの思いからフレアーとの関係。
  WM1ホーガンの対決を振り返った後は
  大ヒットのパイパーズ・ピットのフラッシュ・バック。

@US王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(Starrcade 11/24/83)
 パイパーとは思えない程考えてプロレスをしていますね。
 DCMの形式を活かしていてフィニッシュなどの動きには感心しました。
 乱戦としてもハードで、ヴァレンタインの耳への攻撃もテイストになっています(お返しの耳攻撃でパイパーは聴覚をやられたそうです)。
 しかし、泥々とし通しなので、もう少し爽快な部分があっても良いですね。
 耳へのダメージも映像だけでは伝わりにくい物ですから。
 パイパーならもっとテンション高く、見得を切れたのではないかと思います。
 この試合で平衡感覚をやられてからそっち方面を磨いていったのかもしれませんけどね。
 NWAらしい陰鬱なハードコア・マッチでした。 
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/19/09)

Aサージェント・スローターvs.アイアン・シーク(5/21/84)
 憎しみに満ちた挑発合戦からスタート。
 ニュートラル状態の使い方が上手く
 プロレス技を要所に配置して進行させます。
 密度の濃淡はあるものの
 ブーツの前振りや流血に追い込まれたサベージのもがき等
 後につながる際立った表現が幾つかありますね。
 最後はややごり押しながら流れを作って、
 サージがブーツを脱がして奪った所で反則、という
 前哨戦としては打ってつけのフィニッシュを迎えました。
 中々良い試合。
 (執筆日:3/5/11)

BIC王座戦、ランバージャック・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ティト・サンタナ (3/17/85)
 グレッグのヘタレとサンタナの猛攻がかちりと嵌り、素晴らしい化学反応を起こしています。
 大きな流れを生みながらクイックに転換し一進一退を生み出しています。
 スポットとして使っているムーブ自体はスポットとして使うには弱かったものの
 しっかりスポットとして機能させていたので驚きましたね。
 ランバージャックは試合構築のために要所で使うというより
 雰囲気を生み出すために使われていました。
 80年代らしい活かし方です。
 しかし後半は同じ方法論が続くので
 フィニッシュを味わい深いものと感じさせるには今ひとつ足りなかった印象ですね。
 中々良い試合。
 (執筆日:7/1/10)

C決勝:ジャンク・ヤード・ドッグvs. ランディ・サベージ(11/7/85)
 サベージがヘタレなヒールという事もあり
 JYDのひどい受け、表現力が目立ちます。
 とてもレスラーの動きではないですね。
 ひどい試合です。

5試合目はわざわざ収録するほどの物ではない。
ヒーナンが頑張って試合を7分間に延ばしましたが・・・

隠しトラック
 メニュのPiperで→→→
 エクストラのPiper's Pitで←←←
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

@US王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(Starrcade 83)
  両者首だけで鎖を引っ張る。
  手で鎖を掴んで距離を詰める。
  パイパーが鎖をヴァレンタインに叩きつける。
  手で鎖を掴んで距離を詰める。
  ヴァレンタインが鎖を叩きつけようとするもパイパーに避けられる。
  殴り合い。
  離れる。
  鎖を掴んで距離を詰める。
  パイパーが鎖をヴァレンタインの脚に叩きつける。
  鎖を巻いて殴りつける。
  殴りつけてダウンさせる。
  鎖を引っ張って起こすと同時に引き寄せ殴りつける。
  パイパーは鎖を引っ張り上げヴァレンタインの股間にぶつける。
  殴りつけて倒す。
  ヴァレンタインが起き上がり頭部にエルボーを叩き込む。
  鎖を巻いて殴りつけていく。
  スナップ・メア。
  鎖を頭部に巻きつける。
  起こして殴りつける。
  パイパーがニー。
  鎖をヴァレンタインの口に鼻にと巻きつける。
  鎖で殴りつける。
  鉄柱に鎖を巻きつけヴァレンタインをコーナーに固定する。
  殴りつける。
  鎖を引っ張って引き寄せると名売りつける。
  ヴァレンタインが流血。
  ヴァレンタインがパイパーを倒してチョーク。
  場外に出る。
  パイパーが鎖を叩きつければヴァレンタインが鎖を巻いて殴りつける。
  パイパーは椅子を手にする。
  振り払われるも殴りつける。
  エプロンに上がる。
  鎖を引っ張ってヴァレンタインをエプロンに上げ殴りつける。
  ヴァレンタインがパイパーの頭部に鎖をたたきつける。
  マウント・パンチ。
  場外に下りるとパイパーを鉄柱にぶつけ殴りつける。
  椅子に叩きつける。
  リングに戻る。
  ロープ越しに頭を蹴りつける。
  入ってきたパイパーを、鎖を巻いて殴りつける。
  マウントでパンチ。
  パイパーは耳の辺りから流血。
  パイパーを殴りつけていく。
  ヴァレンタインがブレーン・バスターを狙う。
  パイパーが鎖を巻いて殴りつける。
  ヴァレンタインが殴りつける。
  頭部にエルボーを打ち倒す。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ロープに走ろうとする。
  パイパーが鎖を引っ張って倒す。
  クローズライン。
  マウント・パンチにストンピング。
  鎖を叩きつけていく。
  頭部に鎖をたたきつける。
  鎖を巻いてフィスト・ドロップ。
  ヴァレンタインが殴りつけていく。
  フレアーも殴り返す。
  ジャブを入れていき殴り倒す。
  起こして殴りつける。
  殴りつける。
  ヴァレンタインが肩膝を突く。
  ヴァレンタインがパイパーの首に鎖を巻きつける。
  ロープに振りクローズライン。
  ニー・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  両手を掴み押し込むもカウント1。
  鎖を拳に巻いてフィスト・ドロップ。
  カバーするもカウント1。
  ブレーン・バスターを狙う。
  パイパーが耐える。
  持ち上げられるパイパーは耐えて逆にブレーン・バスター。
  両者ダウン。
  パイパーがヴァレンタインの腹を殴りつける。
  ヴァレンタインが殴りつけコーナーに振る。
  スリーパーに捕らえる。
  レフェリー・チェックが入る。
  パイパーは腕を上げると鎖を拳に巻いていく。
  しかしその腕もだらりと落ちる。
  何とか拳を叩きつけのがれる。
  ヴァレンタインがセカンド・ロープから飛び頭部にエルボーを叩きつける。
  エルボー・ドロップ。
  セカンド・ロープに上がる。
  パイパーは鎖を引っ張って落とすと同時にダウン状態ながらクローズラインで迎撃。
  ヴァレンタインにマウントでパンチ。
  脚に鎖を絡ませて両脚を抱え込んで1,2,3!
  パイパーが新チャンピオンに!
  ヴァレンタインがパイパーを殴りつける。
  えぷろんん出だすと鎖を喉に巻きつけ締め上げる。
  止めようとするレフェリーを殴りつける。
  締め上げていく。
  パイパーに鎖で殴りつける。

試合結果

@US王座戦、ドッグ・カラー・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ロディ・パイパー(Starrcade 11/24/83)
Aサージェント・スローターvs.アイアン・シーク(ダブルDQ)(5/21/84)
BIC王座戦、ランバージャック・マッチ:グレッグ・ヴァレンタイン(ch)vs.ティト・サンタナ(3/17/85)
C決勝:ジャンク・ヤード・ドッグvs. ランディ・サベージ(カウント・アウト)(11/7/85)
Dウィーゼル・スーツ・マッチ:アルティメット・ウォーリアーvs.ボビー・ヒーナン(6/25/88)