TOPアメリカン・プロレスWWE 1999年 →WWE:No Mercy II 10/17/99

WWE:No Mercy II 10/17/99の分析


名勝負 なし
好勝負 テリー・ルネルズ・インビテーショナル・ラダー・マッチ:ハーディーズvs.エッジ、クリスチャン

Eテリー・ルネルズ・インビテーショナル・ラダー・マッチ:ハーディーズvs.エッジ、クリスチャン
 WWF初のタッグによるラダー・マッチに挑むという事で彼らも不安だったのでしょう。
 マットがいきなりロープ・ワークをミスしていましたが
 それはともかくとして返って慎重な構築と素晴らしいハードコア・ワークを引き出しました。
 序盤はラダーのある花道とリング、つまり坪型の空間を意識した動きで作り上げます。
 また基本にのっとって順々に過激度を上げていきます。
 そして何より今回の肝。
 タッグという事を強く意識していて
 4人が順繰りにパート・ワークをこなし、2人同時に動くべき所は動いています。
 完成度が高くない部分も独創的なラダー・ムーブを繰り出して埋めていますね。
 最後のフィニッシュもタッグならではで素晴らしいです。
 只素直すぎる答えで情熱が伝わりにくいし、
 技が無印故に成り立っている部分があるのは否定できない。
 陰日向にあったタッグ・シーンに一気に光を当てた試合でした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/4/09)

CIC王座戦、グッド・ハウスキーピング・マッチ:ジェフ・ジャレット(ch)vs.チャイナ
 ただのハードコアな乱戦ですが
 家庭用品に目をつけて面白おかしく演出できる所がWWFの凄み。
 チャイナもテーブル自爆など体を張りましたね。
 まあまあ良い試合です。
 (執筆日:2/20/10)
 
3,8試合目が良い試合。

7試合目も良い試合、要素要素としてはいいものがあるが
流れがあまり良くない。

HWWF王座戦、エニシング・ゴーズ:HHH(ch)vs.スティーブ・オースチン
 入場時から始まる場外戦は
 柵やクレーン・カメラを使うし、観客席にも入るワイルド・ブロウルで素晴らしい物があります。
 しかしリングに1度入ってからは
 オースチンの体調のせいで誤魔化し誤魔化し、
 無駄に長引かせた内容になっています。
 それでも凶器と乱入劇、試合後の乱闘で帳尻を合わせてくる所がWWFの凄い所か。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:12/13/09)

ラダー・マッチがDVD化されている事を考えると
チャイナ・ファンだけが手に入れるべきもの。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Eテリー・ルネルズ・インビテーショナル・ラダー・マッチ:ハーディーズvs.エッジ、クリスチャン
  中央で相対。
  ハーディーズが胸を突く。
  エジクリが殴りつけていきロープに振る。
  クリスチャンがジェフにショルダー・スルー。
  エッジがロープ・ワークをミスしたマットにヒップ・トス。
  エジクリは場外に下りるとラダーを取りにいく。
  ハーディーズが背後から殴りつける。
  エジクリが殴りつけリングに戻す。
  ターン・バックルにぶつける。
  クリスチャンに振られたエッジがマットにスピアー。
  エッジに振られたクリスチャンがジェフにクローズライン。
  場外に下りてラダーを取りにいく。
  マットが追いついて殴りつける。
  ジェフもやってきて殴りつける。
  エジクリをリングに戻す。
  ハーディーズはエッジをロープに振るとバック・エルボーからフィスト・ドロップ+レッグ・ドロップ。
  ガングレルにラダーを持ってくるよう言う。
  レフェリーはガングレルに退場するよう言う。
  エッジが突進してきたジェフに場外へのショルダー・スルー。
  マットがエッジにクローズラインを決めてエプロンに落とす。
  クリスチャンがマットにリバースDDTを狙うも逃げられる。
  エプロンのエッジがラダーを持ったジェフにドロップ・キック。
  マットがエプロンに出てラダーを持ったエッジにクローズライン。
  ラダーを手にしたマットにクリスチャンが三角飛びブランチャ。
  クリスチャンはリングにラダーを入れて立てると登っていく。
  ジェフがクリスチャンを引っ張って落とし登っていく。
  エッジがジェフを引っ張って落とし登っていく。
  マットがラダーを倒す。
  クリスチャンがラダーを取ろうとしたマットを殴りつける。
  ラダーを叩きつける。
  ジェフもラダーを持つ。
  クリスチャンはラダーを押してジェフをコーナーに串刺しにするとラダーを駆け上がってドロップ・キック。
  エッジがラダーをコーナーに立てる。
  エジクリがそのラダーにマットを振ってぶつける。
  エッジがクリスチャンを踏み台にマットへクロス・ボディを狙う。
  避けられ自爆。
  ジェフがクリスチャンを殴りつける。
  ラダーを立てて登っていく。
  クリスチャンが途中で捕らえリバースDDT。
  ラダーを登っていく。
  マットが途中で捕らえバック・ドロップ。
  マットがラダーを登っていく。
  エッジが捕らえパワー・ボム。
  ラダーを登っていく。
  ジェフがミサイル・キックで落とす。
  立ててあるラダーをマットに置く。
  マットがエッジをその上にのせる。
  ジェフがスワントーン・ボムを決める。
  コーナーにラダーを立てかける。
  クリスチャンを振ってそのラダーにぶつける。
  ジェフがマットを踏み台にレッグ・ラリアットを決める。
  2人でラダーを持ってクリスチャンにぶつける。
  コーナーにラダーを立てマットが支える。
  ジェフはコーナー上からラダーを跳び箱のように越えてレッグ・ドロップ。
  クリスチャンの上にラダーをのせジェフが押さえる。
  マットがムーンサルトを決める。
  ラダーを中央に立てジェフが登っていく。
  ラダーを持ってエッジが入ってきてマットをラダーで突く。
  ラダーをジェフに叩きつけて落とす。
  コーナーのマットにラダーをぶつけ立てかける。
  ジェフをスリング・ショットでそのラダーにぶつける。
  エッジが中央に立てたラダーを登っていく。
  マットが目の前のラダーを投げつけてラダーごと倒す。
  ハーディーズはラダーを持つとエッジにぶつけようとする。
  エッジが伏せるとそのラダーめがけクリスチャンがダイビング・ボディ・アタック。
  ラダーをスライドさせてコーナーに座ったマットの股間にぶつける。
  そしてドロップ・キック。
  ジェフをラダーでサンドイッチして叩きつけていく。
  エッジはクリスチャンを前に抱えるとそのラダーの上に倒す。
  エッジがラダーをコーナーに立てかける。
  エジクリはマットをロープに振るとフラップジャックでそのラダーにぶつける。
  中央に2脚並べて立てる。
  ジェフがクリスチャンにツイスト・オブ・フェイト。
  エッジがラダーを登っていく。
  ジェフが横のラダーを登って殴りつける。
  エッジは殴り返すとそこからダウンワード・スパイラル。
  エッジがラダーを登っていく。
  マットが殴りつけ横のラダーを登っていく。
  そこからネック・ブリーカー。
  ジェフとクリスチャンがふらふらになりながらラダーを挟むように登っていく。
  天井でクリスチャンがジェフを殴りつけヒップ・トスのような形で投げ落とす。
  エッジがマットをラダーで突いて落とす。
  クリスチャンがジェフをコーナー上にのせる。
  開いたラダーを横にして置き、その上にラダーをのせる。
  クリスチャンがジェフにスーパープレックスを狙う体勢。
  更にエッジがクリスチャンを肩車してサポートしようとする。
  マットがエッジを殴りつけて防ぐ。
  エッジを落とす。
  マットとクリスチャンが殴りあい。
  ジェフがコーナー上から先ほどのラダーに飛び降りるとシーソーのようにして2人にぶつかる。
  ジェフがラダーを手にする。
  そこにエッジがスピアーを決める。
  ラダーを立てるとエッジとマットがラダーを挟む形で登っていく。
  横にもラダーが立てられ、クリスチャンとジェフがラダーを登っていく。
  頂上で殴りあう。
  エッジが横のラダーを倒す。
  しかし自分のラダーも倒れる結果に。
  4人はロープにぶつかりダウン。
  エッジがラダーを立てて登っていく。
  ジェフはラダーを立て登っていくがラダーの位置は中央からずれている。
  マットがエッジの反対側から登っていく。
  クリスチャンがジェフの反対側から登っていく。
  頂上で殴りあう。
  エッジがマットの頭部をラダーにぶつける。
  マットは落ちるも着地。
  衝撃でロープにもたれると反動からジェフ、クリスチャンがのったラダーを倒す。
  ジェフはそこから中央のラダーに飛び乗りエッジを殴り落とす。
  そして賞金を手にする!

試合結果

@ゴッドファーザーvs.ミデオン
A女子王座戦:アイボリー(ch)vs.ファビュラス・ムーラ(新チャンピオン!)
Bホーリーズvs.ニュー・エイジ・アウトローズ(DQ)
CIC王座戦、グッド・ハウスキーピング・マッチ:ジェフ・ジャレット(ch)vs.チャイナ(新チャンピオン!)
Dザ・ロックvs.ブリティッシュ・ブルドッグ
Eテリー・ルネルズ・インビテーショナル・ラダー・マッチ:ハーディーズvs.エッジ、クリスチャン
Fバル・ヴィーナスvs.マンカインド
GX-Pacvs.ファルークvs.ケインvs.ブラッドショー
HWWF王座戦、エニシング・ゴーズ:HHH(ch)vs.スティーブ・オースチン