TOPアメリカン・プロレスWWE 1999年 →WWE:Royal Rumble-No Chance in Hell! 1/24/99

WWE:Royal Rumble-No Chance in Hell! 1/24/99の分析


名勝負 なし
好勝負 WWF王座戦、アイ・クイット・マッチ:マンカインド(ch)対ザ・ロック

DWWF王座戦、アイ・クイット・マッチ:マンカインド(ch)対ザ・ロック
 アイ・クイット・マッチの欠点は
 アイ・クイットと聞く度に流れが切れやすく
 試合構築が難しい事にありますね。
 しかしザ・ロックとなると話は別。
 只アイ・クイットかと聞きはしない。
 あのマシンガン・トークで
 挑発や侮蔑の言葉を交えて聞くのでこれもまた見所になってしまうんですね。
 そのザ・ロックに決して格好良い姿をしていない
 マンカインドが機材に落とされようが手錠をされようが
 立ち向かっていくんですから絵になりますし盛り上がりますね。
 最後のフィニッシュもWWFらしいし
 両者の商品価値を最大限に高める物で素晴らしいですね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/3/09)

Eロイヤルラ ンブル
 ビンス対オースチンから始まり
 ビンスがオースチンが落として優勝するという結末で終わる衝撃の試合・・・
 ですが余りに中身が無さ過ぎます。
 オースチンはバック・ステージに移行した後
 襲撃されて病院送りになり終盤まで戻ってきませんし
 ビンスは実況席に陣取りほとんど参加せず。
 そんなこんなでリングはトップ・スター不在で
 まったくもってつまらない時間が過ぎましたね。
 数少ない盛り上げネタも出オチだったり
 ケインが一掃するも医師団を追って自ら脱落とか
 試合を盛り立てていくには足りず。
 平均より少し上。
 (執筆日:10/3/09)

 WWF王座戦は良かったですけれど
 RRがひどく他のカードもRRにしては微妙なものばかりですね。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

DWWF王座戦、アイ・クイット・マッチ:マンカインド (ch)対ザ・ロック
  マンカインドは猛攻撃からマイクを向けるが返ってくるのは侮辱の言葉のみ。
  マンカインドはマイクで殴りつけ、道連れクローズライン。
  ザ・ロックは鉄階段に振りかえすと油断して実況し、椅子攻撃を食らう。
  マンカインドはザ・ロックをリングに戻し、ダブルアームDDT!
  Mrソッコを装着し、マンディブル・クロー!
  しかしザ・ロックはアイ・クイットとは言わない。
  反撃を開始したザ・ロックはゴングを頭につけ、ならす。
  更にスペイン語実況席上でロック・ボトムを狙うも
  重みに耐えられず、実況席が壊れてしまう。
  ザ・ロックはコンクリート上のDDT後ラダーを持ち出してくる。
  マンカインドはラダー攻撃を防ぐと、
  ラダーの下のザ・ロックにエルボー・ドロップを狙うも自爆。
  二人は2階の柵の前で攻防を繰り広げる。
  ザ・ロックはロー・ブローからマンカインドを殴り落とすと、
  マンカインドは機材に激突!
  ザ・ロックはマンカインドをリングに戻すと、マンカインドの両手に手錠をかける。
  ザ・ロックは防御できないマンカインドを殴りつけていく。
  マンカインドはロー・ブローと噛みつきで反撃するも、攻撃が続かない。
  ザ・ロックはマンカインドに椅子を乗せピ−プルズ・エルボー!
  しかしマンカインドはアイ・クイットと言わない。
  ザ・ロックは椅子でひたすら叩く。
  アイ・クイットと言わないマンカインドにザ・ロックは奥の手を使う。
  録音したアイ・クイットの声を流したのだ!
  これにレフェリーはザ・ロックの勝利を宣言し、
  ザ・ロックが新WWFチャンピオンに!


Eロイヤルランブル
  ビンスはゴングが殴ると同時にオースチンにクローズラインを狙うも逆にやられる。
  オースチンは中指を立てボディスラム。
  そしてビンスのグレープフルーツを蹴りつぶす。
  オースチンはビンスを落とさずにテーズ・プレス。
  オースチンが3番目の選手を落としている隙にビンスは逃げ出す。
  オースチンはビンスを追って場外にいくが、ヒール陣にやられる。
  ギルバーグが出てくるもアピールしている間に落とされる。
  クロローブに身を包んだテイカーが出てきてメイベルを拉致していく。
  18番目にケイン登場。
  リングを一掃するも自分を拘束しようとやってきた医師団を追って自ら脱落。
  ビンスが戻ってきて実況席に座る。
  シャムロック、テスト、ビリー・ガンが争う中
  オースチンが救急車に乗って戻ってくる。
  ビンスはリングに逃げボスマンに攻撃させ、再び実況席に。
  次の出場者はHHH。  
  25番目にXーPacが登場。
  数人に狙われてオースチンは苦戦する。
  オースチンは実況席にくると水を飲み、そしてビンスにぶっかける。
  バトル・ロイヤルに優勝し、30番手を勝ち取ったチャイナが入場
  マーク・ヘンリーを落とすも、すぐさまオースチンのクローズラインで脱落してしまう。
  オースチンはHHHにスタナー!HHHを落とす。
  オーエンはコーナーにいるオースチンに攻撃を仕掛けるも
  ショルダー・スルーで返され脱落。
  リングに残っているのはオースチン、ディーロにボスマン。
  ディーロはボスマンとの連携からオースチンにフロッグ・スプラッシュ。
  しかしボスマンが裏切って落とす。
  ボスマンにスタナーが炸裂!
  リングに残ったのはオースチン!
  オースチンはビンスに襲いかかる。
  ビンスの脳天に椅子をたたき込む。
  オースチンはビンスをリングに入れる。
  ビンスは油断したオースチンにロー・ブロー。
  しかしスタナー!
  ここでザ・ロックがリング際に出てきて挑発する。
  ザ・ロックがオースチンをロープ際におびよせたところで
  ビンスがオースチンを落とす。
  優勝者はビンス・マクマホン!!
  ビンスはシェイン、ブリスコ、パターソンとビールで乾杯。

試合結果

@ビッグ・ボス・マン対ロードドック
AIC王座戦:ケン・シャムロック(ch)対ビリー・ガン
Bヨーロピアン王座戦:X-Pac(ch)対ガングレル
C女子王座戦、レザー・ストラップ・マッチ:セイブル(ch)対ルナ
DWWF王座戦、アイ・クイット・マッチ:マンカインド(ch)対ザ・ロック(新 チャンピオン!)
Eロイヤルランブル(優勝者:ビンス・マクマホン!)