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WWE:Smack'em Whack'emの分析


名勝負 なし
好勝負 IC王座戦、ラダー・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ(7/21/92)

BIC王座戦、ラダー・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ(7/21/92)
 HBKxラモンが最初のラダー・マッチという思い込みが作られているけど
 実はWWE最初のラダー・マッチは因縁深いこの絡み。
 ブレットはStampede Wrestlingで世界初のラダー・マッチも経験していますしね。
 さて試合ですがまず能動的スピードと受動的受けを組み合わさて、広い空間使いを可能にします。
 ラダーを取りに行く前の攻防もばっちりです。
 その一方でラダーに囚われすぎていません。
 実は通常試合と同じ考えで挑んでいて、
 過激度、エスカレーションではなくテンポの強弱、自己設定で試合を展開・構築させている。
 今からすると物足りないけどラダー上の相手に技をかける事もなく只引き摺り下ろすだけでしたしね。
 最後にラダーへのドロップ・キック、場外転落を使ったぐらいでしたか。
 しかし素晴らしい試合でお互いの理解という点では数え歌の中で最も優れているかもしれない。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:3/12/11)

DWWF王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ブレット・ハート(10/12/92)
 前年にIC王座戦を行った事もある両者。
 WWE王座戦、大観客向けにアレンジしていますね。
 レスリングよりもインサイド・ワークを前面に出しています。
 同時進行ではないもののお互いが自分のスタイルの良さを提供。
 フレアーはWWEに移籍してからではかなり良い働きをしていた方ではないでしょうか。
 ブレットはまだ足りない所もありますね。
 挑戦者という事を差し引いても4の字に拘りすぎですし
 丸め込みももっと効果的に見せる事が出来るはず。
 攻めタイプとはいえ受けから何も生まれていないのも
 フレアーと相対すると目立ってしまいますね。
 王座交代劇としては十分合格点を与えられる内容。
 ただ今から見てドリーム・マッチと呼ぶには至らない。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/12/11)

6試合目はテイカーの不死身振りとラモンの役者ぶりが見られるファン・マッチ。
試合以外はブッシュ・ワーカーズのスキット、ブレットのインタビュー、ヨコズナのインタビュー等が収録されています。
とても良いビデオです。 
特にブレット・ファンの人には最高のビデオといえるでしょう。
クラシック・ビデオの中では最高品質のビデオです。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

BIC王座戦、 ラダー・マッチ(WWF史上初):ブレット・ハート(ch)対HBK
 HBKがコーナーに押し込み腹にパンチ。
 殴りつけていく。
 ロープに振りヒップ・トスを狙う。
 耐えられたので首に脚をかけ一回転。
 ブレットがクローズライン。
 もう1発。
 殴りつけロープに振る。
 ショルダー・スルー。
 殴りつける。
 コーナーに振ってぶつける。
 腹にストンピング。
 ヘッド・バッド。
 アッパーカートで倒す。
 場外に出ようとする。
 HBKがタックルして防ぐ。
 コーナーにぶつける。
 エルボー。
 ロープに振るとキッチン・シンク。
 場外に下りるとラダーを取りに行く。
 リングへもってこようとする。
 ブレットが殴りつけ鉄柱にぶつける。
 リングに戻す。
 ヘッド・バッドで倒しエルボー・ドロップ。
 ラダーをもってリングにいれようとする。
 シェリーが邪魔をする。
 ブレットがシェリーに迫る。
 その隙にHBKがリングにラダーを引き入れる。
 気づいたブレットが戻りラダーを上るHBKを引き摺り下ろす。
 腹にパンチ。
 HBKがサミング。
 ブレットが腹に蹴り。
 殴り落としラダーを登っていく。
 HBKが引きずり落とす。
 ストンピング。
 ラダーで腹を突く。
 もう1発狙おうとする。
 かわされるもコーナーにラダーを立てかける。
 蹴り。
 ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
 ブレットが蹴り上げる。
 コーナー・ラダーに振ってぶつける。
 ラダーを中央に立てる。
 そして上っていく。
 ブレットが引き摺り下ろすとラダーも崩れてHBKの上に落ちる。
 ラダーを上っていく。
 HBKが後ろにつきラダーに叩きつけ落とす。
 ストンピング。
 ラダーを立て上ろうとする。
 ブレットが腹にパンチ。
 HBKがパンチ。
 ラダーをコーナーに立てぶつける。
 コーナーに振ってぶつける。
 コーナーをラダーに立てかけてからコーナーのブレットに突進。
 ブレットがカウンターで蹴り。
 セカンド・ロープから飛びクローズライン。
 ブレットが両脚を取って倒しコーナー・ラダーへスリング・ショット。
 バック・ブリーカー。
 ラダーを中央に立て上っていく。
 ベルトに手を伸ばす。
 HBKが引き摺り下ろす。
 ヘッド・ロック。
 ロープに飛ばされ両者激突・両者ダウン。
 HBKが先に起き上がりラダーを中央に立てる。
 両者上っていく。
 同時に殴ってラダーごと倒れる。
 HBKがロープに振ろうとする。
 ブレットが防ぎパンチ。
 HBKがロープに振る。
 シェリーがロープ越しに脚を掴む。
 HBKがその隙にスーパー・キック。
 バック・ドロップ。
 中央にラダーを立て上っていく。
 ブレットがラダーにドロップ・キック。
 ラダーが倒れHBKは場外に転落。
 ブレットがラダーを直し上ってベルトを奪取!
 ブレットの防衛!


DWWF 王座 戦:リック・フレアー(ch)対ブレット・ハート
  フレアーのセコンドにはヘニングがついている。
  腕の取り合いで試合開始。
  フレアーはブレーン・バスターを狙うも
  ブレットが脚をかけて防ぐと逆にブレーン・バスター。
  立て続けに攻撃を食らったフレアーは場外に避難する。
  ブレットは集中的に腕を攻めていく。
  フレアーは許しを請う振りから蹴りをいれ攻撃を止めると場外に投げ捨て回復の時間を稼ぐ。
  ブレットはサンセット・フリップを狙うも防がれる。
  再びサンセット・フリップへ。今度はフレアーのタイツを掴んで成功させる。
  尻丸見えのフレアーは蹴りつけてカウント2で逃れる。
  ブレットが猛攻を見せる。
  フレアーはたまらず場外に逃げるもみ倒れこむ。
  リングに戻るもヘッド・バットを食らうと倒れこむ。
  サミングから反撃すると4の字への布石となる脚攻めに着手する。
  ブレットはニー・ドロップを避けると4の字を狙う。 
  フレアーは蹴り飛ばして逃れるもブレットがお返しとばかりに脚攻めを開始。
  そして4の字!
  フレアーは何とかロープを掴む。
  ブレットはバック・スライドにいくもカウント2。
  フレアーはスリーパーをバック・ドロップに返すとスモール・パッケージ。カウント2。
  フレアーがブレットを痛めつけていく。
  カウント3が奪えないフレアーはいらついてレフェリーに八つ当たり。
  そこをブレットが丸め込むもカウント2。
  フレアーが4の字を決める!
  ブレットは反転させるもフレアーはそのまま更に反転させロープを掴む。
  フレアーは再び脚攻めにいく。
  そして4の字へといこうとする。
  そこをブレットが丸め込みに返すがカウント2。
  ブレットはコーナー上のフレアーを投げ落とすと
  勢いよく攻め込みロシアン・レッグ・スイープやセカンド・ロープからエルボー・ドロップ。
  フレアーがチョップを浴びせるもブレットは肩ひもを外し挑発。
  フレアーのチョップを耐えるとスーパープレックスからシャープ・シューター!
  ヘニングもレフェリーに止められどうすることもできない。
  フレアーがギブ・アップしブレットが新WWFチャンピオンに!

  フレアーがコーナーに押し込む。
  レフェリーが引き離す。
 フレアーがグラウンド・ヘッド・ロック。
 ハンマー・ロック。
 ブレットが返す。
 フレアーがロープに逃げる。
 組むとフレアーがコーナーに押し込む。
 レフェリーが間に入る。
 ブレットが腕を取る。
 フレアーがコーナーに押し込みクリーンに離れる。
 フレアーが蹴り。
 コーナーにやりチョップ。
 コーナーに振ってぶつける。
 ブレーン・バスターを狙う。
 フレアーが逆に決め手カバー。カウント2。
 ヘッド・バッドを決めコーナーに振る。
 ショルダー・スルー。
 シャープ・シューターを狙う。
 抵抗するフレアーの腹に蹴り。
 フレアーは場外で間をおく。
 リングに戻る。
 組むとブレットがヘッド・ロック。
 フレアーが腕を押し上げる。
 ブレットが反対に押して倒す。
 フレアーがコーナーに押し込む。
 ブレットはセカンド・ロープにのって締め上げる。
 離すも腕を取りグラウンドに倒す。
 フレアーがフロント・ヘッド・ロック。
 ブレットがハンマー・ロックにすぐ返す。
 フレアーがコーナーに押し込む。
 腕を取る。
 ブレットがすぐに取り返し腕にレッグ・ドロップ。
 フレアーはコーナーに下がり蹴り。
 チョップ。
 場外に落とす。
 ブレットはエプロンに上がるとショルダー・ブロック。
 サンセット・フリップへ。
 フレアーが耐え拳を打ち下ろす。
 ブレットはたまらず場外に転がり出る。
 エプロンに上がるとショルダー・ブロック。
 サンセット・フリップ。
 フレアーのパンツを引っ張り決める。カウント2。
 コーナーに振ろうとする。
 ブレットが振り返しショルダー・スルー。
 クローズライン。
 ロープに走りクローズライン。
 フレアーは場外に出ると自ら倒れる。
 リングに戻る。
 ブレットがヘッド・バッド。
 自ら倒れたフレアーをカバー。カウント2。
 フレアーがサミング。
 コーナーに振ってぶつける。
 コーナーに振ってぶつける。
 ロープに走り脚を蹴り。
 ニー・クラッシャー。
 コーナーにもたれさせ顔に拳。
 コーナーにもたれさせチョップ、顔に拳。
 ニー・ドロップへ。
 ブレットがかわし4の字を狙う。
 フレアーが蹴り飛ばしコーナーにぶつける。
 ヘッド・ロック。
 ブレットがニー・クラッシャー。
 脚にエルボー・ドロップ。
 もう1発。
 4の字を決める。
 フレアーがロープを掴む。
 ブレットが脚にエルボー・ドロップを狙うもかわされ自爆。
 フレアーがロープに振りヒップ・トスを狙う。
 ブレットはバック・スライド。カウント2。
 フレアーが腹にパンチ。
 殴り倒す。
 ロープに振る。
 ブレットが振り返しスリーパー。
 フレアーがバック・ドロップに切り返す。
 両者ダウン。
 ブレットがフレアーを起こそうとする。
 フレアーがインサイド・クレイドル。カウント2。
 バタフライ・スープレックス。カウント2。
 ニー・ドロップを決めるもひざが痛む様子。
 コーナーに振りチョップで倒す。
 カバー。カウント2。
 もう1度カバーするがカウント2。
 フレアーがレフェリーに文句を言う。
 ブレットが丸め込み。カウント2。
 ブレットがヘッド・ロック。
 フレアーがニー・クラッシャーから4の字。
 ブレットが反転させる。
 フレアーはブレットが引きずる脚にストンピング。
 チョップ。
 脚にニー。
 腕を取り蹴りつける。
 脚を引っ張る。
 4の字を狙う。
 ブレットがインサイド・クレイドル。カウント2。
 フレアーがチョップ。
 ブレットがパンチ。
 殴りあう。
 ブレットがパンチを連打。
 コーナーに振って突進。
 フレアーがカウンターで蹴りをいれ倒す。
 コーナーに上る。
 ブレットが捕まえデッドリー・ドライブ。
 コーナーに振りショルダー・スルー。
 エルボー・ドロップ。
 カバー。カウント2。
 ロシアン・レッグ・スイープ。
 カウント2。
 バック・ブリーカー。
 セカンド・ロープにのりエルボー・ドロップ。
 カバー。カウント2。
 ブレーン・バスター決める。
 カバー。カウント2。
 フレアーがコーナーにやりチョップ。
 ブレットが肩紐を外しもっと打ってみろという。
 チョップに対しパンチで返し殴りつけていく。
 倒れたフレアーを起こしコーナーの上にのせる。
 スーパープレックス。
 シャープ・シューターを決める。
 ヘニングがエプロンに上がるもレフェリーが下がらせる。
 フレアーがタップしブレットが新チャンピオンに!

試合結果

@クラッシュvs.バーサーカー
Aリポ・マンvs.アースクエイク
BIC王座戦、ラダー・マッチ:ブレット・ハート(ch)vs.ショーン・マイケルズ
CWWF王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.カマラ 
DWWF王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ブレット・ハート(新チャンピオン!)
Eアンダーテイカーvs.レイザー・ラモン